JPS5844290A - ロ−タリ−式圧縮機 - Google Patents

ロ−タリ−式圧縮機

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JPS5844290A
JPS5844290A JP14100281A JP14100281A JPS5844290A JP S5844290 A JPS5844290 A JP S5844290A JP 14100281 A JP14100281 A JP 14100281A JP 14100281 A JP14100281 A JP 14100281A JP S5844290 A JPS5844290 A JP S5844290A
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JP
Japan
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upper bearing
cylinder
bearing
overhanging
case
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Application number
JP14100281A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Uneyama
宇根山 祥久
Nobuo Abe
信雄 阿部
Kazuo Sekigami
和夫 関上
Kazuo Ikeda
和雄 池田
Mitsuru Murata
充 村田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5844290A publication Critical patent/JPS5844290A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷蔵庫・ルームエアコン・除湿機等に使用する
ロータリ一式圧縮機に関するものである。
従来のロータリ一式圧縮機を第1図〜第6図により説明
する。lはケース、2は電動機、3はポンプ部を示す。
ケース1は蓋チャンバ4及び底チャンバ5と溶接されて
密閉容器を形成する。該ケース1内面には電動@2の固
定子2aの外周が焼嵌めにより接合されている。電動@
2の固定子2aと回転子2bは適宜空隙を以って、第1
図に示す様に配置される。ポンプ部3は、前記回転子2
bと接合した回転軸6の偏心部6aと摺動するローラ7
、該ローラ7上面と指動する上部ベアリング8、該ロー
ラ7下面と回転軸6のスラスト面6bの摺動を被むる下
部ベアリング9、前記上部及び下部ベアリング8.9と
摺動し而もローラ7外径と摺動するベーン10を保持す
るシリンダ11等により構成されている。12は吐出マ
フラーで、下部ベアリング9に取付けられた弁機構部(
図示せず)からの吐出ガスの脈動を消去するものである
。この吐出マフラーは回転軸6の補助ベアリング部6C
を支承する下部ベアリング9と同時に、シリンダ11に
ボルト13により締結されている。
上部ベアリング8は、回転軸6の主ベアリング6dを支
承しつつ、ボルト13によりシリンダ11に締結されて
いる。14はスプリングで、該スプリング14は両持ち
構造であり、第2図に示す様に、上下2箇所の弾性部1
4aと、その両端を曲げ成形した爪部14b1及び直線
成形部14Cより成っている。このスプリング14の爪
部14bはベーン10の係止穴10aに、また直線成形
部14bはシリンダ11の係止穴11aに第1図1こ示
す様に接合されて、ベーン1゛0と、ローラ7の密接な
摺動を果す機能を発揮している。第3図はケースlとシ
リンダ11のタッグ溶接部1aの配置を示すもので、シ
リンダ11の上、下ベアリング接合部11bの外側に大
小夫々の幅を有する張出翼11c及びlidを形成し、
幅の大きい張出 −・翼11Cの両端を2箇所、幅の小
さい張出翼11dの中央部を1箇所を夫々溶接する。第
4図において15はケース1に取付けた吸込バイブ、1
6はシールパイプを示す。該シールパイプ16は吸込パ
イプ15内を通って、シリンダ11の張出翼11Cに開
口したガス吸込穴lie内にその先端16aが圧入され
、この間をシールしている。ケース1の吸込パイプ15
先端15aとシールパイプ16の後端16bははゾ同位
置に配置され、これらは該ロータリ一式圧縮機塔載ユニ
ット(図示せず)の吸込パイプ17と2本同時にろう付
けされて吸込ガス通路が形成されている。第5図は、上
部ベアリング8と下部ベアリング9、吐出マフラー12
及びシリンダ11の組立状態を示すもの゛で、シリンダ
11にねじ穴11fを開口し、該穴11fに上下から、
夫々第5図の様にボルト13により締付固定している。
18は対ユニット接合用支持脚で、第1図、第4図に示
す様に底チャンバ5の底面に抵−抗溶接により固定され
ている。尚、支持脚18は鋼板絞り加工により、第1図
及び第4図に示す様に成形されている。以上述べた従来
公知ロータリ一式圧縮機は以下の如き欠陥を有していた
1)シリンダ11の張出翼11Cい lidの形状の不
均衡とタッグ溶接加熱部1aのアンバランスから、第3
図破線に示す様なケース1の変形が生じ、シリンダ11
のべτシスロット11g及び内径に破線に示す様な変形
が生じ、ベーン10、ローラ7の円滑な摺動が阻害され
る。その為、シリンダ11の高さ寸法を必要以上に大き
くシ、これの剛性向上を図る必要がある。この場合、素
材重量の増加を招く等の圧縮機運転信頼性及び反省資源
的欠陥を有していた。
2)上部ベアリング8締結用ボルト13の頭部13aが
上部ベアリング8の上面に露出し、電動機固定子2aの
エンドフィル2Cと適切な絶縁距離の空間19を保持す
る為には、ボルト13の頭部13a高さ分、固定子2a
1回転子2bを上方に配置する必要がある。この分、ロ
ータリ一式圧縮機全体の高さ寸法が増加する欠陥を有し
ていた。
また、摺動ロスを軽減する目的から回転軸6の主ベアリ
ング部6d等は極力細径の設計を行うのが通例である為
、電動@2の始動通電時に電磁吸引力が働き、電動15
12の配置高さが上方にある場合は、特に第1図破線に
示す様な曲げ力が働いて始動不能の現象が生じる運転信
頼性劣化の原因となっていた。
3)」ユ部ベアリング8及び下部ベアリング9をボルト
13にてシリンダ11のねじ穴11fに締結する従来構
造は、ねじ山に水平分力が発生する為、第5図破線に示
す様なシリンダ11内径に変形が生じる。その為、シリ
ンダ11、上部ベアリング8、下部ベアリング9の円筒
状接合部11bの肉厚を大きくする必要が生じ、引いて
はシリンダ11及び圧縮機径方向寸法の大型化を招く結
果となっていた。
4)吸込ガス通路は、シリンダ11の張出翼11Cに形
成しているので、張出翼11Cの厚さを大きくする必要
がある。又、吸込バイブ15の取付位置が下側になるの
で近接した位置に支持脚18を配置する場合、ユニット
の吸込パイプ17とのろう付時に塗装面を燃焼させる危
険性があり、第1図、第4図に示す様な、底チャンバ5
の底面に支持pa18を取付けざるを得ず、該支持脚1
8自身の形成高さとその下部に取付ける防振ゴム(図示
せず)厚さの和に相当する分、圧縮機の据付高さが高く
なり、該ロータリ一式圧縮機を塔載するユニットの大形
化を招く欠陥があった。
5)支持脚18は第1図、第4図に示す様に、鋼板より
第6図に示す様に円形に絞り成形加工されているので、
その素材自体の大形化を招き省資源に反する材料費の高
騰を招いていた。
6)シリンダ11の張出翼11c、lidを1−下に挟
合する形態の両持ちスプリング14は、これ自体の形成
長さが長く、材料費的に不利であると共に、組立作業が
シリンダ11の係止穴11aとの′組合せで組立効率の
低い欠陥を有していた。
7)電動機2と、蓋チャンバ4の端子4aを結ぶクラス
タ2eの配置位置は、第1図に示す様に上部エンドコイ
ル2dの」〕方にあることから、該クラスタ2eとエン
ドコイル2dが当接しない様に適宜空隙を持って形成す
る必要を有することから、クラスタ2e厚さ及び空隙分
、ケース1全長を長′する必要があり、圧縮機高さ寸法
の増大を招く欠点を有していた。
本発明の目的は以上述べたロータリ一式圧縮機の小形化
を阻害する要因を排除し、小形軽量化を図ったロータリ
一式圧縮機を提供することにある。
即ち、ケースに電動機固定子を直結し、元来圧縮機の外
周方向の寸法の縮小を図ることを目的としているロータ
リ一式圧縮機のより一層の外周寸法の縮小化と、高さ寸
法の最小化を目的とするもので、次の様な方法を講じた
ロータリ一式圧縮機を提供することにある。
1)上部ベアリングに比較的幅広の対ケースタッグ溶接
部を等分に配置した3個の張出翼を以って形成し、溶接
加熱応力のバランスを良くしポンプ部の変形を少くする
2)該上部ベアリングに、他のポンプ構成部品を下側よ
り一括してボルト締めし、シリンダ内径寸法の変化を解
消すると共に、上部ベアリング上面へのボルト頭部の突
出をなくする。
3)に1部ベアリングの1部に、ガス吸込穴を開口して
、これに相対するケースの吸込ts11イブ取付位置を
高くして、支持脚取付位置をケースの側面とし、圧縮機
の据付高さを縮小する。
、4)支持脚の形成を3個に分割し、最小板厚で簡略な
形状のものを採用して、使用素材寸法の省資源化を図り
、圧縮機重量の軽減を目的とする。
5)スプリングは片持ち形状を採用し、効率的なスプリ
ング係止構造の採用と相まって、組立作業性の向上を図
る。
6)電動機の」二部エンドコイル内周に電動機と端子を
結ぶクラスタを挿入配置し、圧縮機高さ寸法の縮小を図
る。
7)上部ベアリングの上面の形状に做って、電動機のエ
ンドコイルを成形し、該コイルと上部ベアリング間の間
隙を最小限に形成して、圧縮機高さ寸法を縮小する。
8)ケースと上部ベアリングの夕・ノブ溶接を円周3等
分に分割した位置とすると共に、該溶接部間に3個の支
持脚を溶接し七、ケースの変形のノくランスをとると共
に、支持脚溶接部の一箇所の溶接変形部にシリンダのベ
ーンスロ・シト側端面を配置し、ケースとシリンダ間に
狭隘な隙間を形成し、両者の当接を避け、ケース外径寸
法の最小化を図る。
9)吐出マフラー高さの最小化を図ると共番こ、該マフ
ラーの一部を張出し成形し、該張出し部内1こボルト頭
部を収納し、且つ、吐出マフラーの内容積を適宜形成す
る。
以下、本発明の一実施例を第7図〜第14図番こより説
明する。第7図は本発明に係わる組立構造を採用したロ
ータリ一式圧縮機の一例を示す。21はケース、22は
電動機、2312ポンプ部、24は蓋チャンバ、25は
底チャンノ(で、ケース21と蓋チャンバ24、底チャ
ン/(25q!溶接されて密閉容器を形成する。該ケー
ス21内にCヨ電動@22−の固定子22a外周が焼嵌
めにより接合されている。固定子22aと回転子22b
は適宜空隙を以って、第7図に示す様に配置される。ポ
ンプ部23は、前記回転子22bと接合した回転軸26
の偏心部26aと摺動するローラー27、該ローラー2
7−ヒ而と摺動する上部ベアリング28、該ローラ27
下面と回転軸26のスラスト面26bの摺動を被むる下
部ベアリング29、前記上部ベアリング28、下部ベア
リング29と摺動し而もローラ27外径と摺動す石ベー
ン3oを保持するシリンダ31により構成されている。
32は吐出マフラーで、下部ベアリング29に取付けら
れた弁機構部(図示せず)からの吐出ガスの有する脈動
を消去するものである。この吐出マフラー32は回転軸
26の補助ベアリング部26Cを支承する下部ベアリン
グ29、シリンダ31と同時に、上部ベアリング28に
ボルト33により締結されている。34はスプリングで
、該スプリング34は片持ち構造であり、その取付はポ
ンプ部23と底チャンバ25間で構成する狭隘な隙間に
懸架支持されて湾曲した弾性部34aが配置され、ロー
ラー27外径にベーン30を押付ける機能を発揮させる
。第8図はロータリ一式圧縮機の主なポンプ形成部品夫
々の概略形状を示す。上部ベアリング28には外周に適
宜幅を有する3個の張出翼28aがシリンダ31被接合
面28bの外側に形成されている。また張出翼28aの
一部には、吸込ガスを導く吸込ガス穴28Cが穿孔され
、該穴28C穿孔部の上部ベアリング28の上面28g
には吸込穴28Cの肉厚を確保する為、張出翼28a外
周方向から、上部ベアリング28の軸受28a中心に向
う突起28eが形成されている。28fはボルト締結用
ねじ穴で、該ねじ穴28fはシリンダ接合面28bから
、上部ベアリング28のに1面28gまで貫通している
。28hはシリンダ接合面28bと張出翼28aの段差
部に形成した凹みで、該凹み28hは後述するスプリン
グ34の一部を係止する機能を発揮する。更に上部ベア
リング28の張出翼28aの最外周部28iは張出翼2
8a自体の全体厚さより上方向に厚く形成され、張出翼
28a上面28gとは任意曲率のR形状で連繋されてい
る。該R形状は後述する電動 。
磯固定子22aの下側エンドコイル22C外周のR形状
に做っている。また、シリンダ31は、ローラ27が回
転する内径31aと、ボルト貫挿穴31b等を適宜形成
するに充分な幅を有し、而もその上面は対上部ベアリン
グ28の接合面31C。
下面を下部ベアリング29の接合面31iとする円筒形
状部31jを中核にしている。その外側任意位置に、前
述内径31aに連繋するベーンスロット部31dを内側
に形成した張出部31eを、また、内径31aの・中心
線から見て、ベーンスロット部31dの対称方向最外径
部に、凹状切欠き部31fを形成した張出部31gを形
成している。
31hは上部ベアリング28の吸込穴28Cより導かれ
る吸込ガスをシリンダ31の内径31aに導入する吸込
口で、該吸込口31hはべ一ンスロッl−31dに近接
して形成される。尚、張出部31e及び31gは前述し
た円筒形状部31jに比較し、その厚さを若干薄<シ、
対上部ベアリング、下部ベアリング接合面3tc、31
iの精密研削時の研削抵抗を受けない様にしている。ベ
ーン30は背面30aに任意深さの円弧状切欠き30b
を形成している。スプリング34は半円状の弾性部34
aの一端を立上げ、該立上げ部34bの一部を円弧状曲
げ部34cを成形すると共に、他端も同様に立上げ部3
4dを設け、その先端を折り曲げ爪部34eを形成して
いる。吐出マフラー32は、薄板鋼板の浅絞り成形体よ
りなり、下部ベアリング29の外周に密接に挿入可能な
立上げ部32aを全周に形成す−ると共に、ポンプ部2
3に直接ボルト33締めする貫挿穴32dを開口した四
部32bを適宜箇所形成する他、他のボルト3′□3配
置相当箇所にはボルト33頭部33bを充分包含可能な
程度の張出し部32Cを形成している。
以上のポンプ部形成部品は第7図に示す様に夫々組立て
られる。この点を更に詳細に説明す・る。先ず第9図に
示す様に、ケース21と上部ベアリング28の張出翼2
8aとは適宜円周を3等分した位置3箇所で夕・ング溶
接(溶接部35)され固定される。また上部ベアリング
28に対するシリンダ31、下部ベアリング2−9、吐
出マフラー32等の組q状態は第1O図に示す様に、上
部ベアリング28のねじ穴28’fに相対する位置に開
口したシリンダ31のボルト貫挿式31b1下部ベアリ
ング29のボルト貫挿穴29aにボルト33を通し、一
括して上部ベアリング28にこれらを締結する。その後
、吐出マフラー32のボルト貫挿穴32d等にボルト3
3を通し、前記の各部品と同時にボルト33を締結し、
組立が完了する。この組立を完了した状態でのボルト3
3の」一端面33aの位置は、上部ベアリング28の上
面28gとはゾ同−線以下とし、電動機22の固定子2
2aのエンドコイル22C側に突出しない様にしている
。上部ベアリング28の一部に開口する吸込ガス穴28
Cは第11図に示す様に極力、吸込損失を軽減する目的
より大内径を必要とすることから、該吸込穴28C周囲
の肉厚を確保する為、上面28gに突起28eを形成す
る。該突起28eの上部の固定子22aのエンドコイル
22C一部は、該突起28e形状に倣った凹み成形部2
2dを形成して、突起28eとエンドコイル22Cの当
接を避けている。支持脚36はケース21の側面下部に
溶接される。該支持脚36は、第12図に示す様に、ケ
ース21の一部に形成したバーリング部21aとケース
21の下端面21C間立上げ部36bの全幅が収納され
ていて、且つ支持脚36の支持面3.68は、ケース2
1の下端面2ICとはゾ同−面に位置する様にしている
。37はシールパイプで、従来公知シールパイプと同様
ケース21と上部ベアリング28のタッグ溶接前に、ケ
ース21の吸込パイプ21b内を貫挿し、上部ベアリン
グ28の吸込ガス穴28C内に圧入されて、ケース21
外部とポンプ23が直結される。また、支持脚36とタ
ッグ溶接部35の相対位置は、第9図に示す様にタッグ
溶接部35間の中間位置3箇所に3等分に配置されてい
て、支持脚36とケース21は電気抵抗溶接にて溶接さ
れている。ケース21とタッグ溶接される上部ベアリン
グ28の張出翼28aの最外周部28iは、第7図に示
す様に張出翼28aの中央部の厚さより厚く形成し、各
部品の組立誤差の集積により、高さ方向の関係位置に変
動が生じてもケース21と上部ベアリング28のタッグ
溶接が安定して行うことができる。また、該最外周部2
8iの厚肉の方向は張出翼28aの上面28g側とし、
厚肉の最外周部28iと上面28gの繋ぎは、上部ベア
リング28の上部に近接して配置されている。電動機2
2の固定子22aのエンドコイル22Cの外周円弧形状
に倣った曲率によるこのとし、上部ベアリング28とエ
ンドコイル22Cの当接を避けて0る。
スプリング34は、大きな円弧状の弾性部34aの両側
に立上げ部34b、34dを形成し、その先端に小さな
円弧状曲げ部34C及び爪部34eを形成する。曲げ部
34Cはベーン30の円弧状切欠き30bに当接し、爪
部34eはシリンダ31の対上部ベアリング接合面31
Cと、上部ベアリング28形成した凹み28h7形成す
る隙間に挿し込み、スプリング34自身の落下を防止し
ている。ケース21に溶接し密閉容器を形成する蓋チャ
ンバ24の71−メチツク端子24aの位ffiは、第
7図に示す様に従来公知例よりケース21の中心側に寄
せ、電動機固定子22aとノ1−メチ・ツク端子24a
を結ぶリード線22eの先端のクラスタ22f全体を、
電動機固定子22の上部エンドコイル22g内径内に挿
入する形態で、クラスタ22 f (7)下端面をエン
ドコイル22gの上端面ヨり下側に位置させて、リード
線22eは11ソ水平に保ち、エンドコイル22gのは
ゾ半径線上を最短距離で結ぶ様に配置している。この場
合クラスタ22fの下端面より、リード線22 e 1
1上方に位置し、クラスタ22fの下端面と高速回転す
る回転子22b上端面とはクラスタ22f及びIJ −
ド線とも適宜空隙を有する様に夫々を配置して(する。
シリンダ31のベーンスロ・シト部31dを包含する側
の張出部31eは、その外径を極)J太き(シ、ベーン
スロ・ソト31dの最終端31にと81出部31eの最
外径部318間の肉厚を増し、シリンダ31の強度を確
保する必要がある。その為、張出部31eの最外径部3
1tはケース21の内壁に近づ(。′その為、第13図
に示す採番こ、シリンダ31のベーンスロット31dを
包含する張出し部31eとケース21の配置は、ケース
21に支持脚36を溶接した部分とし、破線に示す様に
支持脚36を溶接することにより生じる変形部に、シリ
ンダ31の張出部31eの最外径部3Itが位置する様
にして、ケース21とシリンダ31の当接を避けている
。吐出マフラー32は、シリンダ31と下部ベアリング
29を、一部のボルト33にて上部ベアリング28に締
付けた後、更に下側から、下部ベアリング29の外周に
その立上げ部32aを挿入し、ボルト貫通穴32dを形
成した凹部32bを、第1O図に示す様に、ボルト33
にて下部ベアリング29の下面に直接固定し係止する。
この際、既に下部ベアリング29を締結したボルト33
の頭部33bと、吐出マフラー32の底面32.e全体
の関係は、ボルト頭部33b下端面より底面32e位置
を高く形成して居り、ボルト頭部33bと当接する部分
は第10図に示す様に、張出部32Cを形成し、両者の
当接を避けている。(従来ロータリ一式圧縮機では全体
に吐出マフラーを深絞り成形して、底面全体がボルト頭
部と当接しない様にしている。)ケース21に溶接する
支持脚36の成形方法は第14図に示す様に、任意幅の
コイル材39のはり全幅を有効に利用し、且つ、スクラ
ップを極力発生させない様にシャーリング方式にて略長
方形のブランク40を得た後、該ブ?ンクを塑性成形す
ることにより形成する。即ち支持面36aと立上げ部3
6bはL字状に曲げ成形し、該立上げ部36bは、ケー
ス21外側に倣った曲面36Cと、任意位置に電気抵抗
溶接用の突起36dを形成している。−力支持面36a
側には、支持穴36eを形成すると共に、該支持穴36
eと支持脚36の両側面36f間には、支持穴36eに
一部重複する形態に押出部36gを形成して、該押出部
36gを補強部としている。
以上述べた様に本発明によれば、従来公知ロータリ一式
圧縮機の有する欠点を解消し、以下の如き効果を発揮す
る。
1)ケース21とポンプ部23のタッグ溶接部35をケ
ムス21と上部ベアリング28となし、而も高剛性の張
出翼を3箇所に等分に形成し、ケース21外側から円周
3等分を溶接部となした結果、ケース21の溶接歪みの
均衡化が図られ、従来公知ロータリ一式圧縮機のケース
とシリンダタッグ溶接方式に見る様な、ベーンスロット
及びシリンダ内径の変形が解除されベーン30、ローラ
27とシリンダ31間の円滑な摺動性能が得られると共
に、シリクジ31自体の強度は上部ベアリング28締結
により補強されることから、小さくて済み、高さ寸法及
び最大径の縮小が可能で、その結果、ロータリ一式圧縮
機の高さ寸法及び外径寸法の縮小が可能で、圧縮機の小
形化、軽量化が可能である。
2)ポンプ部23を形成する締結ボルト33は、主要部
品を下側から一括して上部ベアリング28に締結するこ
とから、ボルト33の本数の半ばが可能となると共に、
ボルト33の上端面33a位置を上部ベアリング28の
上面28g以下となした結果、従来ロータリ一式圧縮機
では、上部ベアリング上部に突出するボルト頭部上端面
に当接せぬ様に、電動機固定子を上方に配置する必要が
あったのに比べ、上部ベアリング28の上面28gぎり
ぎりに、固定子2 ’2 ’Hのエンドコイル22Cを
配置できることから、ロータリ一式圧縮機の高さ寸法の
縮小が可能となる。また、ポンプ部23に電動機22が
近接することが出来ることから、回転子22bに通電開
始時負荷する電磁力により発生する回転軸26の曲げモ
ーメントが゛小さくクリ、この為、圧縮機の運転信頼性
が向上すると共に回転軸26の外径の縮小が図られる結
果、摺動摩擦抵抗の削減が可能となり、省電方形圧縮機
を得ることが出来る。
3)を部ベアリング28にねじ穴28fを開口し、ポン
チ゛部23構成部品を一括して締結する結果、従来公知
ロータリ一式圧縮機の様に□、シリンダにねじ穴を開口
し、上下から部品を締結する際発生する、6角ねじ山に
起因する水平分力の発生が皆無であることから、シリン
ダ28の内径の変形が解消され、圧縮機自身の運転信頼
性が向上すると共に、従来この変形を低減する目的から
、シリンダ該当部の厚肉化等を図り変形対策をしていた
のが不要となり、薄肉化が図れることから重量軽減。
が可能となり、引いては圧縮機の径方向の寸法の縮小が
出来る。
4)吸込ガス穴28Cの形成を従来のシリンダより、上
方に位置する上部ベアリング28としたことから、ケー
ス21の下端面2ICと、吸込バイブ21b間の間隔が
大きくとれる結果、圧縮機の支持脚36をこの間に溶接
することが可能となり、従来の底チャンバ下部に支持脚
を設ける場合に比べ、ロータリー圧縮機の据付高さの大
幅な縮減が −可能となり、引いては防振ゴム(図示せ
ず)高さ分も考慮した実質的な圧縮機の小形化に繋がる
また、支持脚36の支持部36aをケース21の最下端
2IC側になる様溶接することにより、該ロータリー圧
縮機を塔載するユニット(図示せず)の配管38と、吸
込パイプ21bのろう付時に、支持脚36の塗装面或い
は支持穴36gに嵌合した防振ゴム(図示せず)を燃焼
させる恐れはない。
5)上部ベアリング28に、吸込ガス穴28Cを開にす
る場合は、先に述べた様に、上面28gに突起28eを
形成し、吸込ガス穴28C周囲の肉厚を確保する必要が
あるが、該突起28eの相当する部分の工”ンドコイル
22Cを局部的に凹み成形することは可能であり、エン
ドコイル22Cの占積率の関係から凹み成形部を形成す
ることが不可能である場合は主コイルの谷間を突起28
e部分に配置すること等によりこの目的は達せられ、従
って、突起28e形成高さ分、固定子22aを−り方に
組立てる等の必要はなく、上部ベアリング上面28gと
エンドコイル22C間同様、電気的絶縁距離を確保した
最小間隔に組立てられ、ロータリー圧縮機高さ方向の短
縮ずヒの意図に反しない。
6)上部ベアリング28とケース21のタッグ溶接部3
5は、ケース21の吸込パイプ21b(バーリング21
a成形)位置の変動或いは、上部ベアリング28eの吸
、造式28C開口位置のばらつき等により一定に規定す
ることは難しいが、上部ベアリング28の最外径部28
1を幅広に形成することにより、タッグ溶接が安定して
作業出来、例えば、溶接棒の上部ベアリング端面281
外れ等によるスパッパ発生、引いては密閉容器内べのス
パッタ混入等の問題は解消出来る。また、幅を広くした
最外径部281と張出翼28aの繋ぎ形状を、上部に配
置した固定子22aのエンドコイル22c外周Rに做っ
た形状とすることにより、電気的絶縁距離を確保し乍ら
、張出翼28a自身の剛性向上を図ることが可能で、圧
縮機の輸送衝撃などに対する応力を緩和し安定性を発揮
する。
7)ケース21と上部ベアリング28のタッグ溶接部3
5と、支持脚36の溶接位置の相対関係は、円周を3等
分した夕・ジグ溶接位置の中間部に3個の支持脚36を
溶接する。その結果、何れの溶接熱でもケースは寸法が
拡大する方向に変形することから、合計6ケ所の凹凸が
円周方向に発生することにより、従来ロータリ一式圧縮
機に見る様な、不均衡なタッグ溶接部に於ける変形の傾
向に比べ、多角用を呈し、ケース円筒精度が確保され、
これら溶接後の電動機エアーギャップの狂いも最小限に
抑止できる。
8)スプリング34は、従来の両持ち形状から片持ち形
状とし、スプリング形成材料費の低減と、形成形状が単
純であることからスプリングの成形加工費のコスト低減
が図れる。また、ベーン30及びシリンダ31に必要最
小限の係止部を形成することにより、単純動作でスプリ
ング34の係止が可能であり、ポンプ部23とケース2
1、底チャンバ25間等で形成する狭隘な空間への配置
が可能であり、ロータリ一式圧縮機の高さ寸法の縮小に
寄与でき4゛。
9)蓋チャンノ(24の)1−メチ・ツク端子24aに
接続クラスター22fの配置は、従来クラスター22f
がエンドコイル22g上部に位置する様に構成されてい
たのに対し、本発明は、上部エンドコイル22gの内径
内にクラスター22gを配置した結果、蓋チャンバ24
を電動@22側に接近させることが可能で、大幅に圧縮
機高さの縮小が可能となるー。また、リード線22eは
はり水平にエンドコイルの半径線程度で配置できること
から、組立に必要な最小限の長さを形成すれば良く、省
資源化が図れる。また、リード線22eの短縮化等によ
りたるみ発生の心配もなく、回転子22bとのこすれに
よる絶縁不良も発生し難い。
10)強度的に安定な円筒形状を欠損させるシリンダ3
1のベーンスロット部31dを包含する張出部31 e
の最外径部31tと、ベーンスロット31dの最終端部
31に間の肉厚は、内径31a及びベーンスロッ”)−
31dの研削加工時に応力が集中し、割れ或いは変形の
発生が生ずる処から、極力厚肉に形成する必要がある為
、ケース21内径と張出部31eの最外径部31tは極
めて狭小な空隙を以って接近することになる。その為、
ケース21内径寸法、また張出部31e最外径部31を
寸法のばらつきにより当接する場合がある。本発明では
、支持脚36の溶接部の変形を利用し、凸変形内に張出
部319を配置し、両者の当接を避は得る構造を採用し
た。その結果、電動機のエアーギャップの調整等に裕度
を生ずる他、反面、円筒形ケースの最小径に繋がる。
】1)吐出マフラー32は、極力浅絞り成形することを
目的とするもので、ボルト33の頭部33b高さより低
い底面32eに浅絞り成形し、既に下部ヘアリング29
を締結しているボルト33の頭部3jbが当接する部分
の底面には、張出し部33Cを形成することで吐出マフ
ラー33の形成高さ及び体積を最小とし、圧縮機全体高
さの縮小と、密閉容器下部に封入する潤滑油(図示せず
)の封入量の減少を抑えることを本発明は目的として、
これを充分達成できる。又、浅絞り化によるブランク素
材の省資源効果も発揮できる。
12)ケース21に溶接する支持脚36は、その成形素
材を最小とし、スクラップの発生を極力抑止するもので
、単純な長方形素材から効率的に塑性成形する。その結
果、従来の円形ブランクより絞り成形した支持脚に比べ
、用いる材料費は大幅に縮小されると共に、効果的に押
出郭成形し補強される他前述した様に対ケース21外径
部への溶接と共に圧縮機の支持高さの大幅な縮小が可能
となる等の効果がある。
以上の様に本発明は、ロータリ一式圧縮機の小形化、軽
量化を目指し、併せて、構成材料の省資源化等の効果が
大きく、その実用化により得る製品力及び経済的利益は
極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知ロータリ一式圧縮機の構造の一例を示
す側断面図、第2図は第1図に示す圧縮機に用いるスプ
リングの一例を示す斜視図、第3図は従来公知ロータリ
一式圧縮機のケースとポンプの溶接方法の一例を示す平
断面図、第4図は従来公知ロータリ一式圧縮機のポンプ
部、支持脚取付構造等の詳細を示す側断面図、第5図は
第1図に示す従来公知圧縮機のポンプ部構成部品組立構
造の一例を示す斜視図、第6図は従来公知支持脚の形状
の一例を示す斜視図、第7図は本発明に係わる。ロータ
リ一式圧縮機の構造の一例を示す側断面図、第8図は本
発明に係わるロータリー成田縮機主要構成部品の形状の
一例を示す斜視図、第9図は本発明ロータリ一式圧縮−
のケースとポンプ、支持脚溶接構造の一例を示す平断面
図、第一10図は本発明ロータリ一式圧縮機の、ヒ部ベ
アリングを=p核としたポンプ部組立方法の一例を示す
側断面図。第11図は本発明ロータリー°減圧縮機の上
部ベアリング上面突起と電動機固定子エンドコイルの関
係の一例を示す側断面図、第12図は本発明ロータリ一
式圧縮機のポンプ部とケースに対する吸込パイプ、支格
脚の配置等の詳細を示す側断面図、第13図は、ポンプ
部を構成するシリンダと、ケースの支持脚溶接部の配置
関係を説明する平断面図、第14図は本発明ロータリ一
式圧縮機に用いる支持脚製作法の一例を示す平面図と構
造の一例を示す斜視図である。 21・・・ケース、21a・・・バーリング部、21b
・・・吸込パイプ、’2 I C・・・ケースの下端面
、22・・・電動機、22a・・・固定子、22b・・
・回転子、22C・・・固定子の下側エンドコイル、2
2d・・・固定子下側エンドコイルの凹み成形部、22
e・・・電動機のリード線、22f・・・クラスター、
22g・・・固定子の上部エンドコイル、23・・・ポ
ンプ部、24・・・蓋チャンバ、24a・・・ハーメチ
ック端子、25・・・底チャンバ、26・・・回転軸、
26a・・・回転軸の偏6部、26 b・・・回転軸の
スラストベアリング、26C・・・回転軸の補助ベアリ
ング部、27・・・ローラー、28・・・上部ベアリン
グ、28a・・・張出翼、28b・・・被シリンダ接合
面、28c・・・吸込ガス穴、28d・・・上部ベアリ
ングの主ベアリング部、28e・・・突起部、28f・
・・ねじ穴、28g・・・−上部ベアリングの上面、2
8h・・・凹み形状部、281・・・張出翼最外周部、
29・・・下部ベアリング、3009.ベーン、30a
・・・背面、30b・・・円弧状切欠き、31・・・シ
リンダ、31a・・・シリンダ内径、31b・・・ボル
ト貫挿穴、31C・・・対上部ベアリング接合面、31
d・・・ベーンスロット部、31e・・・ベーンスロッ
トを含む張出部、31f・・・スプリング係止開切欠溝
、31g・・・スプリング係止溝を有する張出部、31
h・・・吸込ガスの吸込口、311・・・対下部ベアリ
ング接合面、31j・・・円筒形状部、31k・・・ベ
ーンスロットの終端、31t・・・張出部31eの最外
径部、32・・・吐出マフラー、32a・・・吐出マフ
ラーの下部ベアリング圧入用立上げ部、32b・・・下
部ベアリング接合凹部、32C・・・ボルト頭部挿入張
出部、32d・・・ボルト貫挿穴、32e・・・吐出マ
フラーの底面、33・・・ボルト、33a・・・ボルト
先端、33b・・・ボルト頭部、34・・・スプリング
、34a・・・弾性部、34b・・・立上げ部、34C
・・・立上げ部34bに形成した円弧状成形部、34(
1・・・、立上げ部、34e・・・立上げ脚34dに成
形した爪、35・・・タッグ溶接部、36・・・支持脚
、36a・・・支持脚の支持面、36b・・・立上げ部
、3σC・・・曲面、36d・・・突起、36e・・・
支持穴、36f・・・側面、36g・・・押出部、37
・・・シールパイプ、38・・・ユニット配管、39・
・・鋼板コイル材、40・・・支持脚のブランク。 代理人弁理士 薄 F(1利 幸 1−L 不1c21 ; 第2ω      第3■ χ吃−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電動機を下部に、ポンプ部を下部に配置する外部防
    振形ロータリ一式圧縮機に於いて、上部ベアリングにね
    じ穴を設け、該ねじ穴と相対する位置のシリンダおよび
    下部ベアリングおよび吐出マフラーに夫々ボルト穴を設
    け、ボルトをこれらボルト穴を通して下方向から上部ベ
    アリングに一括してボルト締め固定したことを特徴とす
    るロータリ一式圧縮機。 1、′  上部ベアリングの外周に対称に3個の張出翼
    を設け、この張出翼の最外周面をケース内面に当接し、
    この張出翼をケースにタッグ溶接したことを特徴とする
    特許請求範囲第1項記載のロータリ一式圧縮機。 2、 シリンダ、下部ベアリング及び吐出マフラーを上
    部ベアリングに固定する締付ボルトの先端の位置を、上
    部ベアリングの上面とほぼ同位置にし、電動機固定子の
    エンドコイル下蝙面と上部ベアリング上面及びボルト先
    端間を、適宜電気的絶縁距離を保持した状態で最小空間
    に近接させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のロータリ一式圧縮機。 3、 上部ベアリングの張出翼の一部に、張出翼の外周
    側から上部ベアリングの軸受中心に向う突起を形成し、
    張出翼の該突起形成部に吸込ガスを導く吸込穴を穿孔す
    ると共に、上部ベアリングの突起形状に做い、上部ベア
    リングの上部に配置する電動機固定子のエンドコイルを
    凹み、成形して、上部ベアリングの突起とエンドコイル
    の凹み間を適宜電気的絶縁距離を保持した状態で最小空
    間に近接させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のロータリ一式圧縮機。 4、 上部ベアリングの張出翼の一部に開にした、吸込
    ガス吸込穴に打込むシールパイプを貫挿する吸込パイプ
    をろう付けしたケースの下端面と、該吸込パイプ外径下
    面間に全幅を、またケースの下端面とほぼ同一線上に、
    支持脚の支持面が位置する様に、対ユニット取付用支持
    脚を溶接したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のロータリ一式圧縮機。 5、上部ベアリングの張出翼を3等分に形成配置し、該
    張出翼外径とケース内径を近接させ、ダッグ溶接にて張
    出翼の一部3箇所を固定すると共に、該ダッグ溶接部間
    の中央部に対ユニット取付用支持脚を溶接したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項及び第4項記載のロータ
    リ一式圧縮機。 6、上部ベアリングの張出翼の外周側上面を厚肉に形成
    し、改厚肉部と−に1部ベアリングの他の張出翼上面と
    の繋ぎ形状を、−上部ベアリングの上部に配置した電動
    機固定子のエンドコイルの形状に倣った曲率を有する形
    状とし、而も電気的絶縁距離を維持した最小空間に近接
    させたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のロ
    ータリ一式圧縮機。 7、上部ベアリングの張出翼のシリンダ取付面側端面と
    、シリンダ取付面の段差部にまたがる凹みを形成し、該
    凹み部とシリンダ上面間で形成 −する空間内に、片持
    ちスプリングの立」二げ部の一端に形成した爪を挿入し
    、スプリングを係止したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のロータリ一式圧縮機。 8、 シリンダの円筒形状の対シリンダ取付面の外周に
    、シリンダ高さ寸法より小さい張出部を設け、該張出部
    の中央部に刻設した縦溝と、スプリングの弾性部から立
    上げた直線部を係止し、一方、縦溝とシリンダ中心を挾
    み対称に配置したベーンの背面に刻設した円弧状の凹み
    部と、スプリングの弾性部から立上げた、他一方の直線
    部の一端に形成した凸曲げ部を係止した片持ちスプリン
    グの係止構造を採用したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項及び第7項記載のロータリ一式圧縮機。 9、 上部ベアリングの3個の張出翼と夕・ソゲ溶接に
    より固定するケースの上部に圧入溶接する蓋チャンバの
    ハーメチック端子のクラスタの下端面位置を、電動機固
    定子の上側のエンドコイルーヒ端面より下側に・位置さ
    せ、電動機固定子のコイルとクラスターを結ぶリード線
    を略水平に、1且つ、ケースの中心から外側に向い略半
    径線上に配置したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のロータリ一式圧縮機。 10・上部ベアリングの3個の張出翼間の翼解放部のほ
    ぼ中央部にシリンダのベーンスロット部が対向する様に
    配置し、而も、シリンダのベーンスロット配置位置のケ
    ース外側に、支持脚の溶接箇所を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項、第4項及び第5項記載のロー
    タ17一式圧縮機。 11、張出翼を有する上部ベアリングに、シリンダ、下
    部ベアリングを固定する複数ボルトの一部を、吐出マフ
    ラーに形成した張出部内に収納したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のロータリ一式圧縮機。 12、ケース外径に溶接する長方形状ブランクを略し字
    状に塑性成形し製作する支持脚の、対ユニット支持穴と
    長辺側両端線間の狭幅部に、支持穴にか\る形態で押出
    部を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第4項、第5項、及び第10項記載のロータリ一式圧縮
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61118588A (ja) * 1984-11-13 1986-06-05 テクムゼ・プロダクツ・カンパニー 回転圧縮機およびの主軸受
CN104405639A (zh) * 2014-12-19 2015-03-11 广东美芝制冷设备有限公司 旋转式压缩机

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