JPS5846271A - ピンチバルブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

本発明は、とくにスーラリーによる耐摩耗性０ζすぐれ
、かつ、強度の高いゴム状弾性体からなるチューブを内
蔵した一分解自在な構造を有するピッチバルブに関する
ものである。。 スラリー用バルブとＩ７ては従来一般的にはダイヤフラ
ムバルブが多く使用されているが、ダイヤフラムバルブ
においては、流体流路がダイヤフラムを境にして、わん
曲しているため、流体の流れ方向が変えられ、ダイヤフ
ラムの付近によるダイヤフラムの摩耗問題がつきまとい
、しかも高真空下あるいは高圧下にも変形したり、破損
したすせず、十分にその確実な流通、遮断効果を達成し
なければならないなどの問題があり、これらの問題を解
決することは、極めて困難な命題であった１゜ これらの問題を解決するために、本発明者は種々検討１
７た結果、硬度の低い液流体側と硬度の高い非接流体側
との２層一体としたゴム状弾性体からなる直管チューブ
を内蔵し、チューブの両側に対置１〜だ１対の圧縮体を
カムで操作することにより、流体の流通遮断を行い、か
つ、該チューブが取替可能な分解自在な構造を有するピ
ンチバルブを開発した。 以下に本発明の好適な実施例について詐り卜する。捷ず
スラリーによる摩耗問題については、グイヤフラムバル
ブの、わん曲した流路によるスラリーとダイヤフラムの
摩擦′を考慮し、流路方向と平行なゴム状弾性体からな
る直管チューブを使用し、スラリーとチューブの摩擦を
大巾゛ツ に減少させることにした。さらに摩耗問題については、
比較的硬度の低い、ンヨアジュロメータによる硬度４０
′′〜５０゛の弾性に富んだゴム状弾性体をチューブ内
周部の液流体側に、−刃高真空下あるいは高圧下におけ
るへこみ、膨張、あるいは破壊問題については、チュー
ブの外周部の非接流体側を叱較的硬度の高い／ヨア／ユ
ロメータによる硬度６０Ｃ′〜７０゛のゴム状弾性体と
な１７．２層一体構造としたチューブとすることにより
、従来のダイヤフラムバルブ用ダイヤフラムの問題点を
一挙に解決することができた１゜チューブの液流体側に
用いるゴム状弾性体の７ヨアジユ「コメータによる硬度
を４０″〜５０“′と規定した理由は、硬度が５０″よ
り大きい場合はコト状弾性体のスラリーによる摩耗が非
常に太き様に非接流体側に用いるゴム状弾性体の硬度を
６０′″〜７０°と規定した理由は、硬度が７０パより
入きい場合は、耐真空性、および耐圧性はすぐれている
が、その反面、チューブ閉鎖時の／−ル性が悪くなり、
その反面、硬度が６０゛′より小さくなると耐真空性、
耐汗性が硬度６０゛〜７０のものに比較して２〜５割悪
くなる１、さらＶこ液流体側と非接流体側の硬１隻をか
えた他の［１的Ｑ寸、チューブの閉鎖状態から開放状態
にした時、チューブの円形への復帰を容易にするだめで
ある硬度の低いものから成る単体のチューブでは、閉鎖
状態から開放状態にした時、チューブの円形への復帰が
困難である、。 また本発明のピンチバルブを解体自在な構造にした理由
は、主要構成分であるゴム状弾性体ナコーブを取替可能
にしたことにある１、カッ、本体とそのカバーおよび）
・ウジングとボディキャップの嵌合部を接着により固定
することも考えら、Ｌするが、この場合、チューブがス
ラリーにより摩耗し取替える必要が生じた時に、それが
不可能となり、ピンチバルブ全体を取替えねばならず、
大きな損失となるためである５ 本発明に使用されるゴム状弾性体は、天然ゴｌ、や合成
ゴムなどで、天然ゴムとしてはアシビアコムなどがあり
、合成ゴムとしてはブク／工／コム（ＳＢＩ尤、ＮＢＲ
）、インプレンゴム、り１ノ１ノゾレノコノ・などのジ
ェノ系ゴム、フー／−ルコム、エチレン・ソｒコビレー
／ターポリ−／　−ｔ　ｌ＞１）Ｔ）、クロロスルホン
化ホＩＪエチレン（Ｃ８Ｍ）などのオレフィン系ゴムな
どがある。 以下に図面にしたがって、本発明の詳細な説明する３、
１はゴム状弾性体からなるチューブで、１対の・・つ／
／グ部材２でカバーされ、ささえられている１、チュー
ブの両端に設けられたフランジ部１ａは、・・９２７７
部４，１’　２の両管端で接１７、その外径は、・・ウ
ジング部材２の管端りを径にりもやや小さくなっている
。、まヘノ９フ２部１ａの外周部に一体成形で設けられ
た環状突起１ｂ（第２図）は、ボディキャップ６の環状
溝６ａに嵌合し、チューブ１を固定している。 チューブ直管部の外径は・・９２７７部材２の内径とほ
ぼ回じ径に設定（２である。　ｌ　ｃはチューブの内周
部液流体側で、／ヨアンユロメータによる硬度が４０′
′〜５０″であるゴム状弾性体であり、ｌｄはチューブ
の外周部非接流体側で、／ヨアジュロメータによる硬変
が６０°′〜７０゛′であるゴム状弾性体によって構成
されている５、チューブの液流体側１ｃと非接流体側１
ｃｔの厚さは別Ｖこ限定

【〜ないが、液流体側の厚みが
全体厚みの約Ｈ〜−１非接流体側の厚みが全体厚みの約
名〜潟を占めたものが良好である１、この内外内層ＩＣ
１１ｄより構成されたチューブ１は、ＩＣ１ｌｄ各層を
接着により一体としてもよく、−また両考を一体成形に
より一体構造としだものでもよい１．一体成形した場合
゛のｌ’ｃ、ｌｄ両層の境Ｗ面は、両層の物質が互いに
入り込んで混じり合い、緊密な結合状態を示し、境界線
はあられＪしず、使用中に剥離することはない−１なお
ナユーグ１０強度を向上させるために、粗目または細目
の網目状イＩＪをチューブ内に２〜３枚積層さナーＣも
よい。 さて、ここで、本発明に好んで１重用されるチューブの
一体成形による製造法について説明する。、まずカーボ
ン量を少くした硬度４００〜５０”ノ層を半加硫により
グロセスオイルを減少きせ、板状の粗形体を作′る１、
別に同質ゴムのカーボッｈｊの多い硬度６０゛′〜７０
３゛の層を半加硫によりフ゛１」セスオイルを減少させ
、硬度の低い層との流れ調整を行い、板状の粗形体を作
る１、つぎに円形芯型に、はじめ硬度４０３′〜５０°
′のゴム板を巻きつけ、その外側に硬度１６０°〜７０
°のゴノ、板を巻きつける。それを上型ではさみ、加熱
、加圧【７、加硫により両者を密着させる。Ｊ硬軟両層
をあらかじめ成形しておくのは、ダイヤプラム・くルブ
のダイヤフラムに比較］７てチューブの厚さかうすいた
め、形がくずれやすいので、これを防止するためである
。最終の成形時の加熱はできるだけ段階的に行い、１３
５°〜１４５°Ｃからスタートし、１６５°〜１７０°
Ｃまで２５〜３０分かけて昇温する１、第６図は成形時
の加熱昇温カーブの１例を示す、昇温を３段階で行って
いるが、２段階で昇温してもよい３、なおチューブの断
面は一般的には真円形であるが、チューブの閉鎖時のチ
ューブが巾広になった両端部１″（第４図）における７
−ル性を向上させるために、第５図に示すごとく、１″
部の内周面を水平軸に対して±１５度の巾だけ、チュー
ブの内径を半径と１７だ円弧面と１７、肉厚をやや厚く
１〜でもよい、。 ２は１対のハウジングであり、チューブ１を両側からカ
バーし、ささえる作用をしている。。 ・・ウジフグ２の中央部には、その管端外径より大きい
外径を有する圧縮体３の保持部２ａがあり、圧縮体３の
上下動を容易にするスロット２ｂ１１．・１．び圧縮体
に設けＣ）れた突起３ａとスライド係合するガイド溝２
Ｃが設けである１、保持部２ａのすぐ両側には雄ネジ部
２ｄがあり、ボディキャップ６の雌ネジ部６ｂと嵌合す
るようになっている。、２．ｅは・・ウジング２の内部
中央に設けたＩｌ＋広い切欠き部で、チューブが閉塞し
た時のｒｌＪの広がったチューブ１′　（第４図）を受
は人Ｊする３、３は１対の圧縮体で、チューブの両側に
？ｊＫ１７、そのカム係合リブ３ｂがカム本体内部の螺
線形階段状表面４ａと係合し、カム本体４の回転により
、−１−下に動きチューブ１の開閉操作を行う、Ｊ係合
リブ３ｂの頭部は階段状に切欠きを設け、カム表面４ａ
との係合時に生じるすべりを防Ｉトロする役目をもたせ
である５、係合リブ：３＋３の両側には突起３ａがあり
、ノ・ウジ７ダ２のカイト溝２Ｃとスライド係合し、圧
縮体の左右の動きを防止し、」二下動を容易にする作用
を１７ている１、チューブ１と接触しているはさみ部３
Ｃは水平面を有し、その長さ−ｅは、チューブ】を圧縮
した時に広巾となるチューブＩＪより長くなっている１
、（第４図）、これはチューブ１の閉塞時のンール性を
良くするためである。 ６はボディキャップで雌ネジ部６ｂでノ・ウンング２の
雄ネジ部２ｄと嵌合Ｌ　、・・ウジングを固定するとと
もに、内部に設けた環状溝６ａにチューブのフランジ部
突起ｔ−ｂを受入れている。 環状溝６ａの深さは、チューブ１の閉鎖時における７９
７２部突起１ｂの変形による応力を緩和すφため、突起
１ｂの開放時には、チューブが変形１．ない程度にかる
くチューブを圧縮するように装着されている。ボディキ
ャップの外周部には、カム本体２４およびカムカバー５
の受１−１部４ｂ、５Ｈの外径と同じ外径を有する環状
隆起部６Ｃがあり、数個所に、しめネジ７用の穴６ｄが
設けである、このしめネジ７はノ・ウジング２とボディ
キャップ６の固定を強固にするもので、カムカバー５の
回転操作による両者の嵌合部ネジ２ｄ、６ｂのゆるみを
防止している。 しめネジ用穴６ｄは・・ウジングの雄ネジ部２ｄの外側
に位置し、ネジ山をいためないようにＬである、。 ４および５はそれぞれカム本体およびカム力・・−であ
り、４Ｃ１５ｂのネジ部で嵌合［２、チューブおよびハ
ウジングを内包している　カム本体４の内部には、ゆる
やかな輝線形の階段状のノノム表面４ａがあり、カム本
体４の同転により、圧縮体の係合リブ３ｂを上下動させ
、チューブ１を開閉させる。。 第３図および第４図はチューブの開閉時にお・けるカム
本体、圧縮体およびチューブのみあられ］またＡ−Ａ’
断面図である。カム本体およびカムカバーの嵌合部には
、止めどス８用の穴４ｄ、５Ｃが数個設けられ、両者を
嵌合後市めビス８を穴４ｄ、５Ｃに挿入することにより
、カム本体の回転操作による両者のネジゆるみを防止す
る。さらにカムカバー５の外周部にはハンドル９を固定
する止めどス１０用の穴５ｄを数個設け、ハンドル９の
止めビス用穴９ａと合わせ、１（、めビス１−０にてハ
ンドル９をカムカバー５に固定する。ハンドル９はカム
本体４およびカムカバー５の回転を容易にするす、に設
けたもので、軸り向に取手を出すことにより、全体をコ
ンパクトにｊ２、かつ、どの位置からも操作し易いよう
に装着されている１゜ つ−きに本発明ピンチバルブの組立要領を簡単に説明す
る。。 （１）、まずチューブ１にその両側から１対のハウジン
グ２をかぶせる。。 （２）、　１　対の圧縮体３をハウジング２のスロソ）
　２ｂおよびガイド溝２ｃに挿入する。２ （３）、カム本体４を・・ウン／グ２の片半分に挿入す
る。、 （４）、カムカバー５をハウジング２の片半分に挿入す
る。。 （５）、カッ・本体４をカムカバー５にネジ込む、。 （６）、ボディキャンプ６をハウジング２の両側にネジ
込む、。 （７）、　Ｌめネジ７をボディキャップ６の穴６ｄにネ
ジ込む、。 （８）、止めビス８をカム本体およびカムカバーの穴４
ｄ、５ｃに１１−める１゜ （９）、カムカバー５に・・ンドル９を挿入し、止めビ
ス１０を穴５ｄ、９ａに挿入して止める、１あらまし、
上記の手順を逆にすることに、しって、本発明のピンチ
バルブは、容易・迅速に分解することができる。 以下には、さらに、合成ゴム製の本発明装置における好
適なチューブと、硬度が均一のチューブとのあいだに訃
ける耐摩耗性、耐減圧性および７−ル性についての比較
試験結果を示す。 耐摩耗性およびシール性の試験結果は、二酸化マンガン
を含んだ・水を通した時のもので、耐１ｒ粍性はチュー
ブがすり減るまでの耐用口数であられした 第１表 この結果かられかるように、本発明に使用するチューブ
は、均一硬度６０″のチューブの耐用１Ｈ数がわずか２
０日であったのに対し、２６０１」と入［１］に増大し
、取替費用が激減した１、なお参考゛までにダイヤフラ
ムは同じ試験で耐用日数はわずか１０日であった。。 以」二説・明したごとく、本発明のピンチバルブは、そ
の主要構成分であるチューブの非接流体側により、高真
空下あるいは高圧丁においても変形あるいは破壊に対し
、十分なる強度を持ち、開放時の円形への復元力も大き
く、また液流体側により流体中の固体粒子による摩耗に
耐え、かつチューブ閉塞時の確実なノールを達成するチ
ューブを有し、チューブの取替＋”Ｔ　能なコンパクト
な構ｊ？ｊ−で安価に製造できる装ｊ６となっている１
、なお本発明におけるピンチバルブはスラリー用に限定
されず、微粒−ｒを含むガス状流体にも使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はピンチバルブの分解図、第２図はピ／テバルブ
の縦断面図、第３図はピンチバルノ゛のＡｈ’線断面図
（ただし、チューブ開放時の１：、要構成分のみとす）
、第４図は第３図と同じでチューブ閉鎖時の図、第５図
は他側チューブの断面図、第６図は−・体成形時の加熱
昇温カーブの１例を示すグラフで縦軸に温１１をとり、
横軸に時間をとった図を示したものである、。 これらの図面において、 １・・・・・・チューブ、　　１ａ・・・・・・フラン
ジ部、ｌｂ・・・・・環状突起、ＩＣ・・・・・接離体
側（内周部）、１ｄ・・・・・・非接流体側（外周部）
、２・・・・・ハウジング、２ａ・・・・・圧縮体保持
部、２ｂ・・・・・スロット、２Ｃ・・・・・・ガイド
溝、２　ｄ　、、、・雄ネジ部、２ｅ・・・・切欠部、
３・・・・・圧縮体、　　　３ａ・・・・・突起、３ｂ
・・・・・・係合リブ、３Ｃ９，はさみ部、４・・・・
・・カム本体、　　４ａ・・・・・カム表面、４ｂ・・
・・・・受「１部、　　４Ｃ・・・・・・ネジ部、４ｄ
・・・・・・市めビス用穴、 ５・・・・・・カムカバー、５ａ・・・・・受口部、５
ｂ・・・・・・ネジ部、５ｃ、５ｄ・・・・・・止めビ
ス月１穴、６・・・・・ボデイギャノゾ、６ａ・・・・
・環状溝、６ｂ・・・・・酸ネジ部、６ｃ・・・・・環
状隆起部、６ｄ　・・・・しめネジ用穴、 ７・・・・・しめネジ、　　８、ＩＯ・・・・・市めビ
ス、９・・・・・ハフドル、　９ａ・・・・・止めどス
Ｌｔｌ　穴特許出願人　旭有機材り業株式会社 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ハウジングと、このハウジング内に配装さねゴム状弾性
   体からなるチューブと、このチューブの両側に対置した
   １対の圧縮体と、それらの圧縮体を同時に動かし、チュ
   ーブを開閉させるカムとを主要構成分とするピンチバル
   ブにおいて、上記のゴム状弾性体より成るチューブが、
   その液流体側はンヨアジュロメーダによる硬度が４０゛
   〜５０’、非接流体側の７ヨアジユロメータによる硬度
   が６０ｕ〜７０°である２層一体構造力、）らなり、か
   つ、ボディキャップとハウジングおよびカムカバーとカ
   ム本体を螺着により嵌合させ、該チューブを取替可能な
   構造にしたことを特徴とするピンチパルプ。