JPS5846422Y2 - 電子楽器の集団演奏装置 - Google Patents

電子楽器の集団演奏装置

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JPS5846422Y2
JPS5846422Y2 JP16634176U JP16634176U JPS5846422Y2 JP S5846422 Y2 JPS5846422 Y2 JP S5846422Y2 JP 16634176 U JP16634176 U JP 16634176U JP 16634176 U JP16634176 U JP 16634176U JP S5846422 Y2 JPS5846422 Y2 JP S5846422Y2
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JP
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tone
control voltage
key
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signal
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JP16634176U
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JPS5383134U (ja
Inventor
健 足立
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ヤマハ株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は、アンサンプルあるいはオーケストラなどの
演奏を電子楽器を用いて行なう場合に好適な電子楽器の
集団演奏装置に関するものである。
最近、任意の音色をつくり出す電子楽器としてシンセサ
イザが注目され、このシンセサイザを組み合わせてアン
サンプル、オーケストラによる演奏効果を得るようにシ
ステム化したものが開発されている。
しかし、従前のこの種の装置にあっては、単に独立した
シンセサイザを数台あるいは数十台を組み合わせて集団
による演奏効果を得るようにしたものであるから、装置
全体として高価であり、また各々の操作卓には任意の音
色をつくり出すための各種の選択スイッチや音量調整用
の可変抵抗器などの操作子が多数装着されているために
、誤操作をしやすいなどの不都合を伴なっていた。
この考案は、上記のような欠点に鑑みてなされたもので
、演奏を行なう鍵盤部と、この鍵盤部に関係づけられた
楽音形成部および音色選択設定部とをそれぞれ独立して
構成し、この音色選択設定部により複数の鍵盤部の各操
作鍵に応じた演奏音の音色を任意に選択することにより
、装置全体を簡素化して操作性に優れた電子楽器の集団
演奏装置を提供することを目的とするものである。
この目的を遠戚するために、この考案の集団演奏装置は
、操作鍵音高に対応した音高電圧および押鍵信号などの
鍵信号を選択導出する鍵盤部を有する子機を複数設け、
この複数の子機それぞれに対応した鍵信号に基づき楽音
信号を形成する楽音信号形成部と音色選択設定部とを有
する親機を前記複数の子機とそれぞれ独立して設け、複
数の子機と親機とを信号伝送線で結合すると共に、前記
音色選択設定部により各々の子機に応じた音色を任意に
選択するようにしたものである。
以下、図面を用いてこの考案の一実施例を説明する。
第1図はこの考案に係る電子楽器の集団演奏装置の要部
のブロック図である。
この集団演奏装置は、複数の子機1a、1b・・・・・
・(図示では2台のみ)と親機2とをそれぞれ独立して
構成し、各子機1a、lb・・・・・・と親機2とは信
号伝送線3at3b・・・・・・によって結合されてい
る。
複数の子機1a、lb・・・・・・は通常の電子オルガ
ンに用いられている鍵盤機構の鍵盤部4をそれぞれ備え
、この鍵盤部4は図示しない操作鍵にそれぞれ関連して
開閉動作する第1の鍵スィッチ5a、5b・・・・・・
5nおよび第2の鍵スィッチ6a 、6b・・・・・・
6nからなっている。
第1の鍵スィッチ5a、5b。・・・・・・5nは、鍵
を押したときにオフする第1の固定接点(ブレーク接点
)および鍵と連動して第2の固定接点(メーク接点)に
接触する可動接点を順次直列に接続して信号伝送線3a
t3b t・・・・・・の第1の伝送線3a1,3b
1.・・・・・・に接続されると共に、第2の固定接点
が複数の抵抗Rを直列に接続してなる抵抗分圧回路7の
接続点に応じた各分圧端子に接続される。
抵抗分圧回路7は一端側を直接接地しかつ他端側を駆動
電源8を介して接地する。
この場合、分圧回路7は、各分圧端子に操作鍵音高に対
応した電圧信号(以下、高音電圧と称す)を発生するも
ので、鍵盤部4の操作鍵に対応した音高電圧が信号伝送
線3a t 3b t・・・・・・の第1の伝送線3a
1 t3b、 t・・・・・・を介して親機2に選択導
出されるものである。
筐た、第2の鍵スィッチ6a t 6b t・・・・・
・6nは、常開型に構成し、その可動接点は共通接続し
て一端側が信号伝送線3a、3b、・・・・・・の第2
の伝送線3a2 t 3b21・・・・・・を介して親
機2に接続されると共に、他端側か抵抗器9および駆動
電源10を介して接地される。
この場合、第2の鍵スィッチ6a t6b l・・・・
・・6nは、第1の鍵スィッチ5a t 5b t・・
・・・・5nとそれぞれ連動するものであり、操作鍵に
対応したオンオフ信号(以下、押鍵信号と称す)を形成
して第2の伝送線3a2 t 3b2 +・・・・・・
に導出するものである。
したがって、第1の鍵スィッチ5at5b、・・・・・
・5nij:操作鍵に対応する音高電圧を発生する音高
電圧発生回路を構成するのに対し、第2の鍵スィッチ6
a、6b、・・・・・・は鍵操作つ1リキーオン キー
オフに対応した押鍵信号を発生する押鍵信号発生回路を
構成するものである。
一方、親機2は、複数の子機1a、1b、・・・・・・
それぞれに対応して設けられた楽音形成部11a。
11b、・・・・・・と、音色選択設定部12と、出力
部13とからなり、楽音形成部11a、llb、・・・
・・・は電圧制御型可変周波数発振器14(以下、VC
Oと称す)と、電圧制御型可変フィルタ15(以下、V
CFと称す)と、電圧制御型可変利得増幅器16(以下
、VCAと称す)とを有している。
すなわち、子機1a、1b・・・・・・からの音高電圧
は第1の伝送線3a□を介してVCOl4に供給され、
このVCOl4から操作鍵音高に対応した周波数を有す
る音源信号を発振させるものである。
このVCOl4からの音源信号は、VCF’15で音色
形成されて楽音信号となり、VCA16でそノ振幅つ渣
りエンベロープが制御され、出力部13の混合回路17
鮫よび出力増幅器18を介してスピーカ19に供給され
、スピーカ19より演奏音として発音されるものである
またVCOl4 、VCF15 、VCA16(7)各
々には、制御電圧波形発生器2L22および23からの
制御電圧波形信号が供給される。
これら制御電圧波形発生器2L22および23ば、子機
1atlby・・・・・・から第2の伝送線3a2,3
b2.・・・・・・を介して供給される押鍵信号で制御
されるもので、キーオンより立ち上り、経済的に電圧値
の変化する波形信号を得るものである。
そして、VCOl 4は音源信号をその立ち上がりから
制御電圧波形に従って周波数すなわち音高を変調し、自
然に富んた音源信号とするものであり、VCF15はそ
のカットオフ周波数を制御電圧波形に従って変化させる
ことにより音色を変調する。
すなわち、VCOl4、VCR15による変調により自
然性および音楽性に富んだ楽音信号とし、さらにVCA
16で制御電圧波形に従って振幅変調つ1リエンベロー
プ制御するものである。
前記音色選択設定部12は、子機1at1bt・・・・
・・からの押鍵信号でそれぞれ制御される制御電圧波形
発生器21〜23の各制御電圧波形の状態(その波形の
立ち上り時のアタックレベル、アタック時間および立ち
下り時のディケイ時間等の形成条件)を選択的に可変設
定あるいはプリセット設定することにより子機1a、1
b、・・・・・・に対応した楽音形成部11a、11b
、・・・・・・の音色を任意に選択制御するようにした
ものである。
すなわち、音色選択設定部12は、前記制御電圧波形発
生器21〜23の各波形の形成条件をマニュアル的に可
変設定する第1の音色制御電圧設定器群24と予めプリ
セットされた第2の音色制御電圧設定器群25とからな
り、第1の音色制御電圧設定器群24には子機1at1
b、・・・・・・に対応したマニュアル音色制御電圧設
定器24a 、24b 。
・・・・・・を備え、第2の音色制御電圧設定器群25
にはピアノおよびギターなどの弦楽器、トランペットお
よびトロンポーンなどの金管楽器、フルートおよびクラ
リネットなどの木管楽器のような音色を設定するプリセ
ット音色制御電圧設定器25a。
25b、・・・・・・を備えている。
そして、この音色選択設定部12ば、楽音形成部11a
t11bt・・・・・・の各制御電圧波形発生器21〜
23に接続された制御電圧伝送線26a 、26b 、
・・・・・・とマニュアル音色制御電圧設定器24a
、24b 、・・・・・・との各間に接続された行選択
線27□、27゜。
とプリセット音色制御電圧設定器25a 、25b 。
・・・・・・25nにそれぞれ接続された列選択線28
□。
28□・・・・・・28nとをマトリックス状に配列し
てなるマトリックス回路29を有し、行選択線27m(
ただし、mは1,2の自然数)の一方側にはマニュアル
選択スイッチ30□、302.・・・・・・が、マトリ
ックス回路29の交点位置にはプリセット選択スイッチ
31□1,31□2・・・・・・31□。
t3121t31゜2・・・・・・312nがそれぞれ
接続されている。
この場合、各マニュアル音色制御電圧設定器24a。
24b、・・・・・・は上記制御電圧波形の各形成条件
を複数の可変抵抗器と駆動電源との組み合わせにより可
変設定するものであり、各プリセット音色制御電圧設定
器25a 、25b 、・・・・・・25nは各種の設
定条件をプリント回路等で設定してプリセット選択する
ようにしたものである。
また、各制御電圧伝送線26a 、26b 、・・・・
・・は子機の数に対応して設けられるものである。
なお、第2図はプリセット音色制御電圧設定器25a
、25b 、・・・・・・およびプリセット選択スイッ
チ31mnの各操作子を親機2の操作卓に取り付けたと
きの態様を示すものである。
このように構成された集団演奏装置において、アンサン
プルによる演奏を行なう場合、例えば予めプリセット選
択スイッチ31□1,31゜2を閉成してすべてのマニ
ュアル選択スイッチ301,30゜。
・・・・・・を図示のように開成した状態で二人の演奏
者が子機1a、1bの各鍵盤部4を押鍵操作して演奏す
ると、プリセット音色制御電圧設定器25aからの各制
御電圧が前記選択スイッチ31□1および制御電圧伝送
線26aを介して楽音形成部11aの各制御電圧波形発
生器21〜23に供給されて各制御電圧波形の各種前記
形成条件をピアノのような音色を有する楽音信号に制御
される。
これと同時にプリセット音色制御電圧設定器25bから
の各制御電圧が前記選択スイッチ31□1.制御電圧伝
送線26bを介して楽音形成部11bの各制御波形発生
器21〜23に供給されて各制御電圧波形の各種形成条
件をギターのような音色を有する楽音信号に制御される
これにより、子機1aと結合される楽音形成部11aか
ら得られる楽音信号が出力装置13のスピーカ19に供
給され、この子機1aの演奏音がピアノのような音色で
発音される。
これと同時に、子機1bと結合される楽音形成部11b
から得られる楽音信号がスピーカ19に供給され、この
子機1bの演奏音がギターのような音色で発音されるた
め、ピアノとギターによるアンサンプル演奏音をスピー
カ19から得ることができる。
このようなアンサンプル演奏をプリセット音色制御電圧
設定器25a、25bの代わりにマニュアル音色制御電
圧設定器24a。
24bで行なう場合には、マニュアル選択スイッチ31
□、30゜のみを閉成して前記音色制御電圧設定器24
a、24bを上述と同一の条件に選択設定することによ
り同一の音色でアンサンプル演奏音を得ることができる
なお、アンサンプル演奏の際に上記楽器の音色以外に多
くの音色で演奏したり、オーケストラによる演奏効果を
得るような場合にも基本的には上述と同様である。
このように、この考案によれば、子機1at1bt・・
・・・・には演奏するための鍵盤部が構成されているだ
けのものであるから、子機1at1b、・・・・・・を
極めて簡素化することができると共に、演奏時に演奏者
は音色などの可変要素を操作することなく鍵盤部4の鍵
を押鍵操作すればよいので、確実な演奏を行なうことが
できる。
なお、上述した実施例は単なる一例にすぎないものであ
り、この考案が種々の変更を行ない得ることは勿論であ
る。
例えば子機から親機の楽音形成部に導出する信号は、音
高電圧および押鍵信号以外に例えばエクスプレツション
ペタルに関連した信号を楽音形成部に導出して楽音信号
の音量を制御するようにしてもよい。
以上のように、この考案の集団演奏装置は、演奏部に相
当する鍵盤部を有する複数の子機と、この複数の子機か
ら導出される信号に基づき楽音信号を形成する回路部お
よび音色を選択する回路部を有する親機とをそれぞれ独
立して構成し、親機によって複数の子機の音色を任意に
選択するようにしたので、子機を極めて簡素化すること
ができ、装置全体の小型化、低廉化を図ることができる
と共に、演奏する子機の簡素化によって演奏者の操作を
容易に行なうことができるという幼果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電子楽器の集団演奏装置の一実
施例を示す要部のブロック図、第2図は第1図に示す親
機の操作卓に装着されたプリセット音色制御電圧設定器
およびプリセット選択スイッチの各操作子の態様図であ
る。 1atlbw・・・・・・子機、2・・・・・・親機、
3a t 3 b t・・・・・・信号伝送線、4・・
・・・・鍵盤部、5at5bt・・・・・・第1の鍵ス
ィッチ、5a t6b t・・・・・・第2の鍵スィッ
チ、7・・・・・・抵抗分圧回路、11a、11b。 ・・・・・・楽音形成部、12・・・・・・音色選択設
定部、13・・・・・・出力部、14・・・・・・電圧
制御型可変周波数発振器、15・・・・・・電圧制御型
可変フィルタ、16・・・・・・電圧制御型可変利得増
幅器、17・・・・・・混合回路、18・・・・・・出
力増幅器、19・・・・・・スピーカ、21〜23・・
・・・・制御波形発生器、24・・・・・・第1の音色
制御電圧設定器群、25・・・・・・第2の音色制御電
圧設定器群、29・・・・・・マトリックス回路、30
□、30゜。 ・・・・・・マニュアル選択スイッチ、31□1,31
□2゜・・・・・・プリセット選択スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作鍵音高に対応した音高電圧および押鍵信号などの鍵
    信号を選択導出する鍵盤部を有する複数の子機と、該複
    数の子機それぞれに対応して設けられかつ前記鍵信号に
    基づき楽音信号を形成する楽音形成部および音色選択設
    定部を有する親機とをそれぞれ独立して構成し、前記複
    数の子機と前記親機とを信号伝送線で結合すると共に前
    記音色選択設定部によって前記複数の子機に応じた音色
    を任意に選択するようにしたことを特徴とする電子楽器
    の集団演奏装置。
JP16634176U 1976-12-11 1976-12-11 電子楽器の集団演奏装置 Expired JPS5846422Y2 (ja)

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JPS5383134U JPS5383134U (ja) 1978-07-10
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