JPS5844195B2 - 下部フ−ド - Google Patents
下部フ−ドInfo
- Publication number
- JPS5844195B2 JPS5844195B2 JP1191576A JP1191576A JPS5844195B2 JP S5844195 B2 JPS5844195 B2 JP S5844195B2 JP 1191576 A JP1191576 A JP 1191576A JP 1191576 A JP1191576 A JP 1191576A JP S5844195 B2 JPS5844195 B2 JP S5844195B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- hood
- lower hood
- cooling water
- header
- Prior art date
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- Expired
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- Chimneys And Flues (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水管群をフィンで連鎖状に結合し集合したメ
ンブレン構造より成る冶金炉排ガス処理装置の下部フー
ドの改良に関する。
ンブレン構造より成る冶金炉排ガス処理装置の下部フー
ドの改良に関する。
まず、本発明の理解を容易にするためとして、第1図に
示した現状のスカート、フード廻りの構造、ならび第2
図に示した従前のメンブレン原理構造とを説明し、合せ
て従来技術の問題点等を指摘するととSする。
示した現状のスカート、フード廻りの構造、ならび第2
図に示した従前のメンブレン原理構造とを説明し、合せ
て従来技術の問題点等を指摘するととSする。
第1図において1は上部フードを指し、2は下部フード
を指し、3は転炉の炉口を閉鎖するスカート部を指して
いる。
を指し、3は転炉の炉口を閉鎖するスカート部を指して
いる。
下部フード2の構造は、水管群の集合より成るメンブレ
ン構造である。
ン構造である。
その一単位分の原理構造は、第2図Aのようになってい
る。
る。
すなわち、冷却水分配筒4と下部フード入口管寄せ5と
が、連結管6で接続されている。
が、連結管6で接続されている。
下部フード入口管寄せ5かも下方へ延びる下降管7と、
上部管寄せ8かも下方へ延びる加熱面側の上昇管9とが
、第2図Bで明瞭なY形ピース10で接続されている。
上部管寄せ8かも下方へ延びる加熱面側の上昇管9とが
、第2図Bで明瞭なY形ピース10で接続されている。
つまり、一本の下降管7がY形ピース10によりニ叉に
分岐され、加熱面側を二本の上昇管9,9が立上がる構
成である。
分岐され、加熱面側を二本の上昇管9,9が立上がる構
成である。
そして、Y形ピース10の二叉に分岐されたところから
、上昇管9における上部管寄せ8のすぐ手前の位置まで
、平行な上昇管同志の間隙がフィン11で閉鎖され、メ
ンブレン構造とされている。
、上昇管9における上部管寄せ8のすぐ手前の位置まで
、平行な上昇管同志の間隙がフィン11で閉鎖され、メ
ンブレン構造とされている。
第2図A中の13は、水管のUベン1部へ充填された耐
火物である。
火物である。
上記した下部フードメンブレン構造の場合、下降管7が
下部フードの外側に曲げられているので、下部フードに
おける加熱面側の構成に寄与する部材となっておらず、
それは単に冷却水を供給する導路の役目だけに止まって
いた。
下部フードの外側に曲げられているので、下部フードに
おける加熱面側の構成に寄与する部材となっておらず、
それは単に冷却水を供給する導路の役目だけに止まって
いた。
従って材料の経済性が著るしく悪いという欠点があった
。
。
また、従来技術ではY形ピース10を使用する関係上、
チューブ溶接点が非常に多くなる欠点があった。
チューブ溶接点が非常に多くなる欠点があった。
さらに、フィン11の溶接ならびにシールプレート12
に連絡管6を通す穴をあげ、その部分をシールする作業
もなかなか容易ではないという欠点があった。
に連絡管6を通す穴をあげ、その部分をシールする作業
もなかなか容易ではないという欠点があった。
本発明は、上記従来の欠点をことごとく解決した下部フ
ードを提供せんとするものである。
ードを提供せんとするものである。
即ち本発明は、冷却水分配筒、下部フード入口管寄及び
上部管寄せをシールプレートの上面に設けてシールプレ
ートの貫通孔を階無にし、一方下降管と上昇管とをフー
ド内面の同一面内に装置1ル、その下端をUベントピー
スで連結し、下降管の上端を下部フード入口管寄せに連
結すると共に上昇管の上端を上部管寄せに連結し、該下
降管と上昇管との間をフィンで連結して一単位の加熱面
と成し、この加熱面を相互にフィンで連接しながら多数
配設して円筒状の下部フードを形成し、上記冷却水分配
筒と下部フード入口管寄せとを連絡管にて接続して、冷
却水を加熱面内に流通させるようにしたことを特徴とす
る。
上部管寄せをシールプレートの上面に設けてシールプレ
ートの貫通孔を階無にし、一方下降管と上昇管とをフー
ド内面の同一面内に装置1ル、その下端をUベントピー
スで連結し、下降管の上端を下部フード入口管寄せに連
結すると共に上昇管の上端を上部管寄せに連結し、該下
降管と上昇管との間をフィンで連結して一単位の加熱面
と成し、この加熱面を相互にフィンで連接しながら多数
配設して円筒状の下部フードを形成し、上記冷却水分配
筒と下部フード入口管寄せとを連絡管にて接続して、冷
却水を加熱面内に流通させるようにしたことを特徴とす
る。
以下本発明の一実施例について詳細に説明する。
第3図A及びBにおいて、14は冷却水分配筒、15は
下部フード入口管寄せ及び18は上部管寄せであり、こ
れらはいづれも、シールプレート22の上側に設けられ
ている。
下部フード入口管寄せ及び18は上部管寄せであり、こ
れらはいづれも、シールプレート22の上側に設けられ
ている。
又17は下降管、19は上昇管であり、その下端はUベ
ンドピース20によって双方が連結されると共に、下降
管17の上端は下部フード入口管寄せ15に連結され、
一方上昇管19の上端は、上部管寄せ18に連結されて
いる。
ンドピース20によって双方が連結されると共に、下降
管17の上端は下部フード入口管寄せ15に連結され、
一方上昇管19の上端は、上部管寄せ18に連結されて
いる。
又この下降管17と上昇管19は、フードの内面に面す
るように同一面内に配設するよ5Uベントピース20で
連結され、相互間はフィン21によって接続されている
。
るように同一面内に配設するよ5Uベントピース20で
連結され、相互間はフィン21によって接続されている
。
又第3図Cに示すように、Uベンドピース20は、フー
ドの外方に曲げられノロの付着を防止している。
ドの外方に曲げられノロの付着を防止している。
このようにして、下降管17と上昇管19とを一対とす
る一単位の加熱面を構成している。
る一単位の加熱面を構成している。
この一単位の加熱面を第3図Bに示すように、フィン2
1で多数連接し、円筒状の下部フードを形成する。
1で多数連接し、円筒状の下部フードを形成する。
なお16は、冷却水分配筒14と下部フード入口管寄せ
15を連結している連絡管である。
15を連結している連絡管である。
以上のように構成した本実施例の作用を次に説明する。
先ず冷却水分配筒14、下部フード入口管寄せ15及び
上部管寄せ18は、シールプレート22の上面に設置し
、冷却水分配筒14と下部フード入口管寄せ15とをシ
ールプレート22を貫通することなく連絡管16によっ
て連結する。
上部管寄せ18は、シールプレート22の上面に設置し
、冷却水分配筒14と下部フード入口管寄せ15とをシ
ールプレート22を貫通することなく連絡管16によっ
て連結する。
従ってシールは、フード外周面とシールプレート22と
の間のみで行なわれる。
の間のみで行なわれる。
一方冷却水分配筒14内の冷却水は、連絡管16及び下
部フード入口管寄せ15を経て下降管17に入る。
部フード入口管寄せ15を経て下降管17に入る。
下降管17に入った冷却水は、フード内を流れている高
温ガスによって昇温され続いて上昇管19内を上昇しな
がら更に昇温されて上部管寄せ18に集められ所定の所
に導かれる。
温ガスによって昇温され続いて上昇管19内を上昇しな
がら更に昇温されて上部管寄せ18に集められ所定の所
に導かれる。
以上詳述した通り本発明の下部フードによれば、冷却水
分配筒、下部フード入口管寄せ及び上部管寄せをシール
プレートの上面に設けたので、冷却水分配筒と下部フー
ド入口管寄せとの連結は、シールプレートを貫通するこ
となく連結することができ、フード周りに放出されるガ
スのシールは、フードとシールプレートとの間ですれば
よく、確実にシールすることができた。
分配筒、下部フード入口管寄せ及び上部管寄せをシール
プレートの上面に設けたので、冷却水分配筒と下部フー
ド入口管寄せとの連結は、シールプレートを貫通するこ
となく連結することができ、フード周りに放出されるガ
スのシールは、フードとシールプレートとの間ですれば
よく、確実にシールすることができた。
又下部フード入口管寄せと上部管寄せをシールプレート
の上面に設けることによって、これら両管寄せをできる
限り近い位置に配設可能となり、その結果下降管と上昇
管とをフード面の同一面内に配設して、フードの壁面構
成が可能となり、下降管を加熱面とすることができ、そ
の分材料の経済性が著るしく向上することができた。
の上面に設けることによって、これら両管寄せをできる
限り近い位置に配設可能となり、その結果下降管と上昇
管とをフード面の同一面内に配設して、フードの壁面構
成が可能となり、下降管を加熱面とすることができ、そ
の分材料の経済性が著るしく向上することができた。
又下降管と上昇管とを同一寸法の管を使用して同一面内
に配設したので、一本の管を曲げて下降管と上昇管とを
連接してももよく、又Uベンドピースを使用しても、従
来のYピースに比べて溶接個所が少なく、現場での作業
が少なくなり、工場製作による高い精度と信頼性を向上
させるなど、優れた効果を有する。
に配設したので、一本の管を曲げて下降管と上昇管とを
連接してももよく、又Uベンドピースを使用しても、従
来のYピースに比べて溶接個所が少なく、現場での作業
が少なくなり、工場製作による高い精度と信頼性を向上
させるなど、優れた効果を有する。
第1図は従来の転炉排ガス冷却フードの一部破断した立
面図、第2図Aは従来の下部フードメンブレン構造の原
理説明図、第2図Bは第2図Aの■−■矢視図、第3図
Aは本発明による下部フードメンブレン構造の原理説明
図、第3図Bは同図Aの■矢視図、第3図Cは同図Bの
IV −IV矢視図である。
面図、第2図Aは従来の下部フードメンブレン構造の原
理説明図、第2図Bは第2図Aの■−■矢視図、第3図
Aは本発明による下部フードメンブレン構造の原理説明
図、第3図Bは同図Aの■矢視図、第3図Cは同図Bの
IV −IV矢視図である。
Claims (1)
- 1 シールプレートの上面に設けた冷却水分配筒、下部
フード入口管寄と、下降管と上昇管とをフード内面の同
一面内に配列し、その下端をU字状に曲げて連接し、下
降管の上端を下部フード入口管寄に連結すると共に上昇
管の上部を上部管寄に連結し、下降管と上昇管との間を
フィンで連結して成る一単位の加熱面とから成り、該一
単位の加熱面を相互にフィンで連接しながら多数配設し
て円筒状の下部フードを形成し、上記冷却水分配筒と下
部フード入口管寄とを連絡管で接続したことを特徴とす
る下部フード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1191576A JPS5844195B2 (ja) | 1976-02-06 | 1976-02-06 | 下部フ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1191576A JPS5844195B2 (ja) | 1976-02-06 | 1976-02-06 | 下部フ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5295360A JPS5295360A (en) | 1977-08-10 |
JPS5844195B2 true JPS5844195B2 (ja) | 1983-10-01 |
Family
ID=11790990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1191576A Expired JPS5844195B2 (ja) | 1976-02-06 | 1976-02-06 | 下部フ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844195B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62134906U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-25 |
-
1976
- 1976-02-06 JP JP1191576A patent/JPS5844195B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62134906U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5295360A (en) | 1977-08-10 |
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