JPS5846039A - 新規なハロゲン化合物および難燃性ポリマ−組成物 - Google Patents
新規なハロゲン化合物および難燃性ポリマ−組成物Info
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- JPS5846039A JPS5846039A JP57149367A JP14936782A JPS5846039A JP S5846039 A JPS5846039 A JP S5846039A JP 57149367 A JP57149367 A JP 57149367A JP 14936782 A JP14936782 A JP 14936782A JP S5846039 A JPS5846039 A JP S5846039A
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- Japan
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- compounds
- flame retardant
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C69/00—Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
- C07C69/62—Halogen-containing esters
- C07C69/63—Halogen-containing esters of saturated acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式 。
(Ct2CC)(2C)IYCO)、X(式中Yは水素
原子または塩素原子であり、pは且つn+r≦5であり
、pが2の時はXはは4で且つm十g≦4でありqはO
またはlでRは1ないし3の炭素原子を有する低級アル
キル基を表わし、qが1の時にはAは1ないし3の炭素
原子を有する置換または未置換アルキリデン基、SO□
、Sまたは0、を表わす) で示される新規な化合物に関し、且つこれら化合物が混
入された難燃性(fire retardcmt )ポ
リマー組成物ならびにか\る難燃性ポリマー組成物から
全体あるいは部分が成る成形品に関する。
原子または塩素原子であり、pは且つn+r≦5であり
、pが2の時はXはは4で且つm十g≦4でありqはO
またはlでRは1ないし3の炭素原子を有する低級アル
キル基を表わし、qが1の時にはAは1ないし3の炭素
原子を有する置換または未置換アルキリデン基、SO□
、Sまたは0、を表わす) で示される新規な化合物に関し、且つこれら化合物が混
入された難燃性(fire retardcmt )ポ
リマー組成物ならびにか\る難燃性ポリマー組成物から
全体あるいは部分が成る成形品に関する。
本発明による新規な化合物はポリスチレンおよびその共
重合物をベース(base )とするポリマー組成物中
の難燃剤として用いるのが殊に適していることが判明し
た。
重合物をベース(base )とするポリマー組成物中
の難燃剤として用いるのが殊に適していることが判明し
た。
本発明の新規な化合物により特に効果的に難燃化できる
材料の例はポリオレフィン類、ポリウレタン類、不飽和
ポリエステル樹脂類およびポリアクリレート樹脂類であ
る。
材料の例はポリオレフィン類、ポリウレタン類、不飽和
ポリエステル樹脂類およびポリアクリレート樹脂類であ
る。
高衝撃ポリスチレン(HfF4)やアクリロニトリルブ
タジェンスチレン共重合物(ABS )は難燃性を付与
するのが容易でないことが知られているが・本発明の化
合物によって格別の難燃特性が付与できることがわかっ
た。さらに判明したことは該難燃性ポリマー組成物が高
W(200’ないし250℃)で加工される時に本発明
による化合物が臭素化合物の分解に基づく変色や金属表
面と接して腐蝕を起こす°ことが殆んどないことである
。
タジェンスチレン共重合物(ABS )は難燃性を付与
するのが容易でないことが知られているが・本発明の化
合物によって格別の難燃特性が付与できることがわかっ
た。さらに判明したことは該難燃性ポリマー組成物が高
W(200’ないし250℃)で加工される時に本発明
による化合物が臭素化合物の分解に基づく変色や金属表
面と接して腐蝕を起こす°ことが殆んどないことである
。
これに関連して付記しておくと構造的に近い関係にある
化合物すなわち2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−
ヒドロキシフェニル)−プロパンのトリクロロアセチル
クロリド誘導体がドイツ特許明細書第1543541号
の実施例6に開示されている。該化合物は重合物用の
難燃剤として明白に推奨されているわけでは無いが木材
用含浸剤として用いられる場合に難燃性を示すことが言
及されている。しかしながら実用的にはその腐蝕促進性
のために該化合物は適切でないことが判明している。さ
らに英国特許明細書第1345211号には芳香族結合
臭素化合物と脂肪族結合塩素化合物とを組み合わせて混
入した難燃性AB8重合物が提案されている。この場合
臭素と塩素が様々な化合物中に存在している。特定のポ
リマー組成物について最適な塩素/臭素比を選択できる
利点はあるものの、実際的にはポリマー中に2化合物を
完全に均質に分散させることは極めて困難である。これ
ら2化合物は難燃化すべきポリマーとの相溶性に常に違
いがあるために′不均質となることを考慮しておく必要
があり、その結果ポリマー組成物の難燃特性の劣化とな
って現われる。
化合物すなわち2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−
ヒドロキシフェニル)−プロパンのトリクロロアセチル
クロリド誘導体がドイツ特許明細書第1543541号
の実施例6に開示されている。該化合物は重合物用の
難燃剤として明白に推奨されているわけでは無いが木材
用含浸剤として用いられる場合に難燃性を示すことが言
及されている。しかしながら実用的にはその腐蝕促進性
のために該化合物は適切でないことが判明している。さ
らに英国特許明細書第1345211号には芳香族結合
臭素化合物と脂肪族結合塩素化合物とを組み合わせて混
入した難燃性AB8重合物が提案されている。この場合
臭素と塩素が様々な化合物中に存在している。特定のポ
リマー組成物について最適な塩素/臭素比を選択できる
利点はあるものの、実際的にはポリマー中に2化合物を
完全に均質に分散させることは極めて困難である。これ
ら2化合物は難燃化すべきポリマーとの相溶性に常に違
いがあるために′不均質となることを考慮しておく必要
があり、その結果ポリマー組成物の難燃特性の劣化とな
って現われる。
本発明による化合物を使用すると相溶性の差に帰因する
問題を生ずること無しに臭素/塩素比が最適となること
が判明した。さらに特定の難燃度を得るために重合組成
物中に混入される本化合物の量は塩素化合物と臭素化合
物との公知混合物と比べて少量ですむことが意外にも判
明した。
問題を生ずること無しに臭素/塩素比が最適となること
が判明した。さらに特定の難燃度を得るために重合組成
物中に混入される本化合物の量は塩素化合物と臭素化合
物との公知混合物と比べて少量ですむことが意外にも判
明した。
前記Aがインプロピリデン基である時に一般に良好な結
果が得られる。調製、良好な相溶性ならびに難燃特性の
点から言って前記芳香族環Xが下の中1を有するような
化合物を使用するのが好ましい〇−一般に、本発明によ
る新規な塩素および臭素含有化合物を1ないし25重量
%と、相乗効果を示すアンチモン化ひ素、亜鉛および/
または錫化合物を0.5ないし15重量%混入すること
により申し分の無い難燃性ポリマー組成物が得られる。
果が得られる。調製、良好な相溶性ならびに難燃特性の
点から言って前記芳香族環Xが下の中1を有するような
化合物を使用するのが好ましい〇−一般に、本発明によ
る新規な塩素および臭素含有化合物を1ないし25重量
%と、相乗効果を示すアンチモン化ひ素、亜鉛および/
または錫化合物を0.5ないし15重量%混入すること
により申し分の無い難燃性ポリマー組成物が得られる。
ただし、この量は得られた難燃性ポリマー組成物の重量
基準で計算される。
基準で計算される。
適切なアンチモン、ひ素、亜鉛および/または錫化合物
の例をあげると塩化アンチモン、臭化アンチモン、よう
化アンチモン、オキシ塩化アンチモン、3酸化ひ素、5
酸化ひ素、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、硼酸亜鉛および酸化錫
(II)である。
の例をあげると塩化アンチモン、臭化アンチモン、よう
化アンチモン、オキシ塩化アンチモン、3酸化ひ素、5
酸化ひ素、硫酸亜鉛、酸化亜鉛、硼酸亜鉛および酸化錫
(II)である。
本発明の新規な化合物基準で25ないし75重量%、好
ましくは33ないし67重量%量のアンチモン化合物5
b203が難燃性ポリマー組成物中に混入される時に最
適の結果が得られる。
ましくは33ないし67重量%量のアンチモン化合物5
b203が難燃性ポリマー組成物中に混入される時に最
適の結果が得られる。
本発明による新規な化合物の調製は類似の化合物に用い
られる公知の化学技術を用いて行なえる。
られる公知の化学技術を用いて行なえる。
好ましい方法として2,4.4.4−テトラクロロブチ
ルクロリドまたは4,4.4−1リクロロブチリルクロ
リドを臭素化フェノールと反応せしめる。反応はトリエ
チルアミンまたはピリジンのごとき塩基の存在下に不活
性溶液中で行なうと最良の結果が得られる。反応温度は
重要では無いが一10℃ないし120℃の温度範囲で反
応を行なうのが好ましい。反応は発熱反応であるから、
所望なら冷却しなから酸クロIJドを反応混合物中に徐
々に添加するのが好ましい。高い温度に加熱することも
場合により有利である。本発明をさらに例を挙げて説明
するが、本発明はこれによって限定されるものではない
。
ルクロリドまたは4,4.4−1リクロロブチリルクロ
リドを臭素化フェノールと反応せしめる。反応はトリエ
チルアミンまたはピリジンのごとき塩基の存在下に不活
性溶液中で行なうと最良の結果が得られる。反応温度は
重要では無いが一10℃ないし120℃の温度範囲で反
応を行なうのが好ましい。反応は発熱反応であるから、
所望なら冷却しなから酸クロIJドを反応混合物中に徐
々に添加するのが好ましい。高い温度に加熱することも
場合により有利である。本発明をさらに例を挙げて説明
するが、本発明はこれによって限定されるものではない
。
実施例1
49部のペンタブロモフェノールと10.1部のトリエ
チルアミンと300部のトルエンとを清澄な液となる迄
加熱した。溶液を0℃に冷却し24.5部の2.4,4
.4−テトラクロロブチリルクロリドを徐々に流し入れ
た。次に混合物を1時間加熱還流したのち、トリエチル
アミン塩酸塩をp過除去した。トルエン溶液は100−
の稀KOH溶液および水で洗浄した後無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、溶剤を分離すると褐色の油分が生じ、これ
は徐々に結晶化した。粗生成物をエタノールで再結晶す
ると47部の2.4,4.4−テトラクロロ酪酸のペン
タプロ・モフェニルエステルを生じ、その融点は118
℃〜120℃であった。この化合物を以後化合物Aと称
す。
チルアミンと300部のトルエンとを清澄な液となる迄
加熱した。溶液を0℃に冷却し24.5部の2.4,4
.4−テトラクロロブチリルクロリドを徐々に流し入れ
た。次に混合物を1時間加熱還流したのち、トリエチル
アミン塩酸塩をp過除去した。トルエン溶液は100−
の稀KOH溶液および水で洗浄した後無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、溶剤を分離すると褐色の油分が生じ、これ
は徐々に結晶化した。粗生成物をエタノールで再結晶す
ると47部の2.4,4.4−テトラクロロ酪酸のペン
タプロ・モフェニルエステルを生じ、その融点は118
℃〜120℃であった。この化合物を以後化合物Aと称
す。
同様の方法でトリブロモフェニルエステル(化を有する
ジエステルが゛調製された。
ジエステルが゛調製された。
実施例2
136部のテトラブロモビスフェノールAと39.5部
のピリジンと0.6部の4−ジメチルアミノピリジンと
866部のトルエンとを攪拌下に0℃に冷却し、系を窒
素ガスでフラッシュした。次いで105部の4.4.4
−トリクロロブチルクロリドを滴下した。添加終了後混
合物は室温迄冷却され、その後さらに5時間攪拌された
。生成したピリジン塩酸塩を濾過除去した後トルエンF
iを蒸発すると210部の標題の化合物(化合物K)を
生じた。これは白色固体でありその融点は158゜〜1
60℃であった。
のピリジンと0.6部の4−ジメチルアミノピリジンと
866部のトルエンとを攪拌下に0℃に冷却し、系を窒
素ガスでフラッシュした。次いで105部の4.4.4
−トリクロロブチルクロリドを滴下した。添加終了後混
合物は室温迄冷却され、その後さらに5時間攪拌された
。生成したピリジン塩酸塩を濾過除去した後トルエンF
iを蒸発すると210部の標題の化合物(化合物K)を
生じた。これは白色固体でありその融点は158゜〜1
60℃であった。
同様の処方によりトリクロロ酪酸のペンタブロモフェニ
ルエステル(化合物L)とトリクロロ酪酸のトリブロモ
フェニルエステル(化合物M)が調製され、これらの融
点は夫々134°〜136℃および59°〜61℃であ
った。
ルエステル(化合物L)とトリクロロ酪酸のトリブロモ
フェニルエステル(化合物M)が調製され、これらの融
点は夫々134°〜136℃および59°〜61℃であ
った。
実施例3
実施例1と実施例2の化合物2部に酸化アンチモン1部
が混合され、これを高衝撃ポリスチレンに下記の量で添
加した。
が混合され、これを高衝撃ポリスチレンに下記の量で添
加した。
ポリスチレンとの混合は2−ロールミルで5分間180
℃にて行なわれ続いて重合混合物は3.2U厚の小板に
190℃にてプレスされた。難燃性能にライてUL94
およびB527821508A を用いて試験した結果
をwc1表に示す。
℃にて行なわれ続いて重合混合物は3.2U厚の小板に
190℃にてプレスされた。難燃性能にライてUL94
およびB527821508A を用いて試験した結果
をwc1表に示す。
実施例4
この実施例では本発明による化合物の難燃効果と本願の
習頭で述べた英国特許明細書第1345211号の方法
に準じた公知の臭素含有化合物と塩素化物との組合わせ
による難燃効果とを比較する。
習頭で述べた英国特許明細書第1345211号の方法
に準じた公知の臭素含有化合物と塩素化物との組合わせ
による難燃効果とを比較する。
用いた臭素化合物は英国特許明細書第1416815号
に知られる1、2−ビス(2,4,6−)リブロモフエ
ノキシ)エタン(化合物E)であり、脂肪族塩素含有化
合物は塩素化pvcであった。この組合わせが本発明に
よる化合物AおよびCと比較された。
に知られる1、2−ビス(2,4,6−)リブロモフエ
ノキシ)エタン(化合物E)であり、脂肪族塩素含有化
合物は塩素化pvcであった。この組合わせが本発明に
よる化合物AおよびCと比較された。
難燃剤と5b2o、との重量比を2=1とし添加後得ら
れる材料がUL94テストにおいてVOクラス1の格付
けを満たす迄各実験毎に難燃物質の添加量を変化させた
。実験結果を第2表に示す。
れる材料がUL94テストにおいてVOクラス1の格付
けを満たす迄各実験毎に難燃物質の添加量を変化させた
。実験結果を第2表に示す。
第2表により明らかなことは本発明による化合物Aおよ
びCを用いる時には難燃化される重合物中の臭素含量が
相当減少できることである。比較的高価な臭素がそれよ
り廉価な塩素により置換できることは経済的理由から極
めて重要であることは明らかであろう。出来るだけ少量
の臭素含有ポリマー組成物を用いることは環境保護の理
由からも次第に重要になってきている。
びCを用いる時には難燃化される重合物中の臭素含量が
相当減少できることである。比較的高価な臭素がそれよ
り廉価な塩素により置換できることは経済的理由から極
めて重要であることは明らかであろう。出来るだけ少量
の臭素含有ポリマー組成物を用いることは環境保護の理
由からも次第に重要になってきている。
実施例5
実施例2に述べた方法で得られた小板サンプルを加熱し
た圧縮成形プレスを用い、230°ないし250℃の範
囲の温度で脱脂軟鋼板の間にはさんで再プレスした。5
分後に試験片を軟鋼から分離しポリマー組成物の変色を
1度から5度迄に査定した。1度とは鋼もポリマーも変
色なし、2度は鋼板面がくもりポリマーはクリーム色と
なるもの、3度は鋼がわずかに腐蝕しポリマーは薄茶色
になるもの、4度は鋼板がかなり腐蝕しポリマーは中褐
色になるもの、5度は鋼がはげしく腐蝕しポリマーは暗
褐色になるものを示している。本発明による化合物A、
B、CおよびDは実施例4の化合物Eおよび塩素化Pv
Cと比較された。結果を第3表にまとめて示す。
た圧縮成形プレスを用い、230°ないし250℃の範
囲の温度で脱脂軟鋼板の間にはさんで再プレスした。5
分後に試験片を軟鋼から分離しポリマー組成物の変色を
1度から5度迄に査定した。1度とは鋼もポリマーも変
色なし、2度は鋼板面がくもりポリマーはクリーム色と
なるもの、3度は鋼がわずかに腐蝕しポリマーは薄茶色
になるもの、4度は鋼板がかなり腐蝕しポリマーは中褐
色になるもの、5度は鋼がはげしく腐蝕しポリマーは暗
褐色になるものを示している。本発明による化合物A、
B、CおよびDは実施例4の化合物Eおよび塩素化Pv
Cと比較された。結果を第3表にまとめて示す。
第3表から本発明の化合物が期待以上に秀れた安定性を
示すことが明らかである。2化合物中にて臭素が(芳香
族に)同様に結合していることを考えるとこの結果はと
りわけ意外なことである。
示すことが明らかである。2化合物中にて臭素が(芳香
族に)同様に結合していることを考えるとこの結果はと
りわけ意外なことである。
実施例6
との実施例では本発明による化合物がUV照射に対し極
めて安定であることを証明する。UV安定性は種々の実
験において加速耐候性試験機を用いる6ゼノテスト15
0″法により評価された。変色度は100,280およ
び1000時間後に1度から6度迄に査定した。こ5で
1度は白色、2度は薄黄色、3度は薄橙色、4度は橙色
、5度は橙/褐色、6度は褐色の重合物゛となることを
示す。本発明による化合物をデカブロモビフェニル−エ
ーテルのごとき公知化合物(化合物H)ならびに実施例
4の化合物Eと比較検討した。得られた結果を第4表に
示す。
めて安定であることを証明する。UV安定性は種々の実
験において加速耐候性試験機を用いる6ゼノテスト15
0″法により評価された。変色度は100,280およ
び1000時間後に1度から6度迄に査定した。こ5で
1度は白色、2度は薄黄色、3度は薄橙色、4度は橙色
、5度は橙/褐色、6度は褐色の重合物゛となることを
示す。本発明による化合物をデカブロモビフェニル−エ
ーテルのごとき公知化合物(化合物H)ならびに実施例
4の化合物Eと比較検討した。得られた結果を第4表に
示す。
第4表の結果より本発明の化合物のUV照射に対する安
定性は同等であり殆んどの場合公知の化合物EおよびH
のそれよりずっと勝っていることが明らかである。
定性は同等であり殆んどの場合公知の化合物EおよびH
のそれよりずっと勝っていることが明らかである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (IJ式 0 %式%) (式中Yは水素原子または塩素原子であり、pは1また
は2であって、pが1の時はXは且つn+r≦5であり
、pが2の時はXはたは4で、且つfi+8≦4であり
、qはOまたは1でRは1ないし3の炭素原子を有する
低級アルキル基を表わし、qが1の時はAは1ないし3
の炭素原子を有する置換または非置換アルキリデン基、
SO□、SまたはOを表わす)で示される化合物。 (2)Aが、インプロピリデン基である特許請求の範囲
第1項に記載の化合物。 の何れかである特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 (4)ポリオレフィン類、ポリウレタン類、不飽和ポリ
エステル樹脂類またはポリスチレン及びその共重合物を
ベースとする有機ポリマーから全体または部分が成り、 (式中Yは水素原子または塩素原子であり、pは1また
は2であってpが1の時はXはで、且つn+r≦5であ
り、pが2の時はXはは4で、且つm+s(4であり、
qは0または1でRは1ないし3の炭素原子を有する低
級アルキル基を表わし、qが1の時はAは1ないし3の
炭素原子を有する置換または非置換アルキリデン基、S
O□、Sまたは0を表わす)で示される化合物が難燃性
を示す量で混入されていることを特徴とする難燃性ポリ
マー組成物。 (5)Aが、インプロピリデン基である特許請求の範囲
第4項に記載のポリマー組成物。 である特許請求の範囲第4項に記載のポリマー組成物。 (7)該化合物と酸化アンチモンとが配合後の難燃性組
成物の重量基準で夫々1ないし25重量%および0.5
ないし15重量%混入されている特許請求の範囲第4項
〜第6項のいずれか1項に記載のポリマ〜組成物。 (8)該酸化アンチモンが該化合物重量基準で25ない
し75重量%好ましくは33ないし67重量%用いられ
ている特許請求の範囲第7項に記載のポリマー組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8104024A NL8104024A (nl) | 1981-08-29 | 1981-08-29 | Nieuwe gehalogeneerde verbindingen en zelfdovende polymeercomposities waarin deze verbindingen zijn opgenomen. |
NL8104024 | 1981-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5846039A true JPS5846039A (ja) | 1983-03-17 |
JPH0437819B2 JPH0437819B2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=19837989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57149367A Granted JPS5846039A (ja) | 1981-08-29 | 1982-08-30 | 新規なハロゲン化合物および難燃性ポリマ−組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0073539B1 (ja) |
JP (1) | JPS5846039A (ja) |
AT (1) | ATE13288T1 (ja) |
DE (1) | DE3263541D1 (ja) |
NL (1) | NL8104024A (ja) |
NO (1) | NO155343C (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5263435A (en) * | 1992-08-12 | 1993-11-23 | Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Volute horn and method of manufacturing |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4797441A (en) * | 1986-06-27 | 1989-01-10 | Akzo N.V. | Dichloro (acetic or propionic) acid aryl ester flame retardants |
US5248432A (en) * | 1987-05-01 | 1993-09-28 | Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | Halogenated aryl ester damping fluids and lubricants |
US4927873A (en) * | 1988-03-25 | 1990-05-22 | Pennwalt Corporation | Halophenyl ester flame retardants for polyphenylene ether resins |
WO2002094969A2 (en) | 2001-05-18 | 2002-11-28 | The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | Elastohydrodynamic and boundary lubricant and method of lubricating |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1543537A1 (de) * | 1966-12-17 | 1969-10-02 | Dynamit Nobel Ag | Verfahren zur Herstellung von Phenylestern |
DE2544513A1 (de) * | 1975-10-04 | 1977-04-14 | Dynamit Nobel Ag | Halogenhaltige aromatische aether-ester, deren herstellung und verwendung als flammschutzmittel fuer kunststoffe |
JPS5556179A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Flame-retardant composition |
-
1981
- 1981-08-29 NL NL8104024A patent/NL8104024A/nl not_active Application Discontinuation
-
1982
- 1982-08-12 DE DE8282201015T patent/DE3263541D1/de not_active Expired
- 1982-08-12 AT AT82201015T patent/ATE13288T1/de active
- 1982-08-12 EP EP82201015A patent/EP0073539B1/en not_active Expired
- 1982-08-27 NO NO822914A patent/NO155343C/no unknown
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5263435A (en) * | 1992-08-12 | 1993-11-23 | Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Volute horn and method of manufacturing |
Also Published As
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