JPS5844940B2 - 空気調和における排気フアンの運転台数決定方法 - Google Patents

空気調和における排気フアンの運転台数決定方法

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JPS5844940B2
JPS5844940B2 JP52135911A JP13591177A JPS5844940B2 JP S5844940 B2 JPS5844940 B2 JP S5844940B2 JP 52135911 A JP52135911 A JP 52135911A JP 13591177 A JP13591177 A JP 13591177A JP S5844940 B2 JPS5844940 B2 JP S5844940B2
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JP
Japan
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air
exhaust
outside air
exhaust fans
air conditioning
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Expired
Application number
JP52135911A
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JPS5469240A (en
Inventor
直樹 伊藤
則之 森岡
武彦 清水
修治 大野
晃 田口
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5469240A publication Critical patent/JPS5469240A/ja
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  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数台の空調機の運転を必要とし、かつ外気を
取り入れる場合のある空調システムにおける経済的な排
気ファンの運転台数決定方法に関するものである。
特開昭51−116047に開示する如く外気冷熱を積
極的に利用した空気調和方法においては、外気温湿度状
態の変動により、外気の取り入れ量が0%から100%
まで変化するため、室内圧力を所望の状態に保つために
は室内余剰空気を排気する必要がある。
かNる際、従来の排気を行なうための排気ファン運転方
法は特公昭48−12574、或は、同48−1257
5に示されているように空調を必要とする室と空調機が
1対1の対応であり、エネルギーの有効化を図って空調
を必要とする室に対し、複数台の空調機を設置した空調
システムにおける経済的な排気ファン運転方法は未だ提
案されていない。
前記2例に提案された方法を複数台の空調機の運転を必
要とする空調システムに適用すると外気取り入れ量の少
ない場合は複数台各各の空調機が少量ずつの排気を行な
うこととなり、排気ファン運転動力の消費において経済
的でない欠点を有している。
本発明は従来方法における上述の欠点を解消せんとする
もので、空気調和対象室に対して複数台の空調機を稼動
せしめ、且つ外気を取り入れる場合のある空調システム
において、外気の取り入れを行なわない場合には前記空
調機の夫々に設備された全ての排気ファンを停止し、外
気を取り入れる場合には下記の式 に従って排気ファンの運転台数を決定し、不要の排気フ
ァンの運転動力費の節減を図るようにしたものである。
次に本発明を第1図を用いて説明する。
第1図は1つの制御対象室に対して3台の空調機の運転
を必要とする空調システムの概略図であり、1は空調機
、2は還気ダンパー、3は外気ダンパー、4は排気ダン
パー、5は排気ファン、6は空調を必要とする室、7は
室内圧力検出計、8は同圧力変換器、9は外気、10は
還気、11は排気、12は送気、13は排気ダンパー駆
動用空気の電磁弁、14は室内圧力コントローラ、15
は還気温度計、16は還気相対湿度計、17は外気温度
計、18は外気相対湿度計、19は混合気温度計、20
は送気ファンであり室内圧力コントローラ14、圧力変
換器8、室内圧力検出計7を除く各構成要素は空調機1
に対し各1ケ宛設置されている。
3台の空調機1の各々において、外気9と還気10を外
気ダンパー3及び還気ダンパー2の開度を調節して混合
し、空調機1を経て調温調湿し送気12として送気ファ
ン20によって室6に送り込む。
室6では室内圧力を室内圧力検出計7にて検出し、変換
器8を経て室内圧力コントローラ14によって排気ダン
パー4の開度を調節して排気11の量を調節し、室内圧
力の制御を行なう。
このとき外気9を取り入れている場合、特に外気9の取
り入れ量が少ない場合には排気ダンパー4を絞り、排気
11を少なくして室内圧力を所望の圧力に保つものであ
るが、3台の空調機1の排気ファン5の全てを駆動し、
排気ダンパー4の全てを絞って排気11を少なくするの
ではなく、本発明では排気ファン5のうち第(1)式を
満足する台数のみを駆動し、この駆動排気ファンに対応
する排気ダンパー4のみを対応する電磁弁13を駆動す
ることによって開け、それ以外の排気ダンパー4の対応
する電磁弁13を遮断して排気ダンパーを閉じることに
よって排気11を少なくするのである。
ここで第(1)式中の外気取り入れ総量の求め方につい
て第2図及び第1図を用いて説明する。
第2図においてA点は還気状態点、B点は外気状態点、
C点は混合気状態点である。
A、B、C各点における乾球温度を各々At、Bt、C
↑とすると外気比率は下記の式 によって求められる。
第1図に示す空調システムでは還気温度計15、外気温
度計17、混合気温度計19により第2図に示すA、B
、C各点の乾球温度At、Bt、Ctが求められ、外気
比率を各々の空調機について求めることができる。
したがって外気取り入れ総量は下記の式 外気取り入れ総量−(送気ファン1台あたりの送風量)
×(空調機運転台数)× (運転中空調機の平均外気比率)・・・・・・・・・(
3)によって求められる。
次に外気9を取り入れている場合から外気9を全く取り
入れない場合に移行する際の本発明方法の具体的適用方
法を説明する。
外気9の取り入れを行なわれないようにする時は外気ダ
ンパー3の閉じる速度に対応して一定時間経過毎に1台
ずつ運転中の排気ファン5を停止し、同時にこの停止排
気ファンに対応する排気ダンパー4の電磁弁13を遮断
して排気ダンパー4を全閉とし、最後には全台の排気フ
ァン5を停止し、電磁弁13を遮断して排気ダンパー4
を全閉とするのであるが、前記一定時間が短かすぎると
室6の圧力は排気ファン5が停止しかつ排気ダンパー4
の全閉時に急激に上昇するのみでなく、前記圧力が所望
の値に復帰するのに極めて長時間を要し、室6のドア(
図示していない)を開けた時、室6の空気が極めて大き
な風速で室外へ吹出す欠点を有することになり、さらに
反対に前記一定時間が長すぎると排気ファン5の消費電
力が犬となる欠点を有することになるので、該一定時間
を適当に定めることが重要である。
次に外気9を全く取り入れない場合から外気9を取り入
れる場合に移行する際には、外気ダンパー3の開いて行
く速度が速いと室内圧力は室内圧力コントローラ14の
コントロール範囲を越工て上昇してしまうために、通常
は室内圧力コントローラ14のコントロール能力範囲内
のゆっくりとした速度にて開いて行く。
したがってこの場合も第(1)式を満足する排気ファン
運転台数となる様排気ファン5を駆動し、該駆動排気フ
ァン5に各々対応した排気ダンパー4の電磁弁13を駆
動することによって排気ダンパー4を開ければよいわけ
である。
次に本発明による効果について述べる。
従来方法では外気取り入れ量が減少しても排気ファンを
運転した上で排気ダンパー開度を絞ることによつて室内
圧力制御は満足されるため、積極的に排気ファンを停止
することをしなかったが、本発明の第(1)式を用いる
ことによって外気取り入れ量に応じた必要最少限の排気
ファン運転台数を決定できることとなる。
すなわち、第(1)式にて算出した排気ファン運転台数
よりも実際の排気ファン運転台数が多い場合にはさらに
排気ファンを停止できるだけの排気能力がありながら、
不要な排気ファンを運転しているために排気ファン運転
動力の無駄があり、一方実際の排気ファン運転台数が少
ない場合は外気取り入れ量に対し、排気能力が不足して
いるために室内圧力の上昇をきたす。
また外気取り入れを行なう場合から外気を全く取り入れ
ない場合へ移行した時に前記第(1)式のみの適用では
排気の必要のない場合でも排気ファンを1台運転しなけ
ればならず、この場合のみ第(1)式を用いず排気ファ
ンを全台停止とし、かつ排気ダンパー駆動用空気の電磁
弁を遮断することによって排気ダンパーを全て閉じるよ
うにし、このことによってさらに一層経済的となる。
したがって本発明方法を用いることによって、外気取り
入れ量に応じた必要最少限の排気ファン運転台数を決定
でき、排気ファン運転動力費の節減において極めて顕著
な効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は排気ファン運転台数決定方法を説明するための
空調システムの概略図、第2図は外気比率を説明するた
めの空気線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気調和対象室に対して複数台の空調機を稼動せし
    め、且つ外気を取り入れる場合のある空調システムにお
    いて、外気の取り入れを行なわない場合には前記空調機
    の夫々に設備された全ての排気ファンを停止し、外気を
    取り入れる場合には下記の式 に従って前記排気ファンの運転台数を決定することを特
    徴とする空気調和における排気ファンの運転台数決定方
    法。
JP52135911A 1977-11-12 1977-11-12 空気調和における排気フアンの運転台数決定方法 Expired JPS5844940B2 (ja)

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JP52135911A JPS5844940B2 (ja) 1977-11-12 1977-11-12 空気調和における排気フアンの運転台数決定方法

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Publication Number Publication Date
JPS5469240A JPS5469240A (en) 1979-06-04
JPS5844940B2 true JPS5844940B2 (ja) 1983-10-06

Family

ID=15162708

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JP52135911A Expired JPS5844940B2 (ja) 1977-11-12 1977-11-12 空気調和における排気フアンの運転台数決定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60117730U (ja) * 1984-01-20 1985-08-09 有限会社 ゴトウフアニチユア− 組立式収納家具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5969644A (ja) * 1982-10-12 1984-04-19 Toshiba Corp 空調装置

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JPS5469240A (en) 1979-06-04

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