JPS5846812B2 - ガスしや断器 - Google Patents
ガスしや断器Info
- Publication number
- JPS5846812B2 JPS5846812B2 JP12182976A JP12182976A JPS5846812B2 JP S5846812 B2 JPS5846812 B2 JP S5846812B2 JP 12182976 A JP12182976 A JP 12182976A JP 12182976 A JP12182976 A JP 12182976A JP S5846812 B2 JPS5846812 B2 JP S5846812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- gas
- insulating
- compression chamber
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/70—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/88—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
- H01H2033/888—Deflection of hot gasses and arcing products
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスしゃ断器に係り、特に消弧室の絶縁筒内面
を操作時のガス流によって吹付は清浄作用を備えた消弧
室に関する。
を操作時のガス流によって吹付は清浄作用を備えた消弧
室に関する。
従来、しゃ断器の定格電圧を増す場合しゃ断点当りの耐
電圧値に限度があるため、通常多点切構造とする。
電圧値に限度があるため、通常多点切構造とする。
この多点切構造では各しゃ断点間の分担電圧を均一にす
ること及び電極間の支持のため、絶縁筒又は並列インピ
ーダンスを備えた絶縁筒が用いられるが、極間の耐電圧
値は主として絶縁筒表面の電界強度に支配される。
ること及び電極間の支持のため、絶縁筒又は並列インピ
ーダンスを備えた絶縁筒が用いられるが、極間の耐電圧
値は主として絶縁筒表面の電界強度に支配される。
この消弧室１４は第１図に示すもので、図面下側は投入
状態を示し、上側はしゃ断動作時を示している。
状態を示し、上側はしゃ断動作時を示している。
このしゃ断動作時にはガス流５１，５２゜５３．５４，
５５が発生する。
５５が発生する。
このガス流５５によって摺動部の摩耗粉、電流しゃ断時
発生する金属弗化物粉末等が絶縁筒３３の内部表面に蓄
積する。
発生する金属弗化物粉末等が絶縁筒３３の内部表面に蓄
積する。
この汚損粉末は摺動部に主として用いられる固体潤滑材
例えば２硫化モリブデン粉末及び金属弗化物粉末であっ
て、浮遊性に富むものである。
例えば２硫化モリブデン粉末及び金属弗化物粉末であっ
て、浮遊性に富むものである。
しかしこの粉末は両者とも本来良好な絶縁物であるが、
動作により若干の金属粉を生ずることはさげられない。
動作により若干の金属粉を生ずることはさげられない。
この金属粉末は上記の絶縁性を有する粉末と混合して消
弧室を取りまく絶縁筒３３の内面に付着して極間絶縁耐
力の低下は避けられないという改良すべき点がある。
弧室を取りまく絶縁筒３３の内面に付着して極間絶縁耐
力の低下は避けられないという改良すべき点がある。
本発明の目的は、消弧室の絶縁筒内面が導電性粉塵によ
って汚損される場合に、このような粉塵をしゃ断動作時
に吹飛ばすガス流を発生させて、絶縁筒内面を清浄にし
耐電圧性を向上することのできるガスしゃ断器を提供す
ることである。
って汚損される場合に、このような粉塵をしゃ断動作時
に吹飛ばすガス流を発生させて、絶縁筒内面を清浄にし
耐電圧性を向上することのできるガスしゃ断器を提供す
ることである。
以下本発明を第２図及び第４図に示した実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
第１図と同一部分は同符号を付した。
第２図において、接地タンク１１内にＳＦ６ガスのよう
な絶縁ガス１２とともに接合ケース１３０両端に設けら
れるしゃ断部を内蔵する消弧室１４．１４を収納し、両
消弧室１４，１４の固定接点１５側からそれぞれ絶縁ス
ペーサ１６ａ。
な絶縁ガス１２とともに接合ケース１３０両端に設けら
れるしゃ断部を内蔵する消弧室１４．１４を収納し、両
消弧室１４，１４の固定接点１５側からそれぞれ絶縁ス
ペーサ１６ａ。
１６ｂとブッシング１７ ａ 、１７ ｂを介して導体
１８ａ、１８ｂが外部に導出される。
１８ａ、１８ｂが外部に導出される。
消弧室１４の可動接点１９は接合ケース１３内のリンク
機構部１３ａに連結され、接合ケース１３は支持絶縁筒
１３ｂにより支持される。
機構部１３ａに連結され、接合ケース１３は支持絶縁筒
１３ｂにより支持される。
このリンク機構部１３ａは図示されない操作装置と支持
絶縁筒１３ｂ内に設けられる絶縁ロッド１３ｃを介して
連結駆動される。
絶縁筒１３ｂ内に設けられる絶縁ロッド１３ｃを介して
連結駆動される。
１１ ａ 、１ ｌ ｂはそれぞれ変流器、１１Ｃはフ
ランジ部、１１ｄは吸着剤収納部である。
ランジ部、１１ｄは吸着剤収納部である。
消弧室１４は第３図に示すように固定接点１４の周囲に
固定側通電接触子２１とシールド２１ａとを備え、これ
に対向して可動接点１９と一体に形成されるシリンダ２
２に可動側通電接触子２３と絶縁ノズル２４が設置され
ている。
固定側通電接触子２１とシールド２１ａとを備え、これ
に対向して可動接点１９と一体に形成されるシリンダ２
２に可動側通電接触子２３と絶縁ノズル２４が設置され
ている。
シリンダ２２は固定ピストン２５との間に第１圧縮室２
６が形成される。
６が形成される。
固定接点１５と固定側ケース２７と固定側フランジ３０
とは一体に形成され、ピストン２５と可動側フランジ３
１と可動側ケース３２とは一体に形成されている。
とは一体に形成され、ピストン２５と可動側フランジ３
１と可動側ケース３２とは一体に形成されている。
これら固定側フランジ３０と可動側フランジ３１との間
に絶縁筒３３を設け、この内部に固定及び可動接点が絶
縁ガス１２とともに収納されている。
に絶縁筒３３を設け、この内部に固定及び可動接点が絶
縁ガス１２とともに収納されている。
可動側ケース３２は図示されない接合ケース１３に接合
される。
される。
可動接点１９は図示されないリンク機構１３ａに接続さ
れ駆動される。
れ駆動される。
絶縁筒３３はエポキシ樹脂のような絶縁物製のもの又は
多点切りのしゃ断器の場合に用いられる電圧分担用の分
圧インピーダンスとして例えば金属箔を巻き込んで静電
容量を形成した絶縁筒のものでもよい。
多点切りのしゃ断器の場合に用いられる電圧分担用の分
圧インピーダンスとして例えば金属箔を巻き込んで静電
容量を形成した絶縁筒のものでもよい。
シリンダ２２０頭部２２ａの外周面に絶縁物からなるつ
ば３５を設げる。
ば３５を設げる。
このっば３５の先端の外周は絶縁筒３３内側とわずがな
間隙を保ち、しゃ断時の動作方向に曲げられた形状に形
成されている。
間隙を保ち、しゃ断時の動作方向に曲げられた形状に形
成されている。
固定接点側には排気孔３７，３８を設け、シリンダ２Ｔ
には第１圧縮室２６と連通ずる噴出孔３９を設け、ピス
トン２５には圧縮室２６とピストン空間部４０と連通し
逆止弁４１ａを有する通気孔４１を設け、可動側フラン
ジ３１にはピストン空間部４０と可動側ケース３２と連
通ずる通気孔４２が設けられ、可動側ケース３２には通
気孔４３が設けられている。
には第１圧縮室２６と連通ずる噴出孔３９を設け、ピス
トン２５には圧縮室２６とピストン空間部４０と連通し
逆止弁４１ａを有する通気孔４１を設け、可動側フラン
ジ３１にはピストン空間部４０と可動側ケース３２と連
通ずる通気孔４２が設けられ、可動側ケース３２には通
気孔４３が設けられている。
可動接点１９は中空部１９ａを有し、可動側ケース３２
と連通ずる通気孔４４が設けられている。
と連通ずる通気孔４４が設けられている。
絶縁筒３３とシリンダ２５の側面とフランジ３１とひだ
３５に囲まれる第２圧縮室４５が形成され、この圧縮室
４５と絶縁筒３３の外側とを連通し、逆止弁４６ａを有
する通気孔４６が可動側フランジ３１に設けられ、これ
と反対側のフランジ３０に排気孔３７に連通ずる通気孔
４７が設けられている。
３５に囲まれる第２圧縮室４５が形成され、この圧縮室
４５と絶縁筒３３の外側とを連通し、逆止弁４６ａを有
する通気孔４６が可動側フランジ３１に設けられ、これ
と反対側のフランジ３０に排気孔３７に連通ずる通気孔
４７が設けられている。
次に本発明の作用について説明する。
第３図に示すように投入状態において、第２圧縮室４５
には逆止弁４６ａと通気孔４６を通してガス流５０が流
入し終っている。
には逆止弁４６ａと通気孔４６を通してガス流５０が流
入し終っている。
この消弧室１４がしゃ断状態になると、第４図に示すよ
うに第１圧縮室２６で圧縮されたガスはガス流５１とな
り、絶縁ノズル２４の出口において、ガス流５２，５３
に分れ、ガス流５２は固定接点側にガス流５４，５４ａ
となり排出され、ガス流５３は中空部１９ａを通ってガ
ス流５３ａとなって排出される。
うに第１圧縮室２６で圧縮されたガスはガス流５１とな
り、絶縁ノズル２４の出口において、ガス流５２，５３
に分れ、ガス流５２は固定接点側にガス流５４，５４ａ
となり排出され、ガス流５３は中空部１９ａを通ってガ
ス流５３ａとなって排出される。
このようなしゃ断動作に伴ってシリンダの頭部２２ａに
設けられるつば３５は逆止弁４６ａが通気孔４６を閉止
している第２圧縮室４５のガスを圧縮する。
設けられるつば３５は逆止弁４６ａが通気孔４６を閉止
している第２圧縮室４５のガスを圧縮する。
つば３５は絶縁筒３３の内面にわずかの間隙を有してい
るので、この間隙を通して強く噴出するガス流５Ｔが流
れ、このガス流５７はつば３５の移動に伴い絶縁筒３３
に付着している汚損粉塵を吹き飛ばして通気孔４７を通
って排気孔３７に排出される。
るので、この間隙を通して強く噴出するガス流５Ｔが流
れ、このガス流５７はつば３５の移動に伴い絶縁筒３３
に付着している汚損粉塵を吹き飛ばして通気孔４７を通
って排気孔３７に排出される。
このようにしてしゃ断動作のたびに、絶縁筒３３の内面
はガス流５７によって、吹き清められて内面を清浄に保
つことができる。
はガス流５７によって、吹き清められて内面を清浄に保
つことができる。
以上本発明によればしゃ断動作時にシリンダ頭部円周に
設けられるつばによって第２圧縮室のガスを圧縮し、つ
ばと絶縁筒内面との間隙を通してガス流を噴出しシリン
ダのしゃ断方向の動作に伴い絶縁筒内面の汚損粉塵を吹
き飛ばし内面を常に清浄に保つことによって絶縁筒内面
の耐電圧を向上させることのできる消弧室を備えたガス
しゃ断器を提供することができる。
設けられるつばによって第２圧縮室のガスを圧縮し、つ
ばと絶縁筒内面との間隙を通してガス流を噴出しシリン
ダのしゃ断方向の動作に伴い絶縁筒内面の汚損粉塵を吹
き飛ばし内面を常に清浄に保つことによって絶縁筒内面
の耐電圧を向上させることのできる消弧室を備えたガス
しゃ断器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来のガスしゃ断器の消弧室の従断面図、第２
図は本発明のガスしゃ断器の一部縦断面正面図、第３図
及び第４図はそれぞれ本発明の消弧室の投入状態及びし
ゃ断状態の縦断面図である。 １４・・・・・・消弧室、１５及び１９・・・・・・固
定及び可動接点、２２・・・・・・シリンダ、２５・−
・・・・ピストン、２６・・・・・・第１圧縮室、３３
・・・・・・絶縁筒、３５・・・・・・つば、４５・・
・・・・第２圧縮室、５０，５１，５２゜５３．５４，
５５，５６，５７・・・・・・ガス流。
図は本発明のガスしゃ断器の一部縦断面正面図、第３図
及び第４図はそれぞれ本発明の消弧室の投入状態及びし
ゃ断状態の縦断面図である。 １４・・・・・・消弧室、１５及び１９・・・・・・固
定及び可動接点、２２・・・・・・シリンダ、２５・−
・・・・ピストン、２６・・・・・・第１圧縮室、３３
・・・・・・絶縁筒、３５・・・・・・つば、４５・・
・・・・第２圧縮室、５０，５１，５２゜５３．５４，
５５，５６，５７・・・・・・ガス流。
Claims (1)
- １ 固定接点および可動接点としゃ断動作時に両接点が
開離した際両接点間に発生するアークを消弧性ガスを圧
縮して吹付けるシリンダ及びピストンからなる圧縮室と
を絶縁筒内に収縮した消弧室を備えたガスしゃ断器にお
いて、前記絶縁筒内面側と前記シリンダ及びピストン側
面との間に第２圧縮室を形成し、前記可動接点側に前記
絶縁筒内面とわずかな間隙を備えたつばを設け、しゃ断
動作時に前記可動接点の動作に伴って前記つばが前記第
２圧縮室の消弧性ガスを圧縮して前記間隙を通して噴出
ガス流を発生させることを特徴とする消弧室を備えたガ
スしゃ断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12182976A JPS5846812B2 (ja) | 1976-10-13 | 1976-10-13 | ガスしや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12182976A JPS5846812B2 (ja) | 1976-10-13 | 1976-10-13 | ガスしや断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5347971A JPS5347971A (en) | 1978-04-28 |
| JPS5846812B2 true JPS5846812B2 (ja) | 1983-10-19 |
Family
ID=14820950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12182976A Expired JPS5846812B2 (ja) | 1976-10-13 | 1976-10-13 | ガスしや断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5846812B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0295818U (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-31 | ||
| KR20230016481A (ko) * | 2021-07-26 | 2023-02-02 | 한국앤컴퍼니 주식회사 | 유피에스용 브이알엘에이 전지에 적용할 수 있는 열폭주 감지 장치 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5434976B2 (ja) * | 1973-06-11 | 1979-10-30 | ||
| JPS5859179A (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-08 | 三菱電機株式会社 | 交流エレベ−タの制御装置 |
-
1976
- 1976-10-13 JP JP12182976A patent/JPS5846812B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0295818U (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-31 | ||
| KR20230016481A (ko) * | 2021-07-26 | 2023-02-02 | 한국앤컴퍼니 주식회사 | 유피에스용 브이알엘에이 전지에 적용할 수 있는 열폭주 감지 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5347971A (en) | 1978-04-28 |
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