JPS5844718B2 - 成型燃料の製造方法 - Google Patents
成型燃料の製造方法Info
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- JPS5844718B2 JPS5844718B2 JP9251581A JP9251581A JPS5844718B2 JP S5844718 B2 JPS5844718 B2 JP S5844718B2 JP 9251581 A JP9251581 A JP 9251581A JP 9251581 A JP9251581 A JP 9251581A JP S5844718 B2 JPS5844718 B2 JP S5844718B2
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- Japan
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- wood
- coal
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- molded
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は組成比の特定された粉状石炭、木材粉の混合物
から成型燃料を製造するにあたって、混合物中の木質成
分にバインダー活性を付与する新規な方法に関するもの
である。
から成型燃料を製造するにあたって、混合物中の木質成
分にバインダー活性を付与する新規な方法に関するもの
である。
これまでの石炭、木材系成型燃料としては、樹皮、製材
屑などの木質廃材を押し出し成型したオガライトや、ウ
デツクスに代表されるペレット燃刺などの木質成分の一
部を粉状石炭で置換した燃料が公知である。
屑などの木質廃材を押し出し成型したオガライトや、ウ
デツクスに代表されるペレット燃刺などの木質成分の一
部を粉状石炭で置換した燃料が公知である。
しかしながら、これらの燃料では、配合可能な石炭量に
限度があり、オガライトでは30重重量、ペレット燃料
では50重量係止りである。
限度があり、オガライトでは30重重量、ペレット燃料
では50重量係止りである。
すなわち、これらの成型燃料では、木材粉の加圧下にお
ける可塑化する性質を利用して成型するため、粉炭配合
量が上述の量を超えると、可塑化成分である木材粉の減
少により押出し成型法の採用が困難となる。
ける可塑化する性質を利用して成型するため、粉炭配合
量が上述の量を超えると、可塑化成分である木材粉の減
少により押出し成型法の採用が困難となる。
このため本発明におけるような粉炭を主原料とする混合
物では他の成型法、例えばダブルロール式あるいは、ピ
ストン式による成型法に求めざるを得ない。
物では他の成型法、例えばダブルロール式あるいは、ピ
ストン式による成型法に求めざるを得ない。
しかし、この場合においては、良質な成型燃料を製造す
るためには、バインダーとして作用する物質、例えばで
んぷん、CMC1ベントナイトあるいは、石炭、石油系
ピッチなどを配合するか、あるいは何らかの方法によっ
て使用する原料自身にバインダー活性を付与しておく必
要がある。
るためには、バインダーとして作用する物質、例えばで
んぷん、CMC1ベントナイトあるいは、石炭、石油系
ピッチなどを配合するか、あるいは何らかの方法によっ
て使用する原料自身にバインダー活性を付与しておく必
要がある。
以上のようなことから、発明者らは後者の方法について
種々検討を加えた結果、バインダーを使用することなし
に、木質物をバインダーとする方法を見い出したもので
ある。
種々検討を加えた結果、バインダーを使用することなし
に、木質物をバインダーとする方法を見い出したもので
ある。
本発明に係る成型燃料の製造工程の概略は図の如くであ
る。
る。
ImI)の主原料である粉状石炭については、粒径3m
m以下、水分量を風乾程度に調整し、また木材粉につい
ては、樹皮、背板、おが屑、サンダー屑および建築吉相
なとの木質廃材を粒径2mm以下、水分量を15係程度
に調整する。
m以下、水分量を風乾程度に調整し、また木材粉につい
ては、樹皮、背板、おが屑、サンダー屑および建築吉相
なとの木質廃材を粒径2mm以下、水分量を15係程度
に調整する。
工程(n)においては上述の原料を用いて、粉状石炭1
00重量部と木材廃材粉20−50重量部から成る混合
物を調整する。
00重量部と木材廃材粉20−50重量部から成る混合
物を調整する。
次いでI櫃111)では、上記の混合物を80−100
℃の温度範囲において粉状石炭と木材粉から発生する水
蒸気共存のもとて一定時間保持する。
℃の温度範囲において粉状石炭と木材粉から発生する水
蒸気共存のもとて一定時間保持する。
それによって木質成分にバインダー活性を付与し、その
ままの状態にてI mIV)において加圧成型する。
ままの状態にてI mIV)において加圧成型する。
その際の成型圧は、使用する混合物の原料組成、粒度構
成および目的とする成型燃料の大きさ、形状によって適
宜に設定される。
成および目的とする成型燃料の大きさ、形状によって適
宜に設定される。
なお、本発明でのバインダー活性の付与とは、加圧下に
おいてバインダーとして作用する性質を持つことを指す
。
おいてバインダーとして作用する性質を持つことを指す
。
以下、本発明の詳細について実施例をもって説明する。
実施例
粒径0.6 mm以下、水分量2.2%の砂用炭(弱粘
結岩)ioo重量部と粒径0.25m711以下、水分
量8多の力2松廃材粉25重量部から成る混合物を調整
した。
結岩)ioo重量部と粒径0.25m711以下、水分
量8多の力2松廃材粉25重量部から成る混合物を調整
した。
次にこの混合物を50℃〜100℃の温度範囲において
、10℃間隔で所定の温度に保持された金型中に挿入し
、混合物から発生する水蒸気の逸散を抑制しながら、水
蒸気共存下で3分間保持した後、そのままの状態にて所
定の圧力までに約5秒間で達するような条件下で成型し
て、直径20mm、高さ10mmの円柱状石炭・木材成
型体を得た。
、10℃間隔で所定の温度に保持された金型中に挿入し
、混合物から発生する水蒸気の逸散を抑制しながら、水
蒸気共存下で3分間保持した後、そのままの状態にて所
定の圧力までに約5秒間で達するような条件下で成型し
て、直径20mm、高さ10mmの円柱状石炭・木材成
型体を得た。
表1に成型圧1,500 kg/crjHの条件下にお
ける成型体の耐圧強度および諸性状について、混合物の
保持温度との関係で示した。
ける成型体の耐圧強度および諸性状について、混合物の
保持温度との関係で示した。
実施例から明らかなように、保持温度80℃以上の混合
物から成型された石炭、木材成型体において、優れた強
度および性状を与える。
物から成型された石炭、木材成型体において、優れた強
度および性状を与える。
しかしながら混合物からの水蒸気の逸散を抑制しない条
件下では、保持温度80℃以上であっても、混合物の成
型化は困難であった。
件下では、保持温度80℃以上であっても、混合物の成
型化は困難であった。
以上のことは、石炭あるいは木材粉のいずれかの成分が
水蒸気共存下で加圧時に可塑化し、バインダーとして作
用した結果である。
水蒸気共存下で加圧時に可塑化し、バインダーとして作
用した結果である。
しかし石炭の可塑化は弱粘結〜強粘結炭について、40
0450℃の高温下において見られる現象である。
0450℃の高温下において見られる現象である。
したがって本実施例において、可塑化によるバインダー
として作用した成分は木材粉であり、それが水蒸気共存
のもとで、特に80℃以上の保持温度において効果的に
バインダー活性が付与されたことにほかならない。
として作用した成分は木材粉であり、それが水蒸気共存
のもとで、特に80℃以上の保持温度において効果的に
バインダー活性が付与されたことにほかならない。
このことは、表1の吸湿による膨張率変化からも明らか
である。
である。
すなわち成型体の膨張率は80℃以上の温度において大
きく低下している。
きく低下している。
吸湿による変化は、木材粉のバインダー作用の程度を示
す指標となることから、以上の事実は、木材粉が上述の
温度において、より可塑化しやすい状態となり、その結
果、バインダーとしての効果も大きくなったことを示し
ている。
す指標となることから、以上の事実は、木材粉が上述の
温度において、より可塑化しやすい状態となり、その結
果、バインダーとしての効果も大きくなったことを示し
ている。
以上のような理由により、本発明においては、混合物の
下限保持温度を80℃としたが、上限温度については、
100℃以上、例えば150〜200℃の温度であって
も水蒸気共存の条件下では良質な成型体が得られる。
下限保持温度を80℃としたが、上限温度については、
100℃以上、例えば150〜200℃の温度であって
も水蒸気共存の条件下では良質な成型体が得られる。
しかしながら、保持温度を上昇させた割には木材粉のバ
インダー効果は大きくないため、熱的な効率および成型
装置の点から好ましくない。
インダー効果は大きくないため、熱的な効率および成型
装置の点から好ましくない。
また保持温度が100℃を超した場合では、混合物から
の水分蒸発速度が大きいことから、混合物温度を均一に
コントロールするのが難しく、良質な成型体を効率よく
製造するためには、木材粉にバインダー活性を付与する
工程において装置上の特別な措置を講じなければならな
い。
の水分蒸発速度が大きいことから、混合物温度を均一に
コントロールするのが難しく、良質な成型体を効率よく
製造するためには、木材粉にバインダー活性を付与する
工程において装置上の特別な措置を講じなければならな
い。
したがって本発明において木材成分にバインダー活性を
付与する条件として、水蒸気共存のもとて混合物の保持
温度を80〜100℃の範囲に規定することは以上の理
由からである。
付与する条件として、水蒸気共存のもとて混合物の保持
温度を80〜100℃の範囲に規定することは以上の理
由からである。
なお、本発明における木材成分のバインダー活性の付与
化は粉炭以外の燃料、例えばコークス粉、木炭粉を使用
した場合であっても可能である。
化は粉炭以外の燃料、例えばコークス粉、木炭粉を使用
した場合であっても可能である。
現在、石油の急激な高騰と将来における供給不安から、
石炭資源およびバイオマスな原料とした石油代替エネル
ギーの開発が進められている。
石炭資源およびバイオマスな原料とした石油代替エネル
ギーの開発が進められている。
本発明に係る石炭、木材成型燃料は、石炭あるいは木材
燃料単味では、持ち得ない、優れた燃料特性を有する複
合固体燃料である。
燃料単味では、持ち得ない、優れた燃料特性を有する複
合固体燃料である。
本発明は、このような新燃料を経済的に提供するために
発明されたものであり、したがって本発明は、粉状石炭
および木質廃材をエネルギー源として有効利用する上に
も、又石油代替化を促進する上でも大きく寄与するもの
である。
発明されたものであり、したがって本発明は、粉状石炭
および木質廃材をエネルギー源として有効利用する上に
も、又石油代替化を促進する上でも大きく寄与するもの
である。
図面は本発明の1実施例を示すもので、第1図は製造工
程図である。
程図である。
Claims (1)
- 1 粉状石炭100重量部と木材粉20−50重量部か
らなる混合物を加圧成型により成型燃料化するにあたっ
て、上記の混合物を80−100℃の温度範囲において
水蒸気共存下で一定時間保持することによって、混合物
中の木材成分にバインダー活性を付与することを特徴と
する成型燃料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9251581A JPS5844718B2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 成型燃料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9251581A JPS5844718B2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 成型燃料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57207697A JPS57207697A (en) | 1982-12-20 |
JPS5844718B2 true JPS5844718B2 (ja) | 1983-10-05 |
Family
ID=14056451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9251581A Expired JPS5844718B2 (ja) | 1981-06-15 | 1981-06-15 | 成型燃料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844718B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004209462A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-29 | Kobe Steel Ltd | 植物由来バイオマスの乾燥方法およびバイオマス燃料の製造方法 |
JP2006517000A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-07-13 | ヴェルナー ハンス | 圧縮したバイオマスから燃料を製造する方法及び装置並びにこの燃料の使用方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009051985A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Toshihiko Maruyama | バイオマス系成型燃料の製造方法 |
-
1981
- 1981-06-15 JP JP9251581A patent/JPS5844718B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004209462A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-29 | Kobe Steel Ltd | 植物由来バイオマスの乾燥方法およびバイオマス燃料の製造方法 |
JP2006517000A (ja) * | 2003-01-28 | 2006-07-13 | ヴェルナー ハンス | 圧縮したバイオマスから燃料を製造する方法及び装置並びにこの燃料の使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57207697A (en) | 1982-12-20 |
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