JPS5847491B2 - 補強用織物 - Google Patents

補強用織物

Info

Publication number
JPS5847491B2
JPS5847491B2 JP53146676A JP14667678A JPS5847491B2 JP S5847491 B2 JPS5847491 B2 JP S5847491B2 JP 53146676 A JP53146676 A JP 53146676A JP 14667678 A JP14667678 A JP 14667678A JP S5847491 B2 JPS5847491 B2 JP S5847491B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
warp
cords
cord
weft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53146676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5493166A (en
Inventor
ゲルマイン・ベルバウヒード
ロゲル・バナシユ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bekaert NV SA
Original Assignee
Bekaert NV SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB21601/78A external-priority patent/GB1583853A/en
Application filed by Bekaert NV SA filed Critical Bekaert NV SA
Publication of JPS5493166A publication Critical patent/JPS5493166A/ja
Publication of JPS5847491B2 publication Critical patent/JPS5847491B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • D03D1/0094Belts
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/02Yarns or threads characterised by the material or by the materials from which they are made
    • D02G3/12Threads containing metallic filaments or strips
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D1/00Woven fabrics designed to make specified articles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2505/00Industrial
    • D10B2505/02Reinforcing materials; Prepregs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3065Including strand which is of specific structural definition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3179Woven fabric is characterized by a particular or differential weave other than fabric in which the strand denier or warp/weft pick count is specified
    • Y10T442/322Warp differs from weft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3854Woven fabric with a preformed polymeric film or sheet
    • Y10T442/387Vinyl polymer or copolymer sheet or film [e.g., polyvinyl chloride, polyvinylidene chloride, polyvinyl acetate, etc.]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Belt Conveyors (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、スチールコードの縦糸と、スチールの横糸
とを備えたゴム又は弾性合成樹脂補強用織物に関する。
ゴム等から成るコンベアーベルトを補族するために、ベ
ルトの長手方向(以下縦方向という)にスチールワイヤ
ーを配して第1の層とし、さらに縦方向の耐剪断性(裂
け目が縦方向にはいることを妨げる性質)を高めるため
に、長手方向に直交する方向(以下横方向という)にス
チールコードを配した第2及び第3の層をそれぞれ前記
第1の層の上下に形戒することはすでに知られており、
例えば英国特許第915159号に記載されている。
しかしながら、複数の異なる層を採用すると、ベルトの
製造が困難になる。
また、ベルトの剛性が高くなる結果、使用の際に、運搬
物がこぼれないようにするためにベルトをとい状にして
用いることが困難になる。
従って、この発明の目的は、ただ一層から戒る補強用構
造物、すなわち縦方向の強度、耐ショック性、耐衝撃荷
重性及び縦方向の耐剪断性を増大させることができるス
チール織物を提供することである。
すなわち、この発明は、スチール製コードから成る縦糸
と、スチール製横糸とを備え、前記縦糸を構成するコー
ドは実質的に波状に屈曲するよう配設され、かつ破断荷
重の10%の荷重下で1〜2%の伸びを有し、一方前記
横糸は実質的に直線状に配設され、さらに前記縦糸と前
記織物の中間面とがそれらの交差点で形或する角度が6
.5度〜12.5度である、ゴム又は弾性合或樹脂補強
用織物を提供する。
この明細書において、「ワイヤ」とは素線を意味し、
「コード」とはワイヤを束ねて撚ったものを意味する。
もつとも、コードとワイヤの中間に位置する構成単位が
あるときは、これを「ストランド」と呼んでいる。
例えばワイヤを複数本よったものをさらに複数本よって
コードとした場合に、最初にワイヤを複数本よってでき
た構或単位をストランドと言う。
コードとワイヤの間に位置する構或単位が存在しないと
きには、そのコードについてストランドという概念は存
在しない。
また、 「織物の中間面」とは、織物を平面上に載置し
た場合に、この平面と平行であって、実質的に直線上に
配設されたそれぞれの横糸の任意の横断面の中心を通る
平面をいう。
従って、中間面の端面ば、第1図において、3本の横糸
2の断面の中心を通る一点鎖線によって表わされる。
ここで、縦糸コードの伸びを上述のように限定した意義
について説明する。
第4図には、ゴム等を補強するために従来から用いられ
ているスチール織物の縦糸コードの伸び率と、この発明
の織物の縦糸コードの伸び率とが示されている。
図中Aは前者を、Bは後者を示す。
この図からわかるように、この発明の織物の縦糸コード
の、その破断荷重の10%の荷重における伸び率は、従
来のものに比べて5倍ないし10倍も大きくなっている
このような大きな伸び率を有する縦糸コードがもたらす
特有の効果を次に説明する。
縦糸及び横糸にスチールを用いた従来の織物における極
めて重大な問題として、縦糸及び横糸の交差点でのこれ
らの相互摩擦による損傷ということがある。
このような損傷がある箇所では、ゴムとコードとの接着
が悪くなり、しばしばゴムと織物とがはがれやすくなる
ことがある。
驚くべきことに、縦糸コードの伸び率がこの発明におけ
るような値、すなわち破断荷重の10%の荷重において
1%〜2%、を有する場合には、このような相互摩擦に
による損傷が大きく減少されることがわかった。
従って、この縦糸コードの伸び率を上記のように範囲内
に設定することによって、縦糸と横糸との相互摩擦によ
る損傷がなく、その結果ゴムとの接着が非常に良好な織
物を提供することができる。
さらにこの織物をコンベアベルトに用いた場合の、この
数値限定によってもたらされる特有の効果として、(1
)ベルトの伸び率が理想的なものとなり、(2)ベルト
の縦方向の可撓性が大きく、小さな直径の駆動ドラムを
用いることができ、(3)クリープ伸びがなく、(4)
ベルトが局部的な衝撃をよく吸収し、衝撃を受けた部分
の引っ張り強さが減少しない、等があげられる。
これらの効果については後に述べる。
また、縦糸と織物の中間面とがそれらの交差点で形成す
る角度を小さ<6.5〜12.5度に限定したのは次の
理由による。
縦糸の波状屈曲は純粋に弾性変形によるものである。
そのため、縦糸は、横糸との接触点において横糸に圧力
を及ぼしている。
従って、上述の角度が12.5°よりも大きな場合には
、その圧力が大きくなり、糸が接触点において摩耗した
り、互いに食い込んだりする。
また、隣接する横糸間の距離が小さくなりすぎるため、
織成作業が困難となり、その能率が低下する。
さらに、織物が不必要に重くなり、横方向の剛度が不必
要に大きくなり、一方、縦方向の剪断強度はほとんど改
善されない。
また、縦方向の引っ張り強度は減少する。
この角度が6.5°よりも小さい場合には隣り合う横糸
間の距離が大きくなって所期の縦方向の切断強度が得ら
れなくなる。
さらに、横糸間の距離が大きいために、横糸の位置がず
れてしまう。
従って、この角度は6,5〜12.5度であり、好まし
くは8〜10度である。
次に、図面に基づいてこの発明の実施態様を説明する。
第1図は、この発明の織物の縦断面図を示す。
1はスチール製コードの縦糸であり、2はスチール製の
横糸である。
横糸はスチール製のワイヤー又はコードを用いることが
できる。
もつとも、コードの方が可撓性に富むので好ましい。
0. 3 0 +6X0.25構造のスチール製コード
を横糸として用いると、鋭い切断要素、及び特に比較的
鈍い切断要素による切断試験において、高い縦方向の剪
断強度を示すので好ましい(ここで、0.30+6X0
.25構造とは、直径0.30mmのワイヤをコアとし
、これを直径0. 2 5 mmのワイヤ6本が取り囲
んで束ねられ、これら7本のワイヤが一緒に撚られてコ
ードを形威していることを意味する。
以下、a+nXbという表示は、直径a1n7ILのワ
イヤを中心とし、これを直径bmrnのワイヤn本が取
り囲んで、合計(n+1)本のワイヤが一緒に撚られて
コードを形成していることを示す。
)また、高い伸び率を有するコードを横糸として用いる
ことも好ましい。
例えば、破断荷重の10%の荷重で2.5%の伸びを示
す3X7X0.15構造のコードである(ここで、3
X 7 X 0. 1 5構造とは、直径Q,15mm
のワイヤが7本束ねられ、撚られてストランドとなり、
このストランドが3本束ねられ、撚られてコードを形成
していることを意味する。
以下、mXnXaという表示は、直径aimのワイヤが
n本よられ、さらにこのようによられたものがm本よら
れてコードを形成していることを示す。
]もつとも、破断荷重の10%の荷重における伸びが3
%を超えるものは、織成作業を困難にする。
3X7X0.15構造のコードは、一般的に0. 3
0+6 X O. 2 5構造のものよりも耐衝撃性に
優れ、縦方向の耐剪断性も良い。
さらに、織物は一般に、カレンダ工程においてゴム内に
埋め込まれる際に、いく分圧縮されてその厚みを減ずる
が、伸び性が大きな横糸は、小さなものよりも、多少波
形(隣り合う縦糸の上および下を通る)になりやすい。
また、上述のように、縦糸と織物の中間面とがそれらの
交差点で形戒する角度α(以下、角度αという)は6.
5〜12.5度である。
織物の厚みを最小に保つために、断面が長方形(例えば
幅1M!i!、厚み0.25關)の、平たいワイヤを用
いることが好ましい。
この場合、長方形の長辺を織物の中間面に平行となるよ
うに配設する。
適当な伸び性を有する縦糸コードは、一般に中心となる
コアワイヤを有しておらず、好ましくは、3Xn,4X
n,5Xnタイプである(ここで、3Xnタイプとは、
n本のワイヤがよられてストランドとなり、このストラ
ンドが3本よられてコードを形或していることを意味す
る。
以下、a×nタイプのコードとは、n本のワイヤがよら
れたものがさらにa本よられて形成されたコードを指す
もつとも、nが1の場合にはストランドは存在しなくな
る。
)。nは1ないし7が好ましいが、7より大きくしても
かまわない。
n本のワイヤからなる構成単位ストランドの撚り方向は
コードの撚り方向と同じであり、その撚り長さは比較的
長く、例えば9ないし20mmである。
束ね撚り工程において、コードは、その構造があまり密
にならないように撚られているので、織或後においても
、コード内にわずかな空隙が存在している。
そのため、コード内へのゴムの侵入が大幅に改善され、
ゴムと補強織物との固着性及びゴム内にある織物の耐蝕
性が向上する。
ワイヤを束ねて撚ってつくられるこれらのコードの引っ
張り強さは、もとのワイヤのそれよりも一般に小さくな
る。
従って、重量をなるべく軽くするという観点から、可能
な限り細い縦糸コードで十分k引っ張り強さを得るため
に、もともと引っ張り強さの大きなワイヤを用いること
が好ましい。
種々の織或パターンが可能である。
もつとも、隣り合うコードの撚り方向は、交互にS字撚
り及び2字撚りであることが好ましい。
また、隣り合う縦糸コードは、同一の横糸のそれぞれ上
および下を通っていることが好ましい。
しかしながら第2図に示すように、縦糸コードを群ごと
に配設することもできる。
すなわち、第2図は織物の横断面図であるが、この図に
示すように、数本の隣接する縦糸コードをもって1つの
群(図中3〜5)となし、これらの縦糸コード群がそれ
ぞれ交互に1本の横糸の上下を走っているようにしても
よい。
すなわち、1つのコード群内のコードを同一位相の波形
を描くように互いに平行に配設し、一方、相隣り合うコ
ート゛群のコードは互いに逆位相の波形を描くように配
設してもよい。
1つのコード群を構或するコードの数は最大4本である
ことが好ましい。
また、横糸も、例えば隣接する2本をもって1つの群と
してもよい。
織物の端部において織物がほどけることを防止するため
に、縦糸と横糸を、端部領域のこれらの接触点において
は、例えば接着剤によって結合することができる。
また、織物の縦方向の端部領域の縦糸コードをポリエチ
レンワイヤに代え、これを局部的な加熱によって、多数
の接触点で横糸に接着することもできる。
あるいは、第3図に示すように、織或作業中に、結束糸
6を縦方向の端部領域に挿入することもできる。
大きな引っ張り強度と適当な伸び特性とを有し、クリー
プを生じない薄い一層の補強層をゴム内に埋め込むこと
は容易に行なうことができ、これによって縦方向の可撓
性を有しかつ最適の横方向の剛度及び縦方向の切断強度
を与えることができるので、この発明の織物はゴム製の
コンベアベルトを補強するために特に適している。
従って、ベルトを駆動するためのドラムとして、直径の
小さなものを用いることができる。
織物は、多少とも空隙を含んだ構造をしているので、製
造工程中(カレンダ工程,加硫工程)又は使用中(例え
ばベルト上に物体が落下するなどの衝撃荷重による)に
おける、縦糸の軸方向の圧縮応力や、引っ張り応力を縦
糸コードが容易に吸収する。
縦糸コードの破断荷重の約10%の引っ張り荷重をベル
トに加えた場合でも、一般にベルトはなお約0.5%の
伸び率を有している。
ST500ないしST2000クラスの強度(ST50
0とは、幅ICrrLのベルトの縦方向の弓つ張り(破
断)強さが500kj9であることを示す。
以下、STいくらという表示は、幅1c1rLのベルト
の縦方向の引っ張り強度をkg単位で示している。
)を有するコンベアベルトの製造において、必要とされ
る強度な達或できる縦糸コードの直径は1.25ないし
3.8關である。
幅1cIrLあたりのK糸コードの数は2.5ないし5
本程度である。
実施例 1 幅90ynrnのゴム製コンベアベルトを補強し、ST
630クラスの強度を有するベルトにするために、次の
特性を有するスチールコード織物をつくった。
(イ)縦糸の構造:(a)構造;4X4X0.22(ス
トランドとコードの撚り方向は同じ)(b)撚り長さ;
ストランド9,5間、コード12關(C)コードの直径
; 1.3 3mm (d)1 4 6N (破断荷重
の10%)の負荷の下での伸び率;1.3% (e)ワ
イヤは真ちゅうによって被覆されている。
(口)横糸:7X0.25構造(直径0.25mmのワ
イヤを7本束ねて撚ったもの)の真ちゅう被覆スチール
コード ←→ 織物の構造:(a)幅875mm(b)幅ICr
I′Lあたりの縦糸コード数;4.6本 (C)隣り合
う縦糸コードは交互にS字撚り及びZ字撚りであり、そ
れぞれ一本の横糸の上下を交互に通っている。
(d)ヘルトの長さ1mあたりの横糸コード数;73本
(その結果角度αは9.5°になる)(e)織物の厚さ
;2.67闘 織物の縦方向の端面ば、織物がほどけることを防止する
ために、最も外側の縦糸を横糸に、それらの接触点の8
箇所に1箇所ごとで接着剤(ロクタイト・IS・415
−アクチベーターIS71(米国ロクタイト社の登録商
標))によって接着した。
この補強用織物は、既知のカレンダ工程によってゴム製
コンベアベルト内に組み込んだ。
加硫後、全長にわたってなめらかでまっすぐなベルトが
得られた。
縦糸コードの破断荷重の10%の縦方向の引っ張り荷重
の下で、ベルトの縦方向の伸び率は0.5%であった。
これは、コンベアの理想的な作動条件である。
ベルトの厚さは10關であった。
補強された中心層の厚さは約3mmであり、ゴム組成物
を、スチールコードによく接着した状態で含んでいた。
この中心層の上を覆っている、ベルトの上層は、耐摩耗
性の高い、厚さ5關のゴムから成り、一方、中心層の下
面を覆う下層の厚さは2間であった。
スチールコード織物自体の引っ張り強さの2%ないし1
0%の荷重を、30分間に渡ってベルトに周期的に加え
た(4Q周期)。
この試験後、クリープ伸びはみもれなかった。
すなわち、上述の2%の荷重の下でのベルトの長さは、
試験前に同じ負荷をかげたときの長さと同じであった。
一方、繊維織物によって補強された。
同程度の引っ張り強さを有するベル}(4EP160)
に同じ試験を行なったところ、O、3%のクリープ伸び
が記録された。
この実施例のベルトに、また、衝撃試験を行なった。
ベルトにその引っ張り強さの10%の負荷をかげながら
、これを支持面上に載置した。
そして球状(半径50mrIL′)の下部を有する10
kgの衝撃物体を、2.5mの高さから5回、ベルト上
の同じ部位に落下させた。
この衝撃部位を含むベルト片(幅2crrL)の、縦方
向の引っ張り強さを側定したところ、もとのべクトノレ
の少なくとも95%の弓つ張り強さを保持していること
がわかった。
この結果は、上述の、繊維織物で補強されたベルト(4
EP160)について行なった同じ衝撃試験の結果(観
察された引っ張り強さの減少は18%ないし57%であ
った)に比べて非常に好ましいものである。
ベルトの横糸はスチールであるので、クランプ又はフッ
クによるベルトの機械的な結合が容易になる。
ミネット(ゼネラル・スプライス社の登録商標)( M
inet )クランプのような、従来からの機械的結合
部材を用いてベルトを結合したところ、結合部分の引っ
張り強さは、ベルトの引っ張り強さの60%以上であっ
た。
実施例 2 ゴム製のコンベアベルトを補強してSTIOOOクラス
のベルトにするために、次のような特性を有するスチー
ルコード織物をつくった。
(イ)縦糸の構造:(a)構造;4×7×0.22(ス
トランドとコードの撚り方向は同じ (b)撚り長さ;
ストランド12.5mm、コード16mm(c)コード
の直径: 1.8mm (d)真ちゅうによって被覆さ
れている。
(e)破断荷重の10%の負荷の下での伸び率;13% (口)横糸コードの構造: 0.30+6X0.25
(真ちゅうによって被覆されている) (ノう スチールコード織物の構造:(a):1175
間(b)幅ICrrLあたりの縦糸数;4.5本 (c
)隣り合う縦糸コードは交互にS字撚り及びZ字撚りで
あり、それぞれ一本の横糸の上下を交互に通っている。
(d)横糸同志の間隔;l8mm(それで、また角度
αは9.5°になる)(e)織物の厚さ;3.5mm 織物がほどけるのを防ぐために、縦方向の端部に、第3
図に示すような結束糸を織戒作業中に挿入した。
ベルトの厚さは11.5mmであった。
中心の補強層の上を覆う上層の厚さは6間であり、下を
覆う下層の厚さは2mmであった。
このベルトに、織物自体の引っ張り強さの10%の負荷
をかげたときの伸びは0.6%であった。
実施例1と同じクリープ試験を行なったところ、クリー
プ伸びは認められなかった。
衝撃試験の後、強度は全く減少していなかった。
この発明の織物は明らかに、他の弾性物品、例えば駆動
ベルト、車のタイヤ、ホースなどに用いることができる
また、この発明のスチールコード織物を、ポリ塩化ビニ
ル(PVC)製コンベアベルトにも都合よく用いること
ができる。
スチールコード織物と接触すべきPVC組成物には、真
ちゅう被覆コード又は亜鉛被覆コードとの接着性を高め
るために、既知の処理を行なうか添加剤を加えなげれば
ならない。
このPVC組戒物は、例えばエポキシ樹脂成分を含んで
いてもよい。
スチール織物をゴム層内に埋め込んで補強用中心層とし
、これを該ゴム層との接着性が良好なPVC層ではさむ
ことももちろん可能である。
あるいは、ゴム層とPvC層との間に固着層を設けても
よい。
スチール織物によってPvCベルトを補強した際の最も
大きな利点は、スチール織物は非可燃性であるというこ
とである。
PC■ベルトは特にその自己消火性の故に用いられてお
り、これは鉱抗内での火災安全の要件を満たしている。
この補強用織物はまた、所望により、さらに剪断強度又
は剛性を高めるための繊維状充填材を含むプラスチック
材に埋め込むことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の織物の一実施例の縦断面図、第2図
は同じく横断面図、第3図は結束糸によって端部領域が
結束された一実施例を示す平面図、第4図は従来の縦糸
コードの伸び率とこの発明の縦糸コードの伸び率を示す
図である。 1・・・・・・縦糸コード、2・・・・・・横糸、3〜
5・・・・・・コード群、6・・・・・・結束糸、A・
・・・・・従来の縦糸コード、B・・・・・・この発明
の縦糸コード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スチール製コードから成る縦糸と、スチール製横糸
    とを備えたゴム又は弾性合成樹脂補強用織物であって、
    前記縦糸を構成するコードは実質的に波状に屈曲するよ
    うに配設され、かつ該縦糸コードはその破断荷重の10
    %の荷重下で1〜2%の伸びを有し、一方、前記横糸は
    実質的に直線状に配設され、さらに前記縦糸と、該織物
    の中間面とがそれらの交差点で形成する角度が6,5度
    ないし12.5度であることを特徴とするゴム又は弾性
    合成樹脂補強用織物。 2 前記角度は8度ないし10度である特許請求の範囲
    第1項記載の織物。 3 前記横糸は、その破断荷重の10%の荷重下で3%
    以下の伸びを有する特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の織物。 4 前記横糸は、長方形の断面を有するスチールワイヤ
    であり、該長方形の長辺側が織物の中間面に平行に配設
    された特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載の織物。 5 前記縦糸コードは、交互にそれぞれS字及びZ字の
    撚りを有する特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れかに記載の織物。 6 前記縦糸コードを数本ずつのコードから或るコード
    群に分け、1つのコード群内のコードは同一位相の波形
    を描くように互いに平行に配設され、一方、相隣り合う
    コード群のコードは互いに逆位相の波形を描くように配
    設されている特許請求の範囲第1項ないし第5項のいず
    れかに記載の織物。 7 前記コート゛群を構成するコードの数は最大4本で
    ある特許請求の範囲第6項記載の織物。
JP53146676A 1977-11-30 1978-11-29 補強用織物 Expired JPS5847491B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE861335 1977-11-30
GB21601/78A GB1583853A (en) 1977-11-30 1978-05-23 Reinforcing fabrics

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5493166A JPS5493166A (en) 1979-07-24
JPS5847491B2 true JPS5847491B2 (ja) 1983-10-22

Family

ID=25658403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53146676A Expired JPS5847491B2 (ja) 1977-11-30 1978-11-29 補強用織物

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4305433A (ja)
EP (1) EP0002299B1 (ja)
JP (1) JPS5847491B2 (ja)
AU (1) AU523399B2 (ja)
BE (1) BE861335A (ja)
BR (1) BR7807819A (ja)
CA (1) CA1095811A (ja)
DE (1) DE2861893D1 (ja)
ES (1) ES475519A1 (ja)
IT (1) IT1157734B (ja)
PT (1) PT68786A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LU82790A1 (fr) * 1979-10-09 1981-04-17 Bekaert Sa Nv Bande de renforcement
US4710527A (en) * 1985-10-11 1987-12-01 Ici Americas Inc. Malonate-based light stabilizers for plastics
EP0228725A1 (en) * 1985-12-02 1987-07-15 N.V. Bekaert S.A. A woven fabric to increase the stiffness of an elastomeric belt and the elastomeric belt thus obtained
US4887656A (en) * 1986-06-20 1989-12-19 Germain Verbauwhede Woven fabric with bias weft and tire reinforced by same
DE3711837C1 (en) * 1987-04-08 1988-02-25 Grammer Sitzsysteme Gmbh Upholstery article with a covering protecting against vandalism and method for producing such an upholstery article
EP0915038B1 (en) * 1996-07-02 2002-09-04 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Conveyor belt
ES2174681B1 (es) * 1999-09-07 2004-08-16 Trenzametal, S.L. Tejido metalico y proceso para su fabricacion.
JP5181478B2 (ja) * 2007-01-15 2013-04-10 横浜ゴム株式会社 コンベヤベルト
EP2940201B1 (en) 2010-05-13 2018-07-04 Otis Elevator Company Method of making a woven fabric having a desired spacing between tension members
US9068909B2 (en) * 2010-12-17 2015-06-30 Gates Corporation Nondestructive test for flexible composites

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51133575A (en) * 1975-04-30 1976-11-19 Scholtz Ag Conrad Reinforcing insertion fabric horizontally tough used for conveyor

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2088448A (en) * 1936-03-23 1937-07-27 Encor Corp Woven wire belt for paper making machines
US2368689A (en) * 1940-03-16 1945-02-06 Harry W Thomas Screen of composite material
US2332393A (en) * 1942-06-24 1943-10-19 Albany Felt Co Felt belt
US2425575A (en) * 1943-01-15 1947-08-12 Wingfoot Corp Belt
US2594258A (en) * 1949-05-12 1952-04-22 Monsanto Chemicals Detergent composition
US2755047A (en) * 1952-03-15 1956-07-17 Henke Heinz Compact wire fabric
US2992681A (en) * 1955-09-22 1961-07-18 Beloit Iron Works Paper machine forming wire
US3077925A (en) * 1960-01-26 1963-02-19 Raybestos Manhattan Inc Suction box belt
FR1293015A (fr) * 1961-03-23 1962-05-11 Kleber Colombes Câble métallique élastique
GB1105744A (en) * 1964-07-21 1968-03-13 Dunlop Co Ltd Improvements relating to belting
BE655592A (ja) * 1964-11-12
FR1526176A (fr) * 1967-04-06 1968-05-24 Tissmetal Armature pour feuille de caoutchouc, matière plastique ou autre
FR1584633A (ja) * 1968-09-03 1969-12-26
FR2056478A5 (en) * 1970-03-20 1971-05-14 Furstenwalde Reifenkombi Steel reinforced rubber articles prodn
US3979536A (en) * 1971-07-08 1976-09-07 Uniroyal Inc. Zero degree belted tires, and high "soft stretch" belt-forming tapes therefor
US3774662A (en) * 1971-07-08 1973-11-27 Uniroyal Inc Production of high soft stretch tapes of reinforcing cords for molded elastomeric articles
US3900062A (en) * 1971-07-08 1975-08-19 Uniroyal Inc Zero degree belted tires built with high soft stretch belt-forming tapes
US3993829A (en) * 1973-04-03 1976-11-23 Celanese Corporation Production of pervious low density carbon fiber reinforced composite articles
GB1547773A (en) * 1975-06-05 1979-06-27 Bekaert Sa Nv Reinforcement of resilient articles
BE804133A (nl) * 1973-08-29 1974-02-28 Bekaert Sa Nv Versterkingsweefsel voor rubber- en kunststofprodukten
US3885603A (en) * 1973-11-21 1975-05-27 Creech Evans S Papermaking fabric
US3941162A (en) * 1974-03-28 1976-03-02 Uniroyal Inc. Reinforcing fabric for belts
DE2425465B1 (de) * 1974-05-27 1975-03-27 Clouth Gummiwerke Ag Foerdergurt
GB1517914A (en) * 1974-08-22 1978-07-19 Dunlop Ltd Reinforcement for rubber articles
US4107371A (en) * 1977-10-25 1978-08-15 Johnson & Johnson Woven fabric that is relatively stiff in one direction and relatively flexible in the other

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51133575A (en) * 1975-04-30 1976-11-19 Scholtz Ag Conrad Reinforcing insertion fabric horizontally tough used for conveyor

Also Published As

Publication number Publication date
CA1095811A (en) 1981-02-17
IT7852106A0 (it) 1978-11-28
JPS5493166A (en) 1979-07-24
AU523399B2 (en) 1982-07-29
AU4194778A (en) 1979-11-29
EP0002299A1 (en) 1979-06-13
ES475519A1 (es) 1979-05-01
US4305433A (en) 1981-12-15
IT1157734B (it) 1987-02-18
BR7807819A (pt) 1979-07-31
PT68786A (en) 1978-12-01
EP0002299B1 (en) 1982-06-09
DE2861893D1 (en) 1982-07-29
BE861335A (nl) 1978-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1247471A (en) Rope
US7341076B2 (en) Woven fabric comprising leno weave bound metal
US3973670A (en) Conveyor belt
US4856837A (en) Reinforced cargo sling and method
US4407333A (en) Belting fabric
US4650068A (en) Reinforcing structure for elastomeric article and article thereby obtained
EP1690966B1 (en) Woven fabric comprising leno weave bound metal elements
US6165586A (en) Flat strip, in particular for the reinforcing ducts, method for making same, and ducts reinforced therewith
JPS5847491B2 (ja) 補強用織物
US4928812A (en) Conveyor belt of PVC provided with a compound layer of reinforcing material and a process of weaving said reinforcing layer
JP4332682B2 (ja) 繊維強化成形体
US4106613A (en) Conveyor belts
GB1603674A (en) Reinforcement of resilient articles
JP3982870B2 (ja) コンベヤベルト
CN212502334U (zh) 一种输送带用编织骨架及输送带
CA2574144A1 (en) Improved enhanced thickness fabric and method of making same
GB1583853A (en) Reinforcing fabrics
US3105389A (en) Mechanical belting
ES2878266T3 (es) Tela y cinta que la contiene para aplicaciones de esfuerzos de cizallado
CN217266599U (zh) 一种高强度、耐冲击超细纤维迪尼玛绳
JPH08324737A (ja) コンベヤベルト
JP2017179668A (ja) コンベヤベルト用繊維補強層およびコンベヤベルト
GB1589467A (en) Reinfrorced conveyor belting
JPH07127689A (ja) 歯付ベルト
GB2245525A (en) Sheet reinforcing material