JPS5845513A - 粉体分配計量装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉体分配計量装置に関するものである。

従来より、微粉炭などの粉体を計量しつつ任意の方向へ
分配するために、特殊な装置が使用されていた。

たとえば、粉体貯蔵用ホッパに必要個数の取出口を設け
・その各々にロータリパルプなどの排出装置を設置し、
その下に計量用のホッパと計量装置とを設置しておき、
計量ホッパに取付けられた排出装置によシ取出される量
を測定していた。

このような装置の欠点は、計量用ホッパ内の粉体レベル
が一定でないため、下部に取付けられた排出装置に作用
する粉体圧が変動し、取出量を一定に保つことが困難で
あり、これらを一定に制御するだめには複雑な制御設備
と、高い製造コストを必要とした。

また、必要な分配個数分の計量ホッパや取出装置を組合
わせるために、設備面積を多く必要とし。

１つの粉体貯蔵ホッパから分配できうる個数には制限が
加えられていた。

本発明は９以上のような事情にかんがみなされたもので
あり、極めて簡単な構造により粉体を計量しつつ複数の
任意方向へ分配することができるように構成した粉体分
配計量装置を提供することを目的としている。

本発明においては上記の目的を達成するだめに。

コンベヤを内設した全密閉型のエンドレスの粉体循環装
置を設け、コンベヤに粉体を常時供給しておき、コンベ
ヤの下側の任意の位置から粉体を取出すことができるよ
うＫＬ＋構造を採用した。

以下９図面に示す実施例にもとづいて本発明の詳細な説
明する。

第１図および第２図は本発明の一実施例を説明するもの
である。

本図において、符号１はホッパであり、この中に粉体が
常時貯蔵されている。

このホッパ１の下端部には、シリンダ２ａによって開閉
されるスライドゲート２が設けられている。

このスライドゲート２を開閉することにより。

粉体が下方のロータリバルブ３へ供給される。

ロータリバルブ乙の下端には計量ホッパ４が設けられて
いる。計量ホッパ４には図示を省略したが、計量ホッパ
内の粉体の上限および下限を検出するレベルスイッチや
、切出連続計量装置、あるいは切出量積算装置などを兼
ねそなえている。

この計量ホッパ４の下方には、粉体循環装置５が配置さ
れている。

粉体循環装置５は１例えば長円形状に形成されており、
かつ中空の連続した空間をもっている。

この粉体循環装置５内には２例えばチェーンコンベヤ５
ａがエンドレスに循環できるように配置されている。

このチェーンコンベヤ５ａは、第２図に示すように）そ
の一部に屈曲した腕５ｂなどの突出部を有し、中空の粉
体循環装置のポデー５Ｃ内に設けられたガイドレール５
ｄに沿って走行することができる。

このチェーンコンベヤ５ａｇモータによって回転される
亥プロケット５ｅにより走行され、中空のボデー５Ｃ内
に供給された粉体を循環させる。

計量ホッパ４の下端には、粉体充填口８が連結されてお
り、その下端が中空のポデー５０に連結されている。

粉体循環装置５のポデー５Ｃの下端には目的とする位置
において、複数個の排出口９が設けられており、各排出
口９には定量取出装置６が取付けられている。

定量取出装置６は、可変伝導機１０によって取出量が、
その設定回転数に比例し自由に変更できる構成とされて
いる。

符号７で示すものは計量演算装置である。計量演算装置
７は計量ホッパ４０減量を連続的に測定し、各取出時に
おける取出量の積算等の必要な演算および指示を行なう
。

つぎに９以上のように構成された本実施例の動作につき
説明する。

粉体は第２図に示すように常時ホッパ１内に貯蔵されて
おり、この粉体は、連動関係にあるスライドゲート２と
、ロータリバルブ３が、計量ホッパ４に付設された計量
演算装置７からの信号によって駆動されるときに、所定
量ずつ計量ホッパ４内に供給される。

すなわち、計量ホッパ４内の粉体の量が第２図に符号り
山で示した下限レベルにあるとき、計量演算装置７から
の信号によってスライドゲート２カ開キ、ロータリパル
プ己が作動し、計量ホッパ４内に粉体の供給がなされる
。

また、計量ホッパ４内の粉体のレベルが第２図に符号Ｈ
，Ｌで示した上限レベルにあるとき、計量演算装置７か
ら上限信号が発信され、スライドゲート２は閉じ、ロー
タリバルブ６は作動を停止する。

粉体循環装置５内の粉体の量が減少すれば、連続的に計
量ホッパ４から粉体の充填が行なわれる。

一方、複数個設けられた定量取出装置６によって粉体が
取出されると、粉体循環装置５内の粉体は次第に減少し
てくるが、粉体充填口８より自然に減少分の粉体が充填
されるので、粉体循環装置５内の粉体は常に一定量を保
つことができ、定量取出装置６からの取出量は任意に設
定することができる。

また、それぞれの定量取出装置６からの取出量は、粉体
循環装置５内の粉体圧の影響による取出量の自然変化を
避けることができ、ボデー５０内に存在する粉体の量は
常時一定となっているので。

各定量取出装置６からの取出量の総量は計量ホッパ４に
付設した計量演算装置７によって計算し。

演算された瞬間取出量や積算取出量と一致するこ・とが
できる。

さらに、各定量取出装置６からの個々の取出量は可変伝
導機１０の設定回転数と比例した関係であることから計
量演算装置７で指示される取出量を比例按分することで
容易に知ることができる。

以上の説明から明らかなように１本発明によれば極めて
簡単な構造により複雑な制御を行なわずに、粉体を任意
の複数多方向へ正確に分配することができる。

また、粉体循環装置５が設けられているため。

各排出り９からの分配量を任意に、かつ正確に調節する
ことができ、計量ホッパ４は１か所に設ければよいため
、設備費を安価にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図のＸ−Ｘ線断面図である。 １はホッパ、２はスライドゲート、ろはロータリバルブ
・　４は計量ホッパ、５は粉体循環装置。 ６は定量取出装置、７は計量演算装置、８は粉体充填口
、９は排出口である。 特許出願人　宇部興産株式会社 第１ｉ！Ｉ ］ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粉体を貯蔵したホッパと、このホッパの下端にスライド
   ゲートおよびロータリパルプを介して連結された計量ホ
   ッパと、この計量ホッパの下端と直結された粉体循環装
   置と、この粉体循環装置の下面に設けられた複数個の粉
   体の排出口と、この各粉体の排出口如直結された定量取
   出装置とをそなえ、前記粉体循環装置は中空の密閉型の
   連続したポデーを有し、とのボデー内にエンドレスに形
   成されたチェーンコンベヤが配置されたことを特徴とす
   る粉体分配計量装置。