JPS5843489Y2 - 機関車の運転席用椅子 - Google Patents

機関車の運転席用椅子

Info

Publication number
JPS5843489Y2
JPS5843489Y2 JP7601479U JP7601479U JPS5843489Y2 JP S5843489 Y2 JPS5843489 Y2 JP S5843489Y2 JP 7601479 U JP7601479 U JP 7601479U JP 7601479 U JP7601479 U JP 7601479U JP S5843489 Y2 JPS5843489 Y2 JP S5843489Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
groove
stopper
driver
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7601479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55175569U (ja
Inventor
忠三 志垣
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP7601479U priority Critical patent/JPS5843489Y2/ja
Publication of JPS55175569U publication Critical patent/JPS55175569U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5843489Y2 publication Critical patent/JPS5843489Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Special Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主に除道工事や鉱山等で使用される産業用小形
電気機関車の運転席用椅子に関するものである。
かかる産業用小形電気機関車(以下単に機関車という)
の概略を第1図ないし第3図について述べると、車体台
枠11の上部には車両駆動用電源としての蓄電池12を
載置し、中央部には運転室13を配置し、その運転室1
3には運転台14、ブレーキハンドル15および椅子1
6等が設けである。
また車体台枠11の下方には車輪17が、又前後端には
連結器18が取付けである。
かかる機関車を運転するとき運転手は運転台14に向う
ので進向方向に対しては横向きで運転する。
上述した椅子16は従来第4図および第5図に示す如く
、座席シート21の両側面後端寄り部に四辺形の座フレ
ーム22をそれぞれ取付け、この座フレーム22から両
外方にピン23を突設し、一方運転室13の側壁13A
(第2図参照)から左右一対の取付金具24を突設し、
この両取付金具24に設けた孔に上記ピン23を各々回
動可能に嵌合して座席シート21を起立・転倒可能に支
持し、また取付金具24の上側から座席シート21側に
ストッパ25を突設して、第5図の実線で示す如く座席
シート21を水平位置に転倒させると座フレーム22の
上面がストッパ25の下面に当って水平位置を保持し、
又その状態から第5図の2点鎖線で示すように座席シー
ト21を上方に回動して起立させると座フレーム22の
上面がストッパ25の前面に当って起立位置を保持する
ようになっている。
ところで上述した従来の構造の椅子16では次のような
欠点があった。
つまりこの種の機関車では運転室13のスペースが狭い
ことから、運転手等が出入りする時や座席下部の側壁1
3A又は床に設けた電気機器(図示せず)などの点検保
守をする時など、簡単に座席シート21を上方に起立さ
せて邪魔にならないようにできて簡便であるが、かかる
機関車の運転は運転手が座席シート21に座らずに立っ
て運転をする場合が多く、このときは座席シート21を
起立させたままにしておくが、走行中に機関車に衝撃が
加わると座席シート21が突然側れて運転手に当り運転
ミスをおかす危険があった。
本考案はかかる欠点を除去したもので、その目的とする
処は、従来のものとそれほど変わらない簡単な構成であ
りながら、座席シートの起立・転倒はもちろんのこと、
立って運転するなどの不使用時には水平位置より更に下
方に回動して略垂直に垂下する状態に位置せしめること
ができて安全が図れる機関車の運転席用椅子を提供する
ことにある。
以下本考案の一実施例を第6図ないし第9図に従い説明
する。
図中26は本考案のシート21の一椅子を示し、その座
席シート31の両側面後端寄り部にそれぞれ座フレーム
32が取付けられ、この両座フレーム32から互に同一
軸線上にて外方にピン33がそれぞれ突設されている。
一方運転室13の側壁13A(第2図参照)から左右一
対の取付金具34がそれぞれ突設されて、この両取付金
具34に上記ピン33を枢支することで座席シート31
が起立・転ずべく上下に回動可能に支持されている。
また、上記両取付金具34の前端寄り部上側から座席シ
ート31側に向けてストッパー35が突設されている。
ここで、上記ピン33を枢支する左右両取付金具34は
、該ピン33が摺動できる鉤形長礼状の溝36がそれぞ
れ形成されている。
その溝36は第7図乃至第9図に示す如く前後方向に亘
る中間横溝部36aと、この前後から下方に屈曲した前
後縦溝部36b、36cとを有する略口形状とされてい
る。
なお、その前端縦溝部36bより後端縦溝部36cの方
が長尺とされている。
又上記座席シート31両側の座フレーム32は、単な四
辺形板ではなく、直角三角形の斜面部を3段の階段状に
カットしたような形態のもので、第7図に示す如く後端
側高位置に前向きの第1係止段部32Aが、前端側低位
置に上向きの第2係止段部32Bが構成されている。
而して、上述した構成の椅子26では、運転手が座る時
は、第7図に示す如くピン33を溝36の前端縦溝部3
6b内に位置せしめたまま矢印に示すように前方へ回動
して転倒させる。
これにて第1係止段部32Aがストッパー35の後側面
に当ってそれ以上の下方への回動が止まって、座席シー
ト31は略水平に転倒した状態に保持されて、運転手等
が着座可能となる。
次に運転手等が出入りする時や、座席下部の側壁13又
は床に設けた電気機器(図示せず)等の点検保守を行う
時は、第7図の転倒状態からそのまま座席シート31を
矢印とは逆に上方へ回動させる。
これにて座席シート31は第8図に示す如く第2係止段
部32Bがストッパー25の前側面に当って止まって略
垂直な起立状態に保持される。
又、運転手が立ったまま運転すると云った具合に椅子2
6を全く使用しない時は、第7図又は第8図の状態から
手動で座席シート31を上方に引き上げる操作をしてピ
ン33を溝36の前端縦溝部36b上方に移動させ、そ
のまま更に後方に押してピン33を中間横溝部36a内
を摺動して後端縦溝部36c内へと移行させる。
こうしてピン33が後端縦溝部36c内下端に位置した
状態で座席シート31を下方へ回動させる。
こうすることで、ストッパー35に第1・第2係止段部
32A、32Bいずれも当ることがなく、座席シート3
1は水平転倒状態よりも更に下方に回動じて第9図に示
す如く略垂直の垂下状態となり、走行中の衝撃などで濫
りに前方に跳ね上がって運転手に当るような危険なこと
がなくなる。
この考案は上述した如くなしたから、従来のものと比較
し取付金具にピンが摺嵌する口形状の溝を設けると共に
、座席シート両側の座フレームを階段状のような形態に
して第1・第2の係止段部を設けただけと云った具合に
、構成が従来のものと殆んど変らず非常に簡単であり、
しかも運転手が着座する時と出入りや保守点検時とに便
利なように簡単に座席シートを転倒・起立させることが
できると共に、運転手が立ったまま運転する場合など椅
子を使用しない時は座席シートを簡単に下方に回動して
垂下状態に納めておくことができて、濫りに前方に倒れ
たりして危険を招くようなことがなく安全を図れる非常
に運転室のスペースが狭い機関車の運転席用椅子として
有利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は産業用小形機関車の概略的側面図、第2図は第
1図の平面図、第3図は第2図の3−3線に沿う断面図
、第4図および第5図は椅子の従来例を示し、第4図は
平面図、第5図は側面図、第6図乃至第9図は本考案の
一実施例を示し、第6図は平面図、第7図は座席シート
が水平に転倒した状態の側面図、第8図は座席シートを
上方に起立した状態の側面図、第9図は座席シートを下
方に垂下した状態の側面図である。 13・・・・・・運転室、13A・・・・・・側壁、1
6 、26・・・・・・椅子、21.31・・・・・・
座席シート、22゜32・・・・・・座フレーム、23
.33・・・・・・ピン、24゜34・・・・・・取付
金具、25 、35・・・・・・ストッパー、33A・
・・・・・第1係止段部、33B・・・・・・第2係止
段部、36・・・・・・溝、36a・・・・・・中間横
溝部、36b・・・・・・前端縦溝、36c・・・・・
・後端縦溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転室内にその側壁から突設した左右一対の取付金具に
    座席シートの両側後端寄り部から突出したピンを回動可
    能に枢支することで前記座席シートを起立・転倒可能に
    支持したものにおいて、前記左右両取付金具に前後方向
    に亘る中間横溝部とこの前後端から下方に屈曲する前後
    縦溝部とを有して前記ピンが摺動可能に摺嵌する略口形
    状の溝を設けると共に、取付金具の上側から座席シート
    側に突出するストッパーを設け、前記ピンを溝の前側縦
    溝部内下端に摺嵌させた状態で座席シートを水平状態に
    転倒させると前記ストッパー後面に当ってそれ以上下方
    への回動を阻止する第1係止段部と、その水平転倒状態
    から座席シートを上方に起立させるとストッパー前面に
    当って垂直な起立状態以上の回動を阻止する第2係止段
    部とを有すると共に、前記座席シートを手動操作してピ
    ンを溝の前端縦溝部から中間横溝部を介して後端縦溝部
    内下端に移動した位置では上記第1・第2係止段部がい
    ずれもストッパーに当らず座席シートの垂下状態への回
    動を許容する座フレームを前記座席シートの両側面に設
    けて構成したことを特徴とする機関車の運転席用椅子。
JP7601479U 1979-06-05 1979-06-05 機関車の運転席用椅子 Expired JPS5843489Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7601479U JPS5843489Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 機関車の運転席用椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7601479U JPS5843489Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 機関車の運転席用椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55175569U JPS55175569U (ja) 1980-12-16
JPS5843489Y2 true JPS5843489Y2 (ja) 1983-10-01

Family

ID=29309532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7601479U Expired JPS5843489Y2 (ja) 1979-06-05 1979-06-05 機関車の運転席用椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5843489Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55175569U (ja) 1980-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5316328A (en) Bumper mounted anti-tip stabilizers for chair-mounting vehicles utilized by physically disadvantaged persons and others desiring mobility assistance, and methods of stabilizing such vehicles
JP3184258B2 (ja) 車両装備品の配設構造
JPH10328241A (ja) 座席水平保持機構付車両
JPS5843489Y2 (ja) 機関車の運転席用椅子
JP2019038362A (ja) 自転車の吊下装置
CN100519266C (zh) 车辆
JPH08507342A (ja) 機械的駐車装置
JP2012125386A (ja) 折り畳み電動車及び折り畳み装置
HU204471B (en) Tilting device for motor cars
JPH0725335A (ja) 乗用台車
JPH0113652Y2 (ja)
JPH0755961Y2 (ja) 車両用ベッド
JPS5848908Y2 (ja) 農作業車における脚付きコンテナ−の上架装置
JPS6310376Y2 (ja)
US1308526A (en) Vehicle
JP3545911B2 (ja) フォークリフトトラックの燃料タンクの搭載装置
US647251A (en) Storage-battery suspension for motor-vehicles.
US1784962A (en) Convertible automobile body
US1452188A (en) Lifter block for motor vehicles
JP2007062603A (ja) クローラ式作業車両
JPS6216359Y2 (ja)
JP4178015B2 (ja) 作業車のカウンタウェイト装置
JPS5977986A (ja) 軽車両
JPS6243869Y2 (ja)
JP2503273Y2 (ja) 立体駐車装置