JPS5847285Y2 - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JPS5847285Y2
JPS5847285Y2 JP1979035692U JP3569279U JPS5847285Y2 JP S5847285 Y2 JPS5847285 Y2 JP S5847285Y2 JP 1979035692 U JP1979035692 U JP 1979035692U JP 3569279 U JP3569279 U JP 3569279U JP S5847285 Y2 JPS5847285 Y2 JP S5847285Y2
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JP
Japan
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piston rod
piston
solenoid valve
cylinder
passage
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Application number
JP1979035692U
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English (en)
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JPS54131687U (ja
Inventor
昭治 原
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シリンダの両ポートにストローク端近くで閉
じられる電磁弁とシリンダロンドの外周をロックする機
構を設けた位置決め装置に関するものである。
従来、空圧シリンダを使った多点位置決め装置としては
、第1図に示した構造のものが知られている。
第1図に釦いて、1はシリンダ、2はピストン、3はピ
ストンロッド、4は電磁弁、11゜12はスピードコン
トローラで、中立閉の電磁弁4によってシリンダ10両
ポートをブロックし、ピストン2をストロークの中途で
停止させて位置決めさせるものである。
このような従来の装置では、空気の圧縮性や負荷の大小
等のために、位置決め精度が悪く、また長時間停止させ
て釦〈場合は、空気洩れ等で停止位置がずれてくること
が多いので、精密な多点位置決めを行なうことは困難で
あった。
また、このような空圧サーボ方式でフィードバックをか
ける装置もあるが、これは装置が複雑であり、高価にな
るという欠点があった。
本考案は、上記従来例の欠点を除去するため、ピストン
が停止すべき位置にきたときに、ピストンロッドが貫通
してむり且つピストンロッドの軸方向に互いに対称的に
設けられたl対の円錐形室内に収容された鋼球でピスト
ンロッドの外周をロックする機構を設け、ピストンを停
止すべき位置に確立に精度よく停止できるようにしたも
のである。
以下図面により実施例を詳細に説明する。第2図は、本
考案の実施例を示したもので、5は空圧シリンダであり
、圧縮空似が供給端6から供給され、中立閉の電磁弁γ
トよび電磁弁8,9゜10等の切換えによって運動する
11.12はスピードコントローラ、13.14は可変
シボリ15はピストン、16はピストンロッド、ITは
ピストンロッド16と一体に動くベースで、このベース
にはマイクロスインチ用ドッグ18.19が設けられ、
ドッグ18の方がドッグ19より運動方向に長くなって
いる。
20.21.22゜23.24.25はドッグ18.1
9によって作動されるマイクロスイッチ、26.26’
はシリンダ28の内径とピストンロッド16の外周を供
給端6、通路29、電磁弁301通路31からの空圧と
復元ばね2γ、2rによって往復動するサブピストン、
32.32’はピストンロッド16の周囲に配された鋼
球で、ばね33,33’によって、シリンダ28の一方
の円錐形室41.41’の内面に設けられた円錐面34
、34’に押し付けられている。
次に、この動作を説明すると、第2図に示す状態では、
ドッグ19がマイクロスイッチ21に肖って停止してい
るところであるが、この状態からトング19がマイクロ
スイッチ22に当って停止する場合を説明する。
第3図はその場合にお゛ける各マイクロスイッチのオン
、オフのタイミング釦よび各電磁弁の空圧回路に対する
開閉のタイミングを示すタイミング図である。
1ず、制御装置(図示せず)により電磁弁30を付勢し
て開状態にすると、供給端6、通路29゜電磁弁30、
通路31を圧縮空気が進み、サブピストン26 、26
’が復元ばね2γ、2T′に抗して鋼球32 、32’
を円錐面34.34’から離す。
それによりシリンダロッド16はロックがはずれてフリ
ーとなる。
電磁弁30の励磁と同時に(あるいはその励磁より若干
遅延したタイミングで)、電磁弁γが付勢されてその弁
位置が中立位置すから位置aへと切換えられ、筐た電磁
弁9が減勢され閉状態となる。
そうすると、圧縮空気は供給端6、電磁弁1、通路35
、スピードコントローラ11、通路36を通り、シリン
ダ5の空気室3Tに入り、また、シリンダ5の空気室3
8の空気は通路39、スピードコントローラ12、通路
40を通って大気に排出される。
これによりピストン15、ピストンロッド16、ベース
17L 矢印Aの方向に移動する。
このベースITの移動に従って、マイクロスイッチ24
がドッグ18からはずれると、今昔で閉状態にあった電
磁弁8と10が開状態となり、シリンダ5の空気室37
に流入する空気は、スピードコントローラ110通路ト
、電磁弁8、可変絞り130通路の両通路から流入する
また、シリンダ5の空気室38から排出される空気は、
スピードコントローラ12の通路と、可変絞り14、電
磁弁10の通路の両通路から排出されるので、ピストン
の移動速度は増大する。
更に、ピストン15が矢印方向Aに移動して、マイクロ
スイッチ25がドッグ18に当ると、今1で開いていた
電磁弁8,10が閉じて、シリンダ5の空気室3Tの流
入通路はスピードコントローラ11を通る通路だけとな
り、また、シリンダ5の空気室38の排出通路はスピー
ドコントローラ12を通る通路だけとなるので、ピスト
ン15の移動速度は減少する。
ピストン15は低速で更に移動し、ドッグ19がマイク
ロスイッチ22に尚りそれをオンにすると、電磁弁1が
動作し、中立位置すとなってブロックされ、圧縮空気は
供給も排出もされない。
な釦、電磁弁γを中立閉のものとする理由は、ある位置
にピストンロッド16を位置決めしたとき、シリンダ室
37.38を大気圧より高い圧力に保持するためであり
、もし大気圧に低下してし1うとスピードコントローラ
11またば12が機能を充分発揮せず次の位置への移動
をなめらかに達成することが困難になるためである。
また、マイクロスイッチ22が前記のようにオンになっ
たとき、電磁弁30が動作して通路31を大気開放する
そうするとサブピストン26゜26亦復元ばねによって
動き、鋼球32.32’はシリンダロッド16と円錐面
34.34’の間でクサビ効果を出すので、このシリン
ダロッド16はロックされる。
円錐形室を一対段けているのは、ピストンロッド16の
右、左両方向への移行を防止するためである。
円錐形室41によりピストンロッド16の左方向への移
行を防止し、円錐形室41′により右方向への移行を防
止する。
このように円錐形室を一対段けることにより左右どちら
方向へのピストンの運動でも確実に停止位置決めさせる
ことができ、位置決め後も、左右の外力に対して同一位
置を保持することができる。
な訃、ピストン15の左右の面の面積差によりピストン
15は左右方向の力を受けるが、この力はピストンロッ
ド16の断面積に起因するもので、仮にピストン径40
mm、ピストンロッド径10mm、空気圧4 Kg/c
rAとすると、力の大きさとしては約3Kg/crA程
度であり、この程度の力では鋼球32゜3zとピストン
ロッド16の間に構成上支障をきたす程の永久変形を生
ずることなく、かつ鋼球32 、32’によりピストン
ロッド16を確実にロックすることができる。
さた、マイクロスイッチ22が前記のようにオンになっ
たとき、電磁弁9が開状態となり、空気室37.38間
を導通させ、空気室3γ、38の力の不均衡を補正し、
鋼球32 、32’がシリンダロッドに無理な力を釦よ
ぼさないようにする。
以上の動作により、ピストン15はドッグ19がマイク
ロスイッチ22に当った点で確実に精度良く位置決めさ
れる。
また、ピストン15が制御装置の指令によって池の位置
、すなわちドッグ19がマイクロスイッチ20に当る位
置に位置決めされる場合も同様の経過で位置決めされる
なお、この実施例では鋼球を使って説明しであるが、こ
れは鋼球に限られるものではなく、コレットでもよく、
また、復元ばねの代りに圧縮空気等を使用することも可
能である。
以上説明したように、本考案は、鋼球群32゜32′を
ピストンロッド16と円錐11ffi34.34’の間
に配置させ、鋼球群のくさび効果によりピストンロッド
16を右行、左行の両方向に動かないようにロックする
即ち鋼球群32 、32’がピストンロッド16を直接
押圧してくい込んでロックする。
そのため確実なロックを行うことができ、精度よく位置
決めされるものである。
また構造が簡単であるため、ピストンロッドの右行、左
行の両方向からの外力に抗するように、2組のロックす
る機構を小さなスペース内に設けることができる。
捷た、ロックをはずし、ピストンロッドが動く時には鋼
球とピストンロッドはコロガリ摩擦であるため、従来例
のブレーキシュー等に比べて摩擦力を約r/loに小さ
くすることができ、従ってピストンロッドをなめらかに
動かすことが可能であるという大きな利点を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の位置決め装置の模式図であり、第2図
は、本考案の実施例の構成図である。 第3図は第2図の実施例にかける各マイクロスイッチ釦
よび各電磁弁の動作タイミングを示すタイ□ング図であ
る。 5・・・シリンダ、1・・−中立間の電磁弁、8,9゜
10.30・・・電磁弁、11.12・・・スピードコ
ントローラ、13.14・・・可変絞り、15・・・ピ
ストン、16・・・ピストンロッド、1γ・・・ベース
、IB。 19・・・ドッグ、20,21.22,23,24 。 25・−・マイクロスイッチ、26 、26’・・・サ
ブピストン、2γ、27′・・・復元ばね、28・・・
シリンダ、32.32’・・・鋼球またはコレット、3
3.33’・・ばね、34.34’・・・円錐面、41
、41’・・・円錐形室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空圧シリンダ内のピストンを往復動させる中立閉の電磁
    弁7とストローク中途で導通し、ストローク端近くで閉
    じられる電磁弁8.10にシリンダの両ポートに前記中
    立閉の電磁弁1と各直列に配列しかつ前記電磁弁8,1
    0と各並列にスピードコントローラ11.12を設け、
    前記中立閉の電磁弁が中立の時シリンダの雨空気室37
    .38を導通させる電磁弁9と、ピストンロッド16の
    外周を複数の球によってロックする機構とからなり、こ
    のロックする機構は、ピストンロッド16が貫通して釦
    す且つその軸方向に対称的に相対向して一対段けられた
    円錐形室内に上記ピストンロッドをつつむ如く鋼球群3
    2.32’が配置され、この鋼球群をそれぞれ一方向か
    ら押圧してピストンロッドをロックするバネ33 、3
    3’と、他方向から前記中立閉の電磁弁1の導通と同時
    寸たばその導通と若干先立って空気圧を作用させ鋼球群
    32.32’を他方向に押してピストンロッド16のロ
    ックを解くサブピストン26.26’を設けたことを特
    徴とする位置決め装置。
JP1979035692U 1979-03-22 1979-03-22 位置決め装置 Expired JPS5847285Y2 (ja)

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JP1979035692U JPS5847285Y2 (ja) 1979-03-22 1979-03-22 位置決め装置

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JP1979035692U JPS5847285Y2 (ja) 1979-03-22 1979-03-22 位置決め装置

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Publication Number Publication Date
JPS54131687U JPS54131687U (ja) 1979-09-12
JPS5847285Y2 true JPS5847285Y2 (ja) 1983-10-28

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ID=28895449

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JPS4513736Y1 (ja) * 1966-09-30 1970-06-11

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