JPS5847378Y2 - 超音波流速流量測定装置における送受信素子の冷却機構 - Google Patents

超音波流速流量測定装置における送受信素子の冷却機構

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JPS5847378Y2
JPS5847378Y2 JP1977020887U JP2088777U JPS5847378Y2 JP S5847378 Y2 JPS5847378 Y2 JP S5847378Y2 JP 1977020887 U JP1977020887 U JP 1977020887U JP 2088777 U JP2088777 U JP 2088777U JP S5847378 Y2 JPS5847378 Y2 JP S5847378Y2
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JP
Japan
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pipe
transmitting
flow rate
branch pipe
cold air
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JP1977020887U
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JPS5434756U (ja
Inventor
茂 藤本
Original Assignee
進和貿易株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は配管内に導通せられる気体の流速及び流量を
測定する超音波流速流量測定装置に於て特に高温気体の
流速及び流量を測定する際の送受信素子の冷却機構に関
する。
上記超音波流速流量測定装置は含塵ガス、プロセスガス
等の流量監視及び制御を目的とするためなどに最近開発
されたもので、気体の通る配管の両壁に超音波送受信素
子を斜めに対向させて設置し、双方から交互に同一周波
数の超音波を発信させて、フェーダ・ロック・ループ(
PLL)方式による位相差から配管内の気体の流速流量
を求めるようにしてあり、気体の流速流量測定が簡易且
つ正確にしかも連続的に出来て、各種流体の流速流量測
定装置として広範囲な応用が可能となる実用性大なるも
のである。
しかしながら、この種の測定装置は高温ガスを測定する
場合が多くこの為に配管の両壁に対設する送受信素子が
高温ガスの熱により悪影響を受けてしまうなど、耐熱性
に問題があった。
即ち、送受信素子を構成する振動子の材料の1つとして
耐熱性を有するチタン酸ジルコン酸鉛の円筒状セラミッ
クが用いられているが、これにしても実用耐熱温度は2
00℃程度までと考えられ、また振動子にノード線をハ
ンダ付けしている接続部に於いてもハンダの材質が一般
に200℃程度までの耐熱性であると考えられることか
ら、200℃以上の高温気体を測定する場合はその熱に
より送受信素子が加熱されて超音波の正常な送受信の機
能を失い、正確に流速流量測定が出来なくなると云った
悪影響を受ける問題があった。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、その目的と
するところは、配管から枝管を外方に突設し、その枝管
内奥に送受信素子を納めると共に、その枝管内にその周
囲から外部冷気を流入させて送受信素子の近辺を通って
配管内方へ流通させることで、該送受信素子を外部冷気
で直接冷却すると共に、その枝管内に周囲から流入して
配管内方に流通する外部冷気で一種のエアーカーテンの
如く配管内からの高温気体の枝管内方への流入を阻止し
て、配管内を通る気体の熱に対する送受信素子の冷却保
護を確実に図って流速流量測定機能を正常に働らかせ得
るようにしたものを提供することにある。
以下、この考案の第1実施例を第1図及び第2図に従い
説明する。
図中1は高温ガス発生源(図示せず)からの高温気体を
例えば集塵機(図示せず)に吸引導通する配管で、この
配管1の途中任意個所の両壁2,2に、超音波流速流量
測定装置の超音波送受信素子3,3が後述する枝管4,
4を介してそれぞれ上記気体の流れる方向に対して所定
角度傾斜した状態で互に対向すべく配設されている。
なお、この送受信素子3はホーン3aの先端中央にチタ
ン酸ジルコン酸鉛の円筒状セラミックからなる振動子3
bを取付けた構成で、その振動子3bがリード線5を介
して超音波流速流量測定装置の主装置部(図示せず)の
超音波送信器と受信器とにそれぞれ接続されている。
その両送受信素子3,3双方から交互に同一同周波数の
超音波を発信させ、これを主装置部で受けてフェーズ・
ロック・ループ(PLL)方式による位相差から配管1
内に吸引導通されて行く気体の流速及び流量が測定でき
るのである。
なお、この超音波流速流量測定装置の主装置部はこの考
案の要旨に関係ないのでその詳細な説明を省略する。
こうした超音波流速流量測定装置において、上記送受信
素子3,3が装着される枝管4,4は比較的小径で短軸
な円筒形のもので、その基端が上記配管1の両壁2,2
に形成した開口部2a、2aに合致連通すべく溶着等の
手段で固定されることにより各々配管1の外方に向けて
斜めに突設され、その先端が保持板4aによって閉塞さ
れている。
そして、その枝管4内に上記送受信素子3が一個づつ該
枝管4内から配管1内へ突出することがないように該枝
管4の中央内奥に取付けられている。
即ち、枝管4の先端保持板4a内側面中央部にホーン3
aをねし止め等の手段で固定することで送受信素子3が
取付けられ、これにて送受信素子3゜3が配管1内に突
出して気体に直接当って加熱されたりそのダクト1内の
圧力損失を高めたりすることのないようにされている。
こうした枝管4の周壁4bの長手方向略中間部附近にそ
の周方向に細長いスリット状の外部冷気流入孔6が複数
個適当間隔を存して周配するよう形成され、ここから外
気が配管1内の吸引による負圧現象にて自然と枝管4内
に流入して送受信素子3の近辺を通って該配管内方へ流
通して行けるようになっている。
而して、上述した構成の作用を述ると配管1内にその一
方から他方に高温気体が吸引導通されると、その配管1
内の吸引力により各枝管4の周壁4bの各外部冷気流入
孔6を介して外気が該枝管4内にその周囲から引き込ま
れるように流入して、その外気が枝管4の中央内奥の送
受信素子3の近辺を通って一種のエアーカーテンを作る
如き状態で配管1内方へ流通して行くようになり、その
外気により送受信素子3が直接冷却されると共に、配管
1内からの高温気体の枝管4内方への流入が阻止される
これにて枝管4内の送受信素子3は配管1内を通る高温
気体の熱による悪影響を受けることなく確実に冷却保護
されて、正常な流速流量測定機能を発揮し続は得るよう
になる。
次にこの考案の第2実施例を第3図に従い説明する。
この第3図に示すものは複数個の外部冷気流入孔6を枝
管4の先端保持板4aの周辺寄り部に周方向に間隔を存
して周配するよう形成してなる構成である。
従って、外気が配管1内の負圧により枝管4の先端側か
ら流入して内奥の送受信素子3の周辺を通って来ること
となり、枝管4の周壁途中から外気を流入させる第1実
施例よりも送受信素子3の冷却効果が向上すると考えら
れる。
なお、この第2実施例において上述した以外は全て第1
実施例と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
また、この考案の第3実施例を第4図に従い説明する。
この第4図に示すものは第1実施例同様に枝管4の周壁
4bにスリット状の外部冷気流入孔6を形成すると共に
、その外周に環状に亙る冷気供給路7を設け、且つその
冷気供給路7に別途設置した冷却器8からの低温ガス供
給パイプ9を接続した構成である。
従って、この第3実施例では外気の変りに強制的に冷却
した低温ガスを枝管4内に外部冷気流入孔6から流入さ
せることができ、これにて目的の温度まで送受信素子3
をより確実に冷却することが可能となり、またその供給
パイプ9に送風機10を備えて低温ガスを強制的に枝管
4内に圧送させれば配管1が吸引式でなく圧送式(即ち
陽圧)でも可である。
なお、この第3実施例においても上述した以外は全て第
1実施例と同様であるので、その詳細な説明は省略する
この考案は以上詳述した如く、高温気体を導通する配管
の両壁に枝管を外方に向けて突設し、その枝管内に送受
信素子をこれが配管内方へ突出しないように該枝管中央
内奥に位置して装着し、且つその枝管の周壁又は突出先
端保持板の周辺寄り部に外部冷気を診枝管内に流入させ
て送受信素子の近辺を通って配管内方へ流通させる外部
冷気流入孔を複数個周配して設けたことから、簡単な構
成でありながら、外部冷気が枝管内にその周囲から流入
して送受信素子近辺を通って該送受信素子を直接冷却す
ると共に、その外部冷気が一種のエアーカーテンを作る
如くなして配管内方に流通することで、配管内からの高
温気体の枝管内への流入を阻止でき、これにて配管内の
高温気体の熱による悪影響を良好に防止して送受信素子
を確実に冷却保護することができ、超音波流速流量測定
装置の送受信素子としての正常な機能を十分発揮し続は
得るようになせる極めて実用上効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す概略的構成断面図
、第2図は同要部の拡大断面図、第3図はこの考案の第
2実施例を−示す要部の拡大断面図、第4図はこの考案
の第3実施例を示す要部の拡大断面図である。 1・・・・・・配管、2・・・・・・配管両壁、3・・
・・・・送受信素子、4・・・・・・枝管、4a・・・
・・・先端保持板、4b・・・・・・周壁、6・・・・
・・外部冷気流入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高温気体を導通する配管の両壁に超音波送受信素子を互
    に斜めに対向して設置し、その双方から交互に同一周波
    数の超音波を発信させてフェーダ・ロック・ループ(P
    LL)方式による位相差から前記配管内の気体の流速流
    量を測定するようにした超音波流速流量測定装置におい
    て、上記配管両壁に枝管を外方に向は突設し、その枝管
    内に上記送受信素子をこれが配管内に突出しないよう該
    枝管中央内奥に位置して装着し、且つその枝管の周壁又
    は枝管の突出先端保持板の周辺寄り部に外部冷気を該枝
    管内に流入させて送受信素子の近辺を通って配管内方へ
    流通させる外部冷気流入孔を複数個周配して設けたこと
    を特徴とする超音波流速流量測定装置における送受信素
    子の冷却機構。
JP1977020887U 1977-02-23 1977-02-23 超音波流速流量測定装置における送受信素子の冷却機構 Expired JPS5847378Y2 (ja)

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JP1977020887U JPS5847378Y2 (ja) 1977-02-23 1977-02-23 超音波流速流量測定装置における送受信素子の冷却機構

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Publication Number Publication Date
JPS5434756U JPS5434756U (ja) 1979-03-07
JPS5847378Y2 true JPS5847378Y2 (ja) 1983-10-28

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ID=28852714

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JP1977020887U Expired JPS5847378Y2 (ja) 1977-02-23 1977-02-23 超音波流速流量測定装置における送受信素子の冷却機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931367A (ja) * 1972-07-12 1974-03-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4931367A (ja) * 1972-07-12 1974-03-20

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