JPS5843370A - 自動製氷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一定寸法の角氷を連続的に製造する自動製氷機
に関するものである。

従来の製氷小室を有する自動製氷機においては。

下向きに開口する多数の製氷小室を有する製氷室を水平
に配置し、その下側面に製氷室へ製氷用水を噴水供給す
る水皿を設け、製氷完了時に機械力により水によシ密着
している製氷室から水皿を引離し、除氷工程に移ってい
た。

しかしながら、この開閉運動は、水皿が製氷室に氷着し
ているのを機械的に強引に引離すため、水皿及び作用点
に無理な力が加わっていた。

そこで本発明は水皿の引離しに加熱装置を用いたもので
あり、以下図面によりその一実施例について説明する。

図において、１は一方向（図では下向き）に開口した製
氷室を示し、この製氷室１は角形に構成した多数の製氷
小室２を備え、上部外壁部３の外面には、製氷水循環系
４の蒸発器５を配設して製氷室１・の冷却を行なう。

また、上記製氷室１は水平に配置された天板６に対し、
傾斜してスペーサー７を介してネジ８で　　　　−固定
されている。一方、製氷室１の開口部は水皿９で閉成さ
れ、この水皿９の下側面部に給水管部１ｏと排水管部１
１を形成し、溝部１２側の排水管部１１の一端は溝部１
°２へ開口されている。そして、水皿９の各製氷小室２
の中心部に相当する個所には前記給水管部１０と連通ず
る噴水孔１３を設け、さらに水皿９には前記噴水孔１３
に近接して排水管部１１と連通ずる排水孔１４を設ける
。

また、前記溝部１２の開放端の下部に製氷水タンク１６
を設け、製氷水タンク１６内へポンプ装置１６を配置し
、ポンプ吐出口１７と給水管部１゜とを循環管１８で連
通ずる。ここで、水皿９の詳細を第６図に示したが、製
氷室１の下側面と接触する側の面に加熱装置を設けてい
る。すなわち、水皿９の上面は、発熱体３６を有する金
属等の熱良導性材料からなる７′′板部３６と、樹脂等
の非熱良導性材料よりなる硬面部３７とで構成し、製氷
％　７　（！：　ＰＩ　、Ｋ　５＠　＊＃−ｍ”！？　
ｋ　Ｂ　＃　ｉｓ　＃　＆−＊　ＲＩＳ。６や暖め噴水
孔１３の氷を溶融しさらに表面部３７の温度を上げ製氷
室１と水皿９の引離しを容易にする。

なお、水皿９は、水皿支持板１９と軸２０で回動自在に
固定されており、水皿支持板１９は摺動棒２１と摺動可
能に嵌合されており、摺動棒２１は天板６に固定されて
いる支持金具２２により固定されている。また、水皿支
持板１９と支持金具２２はバネ２３により引き合わされ
ている。さらに、水皿９はその端部にレバー３２を設け
ており、このレバーには信号により駆動する回転式の駆
動源２４と７レキシプ・ルに構成された連結板２６が連
結されている。

なお、製氷水循環系４は圧縮機２６で冷媒を圧縮し、次
いで冷媒を凝縮器２７で液化した後、膨張弁２８へ液化
冷媒を移送し、蒸発器５で蒸発させ、製氷室１の冷却を
行なう。゛また圧縮機２６の出口部と蒸発器６の入口部
とをホットガス弁２９ｔ＊Ｌ′−ｃ＊＊ｇニア°′”′
！′１°゛”””′°”結完了後前記永？トガス弁２９
を開放し蒸発器６にホットガスを導入し、製氷室１の加
熱を行なって除氷操作を行なう。そして上記各部は第１
図に示すように本体Ａ内に収納されているものである。

次に−Ｆ記の様な構成からなる自動製氷機における水皿
９の開閉運動を中心とする動作について説明する。

まず給水弁３１が開放され、製氷水タンク１６ヘ一定量
の水が供給されポンプ装置１６により給水管部１０を介
して噴水孔１３より製氷小室２へ製氷水を供給する。こ
の時、水皿９は）（ネ２３により引張られ、製氷室１の
下側面へ密着している（第４図Ａ位置）。そして、噴水
孔１３より製氷小室２へ供給された水は一部は製氷小室
２内で氷を成長させ、残留冷却水は、排水孔１４及び排
水管部１１．溝部１２を通して製氷水タンク１６に回収
され、上記循環を繰り返し、製氷小室２内が氷で満たさ
れるまで行なう。各製氷小室２内が総て氷で満たされる
と、制御回路により、ポンプ装置１６が停止し同時に発
熱＃！３６に通電される。

そして駆動源２４に電源が入り連結板２６を介して水皿
９が駆動源２４側へ引き寄せられある位置で停止する（
第４図Ａ′位置）。その結果、製氷室１の下側面と水皿
９の間は隙間が生じる。また、駆動源２４に電源が入る
のと同時に、ホットガス弁２９が開放され製氷室１が加
熱され除氷が行なわれる。除氷完了後、駆動源２４は水
皿９を引き寄せる力を緩める様信号を加えるため、水皿
９はバネ２３の力により元の状態（製氷室１の下側面と
密着状態）へもどり、ホットガス弁２９を閉じ製氷工程
へ復帰する。

上記の水皿９の開閉動作において、駆動源２４の必要と
する力は、バネ２３の反発力と、水皿支持板１９と摺動
棒２１の嵌合部の摺動抵抗だけであり、従来一般に行な
われている開閉機構に比較し、水皿９の重量、製氷水タ
ンク１６の重量、製氷水の重量及びポンプ装置１６．０
重量分が軽減されている。その結果、水皿９の開閉動作
に用いる駆動源２４が従来方式のものに比叙し、小型で
安価なもので構成することが可能となった。

上記実施例からあきらかなように本発明は製氷室から水
皿を引離すにあたり加熱装置により氷を溶融しているた
め、水皿の引離し力が軽減され、無理な力が加わらずス
ムーズに水皿を製氷室から移動させることができるもの
で、信頼性を向上させることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部断面図、第２図は
同説明用の概略構成を示す断面図、第３図は製氷小室、
水皿部の要部断面斜視図、第４図は水皿動作説明用の側
面図、第５図は水皿の要部拡大断面図である。 １・・・・・・製氷室、２・・・・・・製氷小室、４・
・・・・・製氷水循環系、６・・・・・・蒸発器、９・
・・・・・水皿、１５・・・・・・製氷水タンク、１６
・・・・・・ポンプ装置、２４・・・・・・駆動源、３
６・・・・・・発熱体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名、、
、ｌ゛・・１□１・壽 第１図 ２７′２θ 第２図 第　４　図 嬉５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）一方向に開口する多数の製氷小室を有する製氷室
   と、前記製氷室に給水する所定量の製氷水を貯留する製
   氷水タンクと、タンク内の製氷水をポンプ装置を介して
   製氷室に噴水供給して製氷水タンクへ循環させる製氷水
   循環系と、製氷室の下側面に配設され除氷に際して開放
   する水皿とを備えるとともに、前記水皿には加熱装置を
   設けた自動製氷機。
2. （２）水皿は熱良導性材料を使用し起特許請求の範囲第
   １項記載の自−製氷機。
3. （３）水皿の製氷室の下側面と接触する面に非熱良導性
   材料を設けた特許請求の範囲第１項記載の自動製氷機。 ゛