JPS5846675B2 - 点火時期制御方法 - Google Patents
点火時期制御方法Info
- Publication number
- JPS5846675B2 JPS5846675B2 JP55038968A JP3896880A JPS5846675B2 JP S5846675 B2 JPS5846675 B2 JP S5846675B2 JP 55038968 A JP55038968 A JP 55038968A JP 3896880 A JP3896880 A JP 3896880A JP S5846675 B2 JPS5846675 B2 JP S5846675B2
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- Japan
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- engine
- ignition timing
- ignition
- data
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- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/15—Digital data processing
- F02P5/152—Digital data processing dependent on pinking
- F02P5/1521—Digital data processing dependent on pinking with particular means during a transient phase, e.g. starting, acceleration, deceleration, gear change
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2200/00—Input parameters for engine control
- F02D2200/02—Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
- F02D2200/10—Parameters related to the engine output, e.g. engine torque or engine speed
- F02D2200/1015—Engines misfires
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、点火時期制御方法に関する。
エンジンの燃費や性能をよくするためには、エンジンの
圧縮比を上げ、点火時期を進めればよいことが知られて
いるが、これを行なうとノッキングが発生し易くなるた
め、それを検出して点火時期を遅らせるように補正制御
し、ノッキングを回避又は抑制させる必要がある。
圧縮比を上げ、点火時期を進めればよいことが知られて
いるが、これを行なうとノッキングが発生し易くなるた
め、それを検出して点火時期を遅らせるように補正制御
し、ノッキングを回避又は抑制させる必要がある。
そのための点火時期制御方法としては従来、エンジンの
気筒内圧力を測定してノッキングを検出し、その結果に
応じて点火時期を補正制御する方法と、エンジンの振動
を測定して検出し、その結果に応じて点火時期を補正制
御する方法等があった。
気筒内圧力を測定してノッキングを検出し、その結果に
応じて点火時期を補正制御する方法と、エンジンの振動
を測定して検出し、その結果に応じて点火時期を補正制
御する方法等があった。
すなわち、前者はノッキングが発生しない場合気筒内圧
力はエンジン回転角に対して第1図に実線で示すように
滑らかに変化するが、ノッキングが発生すると異常燃焼
のために破線で示すように激しく変化することを利用し
、その圧力変化を測定してノッキングの発生の有無を判
定し、後者は前記の急激な圧力変化に起因するエンジン
の異常振動を測定してノッキングの発生の有無を判定す
る。
力はエンジン回転角に対して第1図に実線で示すように
滑らかに変化するが、ノッキングが発生すると異常燃焼
のために破線で示すように激しく変化することを利用し
、その圧力変化を測定してノッキングの発生の有無を判
定し、後者は前記の急激な圧力変化に起因するエンジン
の異常振動を測定してノッキングの発生の有無を判定す
る。
しかしながら、このような従来の方法では、エンジン気
筒内の高温、高圧に耐え得る圧力センサや、エンジンの
微少振動を検出し得る高感度の振動センサが必要である
ため、高価になるという欠点があった。
筒内の高温、高圧に耐え得る圧力センサや、エンジンの
微少振動を検出し得る高感度の振動センサが必要である
ため、高価になるという欠点があった。
また、圧力検出の場合は圧力センサの恒久的な耐久性を
確保することが困難であり、振動検出の場合はノッキン
グによる振動を正確に判定するために振動センサの検出
信号レベルを太きくしようとすると、その可動部の変位
量を大きくしなければならず、そのためにやはり振動セ
ンサの耐久性を確保することが難しくなる問題もあった
。
確保することが困難であり、振動検出の場合はノッキン
グによる振動を正確に判定するために振動センサの検出
信号レベルを太きくしようとすると、その可動部の変位
量を大きくしなければならず、そのためにやはり振動セ
ンサの耐久性を確保することが難しくなる問題もあった
。
したがって、長期間に亘って有効にノッキングを回避又
は抑制する点火時期の補正制御を行なうことが困難であ
った。
は抑制する点火時期の補正制御を行なうことが困難であ
った。
そこで、この発明においては、ノッキングが発生してい
なければ、エンジン回転速度はエンジン回転角に対して
第2図に実線で示すようにゆるやかに変化するが、ノッ
キングが発生すると第1図に破線で示すような急激な圧
力変化に伴い、エンジン回転速度の変化が第2図に破線
で示すように、正常時より激しくなることに着目して、
点火間隔より小さい周期でエンジン回転速度に基づく値
を計測し、その計測値からエンジン回転速度の変動量を
検出して、その変動量を所定の基準値と比較し、変動量
が基準値より大きい時に点火時期を遅らせるようにし、
それによって圧力センサや振動センサを不要にすると共
に、点火時期の制御を適切に行なうようにする。
なければ、エンジン回転速度はエンジン回転角に対して
第2図に実線で示すようにゆるやかに変化するが、ノッ
キングが発生すると第1図に破線で示すような急激な圧
力変化に伴い、エンジン回転速度の変化が第2図に破線
で示すように、正常時より激しくなることに着目して、
点火間隔より小さい周期でエンジン回転速度に基づく値
を計測し、その計測値からエンジン回転速度の変動量を
検出して、その変動量を所定の基準値と比較し、変動量
が基準値より大きい時に点火時期を遅らせるようにし、
それによって圧力センサや振動センサを不要にすると共
に、点火時期の制御を適切に行なうようにする。
以下、この発明による点火時期制御方法の実施例を添付
図面の第3図以降を参照しながら説明する。
図面の第3図以降を参照しながら説明する。
第3図において、エンジン回転角検出手段1はエンジン
の一定回転角毎にパルス信号a及びbを発生する。
の一定回転角毎にパルス信号a及びbを発生する。
例えば6気筒エンジンにこの発明を適用した場合、第4
図に示すように、パルス信号aはエンジン回転角1°毎
に立上り、立下りを繰返し、パルス信号すは1200毎
に立上る。
図に示すように、パルス信号aはエンジン回転角1°毎
に立上り、立下りを繰返し、パルス信号すは1200毎
に立上る。
エンジン回転角検出手段1としては、例えば電磁ピック
アップとギアの組合せ、発光・受光装置とスリット付円
板の組合せ、感磁素子と磁石を取り付けた円板の組合せ
等多くのものが既に公知である。
アップとギアの組合せ、発光・受光装置とスリット付円
板の組合せ、感磁素子と磁石を取り付けた円板の組合せ
等多くのものが既に公知である。
周期測定手段2は、第5図に示すようにクロック発振器
21とカウンタ22とタイミング制御回路23とからな
り、パルス信号aの周期を演算・記憶手段としてのマイ
クロコンピュータ(以下「マイコン」と云う)3に制御
されて測定する。
21とカウンタ22とタイミング制御回路23とからな
り、パルス信号aの周期を演算・記憶手段としてのマイ
クロコンピュータ(以下「マイコン」と云う)3に制御
されて測定する。
すなわち、マイコン3によって制御されるタイミング制
御回路23は、パルス信号aに同期した例えば1°毎に
立上る割込要求信号iをマイコン3へ出力し、マイコン
3がそれに応じてエンジン回転角1°毎に、カウンタ2
2がクロック発振器21からのクロック信号Cをカウン
トしたカウントデータhを読み込んで記憶し、例えばそ
のデータ間の差を算出してパルス信号aの周期を測定す
るようになっている。
御回路23は、パルス信号aに同期した例えば1°毎に
立上る割込要求信号iをマイコン3へ出力し、マイコン
3がそれに応じてエンジン回転角1°毎に、カウンタ2
2がクロック発振器21からのクロック信号Cをカウン
トしたカウントデータhを読み込んで記憶し、例えばそ
のデータ間の差を算出してパルス信号aの周期を測定す
るようになっている。
マイコン3は、第6図に示すように中央処理装置(CP
U)31、後述するプログラムを格納したリード・オン
リー・メモリ(ROM)32及び各種演算データを一時
記憶するランダム・アクセス・メモリ(RAM)33等
からなり、測定された周期データを記憶したり、そのデ
ータを演算処理してエンジン回転速度の瞬時値を算出し
たり、そのエンジン回転速度の瞬時値変動量を算出して
その変動量が所定の基準値より大きい時にエンジン要求
値より遅らせた点火時期データfと通電データeを点火
信号発生手段4へ出力する。
U)31、後述するプログラムを格納したリード・オン
リー・メモリ(ROM)32及び各種演算データを一時
記憶するランダム・アクセス・メモリ(RAM)33等
からなり、測定された周期データを記憶したり、そのデ
ータを演算処理してエンジン回転速度の瞬時値を算出し
たり、そのエンジン回転速度の瞬時値変動量を算出して
その変動量が所定の基準値より大きい時にエンジン要求
値より遅らせた点火時期データfと通電データeを点火
信号発生手段4へ出力する。
その動作の詳細は後述する。
点火信号発生手段4は第8図に示すように、マイコン3
からの点火時期データfを受けてそれを記憶するレジス
タ41と、マイコン3からの通電角データeを受けてそ
れを記憶するレジスタ42と、パルス信号すによってリ
セットされ、パルス信号aをカウントし、パルス信号す
が入るエンジン回転角度を基準にしたエンジンの回転角
度位置の現在値を測定するカウンタ43と、カウンタ4
3の測定値とレジスタ41の値を比較して、致した時に
フリップ・フロップ44の出力である点火信号jをリセ
ットする比較器45と、カウンタ43の測定値とレジス
タ42の値を比較して、一致した時に前記フリップ・フ
ロップ44の出力である点火信号jをセットする比較器
46などから構成され、点火時期データfに対応したエ
ンジン回転角度で点火し、即ち、図示しない点火コイル
の1次電流を遮断し、通電角データeに対応したエンジ
ン回転角で点火コイルの1次電流の通電を開始するよう
な点火信号jを発する。
からの点火時期データfを受けてそれを記憶するレジス
タ41と、マイコン3からの通電角データeを受けてそ
れを記憶するレジスタ42と、パルス信号すによってリ
セットされ、パルス信号aをカウントし、パルス信号す
が入るエンジン回転角度を基準にしたエンジンの回転角
度位置の現在値を測定するカウンタ43と、カウンタ4
3の測定値とレジスタ41の値を比較して、致した時に
フリップ・フロップ44の出力である点火信号jをリセ
ットする比較器45と、カウンタ43の測定値とレジス
タ42の値を比較して、一致した時に前記フリップ・フ
ロップ44の出力である点火信号jをセットする比較器
46などから構成され、点火時期データfに対応したエ
ンジン回転角度で点火し、即ち、図示しない点火コイル
の1次電流を遮断し、通電角データeに対応したエンジ
ン回転角で点火コイルの1次電流の通電を開始するよう
な点火信号jを発する。
次に、上記のように構成された実施例におけるマイコン
3の動作を第7図イ〜ハに示すフロー図を参照して説明
する。
3の動作を第7図イ〜ハに示すフロー図を参照して説明
する。
先ず、電源が入ると第7図イに示すように、「リセット
」の状態から動作を開始し、各種人力データを読み込む
。
」の状態から動作を開始し、各種人力データを読み込む
。
入力データは第3図においては図示していないが、エン
ジンの負荷状態を示す信号(例えば吸入空気量、吸気圧
、スロットル開度)、エンジン冷却水温度、吸入空気温
度、電源(バッテリ)電圧などの信号である。
ジンの負荷状態を示す信号(例えば吸入空気量、吸気圧
、スロットル開度)、エンジン冷却水温度、吸入空気温
度、電源(バッテリ)電圧などの信号である。
これらのデータに基づいて点火時期を決定する訳である
が、先ず後述するエンジン回転速度測定結果のデータと
エンジン負荷状態を示すデータに対応して基本点火時期
を算出する。
が、先ず後述するエンジン回転速度測定結果のデータと
エンジン負荷状態を示すデータに対応して基本点火時期
を算出する。
続いて冷却水温、吸気温度等による点火時期の補正を行
なう。
なう。
次に、エンジン回転速度や電源電圧によらず点火エネル
ギーが一定となるように点火コイルの1次電流の通電角
をそれらに応じて算出する。
ギーが一定となるように点火コイルの1次電流の通電角
をそれらに応じて算出する。
そして、これらの演算を繰返し行なって常に最も新しい
データをマイコン3のRAM33に記憶しておく。
データをマイコン3のRAM33に記憶しておく。
次に、エンジン回転速度の変動量を点火間隔より小さい
周期で検出する方法に就で説明する。
周期で検出する方法に就で説明する。
前述のように、周期測定手段2を用いてパルス信号aの
周期を測定するが、その測定データは第5図に示したタ
イミング制御回路23からの1°毎に発生する割込要求
信号iによってコールされる割込処理プログラムをマイ
コン3のCPU31が実行して得られる。
周期を測定するが、その測定データは第5図に示したタ
イミング制御回路23からの1°毎に発生する割込要求
信号iによってコールされる割込処理プログラムをマイ
コン3のCPU31が実行して得られる。
この割込要求信号iが入力すると、今まで第7図イの演
算処理を繰返し実行していたCPU 31は、それを一
時中断して同図口の「1°割り込み」から始まる演算処
理を優先的に実行する。
算処理を繰返し実行していたCPU 31は、それを一
時中断して同図口の「1°割り込み」から始まる演算処
理を優先的に実行する。
先ず、カウンタ22のカウントデータhを読み込む。
続いて、そのデータと前回読み込んだデータとから信号
aの立上りから立下りあるいは立下りから立上りまでの
周期tを算出し、それをRAM 33に記憶しておく。
aの立上りから立下りあるいは立下りから立上りまでの
周期tを算出し、それをRAM 33に記憶しておく。
次に、同様にして前回算出してRAM 33に記憶した
周期データと今回算出した周期データとの差△tを算出
する。
周期データと今回算出した周期データとの差△tを算出
する。
なお、周期tはエンジン回転速度の瞬時値の逆数である
からその差△tが大きい程回転速度の変動量も大きくな
るため、この△1の大きさによって点火間隔より小さい
周期での回転速度の瞬時値の変動量を知ることができる
。
からその差△tが大きい程回転速度の変動量も大きくな
るため、この△1の大きさによって点火間隔より小さい
周期での回転速度の瞬時値の変動量を知ることができる
。
もちろん、エンジン回転速度の瞬時値を求めてから両者
の差をとって変動量を直接求めても良い。
の差をとって変動量を直接求めても良い。
そこで、△tを所定の基準値と比較して、その基準値よ
り太きければノック有りと判定し、小さければノック無
しと判定して、その判定結果をRAM 33に記憶して
おく。
り太きければノック有りと判定し、小さければノック無
しと判定して、その判定結果をRAM 33に記憶して
おく。
また、周期tの逆数を計算してエンジン回転速度の瞬時
値を求め、それを前述の基本点火時期の算出等に利用す
る。
値を求め、それを前述の基本点火時期の算出等に利用す
る。
以上の演算処理を終了すると、再び同図イの「リセット
」から始まる演算処理を、中断していたところに戻って
再開する。
」から始まる演算処理を、中断していたところに戻って
再開する。
次に、ノック判定結果に従って点火時期を補正する方法
に就で説明する。
に就で説明する。
パルス信号すすなわちエンジン回転角120°の信号が
マイコン3のCPU31に入力すると、第7図ハのr1
20’割り込み」から始まる演算処理を開始する。
マイコン3のCPU31に入力すると、第7図ハのr1
20’割り込み」から始まる演算処理を開始する。
先ず同図口に示す演算処理で判定し、RAM33に記憶
されたノック判定結果をチェックし、ノック有りの場合
は同図イに示す演算処理で算出、補正された点火時期を
遅らせる方向に補正し、ノック無しの場合は、既に遅ら
せる補正が行なわれている場合には補正量を徐々に小さ
くして補正量をゼロに戻し、補正が行なわれていない場
合には、そのまま補正しないで点火時期データfと通電
角データeを点火信号発生手段4へ出力する。
されたノック判定結果をチェックし、ノック有りの場合
は同図イに示す演算処理で算出、補正された点火時期を
遅らせる方向に補正し、ノック無しの場合は、既に遅ら
せる補正が行なわれている場合には補正量を徐々に小さ
くして補正量をゼロに戻し、補正が行なわれていない場
合には、そのまま補正しないで点火時期データfと通電
角データeを点火信号発生手段4へ出力する。
そして、点火信号発生手段4はこれらの両デークf。
eとエンジン回転角検出手段1からのパルス信号a、b
とから点火信号Jを発生し、それによって図示しない点
火コイルの通電を制御し、配電器、点火栓を介してノッ
キングの発生を抑制又は回避するような点火を行なう。
とから点火信号Jを発生し、それによって図示しない点
火コイルの通電を制御し、配電器、点火栓を介してノッ
キングの発生を抑制又は回避するような点火を行なう。
以上説明したのはこの発明の基本的実施例であるが、次
に他の実施例について説明する。
に他の実施例について説明する。
6気筒以外のエンジンに適用する場合にはパルス信号す
を変えれば良く、例えば4気筒エンジンの場合には18
0°毎に、また8気筒エンジンの場合には90°毎に、
すなわち720°÷(気筒数)の角度毎にパルスを発生
するようにする。
を変えれば良く、例えば4気筒エンジンの場合には18
0°毎に、また8気筒エンジンの場合には90°毎に、
すなわち720°÷(気筒数)の角度毎にパルスを発生
するようにする。
周期測定は必ずしも1°毎に行なわなくても良い。
例えば、2°毎に行なう場合、パルス信号aを2°毎に
変化するように変えても良いし、パルス信号aの立上り
から次の立上りまでの周期を測定しても良い。
変化するように変えても良いし、パルス信号aの立上り
から次の立上りまでの周期を測定しても良い。
さらに、演算処理において、2回測定した結果毎に△t
を算出するようにしても良い。
を算出するようにしても良い。
このように周期をゆっくりにすると、演算処理速度の遅
い安価なマイコンやその周辺回路が使えるという利点が
ある。
い安価なマイコンやその周辺回路が使えるという利点が
ある。
ノッキングの有無の判定においては、基準値をエンジン
の運転状態に応じて変えると、さらに正確に判定できる
。
の運転状態に応じて変えると、さらに正確に判定できる
。
例えばエンジン回転速度が低い場合には、ノッキングに
よるエンジン回転速度の変動量の絶対値が小さいが、回
転速度が高い場合にはその変動量の絶対値が大きくなる
。
よるエンジン回転速度の変動量の絶対値が小さいが、回
転速度が高い場合にはその変動量の絶対値が大きくなる
。
従って基準値を回転速度変化に応じて変化させると良い
。
。
なお、周期データの差△tに回転速度に応じた値を乗じ
て、一定の基準値と比較しても同様の効果が得られる。
て、一定の基準値と比較しても同様の効果が得られる。
さらに、エンジン回転速度以外の要因によって、例えば
冷却水温度やエンジン負荷、車速等によって基準値を変
えたり、△tを補正しても良い。
冷却水温度やエンジン負荷、車速等によって基準値を変
えたり、△tを補正しても良い。
なお、第2図から分るように、ノッキングの発生によっ
てエンジン回転速度の瞬時値が変化する期間はある範囲
に限定されている。
てエンジン回転速度の瞬時値が変化する期間はある範囲
に限定されている。
これは点火直後、すなわち燃焼の開始直後からしばらく
の間で、路上死点付近である。
の間で、路上死点付近である。
従って、その範囲だけでノンキングの有無を判定するよ
うにすれば、さらに正確に判定できる。
うにすれば、さらに正確に判定できる。
具体的には、パルス信号すが上死点付近で発生するよう
にエンジン回転角検出手段1を設定しておき、その信号
が入った直後のみ、判定するようにすれば良い。
にエンジン回転角検出手段1を設定しておき、その信号
が入った直後のみ、判定するようにすれば良い。
また、回転速度の算出は瞬時値でなく所定回転角度内の
平均値をとるようにしても良い。
平均値をとるようにしても良い。
その場合、周期データtを複数個加算して、その平均値
を求めても良し、所定時間内のパルス信号aのパルス数
を測定しても良い。
を求めても良し、所定時間内のパルス信号aのパルス数
を測定しても良い。
ノッキングの有無による点火時期の補正は前述の他に、
ノック無しの場合に点火時期を進めたり、一度ノツクが
発生したら急激に遅らせて、ゆっくり戻すような方式を
とっても良い。
ノック無しの場合に点火時期を進めたり、一度ノツクが
発生したら急激に遅らせて、ゆっくり戻すような方式を
とっても良い。
以上説明したように、この発明によれば、点火間隔より
小さい周期でエンジン回転速度に基づく値を計測し、そ
の計測値からエンジン回転速度の変動量を検出して、そ
の変動量を所定の基準値と比較し、変動量が基準値より
大きい時に点火時期を遅らせるようにしたので、従来の
ような高価で耐久性に問題のある圧力センサや振動セン
サを用いずに済み、長期間に亘ってノッキングの回避又
は抑制を適切に行ないながらエンジンの燃費や性能の向
上を計ることができる。
小さい周期でエンジン回転速度に基づく値を計測し、そ
の計測値からエンジン回転速度の変動量を検出して、そ
の変動量を所定の基準値と比較し、変動量が基準値より
大きい時に点火時期を遅らせるようにしたので、従来の
ような高価で耐久性に問題のある圧力センサや振動セン
サを用いずに済み、長期間に亘ってノッキングの回避又
は抑制を適切に行ないながらエンジンの燃費や性能の向
上を計ることができる。
第1図は、エンジン気筒内圧力とエンジン回転角の関係
を示す線図である。 第2図は、エンジン回転速度とエンジン回転角の関係を
示す線図である。 第3図は、この発明の実施例を示すブロック図である。 第4図は、エンジン回転角検出手段の出力パルス信号の
波形図である。 第5図は、周期測定手段の構成を示すブロック図である
。 第6図は、マイクロコンピュータの基本構成を示すブロ
ック図である。 第7図イ〜ハは、夫々マイクロコンピュータの動作を示
すフロー図である。 第8図は、点火信号発生手段の構成を示すブロック図で
ある。 1・・・・・・エンジン回転角検出手段、2・・・・・
・周期測定手段、3・・・・・・マイクロコンピュータ
(演算・記憶手段)、4・・・・・・点火信号発生手段
。
を示す線図である。 第2図は、エンジン回転速度とエンジン回転角の関係を
示す線図である。 第3図は、この発明の実施例を示すブロック図である。 第4図は、エンジン回転角検出手段の出力パルス信号の
波形図である。 第5図は、周期測定手段の構成を示すブロック図である
。 第6図は、マイクロコンピュータの基本構成を示すブロ
ック図である。 第7図イ〜ハは、夫々マイクロコンピュータの動作を示
すフロー図である。 第8図は、点火信号発生手段の構成を示すブロック図で
ある。 1・・・・・・エンジン回転角検出手段、2・・・・・
・周期測定手段、3・・・・・・マイクロコンピュータ
(演算・記憶手段)、4・・・・・・点火信号発生手段
。
Claims (1)
- 1 点火間隔より小さい周期で千ンジン回転速度に基づ
く値を言−1−+、+IL 、その計測値からエンジン
回転速度の変動量を検出して、その変動量を所定の基準
値と比較し、前記変動量が前記基準値より大きい時に点
火時期を遅らせることを特徴とする点火時期制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55038968A JPS5846675B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | 点火時期制御方法 |
US06/247,905 US4461257A (en) | 1980-03-28 | 1981-03-26 | Method and system for controlling engine ignition timing |
DE3111988A DE3111988C2 (de) | 1980-03-28 | 1981-03-26 | Vorrichtung und Verfahren zur Vermeidung von Motorklopfen bei Brennkraftmaschinen durch Regelung des Zündzeitpunktes |
FR8106255A FR2486161A1 (fr) | 1980-03-28 | 1981-03-27 | Procede et systeme pour regler l'avance a l'allumage d'un moteur en fonction de la presence ou de l'absence du cliquetis ou cognement dans ce moteur |
GB8109716A GB2075590B (en) | 1980-03-28 | 1981-03-27 | Method and system for controlling engine ignition timing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55038968A JPS5846675B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | 点火時期制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56135752A JPS56135752A (en) | 1981-10-23 |
JPS5846675B2 true JPS5846675B2 (ja) | 1983-10-18 |
Family
ID=12539953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55038968A Expired JPS5846675B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | 点火時期制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5846675B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61187549A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-21 | Kokusan Denki Co Ltd | 内燃機関制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50145729A (ja) * | 1974-04-09 | 1975-11-22 | ||
JPS56104156A (en) * | 1979-12-07 | 1981-08-19 | Bosch Pierburg System Ohg | Method and device for changing interval of igniton controlling pulse generated by ignition pulse generator |
-
1980
- 1980-03-28 JP JP55038968A patent/JPS5846675B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50145729A (ja) * | 1974-04-09 | 1975-11-22 | ||
JPS56104156A (en) * | 1979-12-07 | 1981-08-19 | Bosch Pierburg System Ohg | Method and device for changing interval of igniton controlling pulse generated by ignition pulse generator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56135752A (en) | 1981-10-23 |
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