JPS5844191A - シ−ルド掘進機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シールドの屈曲機１１１Ｇを有し、該屈曲機
構の活用により曲線状のトンネルの掘進を可能にしたシ
ールド掘進機に関する。

第１図ないし第５図はシールド屈曲機構を有する従来の
シールド掘進機を説明するものでおり、シールド本体の
外筒１の前端部近傍内周には厚板でなるバルクヘッド２
が取付けられ、該外筒１の前部には、バルクヘッド２に
取付けられた旋回ベアリング３を介してカッターホイル
４が取付けらｌれ、該カッターホイル４の前面にはカッ
ターおよび掘削土砂取込口（いずれも図示せず）が設け
られかつ外周側にはトンネルの曲線施工を行う場合に余
掘りするオーバーカッター５が取付けられて、いる。６
Ｆｉ掘削されたトンネルの内側から構機するセグメント
、７は骸セグメントの前端部管種うように移動可能に装
着され、かつ前端小径部７ａが前記外筒１の後端部内°
に嵌められたテールプレートでアシ、該テールプレート
７と外筒１との間に・は、外筒１がテールプレート７に
対して第５図に示すように屈曲することができるように
、伸縮性のめる土砂、水浸入防止用のクール材８が介在
させである。９はシールド掘進機をセグメント６に対し
て前進させるシールドジヤツキであり、その基部杖前記
バルクヘッドに結合し、後端側は外筒１の後端側内周に
取付けたリングガーダ−１０の穴１１およびテールプレ
ート７の内周に取付けたリングガーダ−１２の穴１５に
挿通して周方向に複数本（図示例では８本）配設しであ
る。才たリングガーダ−１０とクールドジャツ、？９に
それぞれ砲付けた上ｊ下の受金１４．１５の間を吊シば
ね１６で連結することにより、シールドジヤツキ９の先
端側が基部に揺動可能となるように吊り下げている。ピ
ストングツド９ａの先端には、前記セグメント６と押接
するスプレダ−１７が取付けられている。１８は曲線施
工時に作動させる屈曲ジヤツキであり、その基部を外筒
１の内周に取付けたブラケット１９にビン２０によ多連
結し、前記リングガーダ−１０，１２にそれぞれ設けた
穴２１．２２に中間部を挿通し、ピストンロッド１８１
をテールプレート７の内周面に取付けたブラケット２４
にピン２５により連結することにょ抄、周方向に複数本
（図示例では４本）配設されている。

このシールド掘進機においては、シールドジヤツキ９を
作動させ、そのピストンロッド９ａｋ伸長させてスプレ
ッダ−１７をセグメント６に押し付けることにより該掘
進機を前進しつつ、カッターホイル４を回転駆動機構（
図示せず）によ動回転させ、かつ掘削された土砂を排土
機構（図示せず）により排土しつつトンネルの掘進を行
う。曲線施、工する場合祉、屈曲シャツａ？１８を作動
さ′せることによ抄、テールプレート７と外筒１との相
対角度を変えて掘進を行う。しかし、従来機械において
は、仁の曲線施工を行う場合、第５図に示すように、シ
ールドジヤツキ９が外筒１に対してθ、の角度だけ傾く
ことによ抄、シールドジヤツキ９のほぼ中央を吊ってい
る吊動ばね１６が圧縮され、その反力Ｐがジヤツキの全
長りに対する曲げモーメントとして作用するために、シ
ールドジヤツキ９の曲ケ破損やピストンロッド９ａのバ
ラヤングの損耗を生じることがあった。また、ピストン
ロッド９ａがセグメント６に対してθ、の角度だけ傾く
ため、セグメント６に対して均一な力が作用せず、セグ
メント６を破損させるおそれがあった。

本発明は、前記のように、掘進用のシールドジヤツキの
外に屈曲ジヤツキを有するシールド掘進機において、ト
ンネルの曲線施工時におけるシールドシャツ中やセグメ
ントの破損のおそれのない本のを提供することを目的と
する。

本発萌のシールド掘進機は、外筒を、カッターホイルを
装着する前部外筒と、テールプレートと一体構造をなす
後部外筒とに分割し、該前部外筒を該後部外筒に対して
シール材を介して摺動および屈曲可能に結合し、該後部
外筒内に複数本のシ、−ルドジャッキを配設し、該前部
外筒と該後部外筒との間に複数本の屈曲ジヤツキを配設
したことを特徴とする。

以下本発明の一実施例を第６図ないし第１１図により説
明する。図中第１図ないし第５図と同じ符、号は等価の
機能を果す構成部材でおる。２７はセグメント６の一部
を内包するテールプレート部２７ｍを一体に形成した後
部外筒であり、骸テールプレート部２７ｍは後部外＄２
７と別体に製作して連結する構造であってもよい。該後
部外＠２７の前端部には小径部２７ｂが形成され、骸小
径部２７ｂの外周面にはクール材８を介して前部外筒２
８が摺動および屈曲可能に結合されている。前部外筒２
８の前部にはカッターホイル４が装着され、該カッター
ホイル４は、前部外筒２８の内周部に固設したバルクヘ
ッド２に旋回ベアリング３を介して支持されていする。

しかして、本発明においては、前記シールドジヤツキ９
は、前記後部外筒２７内に固定して複数本（図示例では
一８本）配設される。本実施例におい４、では、シール
ドシャツ、？９の本体の基部は、後部外筒２７の内周面
の前方に固設したシャツ中受け２９に連結し、ジヤツキ
本体の先端は、第８図ないしＩ！１０図に示すように、
後部外筒２７の中間部内周面に固設したリングガーダ−
５０の大引に挿通し、か・つリングガーダー５０に金具
により固定されたジヤツキ押え５２により固定した例を
示している。また前部外筒２８と後部外筒２７との間に
は、複数本の屈曲ジヤツキ１８を周方向に配設する。本
実施例においては、上下にそれぞれ２本づつ左右対称に
配設した例を示す。才た本実施例においては、前部外筒
２８と一体のバルクヘッド２に固設したブラケット５４
に屈曲シャツｄＰ１８の基部をビン５５により連結し、
屈曲シャツ中のピストンロッド１８鳳の先端ヲ後部外筒
２７の内面に固設したブラケット３６にピン、５７によ
抄連結することによって該屈曲ジャツー？１８ｌを設け
た例を示しているが、ブラケツ）５４Ｆｉ前部外筒２８
に固設してもよい。

このシールド掘進機においては、第１１図に示すように
、複数本の屈曲ジヤツキ１８のストロークをＳｌ、Ｓ、
（Ｓｌ〉Ｓｌ）のように変えることにより、後部外筒２
７に対する前部外筒２８の角度を変えて曲線施工を行う
。この場合、カッターホイル４、バルクヘッド２、前部
外筒２８は、後部外筒２７に対して傾斜するが、しかし
クールドジャツ、？９は後部外筒２７およびセグメント
６に対して常に平行をなす。

以上＃ｙｔ明したように、本発明のシールド掘進機は、
シールドジヤツキの取付位置には外筒の屈曲部が無い構
造を有するので、トンネルの曲線施工時に屈曲シャツ中
を操作してもシールドジヤツキはシールドジヤツキを取
付けた後部外筒およびセグメントに対して常に平行であ
るから、シールドシャツ中に曲げ力が作用することがな
く、かつセグメントに対して均一な力が作用する。従っ
て本発明によれば、曲線施工時におけるシールドジヤツ
キあるいはセグメントの破損を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は従来の７一ルド掘進機を示すもの
で、第１図は縦断面図（第２図のＡＯＢ線断面図）、第
２図線シールドジヤツキおよび屈・曲ジヤツキの配置を
示す説明図、第３図は屈曲ジヤツキ取付構造を示す断面
図、第４図はシールドジヤツキ取付構造を示す断面図、
第５図はトンネル曲線施工時におけるシールドジヤツキ
まわりの状態を示す断面図である。第６図ないし第１１
図は本発明の一実施例を示すもので、第６図は縦断面図
（第７図のＣＯＤ線断面図）、第７図祉シールドジヤツ
キと屈曲ジヤツキの配置を示す説明図、第８図は屈曲ジ
ヤツキ取付構造を示す断面図、第９図はシールドジヤツ
キ取付構造を示す断面図、第１０図はトンネル曲線施工
時におけるシールドジヤツキまわ抄の状態を示す断面図
、第１１図はトンネル曲線施工時におけるシールド掘進
機の状況を示す縦断面図である。 ４・・・カッターホイル、８・・・シール材、９・・・
シー５ルドジヤツキ、１８・・・屈曲ジヤツキ、２７・
・後部外筒、２７ｍ・・・テールプレート、２８・・・
前部外筒。 特許出願人　　　日立建機株式会社 代理人弁理士　　　秋　本　正　実 第１図 第３図 第４図 第５図 第９図 第１１図 ＋８０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外筒を、カッター永イルを装着する前部外筒とテールプ
   レートと一体構造をなす後部外筒とに分割し、該前部外
   筒を核後部外筒に対して摺動および屈曲可能に結合し、
   該後部外筒内に複数本のシールドジヤツキを配設し、該
   前部外筒と該後部外筒との間に複数本の屈曲ジヤツキを
   配設したことを特徴とするシールド掘進機。