JPS5843469Y2 - ドライビングポジシヨン自動選定装置 - Google Patents

ドライビングポジシヨン自動選定装置

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JPS5843469Y2
JPS5843469Y2 JP1978013603U JP1360378U JPS5843469Y2 JP S5843469 Y2 JPS5843469 Y2 JP S5843469Y2 JP 1978013603 U JP1978013603 U JP 1978013603U JP 1360378 U JP1360378 U JP 1360378U JP S5843469 Y2 JPS5843469 Y2 JP S5843469Y2
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JP
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switch
driver
seat
mirror
drive
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JP1978013603U
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昂 岡
正儀 溝手
明敏 三村
秀興 松岡
清 八巻
高明 茂木
裕之 野村
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日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は予じめ複数の運転者に適したシートとミラーの
位置、角度を記憶装置に記憶させておき、この記憶され
たシートとミラーの適位置、角度情報に基づき各運転者
に対応したシートとミラー位置、角度にすることを可能
にしたドライビングポジション自動選択装置に関し、特
に記憶装置に記憶する際及び記憶装置から記憶内容を読
み出して調整を行う際、キー操作を特定の運転者の場合
には簡潔にしたドライビングポジション自動選択装置に
関する。
ミラーやシートの位置は通常の走行においては各運転者
にとって大体一定しているが、車は普通伺人かで運転す
る場合が多いので、運転者の交替毎にシートとミラーの
各位置、角度を調整する必要がある。
ところで、シートとミラーの位置、角度調整を個別に自
動的に行うことは考えられているが、こうした自動位置
、角度調整機構を利用したとしても、頻繁に運転者の交
代が行われる場合等には各運転者にはかなり煩しい操作
となる。
こうした問題点を解決するために各運転者に対応したシ
ートとミラーの位置、角度を記憶装置に記憶し、この記
憶出力により自動的に調整することが考えられるが、こ
の記憶装置に各運転者に対応したシートとミラーの位置
、角度を書き込んだり、記憶内容を読み出す際には各運
転者に対応したチャンネルの選択を行う選択スイッチと
書き込みスイッチと読み出しスイッチとを設けて操作し
なければならない。
従って、各運転者は自分に適したシートとミラーの位置
、角度を記憶装置に記憶したり記憶装置から読み出す際
には対応したチャンネルを選択する上記選択スイッチと
書き込みスイッチ又は読み出しスイッチのキー操作をそ
の都度行わなければならない。
ところで複数の運転者の中でも、運転する頻度は各運転
者によって当然違っている場合が多く、例えば、車の持
主等が運転する場合が多くこの運転を多くする人は当然
上記スイッチ類のキー操作が多くなり、シートとミラー
の適位置調整が煩わしくなる恐れもある。
本考案はこうした事情に鑑みてなされたものであり、複
数の運転者に対応したシートとミラーの位置、角度情報
を記憶装置に記憶する際及び記憶装置から記憶内容を読
み出して調整を行う際、特定の運転者の場合には、その
操作を容易にしたドライビングポジション自動選定装置
を提供することを目的とする。
第1図は本考案の一実施例の基本構成を概念的に示した
ブロック図であって、10はフェンダ−ミラー等のミラ
ーであり、後述するセンサによってその上下回転角度と
、左右回転角度が検出される。
又20は運転者が着座するシートであって同様に後述す
るセンサによってそのリクライニング角度とシート前後
位置が検出される。
100は、例えばCPU(中央演算処理装置)を含むマ
イクロコンピュータ(以下マイコンと称する)であって
、前記フェンダ−ミラーからの上下回転角度検出信号f
a、左右回転角度検出信号f、及び前記シート20から
のリクライニング角度検出信号g8、前後位置検出信号
gbに応じて所定のプログラムによって演算及び記憶等
の動作を行う。
200はキーボードであって、実施例ではディスプレイ
機能をもつ表示部200Aとキーボードスイッチ群20
0Bから構成されており、このキーボードスイッチを所
定のキー操作に従って投入し、前記ミラー10とシート
20からのセンサ出力をマイコン100内のメモリに書
き込んだり読み出すと共に所定の演算を行って、その演
算結果に応じて前記ミラー10とシート20の後述する
位置制御用駆動回路に指令(X、Y)を与えて各運転者
に対応したミラー10とシート20の位置にすると共に
、現在のドライブ選定チャンネル等を前記表示部200
Aに表示する。
なおこのキーボード200の詳細は第2図に示すように
、表示部200Aは例えばセブンセグメントの表示管か
ら構成されており、上述した現在のドライブチャンネル
例えば1チヤンネルが図のように表示される。
キーボードスイッチ群200Bには囮〜図までの数字キ
ー(後述する選択スイッチのチャンネル設定はこのキー
の操作によって行う。
)、四則演算用のキーの他に、データクリヤキー回、後
述する記憶装置に各運転者に対応したシートとミラーの
位置を記憶させるための書き込みスイッチ用のキーq、
同様に後述する記憶装置から記憶内容を読み出して各運
転者に適したシートとミラーの位置にする際投入する駆
動指令用の読み出しスイッチ団があり、田、田は特定の
運転者の場合には相当するチャンネル選択操作と上記書
き込みスイッチ母もしくは駆動指令用の読み出しスイッ
チ族の操作を行なわずにこのキーを操作するだけで同等
の機能を代行できる特定選択スイッチがある。
上記キーボード200は第3図に示されるように、例え
ば車室内のコンソールボックスBなど運転者が操作しや
すい位置に配設すればよく、表示部200Aはキーボー
ド200とは分離して見やすい位置例えばインストルメ
ントパネルI等に配設してもよい。
又マイコン100はキーボード200の裏面とか、ある
いは他の電装部品等の影響の少ない場所であればその配
設場所は任意である。
第4図は第1図に示される本考案に係るドライビングポ
ジション自動選定装置のより詳しいブロック図である。
12.14は夫々前述したミラー10の内例えば右側の
フェンダミラーの上下回転角度及び左右回転角度を検出
するためのセンサであり、16゜18は夫々左側のフェ
ンダミラーの上下回転角度及び左右回転角度を検出する
ためのセンサである。
又22は前述したシート20の前後位置を検出するため
のセンサであり、24はリクライニング角度を検出する
ためのセンサである。
30は選択スイッチであって、予じめ各運転者に対応し
たシートとミラーの位置、角度、データを記憶できる後
述する複数の記憶ユニットのチャンネルの指定を前述し
たキーボード200の数字キーの操作によって行う。
32はこの選択スイッチ30の指令に対応したコード信
号を発生する記憶回路である。
40は駆動指令用の読み出しスイッチであり、後述する
記憶ユニットに読み出し指令を与えて、この読み出し出
力とシートとミラーのセンサ出力とにより後述する駆動
制御回路内に設けられた駆動モータを駆動するために設
けられている。
実施例ではこの駆動スイッチ40は前述したキーボード
200のキーMの投入操作によって行なわれる。
特定の運転者の場合には前述した選択スイッチ30の操
作を行なわなくてもこの駆動指令スイッチ40の投入に
より前記記憶回路32でこの特定の運転者に対応したチ
ャンネル例えば1チヤンネルのコード信号が出力される
50は書き込みスイッチであり、後述する記憶ユニット
に書き込み指令を与えて、各運転者に対応したシートと
ミラーの位置、角度のセンサ出力を記憶させる。
実施例ではこの書き込みスイッチ50は前述したキーボ
ード200のキー区の投入操作によって行われ、駆動指
令用の読み出しスイッチ40の場合と同様に特定の運転
者の場合には前述した選択スイッチ30の操作を行なわ
なくてもこの書き込みスイッチ50の単独操作で同等の
ことを実行させることができる。
52は後述する他の実施例で説明する特定選択スイッチ
であって、第2図ではI 、 I’に相当し、上述した
ように駆動指令用の読み出しスイッチ40及び書き込み
スイッチ50の操作に特定のチャンネルに対応した選択
スイッチの操作を兼用させる代りに、この特定選択スイ
ッチ52の操作だけで、特定のチャンネルに対応した選
択スイッチの操作と駆動指令用の読み出しスイッチ40
もしくは書き込みスイッチ50の操作を代行させたもの
である。
60はシートとミラーの位置情報を記憶する記憶ブロッ
クであって、実施例では5チャンネル即ち5人の運転者
に対応したシートとミラーの位置、角度情報を記憶する
記憶ユニット60(1)〜60(■から構成されている
70はコンパレータブロックであって、シートとミラー
のセンサ出力と前記各記憶ユニットからの出力とを比較
し、該比較出力に応じて後述する駆動モータを駆動する
コンパレータユニツ) 70(I)〜70〜(vI)か
ら構成されている。
コンパレータユニット70(I)のA1には右側のフェ
ンダミラーの回転角度を検出するセンサ12からの出力
が入力され、B1には記憶ユニット60(I)の読み出
し出力D1(I)が入力され、例えばA1>B1であれ
ば出力(C1,Dl)=(1、O)となりこのコード出
力に基づいて右側のフェンダミラーを左方向へ回転させ
る指令を発生する。
又A、〈B1であれば出力(C1,D、)=(0,0)
トナリコのコード出力に基づいて右側のフェンダミラー
を右方向へ回転させる指令を発生する。
そしテA1−81ニなれば出力(cl、Dl)−(o、
1)もしくは(1,1)となりこのコード出力に基づい
て左側のミラーの駆動回路に停止指令を与えるように構
成されている。
なお、センサ12以外の他のセンサ14,16,18,
22.24からの位置角度情報についても夫々同様に各
コンパレータユニツl−70(I)か“ら70(Vl)
において対応した比較出力が駆動回路に指令を与えるよ
うに構成されている。
又W、〜W、は選択スイッチ30に応じて得られる記憶
回路32の出力とメモリスイッチ50の出力とのAND
条件をとり前述した記憶ユニット60(I)〜60(V
)への書き込み指令を与えるANDゲートである。
又R1〜R6は駆動スイッチ40の出力と選択スイッチ
30に応じて得られる記憶回路32の出力とのAND条
件をとり前述した記憶ユニツI−60(1)〜60(■
の読み出し指令を与えるANDゲートである。
80は、位置角度制御用駆動回路であって、位置角度制
御回路82と駆動回路90から構成されている。
この位置角度制御回路82は前述したコンパレータユニ
ット70(I)〜70(Vl)の出力C1〜C6,D1
〜D6が入力される。
84はマニュアルスイッチであって、車室内のインスト
ルメントパネル等に装着されており、各運転者が自分に
最も適したシートとミラーの位置角度をこのマニュアル
スイッチ84を操作して行うために設けられている。
90は、位置、角度制御回路82及びマニュアルスイッ
チ84の出力により駆動される駆動回路である。
この駆動回路90の一例は第5図に示されており、ミラ
ーの回転を例にとれば、92は右回転用のスイッチ回路
であり、92aはその切替接点、92bはこの切替接点
92aをOFF位置X1からON位置X2へ切替えるた
めの励磁巻線である。
又94は左回転用のスイッチ回路であり、94aはその
切替接点、94bはこの切替接点94aをOFF位置¥
1からON位置Y2へ切替えるための励磁巻線である。
T、1.Tr2は夫々前記励磁巻線94a 、94bを
駆動するためのトランジスタであり、各トランジスタT
r1.Tr□のベースには抵抗R,、R2を介して前述
したコンパレータブロック70からのコード出力信号に
対応したアナログ量が入力されるように構成されている
例えば左回転指令であれば(C,D)=(LO)のコー
ド出力が、右回転指令であれば(C,D)=(0,0)
のコード出力が与えられ前記励磁巻線94b。
94aが励磁され駆動モータ96が夫々左回転、右回転
をする。
なお98はテスト用のモーメンタムスイッチの切替接点
でありZ、側に接続すれば左回転用のスイッチ回路94
の励磁巻線94bが励磁され、Z2側に接続すれば右回
転用のスイッチ回路92の励磁巻線92aが励磁される
なお上記実施例では第1図に示されるように、第4図に
示される2点鎖線部分100の記憶演算部はマイクロコ
ンピュータにすることもできる。
本考案の一実施例は上記のような構成をしており、次に
その動作の説明を行う。
まず運転者はシート20に着座して各ペダル、ステアリ
ングホイール、シフトレバ等が自分にとって最も適した
シート前後位置とリクライニング位置となるようにマニ
ュアルスイッチ84を操作する。
この操作を詳述すれば、第5図に示される駆動モータ9
6を例えばシート前後位置調整用モータであると見なし
、マニュアルスイッチ84の投入をモーメンタムスイッ
チ98の機能で代行させた場合には、例えばモーメンタ
ムスイッチ98を端子Z1に接続すると励磁巻線94b
が励磁され切替接点94aが端子Y2に切替り、駆動モ
ータ96が回転し例えばシート20を後方に動かす。
又モーメンタムスイッチ98を端子Z2に接続すると励
磁巻線92bが励磁され切替接点92aが端子X2に切
替り駆動モータ96が先はどとは逆方向に回転しシート
20を前方に動かす。
シート20のリクライニング角度についても第5図と同
様な回路を一組設けておき、同様な操作を行えば、運転
者にとって最も運転しやすいシートの前後位置とリクラ
イニング角度が決定される。
次に左右のフェンダミラー10を上記のように調整済の
シートに着座して同様なマニュアルスイッチ82の操作
を行なって運転者にとって最も運転しやすいフェンダミ
ラーの回転角度を決定する。
このように運転に最も適したシートとミラーの位置、角
度調整が終了したら、もし現在位置調整を行なった人が
運転頻度の高い特定の運転者である場合には単に第2図
に示すキーボード200に設けられたキーSに相当する
書き込みスイッチ50を投入すればよい。
前述したように特定の運転者に相当する例えば予じめ定
めた1チヤンネルの指定命令が、このメモリスイッチ5
0の単独操作により記憶回路32に与えられるので、記
憶回路32の出力がANDゲートW1の一方に、メモリ
スイッチ50の出力がANDゲートW1の他方に与えら
れるため、記憶ユニット60(I)へ書き込み指令が与
えられる。
この時各センサ12,14゜16.18,22,24の
出力が記憶ユニット60(I)のデータ人力Di(I)
に与えられているので前記書き込み指令に基づいて記憶
ユニット60(I)へシートとミラーの位置、角度情報
が書き込まれる。
特定の運転者以外の人が自分に適したシートとミラーの
適位置、角度情報を記憶ユニットに書き込むためには、
まず自分に対応したチャンネル例えば2チヤンネルをキ
、−ボード200の数字キーを操作し、選択スイッチ3
0を投入する。
この選択スイッチ30の投入により記憶回路32には2
チヤンネルの指定が記憶される。
従って、次にメモリスイッチ50を投入すれば、AND
ゲートW2ではAND条件が成立するため記憶ユニット
60(n)へ書き込み指令が与えられ、対応したシート
とミラーの位置、角度情報が書き込まれることになる。
このようにして、他の3人についても最も適したシート
とミラーの位置情報を各記憶ユニット60(IID〜6
0(■に夫々同様な操作により書き込んでおく。
このように5人の運転者のシートとミラーの位置情報を
記憶ブロック60に記憶したあとでは、例えば予じめ定
めた1チヤンネルに相当した特定の運転者以外の運転者
が運転したあとでは、この特定の運転者にとって適した
シートとミラーの位置、角度からずれている。
そこで再び1チヤンネルに相当した特定の運転者が運転
する場合には、単に第2図に示すキーボ−ド200に設
けられたキー団を操作し、駆動指令用の読み出しスイッ
チ40を投入すればよい。
メモリスイッチ50の場合と同様に特定の運転者に相当
する例えば1チヤンネルの指定命令が、この駆動指令用
の読み出しスイッチ40の単独操作により記憶回路32
に与えられるので、記憶回路32の出力がANDゲート
R1の一方に、駆動指令スイッチ40の出力がANDゲ
ートR1の他方に与えられるため、記憶ユニツl−60
(I)へ読み出し指令が与えられる。
従って1チヤンネルに相当した運転者の最も適したシー
トとミラーの位置情報が各コンパレータ70(I)〜7
0(Vl)の入力B1〜B6に与えられる。
この時各センサ12,14゜16.1B、22,24の
出力が各コンパレータユニット70(I)〜70(VD
)入力A、〜A6に与えられているので、これらの入力
に基づいて各コンパレータユニツ) 70(I)〜70
(VDは比較出力を発生する。
例えば右側のフェンダミラーの回転角度制御に関スるコ
ンパレータユニツl−70(I)では前述したように例
えばA、>B1であれば出力(C1,D、)(1、O)
トなりこのコード出力に基づいて右側のミラーを左方向
に回転させる指令を発生する。
又A1<B1であれば出力(C1,Dl)=(0、O)
となりこのコード出力に基づいて右側のフェンダミラー
を右方向へ回転させる指令を発生する。
こうしたコード出力が位置制御回路82に与えられると
対応したアナログ量に変換されて第5図に示される駆動
回路90の各トランジスタTr1.T、2のベースに電
流が流れる。
例えば(C1,Dl)=(i、o)のコード出力に対応
したアナログ出力であればトランジスタT、1が導通し
て励磁巻線94bが励磁され切替接点94aが¥2側に
接続され駆動モータ96が駆動され右側のフェンダミラ
ーを左方向に回転させる。
又(C1,Dl)=(0,0)のコード出力に対応した
アナログ出力であればトランジスタTr□が導通して励
磁巻線92bが励磁され切替接点92aがX1側に接続
され駆動モータ96が逆方向に回転し右側のフェンダミ
ラーを右側に回転させる。
そして、コンパレータユニット70(I)においてA1
=B、となれば(C1,Dl)=(0,1)もしくは(
1,1)となりこのコード出力を位置制御回路80で所
定のアナログ量に変換して各トランジスタTrl l
Tr2へのベースバイアスをなくすようにする。
従ってトランジスタTr1.Tr2は非導通となり駆動
モータ96は回転を停止し、右側のフェンダミラーの回
転角度の調整が完了したことになる。
残りの右側のフェンダミラーの傾度位置、左側のフェン
ダミラーの回転角度、シートの前後位置及びリクライニ
ング角度の調整もまったく同様に各コンパレータユニッ
ト70(n)〜70(Vl)の出力に基づき行われる。
上記は特定の運転者の場合であったが、特定の運転者以
外の人力相分に適したシートとミラーの適位置、角度情
報を記憶ユニットから読み出すためには、まず自分に対
応したチャンネル例えば2チヤンネルをキーボード20
0の数字キーを操作して選択スイッチ30を投入する。
この選択スイッチ30の投入により記憶回路32には2
チヤンネルの指定が記憶される。
従って、次に駆動指令用の読み出しスイッチ40を投入
すれば、ANDゲートR2ではAND条件が成立するた
め記憶ユニット60(II)へ読み出し指令が与えられ
対応したシートとミラーの位置情報がコンパレータユニ
ット70(I)〜70(lの入力B1〜B6に与えられ
、各センサ12,14,16,18,22,24からの
出力が入力A、〜A6に与えられこれらの比較出力によ
り、同様に位置制御用駆動回路80を制御して調整を行
うことができる。
本考案の一実施例では、上記のように複数の運転者に対
応したシートとミラーの位置角度情報を記憶演算部10
0内に設けられた複数の記憶ユニット60(I)〜60
(■に記憶する際及び該記憶ユニット60(I)〜60
(■から記憶内容を読み出す際に夫々投入される書き込
みスイッチ50、駆動指令用の読み出しスイッチ40の
投入操作に特定の運転者に対応したチャンネル例えば1
チヤンネルの選択スイッチ30の投入操作を兼用させた
ので、特定の運転者については、単に書き込みスイッチ
50に対応したキーボード200のキー■、もしくは駆
動指令用の読み出しスイッチ40に対応したキーボード
200のキーぶを操作するだけでよく、キー操作が極め
て簡単化される。
次に本発明の他の実施例について説明する。
上述した実施例では駆動指令用の読み出しスイッチ40
及び書き込みスイッチ50の操作に特定のチヤンネルに
対応した選択スイッチ30の操作を兼用させている。
そのため、特定のチャンネルに相当しない運転者がキー
ボード200のキー操作を行なう場合には、必ず選択ス
イッチ30の操作を先に行なってから駆動指令用の読み
出しスイッチ40又は書き込みスイッチの操作を行なわ
なければならない。
従って、第4図に示すように、別に特定のチャンネルの
書き込み、読み出しをする特定選択スイッチ52を設け
、この投入動作はキー■L田を第2図に示されるキーボ
ード200に設けて、この特定選択スイッチ52の操作
だけで、特定のチャンネル、例えば1チヤンネルに対応
した選択スイッチの操作と駆動指令用の読み出しスイッ
チ40もしくは書き込みスイッチ50の操作を代行させ
る。
このようにすれば、特定のチャンネルに相当しない運転
者は選択スイッチ30の操作と1駆動指令用の読み出し
スイッチ40もしくは書き込みスイッチ50の操作順番
を自由にすることが出来、特定のチャンネルに相当する
運転者はこの特定選択スイッチ52を投入するだけで、
その出力が記憶回路32及び書き込みゲートW1〜W、
もしくは読み出しゲートR1〜R3に与えられるので、
ANDゲートW1〜W、もしくはR1−R5ではその指
定されたチャンネルに和尚するANDゲートにおいてA
ND条件が取立するので、記憶ユニット60(I)〜6
0(■への記憶もしくは記憶ユニット60(I)〜60
(■からの記憶内容の読みだしを行えるので、前述した
動作によりシートとミラーの適位置、角度調整が行える
以上の実施例においては、ミラーはフェンダ−ミラーに
ついて述べたが勿論これに限定されることなく、サイド
ミラー バックミラー等も同様に制御することが出来る
以上述べてきたように本考案に係るドライブ自動選定装
置は、複数の運転者に対応したシートとミラーの位置、
角度情報を記憶演算部に記憶させて自動的に各運転者に
対応したシートとミラーの適位置角度に制御を行うもの
において、複数の運転者に対応したシートとミラーの位
置情報を記憶演算内部の記憶ユニットに記憶する操作を
、特定の運転者の場合には簡潔にしたので、その車を運
転する機会の多い人に対し、キー操作が容易となり、実
用上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドライビングポジション自動選定
装置の一実施例を概念的に示したブロック図であり、第
2図は第1図に示されるキーボードの詳細を示す平面図
であり、第3図は第2図に示されるキーボードの車への
装備例を示す斜視図であり、第4図は第1図に示される
ブロック図のより具体的なブロック構成図であり、第5
図は第4図に示される駆動回路の詳細を示す回路図であ
る。 10・・・・・・ミラー、12,14.16,1B・・
・・・・ミラーの位置、角度情報を検出するセンサ、2
0・・・・・・シート、22,24・・・・・・シート
の位置、角度情報を検出するセンサ、30・・・・・・
選択スイッチ、40・・・・・・1駆動指令用の読み出
しスイッチ、50・・・・・・書き込みスイッチ、52
・・・・・・特定選択スイッチ、60・・・・・・記憶
ブロック、60m〜60(V)・・・・・・記憶ユニッ
ト、70・・・・・・コンパレータブロック、70(I
)〜70(Vl)・・・・・・コンパレータユニット、
80・・・・・・位置制御用駆動回路、82・・・・・
・制御回路、846.。 ・・・マニュアルスイッチ、90・・・・・・駆動スイ
ッチ、92.94・・・・・・切替回路、96・・・・
・・位置、角度制御用駆動モータ。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)シートとミラーの位置、角度を変える駆動部と、
    該駆動部をマニアルスイッチの操作により駆動させて、
    運転者に適するようにしたシートとミラーの位置、角度
    を、各運転者に対応した選択スイッチと書き込みスイッ
    チを操作して、複数の運転者について記憶部に書き込み
    、前記複数の運転者のいづれかの運転者が運転する際に
    、該運転者の予じめ記憶したシートとミラーの位置、角
    度を、前記選択スイッチと読み出しスイッチを操作して
    、前記記憶部から読み出して前記駆動装置を作動させる
    手段と、前記複数の運転者のうち特定の運転者について
    は、前記シートとミラーの位置、角度の記憶部への書き
    込みまたは読み出しを1回の操作で行なう特定選択スイ
    ッチとを有することを特徴とするドライビングポジショ
    ン自動選定装置。
  2. (2)前記特定選択スイッチは、前記書き込みスイッチ
    と前記読み出しスイッチに該特定選択スイッチの機能を
    持たせることを特徴とする実用新案登録請求範囲第1項
    記載のドライビングポジション自動選定装置。
  3. (3)前記手段は、マイクロコンピュータを用いること
    を特徴とする実用新案登録請求範囲第1項記載のドライ
    ビングポジション自動選定装置。
JP1978013603U 1978-02-06 1978-02-06 ドライビングポジシヨン自動選定装置 Expired JPS5843469Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59116227U (ja) * 1983-01-28 1984-08-06 株式会社日立製作所 自動車の運転者順応装置
JP2672526B2 (ja) * 1987-10-15 1997-11-05 白木金属工業株式会社 コンピュータ・シート装置

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JPS54119135U (ja) 1979-08-21

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