JPS5843561B2 - チユウキタ−ビンノ ウンテンセイギヨカイロ - Google Patents

チユウキタ−ビンノ ウンテンセイギヨカイロ

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JPS5843561B2
JPS5843561B2 JP49140332A JP14033274A JPS5843561B2 JP S5843561 B2 JPS5843561 B2 JP S5843561B2 JP 49140332 A JP49140332 A JP 49140332A JP 14033274 A JP14033274 A JP 14033274A JP S5843561 B2 JPS5843561 B2 JP S5843561B2
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bleed air
output
regulating valve
bleed
circuit
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修一 磯村
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は1個の主蒸気調整弁とn個(nは正の整数)
の抽気調整弁とを有する抽気タービンの運転制御回路に
関する。
第1図に従来の抽気タービンの運転制御回路の一例を示
す。
第1図はn=1、すなわち1個の抽気調整弁を有する場
合を示すものである。
11はボイラで、このボイラ11は主蒸気調整弁12、
高圧タービン13を介して工場プロセス14に連通され
るとともにバイパス減圧弁15を介して上記工場プロセ
ス14に連通される。
16は低圧タービンで、この低圧タービン16は抽気調
整弁17を介して上記高圧タービン13に連通される。
また18は電力源で、この電力源1Bは遮断器19を介
して発電機20の入力端子に接続され、この発電機20
の出力端子は負荷検出器21、回転数検出器22に接続
されている。
上記負荷検出器21は負荷に比例した信号りを偏差増幅
器23に出力するもので、回転数検出器22は発電機2
0の定格回転数N。
と実際の回転数Nとの偏差信号ANを演算器24.25
に出力するものである。
この演算器24の利得1/δ1は一定で、演算器25の
利得1/δ2は可変とし、演算器25の出力端子はリレ
ー26を介して加算器27の一端に接続され、演算器2
4の出力端子は加算器27の他端側に接続される。
上記リレー26は遮断器19が閉じているとき閉じるも
のである。
そして、上記加算器27の出力端子は加算器28の一端
に接続される。
また、29は負荷設定器、30は抽気圧力設定器である
負荷設定器29はディジタルカウンタ(図示せず)とD
/A変換器(図示せず)を備え負荷設定値り。
を上記加算器28の他端に出力し、その第1の入力端子
はカウントアツプゲート31に接続されるとともに押ボ
タンスイッチ32を介してカウントアツプ入力端子33
に接続され、第2の入力端子はカウントゲート34に接
続されるとともに押ボタンスイッチ35を介してカウン
トダウン入力端子36に接続される。
また抽気圧力設定器30の第1の入力端子はカウントア
ツプゲート37に接続されるとともに押ボタンスイッチ
38を介してカウントアツプ入力端子39に接続され、
第2の入力端子はカウントダウンゲート40に接続され
るとともに押ボタンスイッチ41を介してカウントダウ
ン入力端子42に接続される。
上記カウントアツプ入力端子33,39、カウントダウ
ン入力端子36゜32には信号″1”が与えられている
しかして、負荷設定器29の出力端子は加算器28を介
して偏差増幅器23の第1の入力端子に接続され、抽気
圧力設定器30の出力端子は偏差増幅器43の第2の入
力端子に接続される。
この偏差増幅器43の第1の入力端子には抽気圧力検出
器44の出力が供給される。
そして偏差増幅器23.43の出力端子は不干渉制御マ
トリックス回路45の入力端子に接続される。
この不干渉制御マ) IJツクス回路45の2つの出力
端子はそれぞれ電気油圧変換器46.47を介して油圧
サーボ機構48゜49の入力端子に接続される。
この油圧サーボ機構48の出力は前記主蒸気調整弁12
に供給され、油圧サーボ機構49の出力は前記抽気調整
弁1Tに供給される。
また前記バイパス減圧弁15には圧力調整器50からの
出力が供給される。
この圧力調整器50は抽気圧力Pが上記抽気圧力設定器
30の設定値P。
以下になるとバイパス減圧弁15を開き抽気圧力PがP
以下にならないように制御するものである。
このような構成において、発電機20が駆動されている
場合を考えると、この時、遮断器19は閉じられている
ので、リレー26は閉となっている。
ボイラ11からの蒸気は主蒸気調整弁12を経て高圧タ
ービン13で仕事をして、一部は抽気されて工場プロセ
ス14に送られ、一部は抽気調整弁17を経て低圧ター
ビン16で仕事をする。
上記発電機20の回転数Nは電力源18の周波数に同期
しており、定格回転数N。
と回転数Nの差JN=No−Nが回転数検出器22で検
出される。
ANは演算器24.25でそれぞれ1/δ1倍、1/、
%倍されて、加算器27で減算され出力信号、JN(1
/δ1−1/δ2)、すなわち周波数バイアスを得る。
負荷設定器29の出力り。
は押ボタンスイッチ32゜35によって増減し、この設
定負荷り。
と上記周波数バイアスJN(1/δ1−1/δ2)が加
算器28で加え合わされ発電機目標負荷Lsとなる。
発電機20の負荷りは負荷検出器21で検出され、偏差
増幅器23で上記目標負荷Lsとの偏差JLが得られ不
干渉制御マI−IJツクス回路45に1つの入力として
与えられる。
この不干渉制御マトリックス45では、偏差JLに対し
て互いに同符号の2つの出力X1.X2が得られる。
この出力X1゜X2は電気油圧変換器46.47でそれ
ぞれ油圧信号に変換され、油圧サーボ機構48.49で
油圧増幅されて主蒸気調整弁12、抽気調整弁17を互
いに同方向に変化させる。
このようにして抽気調整弁17の前の圧力すなわち上記
抽気圧力検出器44で検出された抽気圧力Pに影響を与
えることなくタービンの仕事を偏差JLに応じて加減す
ることができ、JLが01すなわち負荷りが目標負荷L
sに一致するようにフィードバック制御が行われる。
また抽気圧力設定器30の設定出力Poは押ボタンスイ
ッチ38.41によって増減し、偏差増幅器43で上記
設定出力P。
と抽気出力Pの偏差JPが得られ、上記不干渉制御マト
リックス回路45にもう1つの入力として与えられる。
不干渉制御マトリックス45では偏差JPに対して互い
に異符号の2つの出力Y1.¥2が得られる。
この2つの出力Y1.¥2は電気油圧変換器46.47
で油圧信号に変換され油をサーボ機構48.49で油圧
増幅して調整弁12,17を互に逆方向に変化させる。
こうして、タービンの仕事を変化させることなく、抽気
圧力Pが設定(押。
に一致するようにフィードバック制御が行われる。
ところが、上記した従来の方法では下記に示す様な種々
の欠点がある。
すなわち、工場プロセス14での蒸気使用量が増加して
、抽気出力Pが設定値P。
よりも低下すると圧力調整器50が働いてバイパス減圧
弁15が開き、ボイラ11から直接蒸気を供給する。
同時に不干渉制御マトリックス回路45によって主蒸気
調整弁12を開き、抽気調整弁17を閉めようとする。
このような状況で、もし負荷の要求が少く、負荷設定出
力り。
が小さいときは主蒸気調整弁12、抽気調整弁17を閉
めようとするので、抽気調整弁17が全閉となってしま
う場合がある。
また、逆に工場プロセス14での蒸気使用量が減少して
、抽気圧力Pが設定値P。
よりも高くなると、不干渉制御マトリックス回路45に
よって主蒸気調整弁12を閉め、抽気調整弁17を開け
ようとする。
この様な状況で、もし負荷の要求が多く、負荷設定出力
I、、755大きいときは抽気調整弁17は全開となる
場合がある。
このように抽気調整弁17が全閉あるいは全開となる運
転を限界運転といい、限界運転になると不干渉制御は成
り立たなくなる。
限界運転時の処置はプラント全体の事情を考えて決めら
れるべきものであるが、タービン発電機の制御装置でで
きる範囲の処置は負荷設定、抽気圧設定を操作して限界
運転にならないよう運転条件を変えることであるが、こ
のような運転操作は決して簡単ではなく、特に抽気の段
数が2段以上になると操作者の判断では処置できなくな
る虞れがあった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、1個の主
蒸気調整弁と、n個(nは正の整数)の抽気調整弁とを
有する抽気タービン運転回路において、上記n個の抽気
調整弁に対応して設けられ、抽気調整弁の変位を検出す
るn個の変位変換器と、このn個変位変換器の出力と、
同出力に対応する抽気調整弁の変位の上限設定値とを比
較し、抽気調整弁変位が上限設定値に達したときのみ出
力を発生する第1群のn個の比較器と、上記n個の変換
器の出力と、同出力に対応する抽気調整弁の変位の下限
設定値とを比較し、抽気調整弁変位が下限設定値に達し
たときのみ出力を発生する第2群のn個の比較器と、負
荷周波数制御優先セット信号及び負荷周波数制御優先リ
セット信号が供給され、セット、リセット動作が可能な
ホールド回路と、負荷周波数制御優先セット信号がオン
の場合もし抽気調整弁全開により下限の比較器の出力が
オンになったときはその信号を使って、抽気圧力設定値
を下げると共に抽気圧力制御ループゲインの低下を行う
ことにより抽気調整弁を開け、もし抽気調整弁全開によ
り、上限側の比較器の出力がオンになったときはその信
号を使って抽気圧力設定値を上げると共に抽気圧力制御
ループゲインの低下を行うことにより抽気調整弁を閉め
る様な抽気圧力制御器と、負荷周波数制御優先リセット
信号がオンの場合、もし抽気調整弁全閉により、下限側
の比較器がオンになったときは、その信号を使って、負
荷設定を上げると共に負荷周波数制御ループゲインの低
下を行うことにより抽気調整弁を開け、もし抽気調整弁
全開により上限側の比較器がオンになったときは、その
信号を使って負荷設定を下げると共に負荷周波数制御ル
ープゲインの低下を行うことにより抽気調整弁を閉める
様な負荷周波数制御器とを備え、抽気調整弁が全開又は
全閉となる限界運転に達したとき、抽気調整弁を全開か
ら閉方向全閉から開方向に制御するようにした手段とを
具備したことを要旨とし、限界運転からの脱出が確実に
行える抽気タービンの運転制御回路を提供することを目
的とする。
以下この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
まずn=1、すなわち抽気調整弁が1個の場合を第2図
を参照して説明する。
第2図において第1図と同一部分は同一符号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
51.52は利得が調節可能な演算器で、これらの演算
器51.52の入力端子はそれぞれリレー53,54を
介して偏差増幅器23.43の出力端子に接続され、そ
の出力端子は加算器55,56の一方の入力端子に接続
される。
これらの加算器55.56の他方の入力端子は利得が一
定の演算器57.58を介して上記偏差増幅器23.4
3に接続され、その出力端子はそれぞれ不干渉制御マト
リックス45の入力端子に接続される。
しかして上記演算器51.52の詳細を第3図に示す。
演算器51,52は同一構成となっている。
すなわち、511は入力端子で、この入力端子511は
第2図においてリレー53.54を介して偏差増幅器2
3.43の出力が供給されるもので、抵抗512を介し
て演算増幅器513の負側入力端子に接続される。
この演算増幅器513の出力端子はポテンションメータ
514を介して共通端子515に接続されるとともに出
力端子516に接続される。
この出力端子516は第2図における加算器55,56
の一方の入力端子に接続される。
また演算増幅器513の正側入力端子は共通端子515
に接続される。
そして、演算増幅器513とポテンションメータ514
間には並列接続された抵抗517とコンデンサ518が
接続される。
しかして上記の様に構成された抽気タービンの運転制御
回路の限界運転脱出回路の構成を第4図に示す。
第4図において、61は抽気調整弁(第2図17で示す
)の変位、62はこの変位を検出する抽気調整弁変位変
換器である。
この抽気調整弁変位変換器62の出力は第1の比較器6
3、第2の比較器64のそれぞれ一方の入力端子に供給
され、比較器63の他方の入力端子には抽気調整弁上限
位置設定値65が供給されるとともに比較器64の他方
の入力端子には抽気調整弁下限位置設定値66が供給さ
れる。
また67はホールド回路で、その第1、第2の入力端子
には負荷周波数制御優先リセット端子68及び負荷周波
数制御優先リセット端子69からそれぞれセット信号、
リセット信号が供給され、セット信号が入るとその出力
端子70aには°゛1″、出力端子70bにはO″が出
力する。
またリセット信号が入ると出力端子70aには′″0″
、出力端子70bには1″が出力する。
また71〜74はアンド回路である。
上記比較器63の出力端子はアンド回路71,72の一
方の入力端子に接続され、比較器64の出力端子はアン
ド回路73.74の一方の入力端子に接続される。
そして上記ホールド回路67の出力端子70aはアンド
回路71.74の他方の入力端子に接続され、出力端子
70bはアンド回路72,73の他方の入力端子に接続
される。
これらのアンド回路71〜74のそれぞれの出力端子7
1a(抽気圧力設定増加信号出力端子)、出力端子72
a(負荷設定減少信号出力端子)、出力端子73a(負
荷設定増加信号出力端子)、出力端子74a(抽気圧力
設定減少信号出力端子)は前記従来例で示した第2図の
カウントアツプゲート31.37、カウントダウンゲー
ト34.40に接続される。
すなわち、出力端子71aはカウントアツプゲート37
に接続され、出力端子72aはカウントゲート34に接
続され、出力端子73aはカウントアツプゲート31に
接続され、出力端子74aはカウントダウンゲート40
に接続される。
また75゜76はオア回路で、オア回路75のそれぞれ
の入力端子にはアンド回路72,73の出力端子72a
73aが接続され、その出力端子は増幅器77を介して
励磁コイルT8の入力端子に接続される。
この励磁コイル78は第2図に示すリレー53を駆動す
るものである。
オア回路76のそれぞれの入力端子にはアンド回路71
.74の出力端子71a、74aが接続され、その出力
端子は増幅器79を介して励磁コイル80の入力端子に
接続される。
この励磁コイル80は第2図に示すリレー54を駆動す
るものである。
次に上記の様に構成されたこの発明の動作を第2図〜第
4図を参照して説明する。
まず工場プロセス14での蒸気使用量が増加したのにも
かかわらず負荷の要求が少なく、抽気調整弁17が全閉
したと仮定すると、抽気調整弁変位変換器62によって
検出された抽気調整弁17の変位は抽気調整弁下限位置
設定値66よりも低いため比較器64の出力は0″から
1″′に変わる。
もしここで負荷周波数制御優先セット端子68がセット
されていると、ホールド回路67の出力端子70aは+
1 $1、出力端子70bはOjjとなる。
このためアンド回路74のみが出力e+ 1 jlとな
り、この出力がオア回路76を経て増幅器79で増幅さ
れ、励磁コイル80が励磁される。
励磁コイル80が励磁されるとリレー54がオンとなり
演算器52は作用的に見て演算器58に並列接続される
ここで演算機52は第3図に示す様に符号変換するもの
で、かつポテンションメータ514によって利得が調整
可能であるから、演算器52の出力は演算器58の出力
を相殺することになり、抽気圧力制御のループゲインを
低下することになる。
併列に接続された演算器5B 、52のゲインの和、お
よびこの和と直列に接続された不干渉制御マトリックス
45、電油変換量47、油圧サーボ49の各ゲインの積
によってきまるループゲインは低下する。
このため、同一の圧力偏差JPに対して抽気調整弁17
のスパン(動く範囲)も少なくなるので演算器52が接
続されないとき全閉していた抽気調整弁17は全閉に至
らない。
すなわち、ループゲインの低下で抽気調整弁17が全閉
するという作用が緩和される。
一方アンド回路74の出力により抽気圧力設定P。
を減少するカウントダウンゲート40が開き、抽気圧力
設定器30は域側にカウントを開始する。
抽気圧力設定Poが減少すると不干渉制御マトリックス
回路45の働きで主蒸気調整弁12を閉め、抽気調整弁
17を開くため抽気調整弁17はさらに開かれるので限
界運転を脱する。
また負荷周波数制御優先リセット端子69がリセットさ
れていると、この場合は抽気圧力制御優先の場合であり
、ホールド回路67の出力端子70aはl Q t+、
出力端子70bは″1″となりアンド回路73のみが出
力u I I+となる。
この出力がオア回路75を経て増幅器77で増幅され励
磁コイル78が励磁される。
励磁コイル78が励磁されるとリレー53がオンとなり
、演算器51は作用的に見て演算器57に並列接続され
る。
ここで演算器51は第3図に示すように符号変換するも
ので、かつポテンションメータ514によって利得が調
節可能であるから、演算器51の出力は演算器51の出
力を相殺することになり、負荷周波数制御のループゲイ
ンを低下することになる。
前記従来例で述べたように負荷設定出力り。
が小さいときは負荷偏差入力JLが減少し主蒸気調整弁
12、抽気調整弁17を閉じられたため、抽気調整弁1
7は全閉していたが、上記負荷周波数制御ループゲイン
低下によって併列に接続された演算器57.51のゲイ
ンの和、およびこの和と直列に接続された不干渉制御マ
トリックス45.電油変換器47、油圧サーボ49の各
ゲインの積によってきまるループゲインは低下する。
このため、同一の負荷偏差、(Lに対して抽気調整弁1
7のスパンも少なくなるので演算器51が接続されない
とき全閉していた抽気調整弁17は全閉に至らない。
すなわち、ループゲインの低下で抽気調整弁17が全閉
するという作用が緩和される。
今、抽気圧力制御を例にとり説明する。
例えば、ループゲインが20倍となる。この場合、圧力
偏差、(Pが5%変化すると抽気調整弁17は20×5
%すなわち100多変化する。
もし、抽気調整弁17が始め100%位置にあれば5%
のJPの変化によって抽気調整弁17はo%すなわち全
閉する。
次に、ループゲインが20倍から10倍に低下すると、
同じJP=5%に対し10×5%−50%、すなわち抽
気調整弁17は1oo%から50%迄しか変化しない。
すなわち全閉することがない。
一方アンド回路73の出力により、負荷設定り。
を増加するカウントアツプゲート31が開き、負荷設定
器29は増側にカウントを始める。
負荷設定り。が増加すると、不干渉制御マトリックス回
路45の働きで主蒸気調整弁12、抽気調整弁17を開
くため、抽気調整弁17はさらに開き限界運転を脱する
次に工場プロセス14での蒸気使用量が減少したにもか
かわらず負荷の要求が多く、抽気調整弁17が全開した
と仮定すると、抽気調整弁変位変換器62によって検出
された変位は抽気調整弁上限位置設定値65よりも高い
ため第1の比較器63の出力は0”から′1”に変る。
ここで、負荷周波数制御優先セット端子68がセットさ
れていると、ホールド回路67の出力端子70aの出力
は゛′1′′出力端子70bの出力はn Ouとなる。
このためアンド回路61のみが出力″′1″となり、こ
の出力がオア回路76を経て増幅器79で増幅され、励
磁コイル80を励磁する。
励磁コイル80が励磁される リレー54がオンとなり
演算器62は作用的に見て演算器58に並列接続される
しかして、前記同様演算器52の出力は演算器58の出
力を相殺することになり、抽気圧力制御のループゲイン
を低下することになる。
ここで前記従来例で述べたように抽気圧力偏差入力JP
によって主蒸気調整弁12が閉かれ、抽気調整弁17を
開かれたため、抽気調整弁17は全開していたが、上記
抽気調整弁抽気圧力制御のループゲインの低下によって
、この作用は緩和され、抽気調整弁17が全開するのを
防ぐことができる。
一方アンド回路71の出力により、抽気圧力設定Poを
増加するカウントアツプゲート37が開キ、抽気圧力設
定器30は増側にカウントを始める。
抽気圧力設定P。
が増加すると、不干渉制御マトリックス回路45の働き
で主蒸気調整弁12を開き、抽気調整弁17を閉じるた
め、抽気調整弁17はさらに閉じられ限界運転を脱する
また、負荷周波数制御優先リセット端子70がリセット
されていると、この場合は抽気圧力制御優先の場合であ
り、ホールド回路67の出力端子70aの、出力はe
Q eT、出力端子70bの出力は”1”となり、アン
ド回路72のみが出力″1″となる。
この出力はオア回路75を経て増幅器77で増幅され励
磁コイル78を励磁する。
励磁コイル78が励磁されると、リレー53がオンとな
り演算器51は前記したと同様に演算器57と並列接続
され、演算器57の出力を相殺することになり負荷周波
数制御のループゲインを低下することになる。
従って前記したと同様に負荷偏差人力ALによって主蒸
気調整弁12、抽気調整弁17が開かれているため、抽
気調整弁17は全開していたが、上記負荷周波数制御の
ループゲイン低下によって、この作用は緩和され抽気調
整弁17が全開するのを防ぐことができる。
一方、アンド回路72の出力により、負荷設定り。
を減少するカウントダウンゲート34が開き、負荷設定
器29は域側にカウントを始める。
負荷設定り。が減少すると、不干渉制御マトリックス回
路45の働きで、主蒸気調整弁12、抽気調整弁17を
閉じるため、抽気調整弁17はさらに閉じられ、限界運
転を脱する。
以上はn−1、すなわち抽気調整弁17が1個の場合に
ついて述べたが、次にn−2、すなわち抽気調整弁17
が2個の場合についてを第5図を参照して説明する。
第5図において、第2図と同一部分は同一符号を付して
その詳細な説明を省略する。
17a、17bは第1、第2の抽気調整弁、14a、1
4bは工場プロセスでそれぞれ2つづつあるためそれに
付随する回路もそれに対応して設けられる。
すなわち、15a、15bはバイパス減圧弁、30a、
30bは抽気圧力設定器でこの抽気圧力設定器30a
、30bの一方の入力端子はそれぞれカウントアツプゲ
ート37a、37bに接続されるとともに押ボタンスイ
ッチ38a。
38bを介してカウントアツプ入力端子39a。
39bに接続され、他方の入力端子はそれぞれカウント
ダウンゲート40a、40bに接続されるとともに押ボ
タンスイッチ41a、41bを介してカウントダウン入
力端子42 a t 42 bに接続される。
また、43a、43bは偏差増幅器で、この偏差増幅器
43a 、43bのそれぞれ一方の入力端子は上記抽気
圧力設定器30 a t 30 bの出力端子に接続さ
れる。
偏差増幅器43aの出力端子はリレー54a及び利得が
調整可能な演算器52aを介して加算器56aの一方の
入力端子に接続されるとともに利得が一定の演算器58
aを介して上記加算器56bの他方の入力端子に接続さ
れる。
偏差増幅器43bの出力端子はリレー54b及び利得が
調整可能な演算器52bを介して加算器56の一方の入
力端子に接続されるとともに利得が一定の演算器58b
を介して上記加算器56bの他方の入力端子に接続され
る。
そしてこれらの加算器56a、56bの出力端子は不干
渉マトリックス回路45の入力端子に供給される。
この不干渉制御マトリックス回路45の第1の出力は電
気油圧変換器46、油圧サーボ機構48を介して主蒸気
調整弁12に供給され、第2、第3の出力は電気油圧変
換器47a、47b1油圧サ一ボ機構49a、49bを
介して第1、第2の抽気調整弁17a、17bに供給さ
れる。
また、50a、50bは圧力調整器である。
第6図はn−2、すなわち抽気調整弁17が2個の場合
の運転制御回路を示すもので、91a。
91bはそれぞれ第1、第2の抽気調整弁17a。
17bの変位、92a 、92bはこの変位を検出する
第1、第2の抽気調整弁変位変換器である。
この第1の抽気調整弁変位変換器92aの出力は第1、
第2の比較器93a 、93bの一方の入力端子に供給
され、第2の抽気調整弁変位変換器92bの出力は第3
、第4の比較器93c、93dの一方の入力端子に供給
される。
この第1、第3の比較器93a 、93cの他方の入力
端子には第1、第2の抽気調整弁上限位置設定値94a
、94bが供給され、第2、第4の比較器93b 、9
3aの他方の入力端子には第1、第2の抽気調整弁下限
位置設定値95a、95bが供給される。
そして、第1の比較器93aの出力はオア回路96aの
一方の入力端子に供給されるとともにアンド回路97a
の一方の入力端子に供給される。
第2の比較器93bの出力はオア回路96bの一方の入
力端子に供給されるとともにアンド回路97cの一方の
入力端子に供給される。
第3の比較器93cの出力は上記オア回路96aの他方
の入力端子に供給されるとともにアンド回路97bの一
方の入力端子に供給される。
第4の比較器93dの出力は上記オア回路96bの他方
の入力端子に供給されるとともにアンド回路97dの一
方の入力端子に供給される。
オア回路96aの出力はアンド回路98a、98bのそ
れぞれ一方の入力端子に供給され、オア回路96bの出
力はアンド回路98c。
98dのそれぞれ一方の入力端子に供給される。
また99はホールド回路でこのホールド回路99の2つ
の入力端子は負荷周波数制御優先セット信号100、負
荷周波数制御優先リセット信号101が供給され、その
出力端子99aは上記アンド回路98a 、98dの他
方の入力端子にそれぞれ接続され、出力端子99bは上
記アンド回路98b。
98cの他方の入力端子にそれぞれ接続される。
上記ホールド回路99はその入力端子にセット信号10
0が入ると出力端子99aの出力が′″1″1″子99
bの出力“091となり、リセット信号101が入ると
出力端子99aの出力が″0′′出力端子99bの出力
が1″となるものである。
しかして、上記アンド回路98aの出力はアンド回路9
7 a 、97 bの他方の入力端子にそれぞれ供給さ
れ、アンド回路98dの出力はアンド回路97c 、9
7dの他方の入力端子にそれぞれ供給される。
アンド回路98bの出力端子はオア回路102の一方の
入力端子に接続されるとともに負荷設定減少信号出力端
子103に接続される。
この負荷設定減少信号出力端子103は第5図における
カウントダウンゲート34に接続される。
またアンド回路98cの出力端子は上記オア回路102
の他方の入力端子に接続されるとともに負荷設定増加信
号出力端子104に接続され、この負荷設定増加信号出
力端子104は第5数におけるカウントアツプゲート3
1に接続される。
そして上記オア回路102の出力端子は増幅回路105
を介して励磁コイル106に接続される。
またアンド回路97aの出力端子は第1の抽気圧力設定
増加信号出力端子107aに接続されるとともにオア回
路108aの一方の入力端子に接続される。
アンド回路97bの出力端子は第2の抽気圧力設定増加
信号出力端子107bに接続されるとともにオア回路1
08bの一方の入力端子に接続される。
またアンド回路97cの出力端子は上記オア回路108
aの他方の入力端子に接続されるとともに第1の抽気圧
力設定減少信号出力端子109aに接続される。
アンド回路97dは上記アンド回路108bの他方の入
力端子に接続されるとともに第2の抽気圧力設定減少信
号出力端子109bに接続される。
そしてこれらのオア回路108 a。108bはそれぞ
れ増幅回路110a、110bを介して励磁コイル11
1a、111bに接続される。
しかして前記励磁コイル106は、第5図におけるリレ
ー53を駆動させ、上記励磁コイル111aはリレー5
4aを駆動させ、上記励磁コイル111bはリレー54
bを駆動させるものである。
また第1の抽気圧力設定増加信号出力端子107aは第
5図におけるカウントアツプゲート37aに接続され、
第2の抽気圧力設定増加信号出力端子107bは同図の
カウントアツプゲート37bに接続される。
第1の抽気圧力設定減少信号出力端子109aは第5図
のカウントダウンゲート40aに接続され、第2の抽気
圧力設定減少信号出力端子109bは同図のカウントダ
ウンゲート40bに接続される。
次に上記の様な構成においてその動作を説明する。
まず工場プロセス14aでの蒸気使用量が増加したにも
かかわらず負荷の要求が少なく、第1の抽気調整弁17
aが全閉したと仮定すると、第1の抽気調整弁変位変換
器92aによって検出された第1の抽気調整弁17aの
変位は第1の抽気調整弁下限位置設定値95aよりも低
いため比較器93bの出力はn Onから1″に変わる
従って、オア回路96bの出力も1′″となる。
もし、ここで負荷周波数制御優先セット端子100がセ
ットされているとホールド回路99の出力端子99aの
出力は”1″出力端子99bの出力は@t 021とな
り、アンド回路98dの出力は′1″となる。
このため第2の比較器93bの出力とアンド回路98d
の出力を入力とするアンド回路97cのみが出力″″1
°°となり、この出力がオア回路108aを介して増幅
器110aで増幅され、励磁コイル111aが励磁され
る。
励磁コイル111aが励磁されるとリレー54aがオン
となり、演算器52aは作用的に見て演算器58aに並
列接続される。
演算器52aは第3図で示したように符号変換するもの
で、かつポテンションメータ514によって利得が調節
可能であるから、演算器52aの出力は演算器58aの
出力を相殺することになり、抽気圧力制御のループゲイ
ンを低下することになる。
また前記したように、抽気圧力偏差人力APaによって
主蒸気調整弁12が開かれ、抽気調整弁17aを閉じら
れたため、抽気調整弁17aは全閉していたが、上記抽
気圧力制御のループゲイン低下によってこの作用は緩和
され、抽気調整弁17aが全閉するのを防ぐことができ
る。
一方アンド回路97cの出力により、抽気圧力設定を減
少するカウントダウンゲート40aが開き、抽気圧力設
定器30aは域側にカウントを始める。
抽気圧力設定Paoが減少すると、不干渉制御マトリッ
クス回路45の働きで主蒸気調整弁12を閉じ、抽気調
整弁17aを開くため、調整弁17aはさらに開き、限
界運転を脱する。
また負荷周波数制御優先リセット端子101がリセット
されていると、このときは抽気圧力制御優先の場合であ
り、ホールド回路99の出力端子99aはn Q 11
、出力端子99bは”1″となり、アンド回路98cが
出力″lstとなる。
この出力がオア回路102を介して増幅器105で増幅
され励磁コイル106を励磁する。
励磁コイル106が励磁されると、リレー53がオンと
なり演算器51は作用的にみて演算器57に並列接続さ
れる。
前記したと同様に演算器51の出力は演算器57の出力
を相殺し、負荷周波数制御のループゲインを低下するこ
とになる。
また主蒸気調整弁12、第1、第2の抽気調整弁17a
、17bは負荷偏差人力ALによって閉じられたため、
第1の抽気調整弁17aは全閉していたが、上記負荷周
波数制御のループゲイン低下によって、この作用は緩和
され第1の抽気調整弁17aが全閉するのを防ぐことが
できる。
一方アンド回路98cの出力により、負荷設定り。
を増加するカウントアツプゲート31が開き、負荷設定
器29は増側にカウントを始める。
負荷設定り。が増加すると、不干渉制御マ) IJラッ
ク回路45の働きで主蒸気調整弁12、第1、第2の抽
気調整弁17a、17bを開くため、第1の抽気調整弁
17aはさらに開かれて、限界運転を脱する。
次に工場プロセス14bでの蒸気使用量が減少したにも
かかわらず負荷の要求が多く、第2の抽気調整弁17b
が全閉したと仮定する。
第2の抽気調整弁変位変換器92bによって検出された
変位は第2の抽気調整弁上限位置設定値94bよりも高
いため比較器93cの出力は′O″から′1″に変わる
従ってオア回路96aの出力も°°0″から”1″に変
る。
ここで負荷周波数制御優先セット端子100がセットさ
れていると、ホールド回路99の出力端子99aの出力
は+ I n、出力端子99bの出力は°゛O″となり
、アンド回路98aの出力は′1″となる。
そして比較器93cの出力とアンド回路98aの出力を
入力するアンド回路97bの出力は′1”となり、この
出力がオア回路108bを介して増幅器110bで増幅
され励磁コイル111bが励磁される。
励磁コイル111bが励磁されるとリレー54bがオン
となり、演算器52bは作用的に見て演算器58bに並
列接続される。
前記したと同様に演算器52bの出力は演算器58bの
出力を相殺することになり、抽気圧力制御のループゲイ
ンを低下することになる。
このとき抽気圧力偏差入力、(Pbによって主蒸気調整
弁12、第1の抽気調整弁17aが閉じられ、第2の抽
気調整弁17bが開かれているため、第2の抽気調整弁
17bは全開していたが、上記抽気圧力制御のループゲ
イン低下によって、この作用は緩和され、第2の抽気調
整弁17bが全開するのを防ぐことができる。
一方アンド回路97bの出力により、第2の抽気圧力設
定Pb。
を増加するカウントゲート37bが開き、抽気圧力設定
器30bは増側にカウントを始める。
抽気圧力設定Pboが増加すると、不干渉制御マトリッ
クス回路45の働きで主蒸気調整弁12、第1の抽気調
整弁17aを開き、第2の抽気調整弁17bを閉じるた
め、第2の抽気調整弁17bはさらに閉じられ限界運転
を脱する。
また、負荷周波数制御優先リセット端子101がリセッ
トされていると、この場合は抽気圧力制御優先の場合で
あり、ホールド回路99の出力端子99aはII Ot
+、出力端子99bは”1″となり、アンド回路98b
の出力が°゛1″となる。
この出力がオア回路102を介して増幅器105で増幅
され、励磁コイル106を励磁する。
励磁コイル106が励磁されると、リレー53がオンと
なり演算器51は作用的に見て演算器57に並列接続さ
れる。
演算器51の出力は演算器57の出力を相殺し、負荷周
波数制御のループゲインを低下することになる。
このとき負荷偏差入力JLによって主蒸気調整弁12、
第1、第2の抽気調整弁17a、17bが開かれている
ため、第2の抽気調整弁17bは全開していたが、上記
負荷周波数制御のループゲイン低下によってこの作用は
緩和され、第2の抽気調整弁17bが全開するのを防ぐ
ことができる。
一方アンド回路98bの出力により、負荷設定を減少す
るカウントダウンゲート34が開き、負荷設定器29は
域側にカウントを始める。
負荷設定値り。
が減小すると、不干渉制御マトリックス回路45の働き
で、主蒸気調整弁12、第1、第2の抽気調整弁17a
、17bを閉じるため、第2の抽気調整弁17bはさら
に閉じられ限界運転を脱する。
なお上記実施例においてはn=1及びn=2の場合につ
いて説明したがn≧3の場合も上記とほぼ同様にして行
えることは勿論である。
以上述べたようにこの発明によれば、1個の主蒸気調整
弁と、n個(nは正の整数)の抽気調整弁とを有する抽
気タービン運転回路において、上記n個の抽気調整弁に
対応して設けられ、抽気調整弁の変位を検出するn個の
変位変換器と、このn個変位変換器の出力と、同出力に
対応する抽気調整弁の変位の上限設定値とを比較し、抽
気調整弁変位が上限設定値に達したときのみ出力を発生
する第1群のn個の比較器と、上記n個の変換器の出力
と、同出力に対応する抽気調整弁の変位の下限設定値と
を比較し、抽気調整弁変位が下限設定値に達したときの
み出力を発生する第2群のn個の比較器と、負荷周波数
制御優先セット信号及び負荷周波数優先セット信号及び
負荷周波数制御優先リセット信号が供給され、セット、
リセット動作が可能なホールド回路と、負荷周波数制御
優先セット信号がオンの場合もし抽気調整弁全開により
下限の比較器の出力がオンになったときはその信号を使
って、抽気圧力設定値を下げると共に抽気圧力制御ルー
プゲ゛インの低下を行うことにより抽気調整弁を開け、
もし抽気調整弁全開により、上限側の比較器の出力がオ
ンになったときはその信号を使って抽気圧力設定値を上
げると共に抽気圧力制御ループゲインの低下を行うこと
により抽気調整弁を閉める様な抽気圧力制御器と、負荷
周波数制御優先リセット信号がオンの場合、もし抽気調
整弁全開により、下限側の比較器がオンになったときは
、その信号を使って、負荷設定を上げると共に負荷周波
数制御ループゲインの低下を行うことにより抽気調整弁
を開け、もし抽気調整弁全開により上限側の比較器がオ
ンになったときは、その信号を使って負荷設定を下げる
と共に負荷周波数制御ループゲインの低下を行うことに
より抽気調整弁を閉める様な負荷周波数制御器とを備え
、抽気調整弁が全開又は全閉となる限界運転に達したと
き、抽気調整弁を全開から閉方向全閉から開方向に制御
するようにした手段とを具備したことを要旨としている
ので、限界運転からの脱出が確実に行え、極めて大きな
効果を有する抽気タービンの運転制御回路を提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は抽気調整弁が1個の場合における従来の抽気タ
ービン運転制御回路の一例を示す構成図、第2図は抽気
調整弁が1個の場合におけるこの発明の実施例を示す構
成図、第3図は演算器の詳細を説明するための構成図、
第4図は第2図の制御回路を示す構成図、第5図は抽気
調整弁が2個の場合におけるこの発明の実施例を示す構
成図、第6図はその制御回路を示す構成図である。 62.92 a 、92 b・・・・・・抽気調整弁の
変位変換器、63.64.93a〜93d・・・・・・
比較器、67 、97・・・・・・ホールド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 11個の主蒸気調整弁と、n個(nは正の整数)の抽気
    調整弁とを有する抽気タービン運転回路において、上記
    n個の抽気調整弁に対応して設けられ、抽気調整弁の変
    位を検出するn個の変位変換器と、このn個変位変換器
    の出力と、同出力に対応する抽気調整弁の変位の上限設
    定値とを比較し、抽気調整弁変位が上限設定値に達した
    ときのみ出力を発生する第1群のn個の比較器と、上記
    n個の変換器の出力と、同出力に対応する抽気調整弁の
    変位の下限設定値とを比較し、抽気調整弁変位が下限設
    定値に達したときのみ出力を発生する第2群のn個の比
    較器と負荷周波数制御優先セット信号及び負荷周波数制
    御優先リセット信号が供給され、セット、リセット動作
    が可能なホールド回路と、負荷周波数制御優先セット信
    号がオンの場合もし抽気調整弁全開により下限側の比較
    器の出力がオンになったときはその信号を使って、抽気
    圧力設定値を下げると共に抽気圧力制御ループゲインの
    低下を行うことにより抽気調整弁を開け、もし抽気調整
    弁全開により上限側の比較器の出力がオンになったとき
    はその信号を使って抽気圧力設定値を上げると共に抽気
    圧力制御ループゲインの低下を行うことにより抽気調整
    弁を閉める様な抽気圧力制御器と、負荷周波数制御優先
    リセット信号がオンの場合、もし抽気調整弁全開により
    、下限側の比較器がオンになったときは、その信号を使
    って、負荷設定を上げると共に負荷周波数制御ループゲ
    インの低下を行うことにより抽気調整弁を開け、もし抽
    気調整弁全開により上限側の比較器がオンになったとき
    は、その信号を使って負荷設定を下げると共に負荷周波
    数制御ループゲインの低下を行うことにより、抽気調整
    弁を閉める様な負荷周波数制御器とを備え、抽気調整弁
    が全開又は全閉となる限界運転に達したとき、抽気調整
    弁を全開から閉方向、全閉から開方向に制御するように
    した手段を具備したことを特徴とする抽気タービンの運
    転制御回路。
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