JPS584593Y2 - 遠心分離機用管 - Google Patents

遠心分離機用管

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Publication number
JPS584593Y2
JPS584593Y2 JP2003182U JP2003182U JPS584593Y2 JP S584593 Y2 JPS584593 Y2 JP S584593Y2 JP 2003182 U JP2003182 U JP 2003182U JP 2003182 U JP2003182 U JP 2003182U JP S584593 Y2 JPS584593 Y2 JP S584593Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
passageway
recess
shoulder
centrifuge
Prior art date
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Expired
Application number
JP2003182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57140852U (ja
Inventor
ケンゾー・イシマル
ジヤツク・パドツク・フイニー
Original Assignee
ベツクマン インスツルメンツ インコ−ポレ−テツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベツクマン インスツルメンツ インコ−ポレ−テツド filed Critical ベツクマン インスツルメンツ インコ−ポレ−テツド
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は分析試料を得るのに使用される遠心分離機用管
に関する。
高速遠心分離の分野では、しばしば遠心分離様用試験管
から沈降標本の試料を引き出すことが望1れる。
沈殿様は試験管の特定のレベルに存在することから、近
接層と再混合させることなく前記試料を捕獲することが
必要である。
パスツールピペットまたは注射針および皮下注射器が試
験管の口から所望の沈殿部分を引き出すために使用され
ている。
その沈殿部分が目に見える大きさであれば、遠心分離様
相の前記管は、所望部分の視認を可能とすべく透明であ
ることが強く望まれている。
最も重い粒子が管の底部に最も近接して位置することか
ら、重重量の沈降部分の抜取りは、前記管の底部から行
なうことが大いに有利であることが知られている。
このために、注射針を有する皮下注射器が、貫入可能の
底部を有する試験管に関連して使用されている。
この種の遠心分離機用管は、米国特許第3,081,0
29号明細書に開示されている。
しかしながら、この従来技術に係る前記管は、いくつか
の欠点をもつ。
その一つとして、例えば、金属から成る前記管は透明で
はなく、そのために、使用者は沈降模様を見ることがで
きないばかりでなく、使用者が選んだ部分の抜取りの成
果を目で観察することができない。
この金属製の管の他の欠点は、合成樹脂の管よりも重重
量の管となることである。
この重重量の管は、遠心ロータに過度の応力が作用する
ことを防止するために、該ロータが低い速度範囲の制限
を与えられることを必要とし、その結果、より長い遠心
分離サイクルが必要となる。
最後に、従来の前記管は、極めて複雑でありかつ製作費
が比較的高くつく。
貫入可能の底部を有する他の遠心分離機用管が米国特許
第3,875,012号明細書に開示されている。
この従来技術に係る前記管は、基本的には、両端のそれ
ぞれが弾性の栓によって閉じられた真円筒である。
抜管は、より高い回転に耐え得るが、6000Gの動力
加速度をわずかに越える場合の使用にのみ特定されてい
る。
当該管のデザインは、漏れを招くことなく約150,0
OOGの力に耐えるのに適切でないことが観察により了
解できるであろう。
このことは、直立側壁管が使用されていることから明ら
かであり、抜管は過度の負荷によって膨張変形およびそ
の結果として漏洩を生じることとなる。
従って、貫入可能の底部を有し、透明でありかつ約15
0,0OOGの力に耐え得る遠心分離機用管が車重れて
いた。
本考案は、高速遠心分離機のロータの穴に使用される、
貫入可能の遠心分離機用管を提供する。
本考案に係る前記管は、管部材の底部に、皮下注射器の
針が貫入可能の栓を備える。
前記管部材は透明であt、tた頂部で開放し、通路を形
成する開口が設けられた丸形底部を備える。
前記管部材の内側および外側の両面には、前記通路と同
軸の肩部を形成する凹所が設けられている。
弾性を有しかつ両端にフランジを有する貫入可能の栓は
、前記通路および両凹所に密封的に適合する封止体を提
供する。
本考案の特徴とするところは、図示の実施例についての
以下の説明により、さらに明らかとなろう。
本考案に係る遠心分離用管は、第1図に示されているよ
うに、管部材10を含み、該管部材は、開口により形成
された通路14を含む丸形底部12を備える。
通路14に同軸の凹所16が管部材10の内側面に設け
られ、また通路14に同軸の他の凹所18が管部材10
の外側面に設けられている。
図示の実施例では、凹所16により形成された肩部17
は円錐形状であり、凹所18により形成された肩部19
は前記通路14の軸線に関して直角である。
弾性を有しかつ気密的に適合する栓20が前記通路14
に配置されている。
第2図を参照するに、前記栓20の斜視図が示されてい
る。
栓20は、直角な外面21aおよび円錐内面21bを有
する同心の上方フランジ21に連なる円形の中央本体1
5を含み、該本体の他端はディスク形状の下方フランジ
22に連なる。
栓20は、前記通路14および凹所16,18のための
漏出防止封止体を提供し得る大きさを有する。
再び第1図を参照するに、皮下注射器26の針24で弾
性の栓20を貫通し、液体を引き出すことにより、所望
の沈降部分の抜き取りが行なわれている。
この様にして、所望の層の成分を近接層と再混合するこ
となく前記管から回収することができる。
オートクレーブ処理を施し得る、比較的大きな壁厚の堅
い透明管を提供する上で、前記管部材10をポリカーボ
ネートまたはポリスルホンから形成することが好筐しい
前記栓は、シリコンゴムのような適当なエラストマー材
料または・・イトレル(Hytrel )として知られ
るポリエステルエラストマーで形成される。
好1しくは、前記栓20は予め原形され、次いで前記管
部材10の前記通路14に設置される。
この設置は、前記栓を前記管部材の前記外側面に設けら
れた前記凹所18へ差し込むことにより容易に行ない得
る。
前記上方フランジ21を一時的に変形させかつ前記栓を
通路14に着座させるに充分な力が前記栓20に加えら
れなければならない。
栓20が適正に着座すると、該栓はその弾性によって原
形に回復する。
この特性は、また、前記栓が漏洩防止シールとして機能
すべく、該栓を前記凹所および通路に気密的に接触させ
ることを可能とする。
注射針の刺し通しによる栓209所定箇所からの抜は出
しは、該栓の下方フランジ22.と、前記管部材10の
肩部19との間の対面干渉によって防止される。
同様に、捜通された注射針の引き抜きによる栓20の抜
は出しは、該栓の上方フランジ21と、前記管部材10
の円錐肩部17との間の接触によって防止される。
さらに、前記栓20の前記両フランジは、いかなる流体
の流れに対しても幾分的がった進路を提供することによ
り、前記栓の密閉特性を向上させる。
遠心分離行程中、前記栓に作用する液圧は、前記エラス
トマー材料すなわち栓20を前記通路14を気密的に封
止すべく、該通路の表面に押圧する。
負荷作用力の均等化を図るべく、前記管はこれに密接す
る大きさの穴に収容されることが重要であり、これによ
り前記管は少なくとも150,0OOGの力に対し漏れ
を生じることなく耐えることができる。
本考案によれば、前述した特徴訃よび利点を有する貫入
可能の遠心分離行程中が提供されることが明らかであろ
う。
本考案を特定の実施例について説明したが、前記したと
ころに照らし、種々の選択、変更および変形をなし得る
ことができる。
従って、そのような選択、変更および変形は本願実用新
案登録請求の範囲に含オれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は皮下注射器によって抜き出されている内容物の
一部を示す本考案に係る管の断面図であり、第2図は本
考案に使用される弾性の栓を示す斜視図である。 10:管部材、12:丸形底部、14:通路、16.1
8:凹所、17,19:肩部、20:栓、21.22
:フランジ、24:針、26:注射器。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)高速遠心分離機のロータの穴内で使用されかつ皮
    下注射器の針が貫通可能め底部を有する管であって、頂
    部が開放しかつ丸形底部を有する透明な円筒状の管部材
    と、該管部材の前記底部に通路を形成する開口と、前記
    管部材の内側面に設けられた、前記通路と同軸の凹所お
    よび肩部と、前記管部材の外側面に設けられた、前記通
    路と同軸の凹所むよび肩部と、弾性を有しかつ両端にフ
    ランジを有し、前記通路むよび凹所に気密的に適合する
    封止体を提供する栓とを含み、該栓は前記注射器の前記
    針の貫通を許す、遠心分離機用管。
  2. (2)前記管部材の前記内側面に設けられた前記凹所は
    円錐形状を有し、前記管部材の前記外側面に設けられた
    前記凹所は前記通路の軸線に関して直角である実用新案
    登録請求の範囲第(1順に記載の遠心分離機用管。
  3. (3)前記管部材の内側面に設けられた前記凹所は前記
    内側面に設けられた前記肩部を形成し、前記管部材の外
    側面に設けられた前記凹所は前記外側面に設けられた前
    記肩部を形成する実用新案登録請求の範囲第(2頌に記
    載の遠心分離機用管。
JP2003182U 1982-02-17 1982-02-17 遠心分離機用管 Expired JPS584593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003182U JPS584593Y2 (ja) 1982-02-17 1982-02-17 遠心分離機用管

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JP2003182U JPS584593Y2 (ja) 1982-02-17 1982-02-17 遠心分離機用管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57140852U JPS57140852U (ja) 1982-09-03
JPS584593Y2 true JPS584593Y2 (ja) 1983-01-26

Family

ID=29817957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003182U Expired JPS584593Y2 (ja) 1982-02-17 1982-02-17 遠心分離機用管

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09141135A (ja) * 1995-11-17 1997-06-03 Blue Jiyuuji:Kk 遠心分離用の試料管
EP2925853B1 (en) * 2012-11-30 2019-07-24 Rarecyte, Inc. System for collecting a target material

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JPS57140852U (ja) 1982-09-03

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