JPS5845909Y2 - マイクロホルダ−付連続帳票 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマイクロフィルムとそれに係るテ゛−夕の抽出
を容易ならしめるマイクロホルダー付連続帳票に関する
。

従来、マイクロフィルムとそれに係るデータの記載され
たテ゛−タカードの管理はそれぞれ独立して行なわれて
いた。

即ち、マイクロフィルムはマイクロホルダーに収納し、
マイクロフィルムを収納したマイクロホルダーをバイン
ダーに検索容易な状態に整理してファイルし、一方、個
々のマイクロフィルムに係るテ゛−夕はラインプリンタ
ーを用いて連続フオームに印字してから個々のカードに
分離してテ゛−タカ一ドを作威し、そのテ゛−タカード
を検索容易な状態に整理して保管していた。

その為、マイクロリーダーに映し出された画像に係るテ
゛−夕については情報カードを参照しなけれは゛ならず
、マイクロフィルムとテ゛−タカ一ドのつきあわせに時
間がかかり、且つ、マイクロフィルムとデータカードの
つき合わせを誤ることがある欠点があった。

又、従来、マイクロフィルムの分類抽出を至極簡易にし
てカード台紙のまま拡大映写機やピュアーにて見る事を
可能ならしめたフィルム分類保管カードは存していたが
、この種のフィルム分類保管カードは台紙の中央部に方
形の透孔を設け、透孔の三周縁に位置させて、台紙の表
裏両面に同一寸法、同一形状の二枚の透明フィルムの三
周縁を貼着し、各透明フィルムの一周縁は台紙に貼着し
ないで、マイクロフィルム挿入収納部を構成したもので
カード台紙にはテ゛−夕を書込む余白はほとんど残され
ていないもので゛、カード台紙にテ゛−タを書込んで斜
上の従来の欠点を解消することはできなかった。

又、テ゛−夕はあくまで手書きされたもので、電算処理
が出来る形態のものではなかった。

又、従来のフィルム分類保管カードにおいてはマイクロ
フィルム挿入部にも台紙が存在し、台紙と透明フィルム
間の隙間からマイクロフィルムを出し入れしなけれは゛
ならないので゛、フィルムの出し入れが不便であった。

本考案は斜上の従来の欠点を解消すべく研究の結果、考
案されたもので、その要旨は透明プラスチックよりなる
袋状のマイクロホルダーと、カードの一端部に前記マイ
クロホルダーよりも小さ目のコ字状もしくは逆コ字状の
切欠部を設けてなる里芋とよりなり、前記マイクロホル
ダーの挿入口側周縁部以外の三周縁部を前記切欠部の三
周縁部に位置させ、前記切欠部の三周縁部とそれらと対
向するマイクロホルダーの三周縁部間を接着剤で接着し
てなるマイクロホルダー付単票の複数枚が連続キャリア
フオーム上に該連続キャリアフオームの流れ方向に沿っ
て一定間隔おきに配置され、各マイクロホルダー付単票
の裏面の大部は前記連続キャリアフオームに貼着されて
いるマイクロホルダー付連続帳票である。

以下、本考案につき図面を参照しながら詳細に説明する
。

第１図は本考案に係るマイクロホルダー付連続帳票５を
示している。

マイクロホルダー１と単票２とよりなるマイクロホルダ
ー付単票３の複数枚が連続キャリアフオーム４上に該連
続キャリアフオーム４の流れ方向に沿って一定間隔おき
に配置され、各マイクロホルダー付単票３の裏面の天部
に連続キャリアフオーム４に剥離容易にスポット的に接
着されている。

マイクロホルダー１は第２図に詳細図示の如く、例えば
塩化ビニル樹脂フィルム等の透明フィルムの二枚６、及
び７を重ね合せ、三方の開放部８゜９、及び１０を高周
波シールすると共に三方の開放部をシールすることによ
って形成される袋内を三等分する線１１．及び１２に沿
って前記透明フィルム６．７間を高周波シールして三つ
のマイクロフィルム収納部１３，１４、及び１５を形成
してなるものでマイクロフィルム挿入口１６側の透明フ
ィルム７の端縁が同一側の透明フィルム６の端縁より多
少外方へ突出されており、それによってマイクロフィル
ムの出入れか′容易に構成されている。

次に単票２は第３図示の如くカード１７の一端部にマイ
クロホルダー１よりも小さ目のコ字状もしくは逆コ字状
の切欠部１８を設けてなるもので、単票２の裏面側の切
欠部１８の三周辺部には例えば塩化ビニル樹脂系熱活性
接着剤よりなる接着剤層１９か一般けられている。

マイクロホルダー付単票３は前記マイクロホルダー１の
挿入口側周縁部以外の三周縁部を前記接着剤層１つが設
けられている切欠部１８の三周辺部に位置させ、前記切
欠部の三周縁部とそれらと対向するマイクロホルダーの
三周縁部間を高周波シールしてなるもので、第５図はそ
の正面図、第６図はその背面図をあられしている。

第６図において２０．２１．及び２２はシール部を示す
。

連続キャリアフオーム４には折線ミシン目２３が一定間
隔おきに刻設されており、一つおきの折線ミシン目で画
定された領域にマイクロホルダー付連続帳票３が貼着さ
れている。

上記のようなマイクロホルダー付連続帳票５の各単票上
にラインプリンター等を用いて分類番号、整理番号、マ
イクロフィルムに係るテ゛−夕等を第７図示の如く印字
したのち、第８図示の如く連続キャリアフオーム４より
取はずし、テ゛−夕と合致するマイクロフィルムをマイ
クロフィルム収納部１３．１４及び１５内に挿入し、デ
ータとマイクロフィルムを一体とした形で保管すること
ができる。

上記の本考案に係るマイクロホルダー付連続帳票におい
て、マイクロホルダーが単票の端部に位置しているが故
に単票上にはラインプリンターで印字するのに充分は余
白が残されており、マイクロフィルムに係るテ゛−夕を
沢山記録することが出来る。

次に上記の本考案に係るマイクロホルダー付連続帳票に
おいて、マイクロホルダーの挿入口にカード台紙等が存
在しないので、従来のフィルム分類保管カードの場合に
比して、マイクロフィルムの出入れは容易である。

本考案に係るマイクロホルダー付連続帳票はガス会社に
おける配管見取図の保管（民家、工場、会社等建物が地
震、火炎などで崩壊焼失した際、事故前の配管を復元、
再集する必要がある。

その為に保管される各建物の配管見取図の保管、配管見
取図はマイクロフィルム化され、単票上には配管状況の
明細が記録される。

）、家電メーカーにおける取扱説明書の保管（各地から
の取扱い説明書の送付依頼に対処するのに各製品の取扱
説明書を在庫させるのはコストが高くつくので、取扱説
明書をマイクロフィルム化し、そのコピーを送付する。

単票上には取扱説明書が何に関する説明書であるかが記
録される。

）、その他の資料の保管に有効に活用することができる
。

以上、詳記した通り、本考案に係るマイクロホルダー付
連続帳票によれば、ラインプリンター等によってマイク
ロフィルムに係るデータを連続的に効率よく印字したの
ち、連続キャリアフオームより取りはずし、マイクロフ
ィルムをマイクロホルダーに挿入して、テ゛−夕を記載
した単票とマイクロフィルムが挿入されたマイクロホル
ダーが一体化されたものを作成することができ、所望の
マイクロフィルムを抽出したいときは、マイクロホルダ
ー付単票のみを抽出すれば良く、従来のようにマイクロ
フィルムの画像と対応するテ゛−夕の記載されたカード
を別途抽出する手間が省ける。

又、保管管理面においても、マイクロホルダー付単票の
みを管理すれば良く、従来のようなマイクロフィルムと
データを別々に保管するという二重手間が省ける。

更にマイクロホルダー付単票のマイクロホルダー挿入口
にカード台紙等が存在しないのでマイクロフィルムの出
入れが容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のマイクロホルダー付連続帳票の斜視図
、第２図はマイクロホルダーの斜視図、第３図は単票の
正面図、第４図は単票の背面図、第５図はマイクロホル
ダー付単票の正面図、第６図はマイクロホルダー付単票
の背面図、第７図はデータが印字されたマイクロホルダ
ー付連続帳票の斜視図、第８図はデータが印刷され、マ
イクロフィルムが挿入されたマイクロホルダー付単票の
正面図である。 １・・・・・・マイクロホルダー、２・・・・・・単票
、３・・・・・・マイクロホルダー付単票、４・・・・
・・マイクロホルダー付連続帳票、１８・・・・・・切
欠部、５・・・・・・連続キャリアフオーム。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 透明プラスチックよりなる袋状のマイクロホルダーと、
   カードの一端部に前記マイクロホルダーより小さ目のコ
   字状もしくは逆コ字状の切欠部を設けてなる単票とより
   なり、前記マイクロホルダーの挿入口側周縁部以外の三
   周縁部を前記切欠部の三周縁部に位置させ、前記切欠部
   の三周縁部とそれらと対向するマイクロホルダーの三周
   縁部間を接着剤で接着してなるマイクロホルダー付単票
   の複数枚が連続キャリアフオーム上に該連続キャリアフ
   オームの流れ方向に沿って一定間隔おきに配置され、各
   マイクロホルダー付単票の裏面の天部は前記連続キャリ
   アフオームに貼着されているマイクロホルダー付連続帳
   票。