JPS5847291A

JPS5847291A - 高速増殖炉の炉心構成要素誤装荷防止装置

Info

Publication number: JPS5847291A
Application number: JP56145275A
Authority: JP
Inventors: 藤木　憲治
Original assignee: Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1981-09-14
Filing date: 1981-09-14
Publication date: 1983-03-18
Also published as: JPH023155B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は高速増殖炉の炉心構成要素の誤装荷を防止する
装置に関する。。

一般に液体金属冷却形高速増殖炉は第１図および第２図
に示す如く構成されている。すなわち、１は原子炉容器
であって、この原子炉容器１の上端は遮蔽プラグ２によ
って閉塞されている　そして、この原子炉容器１内には
炉心互が収容されている。そして、液体す）　ＩＪウム
等の冷却材は冷却材入口配管４から原子炉容器１内下部
に流入し、炉心そを上方に通過して冷却材出口配管５か
ら流出するように構成されている。。

なお、６は炉心上部機構である。

そして、上記炉心ｌおよびその支持構造は以下の如く構
成されている。すなわち、７は炉心支持板であって、こ
の炉心支持板７は原子炉容器１内を水平方向に横断して
設けられている。

そして、この炉心支持板７の下方には高圧プレナム８お
よび低圧プレナム９が形成され、冷却材は原子炉容器１
の下部からこれら高圧プレナム８および低圧プレナム９
に流入するように構成されている。そして、この高圧プ
レナム８内における冷却材の圧力は高圧に、また低圧プ
レナム９内における冷却材の圧力は低圧に維持されるよ
うに構成されている。そして、上記炉心支持板には炉心
主を構成する炉心構成要素１０゛・・・の装荷位置に対
応して多数の連結管１１・・・が設けられている。これ
ら連結管１１・・・は高圧プレナム８・・・を上下に貫
通し、その上端は炉心支持板７の上面に開口し、また下
端は低圧プレナム９に開口している。また、上記炉心構
成要素１０・・・の下端部にはそれぞれエントランスノ
ズル１２・・・が設けられ、これらエントランスノズル
１２・・・は上記の連結管１１・・・内に挿入嵌合され
、炉心構成要素１０・・・が所定の装荷位置に保持され
る。そして、上記炉心構成要素１０・・・には機能の異
なる数種類のもの、たとえばＰＵ２３９等の核分裂物質
を収容した燃料集合体、減損ウラン等の親物質を収容し
たブランケット燃料集合体、中性子反射材からなる反射
体、制御棒要素を収容した制御棒集合体などがちる。そ
して、燃料集合体は炉心ｌの中央部の領域に装荷され、
その周囲を囲むブランケット領域にはブランケット燃料
集合体が装荷され、さらにこの周囲を囲んで反射体が装
荷され、また制御棒集合体は炉心の中央部に所定のパタ
ーンで装荷されている。

そして、上記の如き炉心構成要素１θ・・・のエントラ
ンスノズル１２・・・と連結管１１・・・の嵌合構造は
第２図の如く構成されている。、すなわち、上記エント
ランスノズル１２の上端部には下向の基準段部１３が設
けられており、この基準段部１３は連結管１ノの上端に
形成された着座面１４に着座し、この炉心構成要素１０
の上下方向の装荷位置を所定の位置に規制する。また、
エントランスノズル１２の上部には上部嵌合部１５、下
部には下部嵌合部１６が形成されている。そして、連結
管１１の内周面には上記エントランスノズル１２の上部
嵌合部１５および下部嵌合部１６に対応してそれぞれ上
部嵌合面１７、下部嵌合面１８が形成されている。そし
て、エントランスノズル１２の上部嵌合部１５および下
部嵌合部１６は連結管１ノの上部嵌合面１７、下部嵌合
面１８にそれぞれ密嵌し、炉心構成要素１０の振れを防
止している。そして、たとえば燃料集合体等ではエント
ランスノズル１２の中間部の周面に複数のオリフィス孔
１９・・・が形成されるとともに連結管１１の周壁に流
通孔２０が形成され、高圧プレナム８内の冷却材はこの
５− 流通孔２０およびオリフィス孔１９・・・を通ってエン
トランスノズル１２内に流入し、燃料集合体内を上方に
流れる。

ところで、上記炉心構成要素１０・・・はいずれも六角
柱状をなし、その外形形状および寸法が同一である。壕
だ、液体ナトリウム等の冷却材は不透明であるので、こ
れら炉心構成要素１゜・・・を装荷する際、その装荷位
置を目視によって直接確認するととができない。乙のた
め、このような炉心構成要素１０・・・を装荷する際に
その装荷位置を誤まるいわゆる誤装荷を生じる可能性が
ある。、そして従来のものはこの誤装荷を防止するため
、炉心構成要素１ｏ・・・の種類毎にエントランスノズ
ル１２の上部嵌合部１５、下部嵌合部１６の径および連
結管１１・・・の上部嵌合面１２、下部嵌合面１８の径
をそれぞれ変え、正しい装荷位置でなければ炉心構成要
素１０のエントランスノズル１２が連結管１１内に挿入
できないように構成していた。

しかし、上記エントランスノズル１２の上部６− 嵌合部１５、下部嵌合部１６と連結管１ノの上部嵌合面
１７、下部嵌合面１８とのはめ合い公。

差は熱変形、高速中性子の照射による材料の？イドスエ
リング等の影響を考慮した厳密なものであり、エントラ
ンスノズル１２の上部嵌合部１５、下部嵌合部１６、連
結管１１の上部嵌合面１７、下部嵌合面１８は厳密な仕
上が要求される。したがって、このような部分の径が異
なると径の異なる毎に異なった公差で厳密な仕上が必要
となり、製造がきわめて面倒になる不具合があった。

また、高速増殖炉では炉心の核特性の設計上炉心構成要
素１０・・・を小さな間隔で配置しなければならず、よ
って連結管１ノ、・・・の径方向の寸法の余裕がない。

このためエントランスノズル１２の上部嵌合部１５、下
部嵌合部１６、連結管１ノの上部嵌合面１７、Ｔ部嵌合
面１８の径をあまり大幅に変えることができず、これら
の径を異ならせる場合その径の種類数をあまり多くする
ことができない。このため炉心が大形で炉心構成要素の
種類が多くなるとこれに対応することができない不具合
があった。

本発明は以上の事情忙もとづいてなされたもので、その
目的とするところは製造が容易であるとともに炉心構成
要素の種類が多い場合にも対応することができる炉心構
成要素誤装荷防止装置を得ることにある。

すなわち本発明の構成は炉心構成要素のエントランスノ
ズルの上部および下部に下向の上段部および下段部を形
成し、炉心構成要素を装荷位置に対応して複数の群Ｇｌ
、Ｇ２・・・Ｇ＋１−１”ｙｌに分け、各群毎の炉心構
成要素の基準段部がら上段部までの距離をＡ＋、Ａ１・
・・Ａｎ−１＋　Ａｎ　ｓ基準段部から下段部までの距
離をＢ＋＋Ｂ２・・・Ｂｎ−１ｒ　Ｂｎとしたとき、Ａ　Ｉ＞　Ａ　ｔ　＞　・・・Ａｎ−１〉へ・・・・叩
（１）Ｂ１　くＢ２〈・・・Ｂｎ−１〈Ｂｎ　・凹曲（
２）とし、またこれら炉心構成要素を支持する連結管の
内周面には炉心構成要素が正しい位置に装荷された場合
に上記炉心構成要素の上段部および下段部にわずかの間
隙をもって下方から対向する上支持段部および下支持段
部を形成し、炉心構成要素を誤った位置の連結管に挿入
した場合には基準段部が連結管の上端に形成された着座
面に着座する前にこの炉心構成要素の上段部または下段
部のいずれかが連結管の上支持段部または下支持段部に
当接して炉心構成要素が浮き上シ、この浮き上りにより
誤装該を検知し、誤装荷を防止するものである。

以下本発明の一実施例を第３図ないし第８図を参照して
説明する。

図中１０１は原子炉容器であって、この原子炉容器１０
１の上端は遮蔽プラグ１０２によって閉塞されている。

そして、この原子炉容器１０１内には炉心１０３が収容
されている。そして、液体ナトリウム等の冷却材は冷却
材入口配管１０４から原子炉容器１０１内下部に流入し
、炉心１０３を上方に通過して冷却材出口配管１０５か
ら流出するように構成されている。

なお、１０６は炉心上部機構である。

９− そして、上記炉心１０３およびその支持構造は以下の如
く構成されている。す々ゎち１０７は炉心支持板であっ
て、この炉心支持板１０７は原子炉容器１０１内を水平
方向に横断して設けられている。そして、この炉心支持
板１０７の下方には高圧プレナム１０Ｂおよヒ低圧プレ
ナム１０９が形成され、冷却材は原子炉容器１０ノの下
部からこれら高圧プレナム１０Ｂおよび低圧プレナム１
０９に流入するように構成されている。そして、この高
圧プレナム１０Ｂ内における冷却材の圧力は高圧に、ま
た低圧プレナム１０９内における冷却材の圧力は低圧に
維持されるように構成されている。そして、上記炉心支
持板１０７には炉心１０３を構成する炉心構成要素１１
０・・・の装荷位置に対応して多数の連結管１１ノ・・
・が設けられている。これら連結管１１ノ・・・は高圧
プレナム１０Ｂを上下に貫通し、その上端は炉心支持板
１０７の上面に開口し、また下端は低圧プレナム１０９
に開口している。また、上記炉心構成要素１１０・・・
の　１０− 下端部にはそれぞれエントランスノズル１１２・・・が
設けられ、これらエントランスノズル１１２・・・は上
記の連結管１１１・・・内に挿入嵌合され、炉心構成要
素１１０・・・が所定の位置に保持されるように構成さ
れている。そして、上記炉心構成要素１１０・・・は機
能のそれぞれ異なる複数種類のもの、たとえばＰＵ２３
９等の核分裂物質を収容した燃料集合体１１０ａ・・・
、減損ウラン等の親物質を収容したブランケット燃料集
合体１１０ｂ・・・、制御棒要素を収容した制御棒集合
体１１０ｃ・・・、中性子反射材からなる反射体１１０
ｄ・・・の４種類のものがある。そしてこれら各種の炉
心構成要素１１０・・・はいずれも六角柱状をなし、外
形形状２寸法が等しい。そして、燃料集合＃Ｊ１０　ａ
・・・は炉心１０３の中央部の領域に装荷され、またこ
の中央部の領域を囲むブランケット領域にはブランケッ
ト熱料集合体１１０ｂ・・・が装荷され、さらにこのブ
ランケット領域を囲む領域には反射体１１０ｄ・・・が
装荷これ、また制御棒集合体１１０ｃ・・・は炉心１０
３の中央部の領域に所定の・ぞターンで装荷でれる。

そして、−上記の如き炉心構成要素１１０・・・のエン
トランスノズル１１２・・・と連結Ｗ１１１・・・の嵌
合構造は以下の如く構成されている１、すなワチ、上記
エントランスノズル１１２の上端部には下向の基準段部
１１３が設けられている、。

この基準段部１１３は球面状をなし、この基準段部１１
３から炉心構成要素１１０の上端部での長さはいずれの
炉心構成要素１１０・・・においても等しく設定されて
いる。そしてこの基準段部１１３は連結管１１１の上端
に形成された着座面１１４に着座し、炉心構成要素１１
０の上下方向の位置を規制している。また、このエント
ランスノズル１１２には上方から順に上部嵌合部１１５
、中間部１１６、下部嵌合部１１７が形成されておシ、
これらの部分の径は上部嵌合部１１５、中間部１１６、
下部嵌合部１１７の順に大きく形成されている。そして
、上部嵌合部１１６と中間部１１７との境界部には環状
をなす下向のチー・そ状の上段部１１８が形成されてい
る。捷だ、中間部１１６と下部嵌合部１１７との間の境
界部には環状をなす下向のテーパ状の下段部１１９が形
成されており、この下段部１１９の径は当然ながら上段
部１１８の径より小ざい。そして、燃料集合体１１０ａ
・・・やブランケット燃料集合体１１０ｂ・・・では中
間部１１６０周壁に複数のオリフィス孔１２０・・・が
形成されるとともにこれら燃料集合体１１０ａ・・・や
ブランケット燃料集合体１１０ｂ・・・が挿入される連
結管１１１・・・の周壁には流通孔１２１・・・が形成
されている。そして、高圧プレナム１０Ｂ内の冷却材は
この流通孔１２１・・・およびオリフィス孔１２０・・
・を介してエントランスノズル１１２・・・内に流入し
、この燃料集合体１１０ａ・・・あるいはブランケット
燃料集合体１１０ｂ・・・内を上方に流れるように構成
されている。なお、反射体１１０ｄ・・・や制御棒集合
体１１０Ｃ・・・内にはエントランスノズル１１２・・
の底壁に形成されたオリフィス孔（図示せず）から低圧
プレナム１０９内の冷却材が導入される。

そして、これら炉心構成要素１１０・・・はその装荷領
域たとえば種類毎に複数の群に分けられ、各群毎にその
上段部１１８および下段部１１９の位置が異ならせであ
る。すなわち、との一実施例は燃料集合体１１０ａ・・
・を第１の群Ｇ＋　、ブランケット燃料集合体１１０ｂ
・・・を第２の群ＧＨ１制御棒集合体１１０ｃ・・・を
第３の群Ｇｌ１％反射体１１０ｄ・・・を第４の群Ｇ４
としである。

そして、基準段部１１３から上段部１１８・・・までの
距離をＧ＋群ではＡ　Ｈ＋　０２群ではＡ２　。

０３群ではＡ　Ｂ　　＋　Ｇ　４群ではＡ４とし、また
基準段部１１３から下段部１１８までの距離１１群では
Ｂ　１　　＋　Ｇ　２群ではＢｔｒＧＢ群ではＢ３゜０
４群ではＢ、としたとき、ＡＩ＞Ａｔ　＞Ａ３　＞Ａ４　　　・・・・・・・・・
（１）Ｂ　１　＜　Ｂ　２　＜　Ｂ　Ｂ　＜　Ｂ　４　
　　・・・・・・・・・（２）となるように設定されて
いる。なお、この一実施例のものの具体的寸法を表に示
す。なお、この場合の基準段部１１３からエントランス
ノズル１１２の先端までの長さｌはいずれもｌ＝５１０
叫である。。

表また、前記連結管１１１・・・の内周面には炉心ｍ成要
ｔｚｚｏ・・・のエントランスノズル１１２・・・の上
部嵌合部１１５・・・および下部嵌合部１１７・・・に
それぞれ対応して上部嵌合１ｆｒ１２２・・・、下部嵌
合面１２３・・・が形成され、これら上部嵌合面１２２
・・・の下縁および下部嵌合面１２３・・・の上縁には
前記エントランスノズル１１２・・・の上段部１１８お
よび下段部１１９にそれぞれ対応して上向の上支持段部
１２４および下支持段部１２５がそれぞれ形成されてい
る。そして、たとえばブランケット燃料集合体１１０ｂ
・・・を装荷するブランケット領域にある連結管１１１
・・・では第４図に示す如くこの連結管１１１では、こ
の領域に装荷されるべきブランケット燃料集合体１１０
ｂが装荷され、そのエントランスノズル１１２の基準段
部１１３が連結管１１１の着座面１１４に着座した状態
において、上記の上支持段部１２４および下支持段部１
２５がエントランスノズル１１２の上段部１１８および
下段部１１９に下方かられずかな間隙をもって対向する
ように構成されている。また、他の領域たとえば反射体
１１０ｄ・・・が装荷される領域にある連結管１１１に
おいても第５図に示す如くこの領域に装荷されるべき反
射体１１０ｄが装荷され、そのエントランスノズル１１
２の基準段部１１３が連結管１１１の着座面１１４に着
座した状態において、この連結管１１１の上支持段部１
２４および下支持段部１２５がエントランスノズル１１
２の上段部１１８および下段部１１９に下方かられずか
な間隙をもって対向するように構成されている。さらに
他の領域すなわち燃料集合体１１０ａ・・・や制御棒集
合体１１０ｃ・・・が装荷される領域にある連結管１１
１・・・においても装荷されるべき燃料集合体１１０ａ
・・・や制御棒集合体１１０ｃ・・・が装荷され、エン
トランスノズル１１２・・・の基準段部１１３・・・が
これら連結管１１１・・・の着座面１１４・・・に着座
した状態においてこれら連結管１１１・・・の上支持段
部１２４・・・および下支持段部１２５・・・がエント
ランスノズル１１２・・・の上段部１１８・・・および
下段部１１９・・・に下方かられずかな間隙をもって対
向するように構成されている。

以上の如く構成された本発明の一実施例は、炉心構成要
素１１０・・・を１体ずつ燃料交換機（図示せず）によ
って原子炉容器１０１内に搬入し、炉心１０３に装荷す
る。そして、これらの炉心構成要素１１０・・・が正し
い位置に装荷されれば第４図および第５図に示す如くエ
ントランスノズル１１２・・・の基準段部１１３・・・
が連結管１１１の着座面１１４に着座する。１そして、
この基準段部１１３・−・から炉心構成要素１１０・・
・の上端までの高さは所定の高さ位置に位置する。

これに対し、炉心構成要素１１０・・・が誤装荷された
場合、たとえば反射体１１０ｄ・・・を装荷すべき領域
にブランケット燃料集合体１１０ｂを装荷した場合には
、前述の如く、Ａ＋　＞Ａｔ　＞Ａｓ　＞Ａ＋　　　・・・・・・・・
・（１）であるからＡ　ｔ　＞　Ａ　４であシ、第７図に示す如くエントランスノズル１１２の
基準段部１１３が連結管１１ノの着座面１１４に着座す
る前にエントランスノズル１１２の上段部１１８が連結
管１１１の上支持段部１２４に当接し、これ以上の挿入
が不能となるのでこのブランケット燃料集合体１１０ｂ
の上端は正規の位置より上方に浮上る。そして、燃料交
換機には炉心構成要素１１０・・・の挿入量を検出する
装置が設けられているので、これによりブランケット燃
料集合体１１０ｂの浮き上りを検出し、誤装荷であるこ
とが検知されるまた、たとえば反射体１１θｄ・・・を
ゾランヶット燃料集合体１１０ｂ・・・を装荷すべき領
域に誤装荷した場合にはＡＩ　）Ａｓ　＞Ａｌｌ　＞Ａ４　　　・・・・・・・
・・（１）であるからＡ、）Ａ。

でアリ、エントランスノズル１１２の基準段部１１３が
連結管１１ノの着座面１１４に着座する前に上段部１１
８が上支持段部１２４に着座することはない３．シかし
、Ｂｌ　＜Ｂ２　＜Ｂａ　〈Ｂ４　　　・・・・・・・・
・（２）であるからＢｖ＜Ｂ＋となり、第８図に示す如く基準段部１１３が着座面１１
４に着座する前にエントランスノズル１１２の下段部１
１９が連結管１１ノの下支持段部１２５に当接し、やは
シこの反射体１１０ｄの上端は浮き上る２、よってこの
浮き上シによシ誤装荷を検出することができる。

したがって、いずれの炉心構成要素１１０・・・におい
ても誤装荷した場合そのエントランスノズル１１２・・
・の上段部１１Ｂ・・・または下段部１１９・・・のい
ずれかが連結管１１１・・・の上支持段部１２４・・・
または下支持段部１２５・・・に当接してこの炉心構成
要素１１０・・・が浮上り、誤装荷を検知することがで
き、誤装荷を防止することができる。

なお、本発明は上記の一実施例には限定されない、。

たとえば、前記実施例はエントランスノズルの上段部お
よび下段部、連結管の上支持段部および下支持段部はエ
ントランスノズルの上部嵌合部、下部嵌合部、連結管の
下部嵌合部、下部嵌合部の縁に形成される段部を利用し
たが、この上段部、下段部、上支持段部、下支持段部は
上記の段部とは別に設けてもよく、このようにすればエ
ントランスノズルの上部嵌合部、下部嵌合部等の長さを
すべての炉心構成要素について等しくすることもできる
。

上述の如く本発明は炉心構成要素のエントランスノズル
の上部および下部に下向の上段部および下段部を形成し
、炉心構成要素を装荷位置に対応して複数の群Ｇ１ｇＧ
２・・・Ｇｎ−１”ｎに分け、各群毎の炉心構成要素の
基準段部から上段部までの距離をＡ　Ｉ　　＋　Ａ　２
・・・Ａｎ、、Ａｎ、基準段部から下段部−までの距離
をＢｌ＋Ｂ！・・・Ｂｎ−１゜Ｂとしだとき、ＡＩ　＞Ａ、）−・・Ａｎ−１〉ＡｎＢ、＜Ｂ２＜−・・Ｂ１１−１＜Ｂｎとし、またこれら炉心構成要素を支持する連結管の内周
面には炉心構成要素が正しい位置に装荷された場合に上
記炉心構成要素の上段部および下段部にわずかの間隙を
もって下方から対向する上支持段部および下支持段部を
形成しだものである。したがって、炉心構成要素を誤っ
た位置の連結管に挿入した場合には基準段部が連結管の
上端に形成された着座面に着座する前にこの炉心構成要
素の上段部または下段部のいずれかが連結管の上支持段
部または下支持段部に当接して炉心構成要素が浮き上り
、この浮き上シにより誤装荷を検知し、誤装荷を防止す
るととができる。１そして、とのようにすれば公差や加
工の百倒寿エントランスノズルと連結管との嵌合部の径
を変えたものを多数種類製造する必要は々く、製造が容
易となり、しかもエントランスノズルや連結管の長さは
比較的大であるので段部の位置を数多く変えることがで
き、炉心構成要素の種類が多い大形の高速増殖炉にも充
分に対応することができる等その効果は犬である。

【図面の簡単な説明】

５何１図および第２図は従来例を示し、第１図は縦断面
図、第２図は炉心構成要素のエントランスノズルを連結
管内に挿入した状態の縦断面図である。第３図ないし第
８図は本発明の一実施例を示し、第５図は縦断面図、第
４図および第５図は炉心構成要素のエントランスノズル
を正しい装荷位置にある連結管に挿入１〜だ状態の縦断
面図、第６図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）　、　（
ｄ）は各炉心構成要素のエントランスノズルの上段部お
よび下段部の位置関係を示す側面図、第７図および第８
図は炉心構成要素のエントランスノズルを誤った装荷位
置にある連結管に挿入した状態の縦断面図である。１０１・・・原子炉容器、１０３・・・炉心、１０７・
・・炉心支持板、１１０・・・炉心構成要素、１１１・
・・連結管、１１２・・・エントランスノズル、１ノ３
・・・基準段部、１１４・・・着座面、１１８・・・上
段部、１１９・・・下段部、１２４・・・上支持段部、
１２５・・・下支持段部。出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦−２３＝第１図第２図第３図０６０２１１０　　　　　１１０　　　　　１０１０３１ｏｓ　　　　　　　　　　　　　　　ｌ−１１２１１
２１０７〜１０８〜〜１０９〜１１１　　　　　　　　１１１０４第４図第５図第６（ａ）　　　　　（ｂ）（Ｃ）（ｄ）第７図第８図

Claims

【特許請求の範囲】炉心構成要素のエントランスノズルの上端部にこの炉心
構成要素の上端から一定の距離に下向の基準段部を形成
し、また上記エントランスノズルの外周面上部に環状を
なす下向の上段部を形成するとともに上記エントランス
ノズルの外周面下部には上記上段部よシ小径の環状をな
す下向の下段部を形成し、上記炉心構成要素を装荷され
るべき領域に対応してＧ　１　　＊　Ｇ　宜・・・Ｇ　
　　、Ｇ　の複数群に分け、層群に属する炉心−Ｉｎ構成要素の上記基準段部から上段部までの距離をＡ１１
Ａ２・・・Ａｎ−１”ｎ上記基準段部から下段部までの
距離をそれぞれＢｌ、Ｂ宜・・・Ｂｎ、。Ｂとしたとき、Ａ＋＞Ａｔ＞・・・Ａｎ−１〉ＡｎＢｌ　　＜Ｂ、＜・・・Ｂｎ−１〈Ａｎとし、また炉心支持板に設けられ上記炉心構成要素のエントラ
ンスノズルが挿入されてこの炉心構成要素を支持する連
結管の内面にはその連結管の位置に装荷されるべき群の
炉心構成要素のエントランスノズルが挿入されその炉心
構成要素の基準段部がその連結管の上端に形成された着
座面に着座した状態においてこの炉心構成要素の上記上
段部および下段部にそれぞれわずかな間隙をもって下側
から対向する上向の上支持段部および下支持段部を形成
したことを特徴とする高速増殖炉の炉心構成要素誤装荷
防止装置３゜