JPS5844946Y2 - 接続式ガウジングまたはプラスチング用カ−ボン電極棒 - Google Patents
接続式ガウジングまたはプラスチング用カ−ボン電極棒Info
- Publication number
- JPS5844946Y2 JPS5844946Y2 JP16201178U JP16201178U JPS5844946Y2 JP S5844946 Y2 JPS5844946 Y2 JP S5844946Y2 JP 16201178 U JP16201178 U JP 16201178U JP 16201178 U JP16201178 U JP 16201178U JP S5844946 Y2 JPS5844946 Y2 JP S5844946Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon electrode
- electrode rod
- cylindrical
- gouging
- plasting
- Prior art date
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- Expired
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- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Discharge Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
一般に接続式ガウジングまたはプラスチング用カーボン
電極棒は、電気的接続と機械的接続の両方が満足されな
いと良好な性能は得られな、・。
電極棒は、電気的接続と機械的接続の両方が満足されな
いと良好な性能は得られな、・。
すなわち、電気的接続が不十分であると、使用中に接続
部が赤熱し、やがて折れてしまう。
部が赤熱し、やがて折れてしまう。
また機械的接続が不十分であると、使用中にその接続が
外れたり、あるいは大きな脱落片が飛散したつして危険
であるとともに不経済でもある。
外れたり、あるいは大きな脱落片が飛散したつして危険
であるとともに不経済でもある。
本考案は上記の点に鑑み、特に機械的接続が強固に行な
かれるカーボン電極棒な提供しようとするもので、公知
の電気的接続と組み合わせることにより完全な接続式ガ
ウジングまたはプラスチング用カーボン電極棒を完成す
ることができるものである。
かれるカーボン電極棒な提供しようとするもので、公知
の電気的接続と組み合わせることにより完全な接続式ガ
ウジングまたはプラスチング用カーボン電極棒を完成す
ることができるものである。
以下、本考案の実施例を従来例と比較しながら説明する
。
。
第1図は従来例を示したもので、1はカーボン電極棒本
体、2はカーボン電極棒本体1の一端に設けられた円柱
状凸部、3はカーボン電極棒本体1の他端に設けられた
円筒状凹部である。
体、2はカーボン電極棒本体1の一端に設けられた円柱
状凸部、3はカーボン電極棒本体1の他端に設けられた
円筒状凹部である。
そして前記円柱状凸部2と円筒状凹部3が互いに嵌合し
てカーボン電極棒本体1同志が接続されるが、一般に円
柱状凸部2の外径は円筒状凹部3の内径より0.01〜
0.2mm程度小さくしている。
てカーボン電極棒本体1同志が接続されるが、一般に円
柱状凸部2の外径は円筒状凹部3の内径より0.01〜
0.2mm程度小さくしている。
4は前記カーボン電極棒本体1の外表面に被覆された銅
鍍金部で、この銅鍍金部4は円柱状凸部2側の端面5及
び円筒状凹部3側の端面6まで連続して設けている。
鍍金部で、この銅鍍金部4は円柱状凸部2側の端面5及
び円筒状凹部3側の端面6まで連続して設けている。
上記構造の接続は、円柱状凸部2と円筒状凹部3の嵌合
により機械的接続が威され、かつ円柱状凸部2の端面5
に設けた銅鍍金部と円筒状凹部3の端面6に設けた銅鍍
金部との接触により電気的接続が成されるため、一応接
続式カーボン電極棒としての要件は満たされるように思
われるが、実際上は円柱状凸部2と円筒状凹部3の嵌合
において問題がある。
により機械的接続が威され、かつ円柱状凸部2の端面5
に設けた銅鍍金部と円筒状凹部3の端面6に設けた銅鍍
金部との接触により電気的接続が成されるため、一応接
続式カーボン電極棒としての要件は満たされるように思
われるが、実際上は円柱状凸部2と円筒状凹部3の嵌合
において問題がある。
すなわち、前述したように円柱状凸部2の外径は円筒状
凹部3の内径より常に小さくしなげればならず、しかも
実際の生産面においては、その寸法公差が0.01〜0
.2mm程度必要であるため、必然的に第1図に示すよ
うに嵌合隙間7が生じる。
凹部3の内径より常に小さくしなげればならず、しかも
実際の生産面においては、その寸法公差が0.01〜0
.2mm程度必要であるため、必然的に第1図に示すよ
うに嵌合隙間7が生じる。
その結果十分な機械的接続が得られず、使用中に接続部
が外れたつ、あるいは接続部に放電部がさしかかった時
に大きな脱落片として飛散してしまう。
が外れたつ、あるいは接続部に放電部がさしかかった時
に大きな脱落片として飛散してしまう。
また特公昭50−14976号公報に示されているよう
に、カーボン電極棒の凹凸部の少なくとも一方にフェノ
ール樹脂、タール ピッチ糖蜜、カルボキシメチルセル
ロース等の接着剤を含浸することか提案されているが、
これは比較的効果が少な(・。
に、カーボン電極棒の凹凸部の少なくとも一方にフェノ
ール樹脂、タール ピッチ糖蜜、カルボキシメチルセル
ロース等の接着剤を含浸することか提案されているが、
これは比較的効果が少な(・。
すなわち、この方式においては寸法公差が0.01〜0
.05mm程度であれば効果が発揮されるが、それ以上
の寸法公差では円柱状凸部と円筒状凹部とが接触しない
ため、いかに接着剤を使用しても効果はほとんどない。
.05mm程度であれば効果が発揮されるが、それ以上
の寸法公差では円柱状凸部と円筒状凹部とが接触しない
ため、いかに接着剤を使用しても効果はほとんどない。
第2図も同じ〈従来例を示したもので、1′はカーボン
電極棒本体、2′はカーボン電極棒本体1′の一端に設
けられた切頭円錐状凸部、3′はカーボン電極棒本体1
′の他端に設けられた切頭円錐部と円筒状部とからなる
凹部である。
電極棒本体、2′はカーボン電極棒本体1′の一端に設
けられた切頭円錐状凸部、3′はカーボン電極棒本体1
′の他端に設けられた切頭円錐部と円筒状部とからなる
凹部である。
そして前記切頭円錐状凸部2′と凹部3′の切頭円錐部
が互いに嵌合してカーボン電極棒本体1′同志が接続さ
れる。
が互いに嵌合してカーボン電極棒本体1′同志が接続さ
れる。
4′は前記カーボン電極棒本体1′の外表面に被覆され
た銅鍍金部で、この銅鍍金部4′は切頭円錐状凸部2′
の根元部5′及び凹部3′の円筒状部6′まで連続して
設けている。
た銅鍍金部で、この銅鍍金部4′は切頭円錐状凸部2′
の根元部5′及び凹部3′の円筒状部6′まで連続して
設けている。
上記第1図に示した従来例とこの第2図に示した従来例
との大きな違いは、機械的接続部、すなわちカーボン電
極棒本体同志の接続部方策1図ではストレート形状をし
ているのに対し、第2図ではテーパー形状をして(・る
ことと、電気的接続が第1図では円柱状凸部2の端面に
設けた銅鍍金部と円筒状凹部3の端面6に設けた銅鍍金
部とが単に押しつげられただけの接触であるのに対し、
第2図では切頭円錐状凸部2′の根元部5′と凹部3′
の円筒状部6′とが固く嵌合された接続であることであ
る。
との大きな違いは、機械的接続部、すなわちカーボン電
極棒本体同志の接続部方策1図ではストレート形状をし
ているのに対し、第2図ではテーパー形状をして(・る
ことと、電気的接続が第1図では円柱状凸部2の端面に
設けた銅鍍金部と円筒状凹部3の端面6に設けた銅鍍金
部とが単に押しつげられただけの接触であるのに対し、
第2図では切頭円錐状凸部2′の根元部5′と凹部3′
の円筒状部6′とが固く嵌合された接続であることであ
る。
一般に接続式カーボン電極棒としては、第2図のタイプ
の方が第1図のタイプに比べて性能的にはすぐれている
が、第2図においても第1図と同様に嵌合隙間7′が生
じる欠点があった。
の方が第1図のタイプに比べて性能的にはすぐれている
が、第2図においても第1図と同様に嵌合隙間7′が生
じる欠点があった。
第3図および第4図は本考案の実施例を示したもので、
カーボン電極棒本体同志の接続構造は第2図と全く同じ
構造であるが、切頭円錐状凸部2′に、刀口熱時に発泡
あるいは膨張し炭化焼結する物質8を塗布あるいは含浸
させた点に特徴を有するものである。
カーボン電極棒本体同志の接続構造は第2図と全く同じ
構造であるが、切頭円錐状凸部2′に、刀口熱時に発泡
あるいは膨張し炭化焼結する物質8を塗布あるいは含浸
させた点に特徴を有するものである。
そして前記物質8としては、例えばフェノール、エポキ
シ、フラン等の炭化率の高い樹脂やタール、ピッチ等に
シリコン系の発泡剤を数多混入したものが使用される。
シ、フラン等の炭化率の高い樹脂やタール、ピッチ等に
シリコン系の発泡剤を数多混入したものが使用される。
上記のような物質8な切頭円錐状凸部2′に塗布あるい
は含浸させたことにより、第4図に示すように接続部近
くまで放電が進行してきて、カーボン電極棒本体1′の
温度が100℃を越えると、切頭円錐状凸部2′の物質
8が発泡あるいは膨張してきて隙間9を充填する。
は含浸させたことにより、第4図に示すように接続部近
くまで放電が進行してきて、カーボン電極棒本体1′の
温度が100℃を越えると、切頭円錐状凸部2′の物質
8が発泡あるいは膨張してきて隙間9を充填する。
また上記温度が30σC〜800’CKなると、上記物
質8は炭化するとともに、やがて焼結するため、切頭円
錐状凸部2′と凹部3′は完全に一体化する。
質8は炭化するとともに、やがて焼結するため、切頭円
錐状凸部2′と凹部3′は完全に一体化する。
なお、上記実施例においては加熱時に発泡あるいは膨張
し炭化焼結する物質8を切頭円錐状凸部2′に塗布ある
いは含浸させたが、凹部3′側に塗布あるいは含浸させ
てもよいことは言うまでもない。
し炭化焼結する物質8を切頭円錐状凸部2′に塗布ある
いは含浸させたが、凹部3′側に塗布あるいは含浸させ
てもよいことは言うまでもない。
以上のように本考案によれば、カーボン電極棒本体に設
けた凹凸部の少なくとも一方に、加熱時に発泡あるいは
膨張し炭化焼結する物質を塗布あるいは含浸させている
ため、カーボン電極棒本体同志の機械的接続は強固なも
のを得ることができ、また電気的接続と組み合わせれば
、両者とも満足できる接続式ガウジングまたはプラスチ
ング用カーボン電極棒な得ることができる。
けた凹凸部の少なくとも一方に、加熱時に発泡あるいは
膨張し炭化焼結する物質を塗布あるいは含浸させている
ため、カーボン電極棒本体同志の機械的接続は強固なも
のを得ることができ、また電気的接続と組み合わせれば
、両者とも満足できる接続式ガウジングまたはプラスチ
ング用カーボン電極棒な得ることができる。
第1図および第2図は従来例を示す断面図、第3図およ
び第4図は本考案の一実施例を示したもので、第3図は
カーボン電極棒本体同志の接続前の状態を示す断面図、
第4図は同接続後の状態な示す断面図である。 1′・・・・・・カーボン電極棒本体、2′・・・・・
・凸部、3′・・・・・・凹部、8・・・・・・物質。
び第4図は本考案の一実施例を示したもので、第3図は
カーボン電極棒本体同志の接続前の状態を示す断面図、
第4図は同接続後の状態な示す断面図である。 1′・・・・・・カーボン電極棒本体、2′・・・・・
・凸部、3′・・・・・・凹部、8・・・・・・物質。
Claims (1)
- カーボン電極棒本体の一端に凸部を、他端にこの凸部と
嵌合する凹部な設け、前記凹凸部の少なくとも一方に、
加熱時に発泡あるいは膨張し炭化焼結する物質を塗布あ
るいは含浸させたことを特徴とする接続式ガウジングま
たはプラスチング用カーボン電極棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16201178U JPS5844946Y2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 接続式ガウジングまたはプラスチング用カ−ボン電極棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16201178U JPS5844946Y2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 接続式ガウジングまたはプラスチング用カ−ボン電極棒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5577592U JPS5577592U (ja) | 1980-05-28 |
JPS5844946Y2 true JPS5844946Y2 (ja) | 1983-10-12 |
Family
ID=29157308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16201178U Expired JPS5844946Y2 (ja) | 1978-11-25 | 1978-11-25 | 接続式ガウジングまたはプラスチング用カ−ボン電極棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844946Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-25 JP JP16201178U patent/JPS5844946Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5577592U (ja) | 1980-05-28 |
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