JPS5846347B2 - 竪型ロ−ルクラツシヤ− - Google Patents

竪型ロ−ルクラツシヤ−

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Publication number
JPS5846347B2
JPS5846347B2 JP4115281A JP4115281A JPS5846347B2 JP S5846347 B2 JPS5846347 B2 JP S5846347B2 JP 4115281 A JP4115281 A JP 4115281A JP 4115281 A JP4115281 A JP 4115281A JP S5846347 B2 JPS5846347 B2 JP S5846347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
inner cylinder
mantle
eccentric
rotating
Prior art date
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Expired
Application number
JP4115281A
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English (en)
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JPS57156046A (en
Inventor
仁 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKO HANBAI KK
Original Assignee
EKO HANBAI KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、岩石を破砕して砂等を生産する細粒破砕用竪
型ロールクラッシャーに関するものである。
従来、岩石を破砕して砂等を生産する破砕機には、衝撃
式破砕機、コーンクラッシャー ロールクラッシャー等
が使用されている。
衝撃式破砕機は、打撃板の周速を大きくする必要がある
ため、被破砕材料の粉化が多いばかりでなく、破砕機の
部品の消耗が甚大となる欠点がある。
コーンクラッシャーは、マントルカ斜め上方の運動を行
うため回転数を増加しても能力が増加しない限界回転数
があり、偏心スローがマントルの上部供給側が小さく、
下部排出側が大きく、したがってマントルの全面で有効
に圧縮破砕することができない。
また、過負荷防止装置の機構上より微小セットでの運転
が困難である。
さらにまた、主要軸受部に機構上動力損失が少なくかつ
運転管理が容易なころ軸受を使用することが困難である
等の細ね破砕機としては欠点が多い。
ロールクラッシャーは、ニップアングルと回転数の関係
より、供給原料許容寸法が小さく、回転数増加に限界が
ある。
また、ロール間の接線上で破砕が行なわれるため能力が
小さく、ロールの偏摩耗によってセット調整が困難にな
る等、細粒破砕機としては欠点が多い。
本発明の目的は、上述した従来のコーンクラッシャーお
よびロールクラッシャーの欠点を解決し、両者の利点を
具備したロールクラッシャーを提供しようとするもので
ある。
これがため、本発明によれば上端に送入口を有する外匣
と、この外匣内に前記送入口の下方位置で設けられた固
定のコンケーブリングと、本体上の回転する円錐形マン
トルとを具え、前記コンケーブリングの内側面と前記マ
ントルの外側面との協働によって送入材料を破砕するよ
うにした竪型ロールクラッシャーにおいて、前記本体が
固定外筒と、この固定外筒内に軸受を介して回転自在に
支承され垂直中心軸線の周りに回転駆動される回転内筒
と、この回転内筒の偏心内側孔に挿入された主軸とを具
え、この主軸がその上端部に偏心軸部を有し、この偏心
軸部にマントルが回転自在に取付けられ、前記主軸の下
端部にトルク発生用ウェイトが設けられ、前記回転内筒
および前記主軸が互に螺合する内側ねじ部および外側ね
じ部を有し、また、前記主軸が前記回転内筒に対して相
対的に回転することにより前記螺合を介して生ずる前記
回転内筒に対する前記主軸の相対的軸線方向変位量を制
限する偏心スロー調整部材が設けられていることを特徴
とする。
以下、本発明を図面につき説明する。
図面において、1は円筒形外匣で、台2上に垂直に直立
して固定され、3はコンケーブリングでこのコンケーブ
リング3はボルト4によりトップセル5に固定され、ト
ップセル5はその外周のねじ部6を外匣1の上端部の内
側壁に形成されたねじ部7にねじ込んで外匣上端部に取
付けられている。
トップセル5上に材料送入口部材8がねじ9により取付
は固定され、材料送入口から送入された材料がコンケー
ブリング3に向けて落下するようにしている。
コンケーブリング3を支持するトップセル5の上端部に
その外周面から半径方向に突出する突耳10を突設し、
外匣の上端に回転自在に支承したキャップ11の内周壁
12に設けられた垂直案内13に突耳10を掛合させて
いる。
これによりキャップ11を回転することによって突耳1
0と案内13との掛合を介してトップセル5を回転し、
このトップセル5の外周ねじ部6と外匣1の上端部内側
ねじ部7との螺合を介してトップセル5を突耳10と垂
直案内13との掛合案内作用によってキャップ110回
転方向に対応して外匣1に対して上昇または下降させ、
これにより、コンケーブリング3の位置を上昇または下
降させることができ、後述するように、破砕作動中に、
自動的に排除不可能の大きな金属片等を噛込んだ際に、
キャップ11を回転してセットを大きくして金属片を取
除き得るように構成されている。
14はキャップ11およびトップセル5が不注意または
作動中に加わる外力によって回転してコンケーブリング
30セツト位置が変わるのを防止するためトップセル5
とキャップ11を連結する廻り止めボルトを示す。
15は外匣1内の中央に設けられたクラッシャ一本体で
、台2上に直立して固定された固定外筒16とこの固定
外筒内に上下のころ軸受17および18を介して回転自
在に支承された回転内筒19とを具えている。
この回転内筒19はその下端部20を台2の下方に延長
し、この下端部にプーリ21をキー22により固定し、
■ベルト23を介してモータ24の駆動プーリ25に駆
動されるよう連結し、これにより回転内筒19をその垂
直中心軸線01 の周りに回転し得るよう構成している
回転円筒19に内側孔26を偏心スロー01゜02で偏
心させて設け、この内側孔内に主軸27を第1偏心軸線
02の回りに回転可能に挿入し、主軸27の中央部の外
周に設けられた外側ねじ部28を回転円筒内側孔26の
内周壁に対応する位置で設けられた内側ねじ部29にね
じ込んでいる。
この主軸27の外側ねじ部28より下方に延長される主
軸下端部30を小径とし、これにより回転内筒19の内
側孔26に主軸支持用肩部31を設け、不作動時に主軸
27を支持するようにしている。
主軸下端部30を回転内筒19の下端より突出させ、こ
の突出端にトルク発生用ウェイト32をキー33および
取付板34とボルト35とによって固定して取付け、バ
ランス用ウェイト36を回転内筒19とともに回転する
よう取付けている。
32′および36′は調整用附加ウェイトをそれぞれ示
す。
37は偏心スロー調整部材で、回転内筒19上のプーリ
ー21の下面21にねじ38によって着脱可能に取付け
られ、トルク発生用ウェイト32およびバランス用ウェ
イト33の上面との衝合によって回転内筒19に対する
主軸27の相対的上昇変位量を制限し、これにより後述
する偏心スローの量を規定するためのもので(図面は回
転内筒19が回転していて主軸17が相対的上昇位置に
ある状態で示す)、所要に応じ、異なる所望厚みの偏心
スロー調整部材に付は換えることによって偏心スローの
設定値を調整または変更することができる。
主軸27には、回転内筒19の上端よりも上方に突出す
る上部偏心軸部40を一体に設け、この上部偏心軸部4
0の偏心スロー02,03を前述した偏心スロー01,
02と同じ長さとし、偏心軸部40上にマントルコア4
1を上下のころ軸受42および43を介して第2偏心軸
線030周りに回転自在に支承して保持部材44.45
により主軸27上に支持し、マントルコア41上にマン
トル46をマントル締付リング47によって固定装着し
、このマントル締付リング47をシールキャップ48と
ともに保持部材49にボルト50によって取付ける。
51はマントル締付リング47上にボルト52によって
取付けられたフィードディストリビュータ−を示す。
次に、上述の構成になる装置の作動を説明する3先づ、
平常運転時においては、回転内筒19の右廻り高速回転
Aによって、マントル46には遠心力F1によりF1×
lのモーメントが生じ、トルク発生用ウェイト32には
遠心力F2によりF2×+01,03のモーメントが生
じ、これらのモーメントにより主軸27に右廻り回転力
を与え、其の大きさは、負荷Pによって発生する主軸2
7を左廻りさせるトルクPX+01,03より大きい構
造となっているため、主軸27は回転内筒19に対して
右回転して、主軸上下作動用ねじ部28゜29により上
方向に移動し、偏心スロー調整部材37で停止し、マン
トル46はコンケーブリング3に対する設定された偏心
スローを維持する。
次に、過負荷時においては、負荷による主軸27の左廻
り回転力Bが、前述の遠心力による右廻り回転力Aより
大きくなるため、マントル46の偏心軸線03は主軸2
7の偏心軸線02を軸として回転内筒19外周中心、即
ち本体中心軸線01に向って回転運動を行い、偏心スロ
ーが小さくなり、マントル46を降下させ過負荷を排除
する。
排除出来ない大きな金属片を噛込んだ場合はマントル4
6の偏心軸線03は本体中心軸線01に重なり、偏心ス
ローは零となり、破砕作用は行はず、電動機の回転は可
能で、事故を防止できる。
この場合は、運転停止し、キャップ11を回転しセット
を大きくして金属片を取出すことができる。
本発明によれば、上述したようにマントル46の偏心軸
線03と主軸27の偏心軸線02とが平行であるため、
マントルの偏心スローが上部、下部とも同一であるので
、圧縮破砕力及び衝撃破砕力が上部、下部同一となり破
砕効果をあげることができる。
また、従来のコーンクラッシャー及びロールクラッシャ
ーの破砕は単純圧縮作用であるが、岩石の圧縮強度は曲
げ強度および剪断強度の4〜5倍あり、本発明によれば
、マントル軸と主軸の偏心を平行にして、マントルの上
部直径を下部直径より小さくしているため、マントルの
上下部分で周速が相違し、この結果、岩石に曲げ及び剪
断破砕作用を行ないながら回転するので、破砕を効果的
に行い、破砕物の粒形を良くするという効果がある。
従来のコーンクラッシャーの圧縮破砕力は斜上方に作用
しているので岩石が破砕機室内を下方に落下するのを妨
げる分力が作用し、生産量が低く、たとえ、回転数を上
昇しても成る臨界回転数以上になると上述の上向き分力
の増大により落下排出量が一定値より上昇しなくなり、
生産量の増大につながらなかった。
しかし、本発明によれば、破砕力が水平に作用し、上述
したような上向き分力が生ぜず、したがって、回転速度
の上昇に比例した生産量が得られ、高速回転させること
によって能力の向上を計ることができる。
コーンクラッシャーは、圧縮破砕力の主軸方向の分力を
スプリング又は油圧で支持し過負荷時はマントルの偏心
スローは変化なくセットを大きくして過負荷物を排出す
るが、本発明によれば、過負荷時はマントルの偏心スロ
ーを小さくし、セットを大きくして過負荷物を排出する
ので、微小セットでの運転が可能である。
さらにまた、軸受は総て、動力損失が少ないころ軸受を
使用し、遠心力を利用した構造簡単で、鋭敏且つ正確な
操作が出来る過負荷防止装置により微小セットでの運転
が可能である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の縦断面図、第2図は正常運
転時のトルク発生用ウェイトおよびバランス用ウェイト
を示す第1図のA−A線上で矢の方向に見た底面図、第
3図は過負荷時のウェイトの位置を示す第2図と同様の
底面図、第4図は正常運転時の作動説明用図、第5図は
過負荷運転時の作動説明用図である。 1・・・・・・円筒形外匣、2・・・・・・台、3・・
・・・・コンケーブリング、5・・・・・・トップセル
、11・・・・・・キャップ、15・・・・・・クラッ
シャ本体、16・・・・・・固定外筒、17.18・・
・・・・ころ軸受、19・・・・・・回転内筒、21・
・・・・・プーリ、23・・・・・・Vベルト、26・
・・・・・偏心内側孔、0□・・・・・・回転円筒回転
軸線、02・・・・・・第1偏心軸線、03・・・・・
・第2偏心軸線、27・・・・・・主軸、28・・・・
・・外側ねじ部、29・・・・・・内側ねじ部、30・
・・・・・主軸下端部、31・・・・・・主軸支持用肩
部、32・・・・・・トルク発生用ウェイト、36・・
・・・・バランス用ウェイト、37・・・・・・偏心ス
ロー調整部材、40・・・・・・偏心軸部、41・・・
・・・マントルコア、42゜43・・・・・・ころ軸受
、46・・・・・・マントル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上端に送入口を有する外匣と、この外匣内に前記送
    入口の下方位置で設けられた固定のコンケーブリングと
    、本体上の回転する円錐形マントルとを具え、前記コン
    ケーブリングの内側面と前記マントルの外側面との協働
    によって送入材料を破砕するようにした竪型ロールクラ
    ッシャーにおいて、前記本体が固定外筒と、この固定外
    筒内に軸受を介して回転自在に支承され垂直中心軸線の
    周りに回転駆動される回転内筒と、この回転内筒の偏心
    内側孔に挿入された主軸とを具え、この主軸がその上端
    部に偏心軸部を有し、この偏心軸部にマントルが回転自
    在に取付けられ、前記主軸の下端部にトルク発生用ウェ
    イトが設けられ、前記回転内筒および前記主軸が互に螺
    合する内側ねじ部および外側ねじ部を有し、また、前記
    主軸が前記回転内筒に対して相対的に回転することによ
    り前記螺合を介して生ずる前記回転内筒に対する前記主
    軸の相対的軸線方向変位量を制限する偏心スロー調整部
    材が設けられていることを特徴とする竪型ロールクラッ
    シャー。
JP4115281A 1981-03-20 1981-03-20 竪型ロ−ルクラツシヤ− Expired JPS5846347B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS57156046A JPS57156046A (en) 1982-09-27
JPS5846347B2 true JPS5846347B2 (ja) 1983-10-15

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