JPS5843125A - 異状発熱検知機能を有する電路の接続部 - Google Patents

異状発熱検知機能を有する電路の接続部

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JPS5843125A
JPS5843125A JP56139528A JP13952881A JPS5843125A JP S5843125 A JPS5843125 A JP S5843125A JP 56139528 A JP56139528 A JP 56139528A JP 13952881 A JP13952881 A JP 13952881A JP S5843125 A JPS5843125 A JP S5843125A
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JP
Japan
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metal member
temperature
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electric circuit
metal
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JP56139528A
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JPS6324309B2 (ja
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宮沢 定雄
増岡 信雄
金子 康夫
斎藤 他吉
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、比較的大容門の心力を送電する母線、幹線に
使用される電線、裸導体あるいはバスダクトなどの電路
における接続部に関するもので、特に形状記憶効果を有
する淑属を利用してジュール熱による異状発熱を検知で
きるようにした接続部に関する。
電線、裸導体あるいはバスダクトなどにおいてボルトな
どの締め付は力を利用して眠気的な接続を行なわしめた
接続部では、当該ボルトの締め付は不足や緩みが原因で
接触抵抗が大きくなってジュール熱を生じさせており、
このジュール熱は導体間の電気的導通に有害であること
はいうまでもない。
従来こうした有害な熱発生に対しては、かかる発生熱を
−早く検知し、そして焼損や停電事故を未然に防止する
為に、一定温度に達すると変色し、この変色によし異状
発熱状態を監視者に知らせる示温性材料を用いたものが
ある。かかる示温性材料は塗料にして塗布したり、ラベ
ルにして貼付するなどの簡単な手段で接続部へ設けるこ
とができる為、従来から広く使用されてきた。
しかしながら示温性材料は、熱化学反応で変色するもの
である為、長い使用の間には所定の温度に達しても変色
しなかったり、逆に所定温度に達しないでも変色すると
いうように示温性を変質させており、また屋外で布設さ
れた電路に対して設けた場合には、紫外線等の影響で劣
化することが多く、所期の目的を達成できないばかりか
いたずらに心配をかける問題があった。
本発明は、形状記憶効果を有する金属の変態温 □度に
おいての形状復帰つまり原形に戻ることを利用して異状
発熱状態を監視者に目視させるよう構成し、もって上述
する問題を解決した異常発熱検知機能を有する電路の接
続部を提供せしめんとす(るにある。
上記の形状記憶効果を有する金属とは、熱弾性マルテン
サイト相変態をすることと、との相変態の高温側の相は
規則格子であることの共通した性質を持っており、かか
る変態温度より低い温度で変形しておいた金属が、前記
変態温度以上に加熱されると、変形さ′れた状態から変
形前の原形に形り 状復帰する現象を有したものである。
、(1 この形状記憶効果を有する金属は、例えばTi−、、J
ll”、’、’ Ni合金、A u −Od合蚕、、Cu−Zn −A1
合金が知られている。これらは合金組成を変えることに
よって前記変態温度を種々の値に設定できることも知ら
れている。従ってかかる変態を、電気的接続に発生する
有害な熱による温度と近似の値に設定しであるものを選
べば、当該異状発熱によって形状復帰させることができ
るのである。
本発明はこのような形状記憶効果を有す合金属。
を利用したもので、その要旨とするところは、ボルト締
めなどにより接続された電気導体の近傍若しくはこれを
覆う°ケースに、形状記憶効果を有する金属部材の1端
側を固着するとともに、同金属部材の他端側に危険標示
を当該金属部材の変形によって監視側から″見えない、
ように施してなり、前記金属部材の変態温度における形
状復帰により前記危険標示が監視側に露出するように構
成してなることを特徴とする異状発熱検知機能を有する
電路の接続部にある。
以下実施例図面により説明する。
:1□′ 第1図及び第2図は平板状導体1,1′の接続部を示す
もので、通常”l’ifBものは、高所に配設されるの
で、監視は下側↓り上方を見ることで行なわれる。
しかして導体1.1′の端部を重ね合せ、この重ね合せ
部にポル)2,2,2.2を貫通し、ナツト3、3,3
.5で締め付けて接続したものにおいて、一方の導体1
の重ね合せ部上に、棒状に作られた形状記憶効果を有す
る金属部材4の一端を押え金具5などで固着し、そして
この金属部材4の他端に表示板6を取付けてなるもので
ある。
かかる表示板6には金属部材4を変形させない状態で下
面に赤色表示を施し、かつ上面に青色表示を施し、そし
て第1図に示す、ように金属部材4を180°捻って表
示板6の赤色表示7を上側に向けて布設しておくもので
ある。
第2図は異状発熱状態を図示したもので、重ね合せ部に
発生したジュール熱によって加熱され続ける金属部材4
は今まで180°捻転状態(第1図)であったのが変態
温度より高い温度で加熱さオlることて原形に戻ろうと
して180”逆回転する形状復帰をし、これに伴って表
示板6は反転されることから今まで監視側(下側)に表
示していた正常を意味する青色表示8が上側にかつ危険
を意味する赤色表示7が下側つまり監視側に露出し、も
って異状発熱状態を藍視者に告知させている。
第3図及び第4図は、上記したような平板状導体の複数
11,11,11を金属製のケース12内に収納配設し
たバスダクトを示すもので、この場合監視は前記同様バ
スダクトの下側より上方を見ることで行なわれる。しか
して導体11.’11.。
11のボルト締め接続部を積いケース12を継接してい
る接続カバー13の上面には、平板状に作られた形状記
憶効果を有する金属部材14の一端を押え金具15で固
着しており、同金楓部材14の他端側を第6図に示すよ
うにカバー13の側方より突出しないよう180°内側
に屈曲変形させ、そして屈曲された開放部側の上面に危
険を意味する赤色表示16を施して布設しておくもので
ある。
第4図は導体11.1j、11の接続部で異状発熱を起
こしている状況を図示したもので、輻射熱によって加熱
されたカバー16は金属部材14をも加熱し、そして変
態温度以上に加熱された金属部材14は、今まで180
°屈曲変形されていたものが、原形に戻ろうとして18
0°逆反転して形状復帰し、これに伴って金属部材14
の先端はカバー13の側方へ伸長突出すると之もに、赤
色表示16が下側に露出し、もって異状発熱状態を監視
者に告知させている。
以上説明して明らかなように、本発明における電路の接
続部は、危険標示を行なうのに、金属組織の状態変化つ
まり変態温度に3荷る原形への形状復帰をなさしめる形
状記憶効果を持った金属を利用して行なわれてい・るの
で、経時的に特性の変化を生ずることがなく、長期の使
用に際して異状発熱を生じても極めて正確に作動して危
険を確実に表示し、もって事故を未然に防ぐことができ
ることとなったものである。
本発明に先立って、危険標示の熱応動素子として、熱膨
張の異なる金属を貼り合わせたいわゆるバイメタルの使
用を検討したが、当該バイメタル・・1、′ □ は変形量が温度変化に比重し、て起こり、従って危険表
示があいまいとなりす□°″1正確な危険標示を期し難
いものであった。これに対し、本発明は所定の温度に達
すると急激に形状変化を起こす形状記憶効果を有する金
属を利用した為、正常温度状態と異状発熱温度状態とを
明確に区別して表示できるのであり、また当該金属は微
妙な調整の必要がなく大量に生産できることから、安価
な温度検知機構として付与できるもので、この種電路の
接続部としで信頼性の高いものを提供するのである。
尚、本発明において、使用される形状記憶効果を有する
金属部材は、変形したものを変態温度以上に加熱するこ
とによって元の形状に復帰はするが、それ以上の形状変
化は起こらない一方向性のものと、変態温度を境に変形
と形状復帰を繰り返す二方向性のものがあるが、そのど
ちらも使用できる。
ま゛た金属部材に施す危険標示は、上述のような着色に
よる以外に文字の表示例えば「正常」、「安全」、「危
険」、「注意」の如き手段を採用してもよい。
さら顛、異状発熱に備えてかかる危険標示を監視側から
見えないように加えられる金属部材への変形は、上述の
捻転、屈曲の他に引張り、圧縮などの手段も充分応用で
き、またこれら単独の変形手段を複数組み合せてもよい
さらにまた本発明の対象となる電路は、上述の実施例以
外の例えば電線であればその電線の端末や中間接続部を
ジヨイントボックス内に収容したものに対しても応用実
施できるものであり、まfc#続部白部自身ルトの締め
付けの他にクリップの弾性力を利用した電気的接続など
、接触抵抗の増大に伴いジュール熱を廃生じやすいもの
に対しても適用でき得る。
【図面の簡単な説明】
第、1図及び第2図は、本発明における電路の接続部の
一実施例にして、第1図は異状発熱1発生前の接続部を
示す斜視図、第2図は異状発熱を生じている状況での接
続部を示す斜視図である。 第3図及び第4図は、本発明における電路の接続部の他
の実施例にして、第3図は異状発熱発生前の接続部を示
す斜視図、第4図は異状発熱を生じている状況での接続
部を示す斜視図である。 1.1’、11:平板状の導体、 4.14:形状記憶効果を有する金属部材、7.16:
危険標示、12:ケース、 13:ケースの接続カバー。 flll I′ 3fl γz’liJ 一 才 4 詔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 ボルト締めなどにより接続さ第1た心気導体の近
    傍若しくはこれを覆うケースに、形状記憶効果を有する
    尉属部材の一端側を固着するとともに、同金属部材の他
    端側に危険標示を当該&Wa、部材の変形によって監視
    側から見えないように施してなり、前記金属部材の変態
    温度における形状復帰により前記危険標示が監視側に露
    出するように構成してなることを特徴とする異状発熱検
    知機能を有する電路の接続部。
JP56139528A 1981-09-04 1981-09-04 異状発熱検知機能を有する電路の接続部 Granted JPS5843125A (ja)

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JPS6324309B2 JPS6324309B2 (ja) 1988-05-20

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