JPS5843393Y2 - 電線断線落下防止装置 - Google Patents

電線断線落下防止装置

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Publication number
JPS5843393Y2
JPS5843393Y2 JP11091878U JP11091878U JPS5843393Y2 JP S5843393 Y2 JPS5843393 Y2 JP S5843393Y2 JP 11091878 U JP11091878 U JP 11091878U JP 11091878 U JP11091878 U JP 11091878U JP S5843393 Y2 JPS5843393 Y2 JP S5843393Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
electric wire
insulating rod
prevention device
bodies
Prior art date
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Expired
Application number
JP11091878U
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English (en)
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JPS5526896U (ja
Inventor
康男 岩永
秀久 清水
Original Assignee
東京電力株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東京電力株式会社 filed Critical 東京電力株式会社
Priority to JP11091878U priority Critical patent/JPS5843393Y2/ja
Publication of JPS5526896U publication Critical patent/JPS5526896U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電線(架空配電線)の断線落下防止装置に関し
、更に詳しくは本出願人が先に提案した特願昭48−9
657号(特開昭49−97297号)に記載の断線落
下防止装置の改良装置に関するものである。
上記特願昭48−9657号に記載の断線落下防止装置
は、第1図に示す如く、電線Cのピン碍子Gへの緊縛部
Bを跨いで全長2m程度の絶縁棒Aを添設し、この絶縁
棒Aの両端にそれぞれ電線引留用長螺旋体D 1 #
D 2を連結して該長螺旋体DI、D2を電線Cに巻装
したもので、電線Cがピン碍子G近傍に於て落雷等によ
り断線した場合に、この絶縁棒Aと長螺旋体D1.D2
とによって、断線した電線Cの落下或は隣接電線との混
触等を防止しようとするものである。
しかしながら、上記装置に於ては、断線した電線端末部
が長螺線体の回りを旋回しつつねじれ抜け、ついには落
下する欠点があった。
即ち、今仮に第1図に示すX点に於て電線Cが断線した
とすれば、この時の強大な電線引張力によって断線側の
長螺旋体D1が引伸ばされるが、この引伸ばされる率は
第2図に示す如く、長螺旋体D10巻始め部R1,R,
に於て最大となり、この巻始め部R,,R1が近似直線
状に変形して電線把持作用を失なうため、断線した電線
端末部01が第2〜3図に示す如く巻始め部R1s R
1より外れ出し、それ以後は電線張力によって長螺旋体
D1が巻終り端部R2s R2に向って徐々に引伸ばさ
れてゆくにつれて、電線端末部C1が長螺旋体D1の回
りを旋回しつつねじれ抜けてゆき、ついには落下するに
至るのである。
本考案は上記欠点を解決するものであって、第4〜第7
図に図示の如く、ピン碍子Gに緊縛部Bによって緊縛さ
れた電線Cの断線による落下防止装置であって、上記緊
縛部Bを跨越して絶縁棒1を添設して、この絶縁棒1と
はソ平行な旋回阻止用係合壁2を立設した一対の連結体
3,3を上記絶縁棒1の両端に夫々連結し、更にこれら
連結体3.3に電線引留用長螺旋体4,4を夫々取付け
夫々の長螺旋体4,4を前記電線Cの周体に巻装すると
共に上記長螺旋体4,4間の電線Cを上記連結体3,3
上に添設して成り、これにより上記電線Cが断線した際
にその端末部C1が上記長螺旋体4,4から旋回脱落す
るのを上記電線Cと前記係合壁2,2との係合により防
止するようにした電線断線防止装置を提供するものであ
る。
本考案に用いる絶縁棒1は、例えばガラス繊維ロービン
グで強化されたポリエステルの如き熱硬化性グラスチッ
クよりなるもので、望1しくはおよそ2m前後の全長を
有し且つ表面が軟質プラスチック11で被覆されたもの
である。
この絶縁棒1の両端に設ける連結体3は、同じく強化プ
ラスチック等の絶縁物よりなるもので、第5図又は第6
図に例示の如く旋回阻止用係合壁2と電線引留用長螺旋
体4の挿通孔5又は埋込穴51とを備えている。
第5図に示す旋回阻止用係合壁2は、絶縁棒1とほぼ平
行して立設した一対の対向壁21.21から構成された
もので、この対向壁21.21の間に電線Cが係合され
るようになっている。
而して、対向壁21,21の間隔は、電線Cの外径に等
しいが又はそれより大きく設定するのが好1しho一方
第6図に示す旋回阻止用係合壁2は、断線した電線端末
部C1が旋回しようとする側に立設した単一のL字状壁
22かも構成されるもので、電線Cの片側がこのL字状
壁22によって抱持される如き状態で係合されるように
なっている かかる連結体3は前記絶縁棒1と同時に一体成形しても
よく、弁別体成形したのち相互に固着するようにしても
よいが、別体形成の場合は絶縁棒1を特公昭51−26
465号開示の如き被覆プリプレグの加熱硬化体で形成
し、連結体3は圧縮成形するのがよい。
この際、連結体3の圧縮成形時に絶縁棒1の端部な圧縮
型内に挿入しておくと、連結体3形成と同時に連結体3
と絶縁棒1とを強固に固着することができる。
連結体3に取付ける電線引留用長螺旋体4は、例えば強
化プラスチック線の如き強靭な弾性線よりなり、電線C
の外径より僅かに小さい螺旋内径と比較的長い螺旋ピッ
チとを有するものであって、第4図及び第5図に示す如
き単一の長螺旋体4を中央部で2つ折状に折曲して連結
体3の挿通孔5に挿通するようにしたもの、或は第6図
に一部示す如き複数本の螺線体素子41を連結体3の埋
込穴51に埋込固着するようにしたものなどが、いずれ
も好適に採択できる。
本考案装置は以上の如き構成を以ってなシ、第7図に示
す如く、上記緊縛部Bを跨越して絶縁棒1を添設して、
この絶縁棒1とはソ平行な旋回阻止用係合壁2を立設し
た一対の連結体3,3を上記絶縁棒1の両端に夫々連結
し、更にこれら連結体3,3に電線引留用長螺旋体4,
4を夫々取付は夫々の長螺旋体4,4を前記電線Cの周
体に巻装すると共に上記長螺旋体4,4間の電線Cを上
記連結体3,3上に添設するものであって・この状態に
於てピン碍子G近傍個所にて電線Cが断線し長螺旋体4
が電線引張力によって引伸ばされたとしても、断線した
電線端末部C1は連結体3の旋回阻止用保合壁2によっ
て係合され拘束されてその旋回が阻止されるため、前述
の如き長螺旋体40回りを旋回しつつねじれ抜けて落下
する欠点を完全に解消できるのである。
以上、実施例図に基づいて本考案装置を詳述したが、本
考案装置はこれらの実施例のみに限定されるものではな
く、本実用新案登録請求の範囲を逸脱しない限度内に於
て種々の変更態様を許容しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の電線断線落下防止装置の断線前の側面図
、第2図は同装置の断線値後の部分拡大側面図、第3図
は第2図Y−Y線断面図、第4図は本考案電線断線落下
防止装置の一実施例を示す側面図、第5図は連結体の一
例を示す拡大斜視図、第6図は連結体の他の例を示す拡
大斜視図、第7図は本考案装置の使用状態を示す平面図
である。 図面の簡単な説明、1・・・・・・絶縁棒、11・・・
・・・軟質グラスチック、2・・・・・・旋回阻止用係
合壁、21・・・・・・対向壁、22・・・・・・L字
状壁、3・・曲連結体、4・・・・・・電線引留用長螺
線体、41・・・・・・螺線体素子、5・・・・・・挿
通孔、51・・・・・−埋込穴、A・・・・・・絶縁棒
、B・・・・・・緊縛部、C・・・・・・電線、C3・
・・・・・電線端末部、D 1 y D 2・・・・・
・電線引留用長螺旋体、G・・・・・・ビン碍子、R+
・・・・・・巻始め部、R2・・・・・・巻終り端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピン碍子Gに緊縛部Bによって緊縛された電線Cの断線
    による落下防止装置であって、上記緊縛部Bを跨越して
    絶縁棒1を添設して、この絶縁棒1とはマ平行な旋回阻
    止用係合壁2を立設した一対の連結体3,3を上記絶縁
    棒1の両端に夫々連結し、更にこれら連結体3,3に電
    線引留用長螺旋体4,4を夫々取付は夫々の長螺旋体4
    ,4を前記電線Cの周体に巻装すると共に上記長螺旋体
    4゜4間の電線Cを上記連結体3,3上に添設して成り
    、これにより上記電線Cが断線した際にその端末部C1
    が上記長螺旋体4,4から旋回脱落するのを上記電線C
    と前記係合壁2,2との係合により防止するようにした
    電線断線防止装置。
JP11091878U 1978-08-10 1978-08-10 電線断線落下防止装置 Expired JPS5843393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11091878U JPS5843393Y2 (ja) 1978-08-10 1978-08-10 電線断線落下防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5526896U JPS5526896U (ja) 1980-02-21
JPS5843393Y2 true JPS5843393Y2 (ja) 1983-10-01

Family

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