JPS58428A

JPS58428A - 座席構造

Info

Publication number: JPS58428A
Application number: JP56096169A
Authority: JP
Inventors: Masaaki Obata; 正明小畑
Original assignee: Ikeda Bussan Co Ltd
Current assignee: Ikeda Corp
Priority date: 1981-06-22
Filing date: 1981-06-22
Publication date: 1983-01-05
Also published as: JPS6030209B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、利用者の好みによシ座席またはベッドとして
使用しうる座席構造に関する。

例えば、病院の付き添い看護人用の座席において、昼間
は通常の座席として使用し、夜間は簡易ベッドとして使
用しうるものが望まれ、また人工透析等の治療の際に簡
易ベッドとして使用しうるものが望まれている。

さらに、遠距離走行用の大型自動車等の座席としても、
利用者の使用上の好みにより座席として使用したり、あ
るいはベッドとして使用できるものが要望されている。

本発明の目的は、かかる要望に応え、利用者の使用上の
好みや目的によって座席または治療用あるいは休息用の
ベッドとして使用でき、しかもベッドとしての使用時に
は大人でも身体を伸ばし、足を十分に伸ばしてその足を
載せて治療が受けられ、あるいは休息しうる安定感のあ
る座席構造を提供するもので、以下図面を参照して詳述
すると′ころよシ明らかとなるであろう。

第１図ないし第４図は、本発明の一実施例を示すもので
、前、後脚部１．２を連結させて形成された座席の脚部
、＃１ぼく字型のアーム７を有するリクライニング型の
シートバック５、これに取シ付けられたヘッドレスト６
、シートバック５０ロツク機構であるガススプリング９
、シートクッション２９、これの前端部側に配置された
フットレスト３４、該フットレスト３４をシートクッシ
ョン２９に当接する位置から前方位置へ移動させる移動
操作手段、アームレスト４３とを備えている。

座席の脚部を構成する前脚部Ｉは第１図に示されるよう
に、側面からみてＰ型に形成され、後脚部２は同じ側面
からみてπ型に形成されており、これら前、後脚部１．
２が結合されて一組の脚部が構成され、該脚部は座席の
両側部に設置されている。

前記脚部には、サイドカバー３が取シ付けられ、さらに
脚部の前半部寄シの両側部にはチャンネル型のガイドレ
ール４が取゛シ付けられている。

前記シートバック５は、第１図に示されるように、アー
ム７の下端部寄シに設けられたピン８を回転中心として
、第１図に示される座席としての使用形態である起立状
態から後方回りに回動され、ベッドとしての使用形態で
あるほぼ水平状態にセットしうるように構成され、この
回動時にシートバック５は脚部に対して相対的に後方へ
移動するようになっている。

シートバック５のロック機構であるガススプリング９は
、第３図に示されるように、シリンダ１０、その内部に
嵌挿されたフリーピストン１１、これとは別にシリンダ
ｌｏ内に嵌挿されたピストン１２、ピストンロッド１３
、ピストン１２の内部に組み込まれた弁、該弁の開操作
用ノプッシュロッド２３とを有している。前記シリンダ
１０の内部はフリーピストン１１にょシガス室１４とオ
イル室とに区画され、オイル室はピストン１２によシ第
１．第２のオイル室１５．１６に区画されている。前記
弁は、ピストン１２の内部に形成された弁室１７、ボー
ル１９、これを弁座１８側に押圧する圧縮ばね２０、第
１のオイル室１５と弁室１７とを結ぶオイル通路２１、
弁室１７と第２のオイル室１６とを結ぶオリフィス２２
とで構成されている。このガススプリング９のシリンダ
１ｏは前脚部１の端部にピン２４を介してクレビスタイ
プに結合され、ピストンロッド１３はシートバック５の
アーム７の端部に形成されたブラケット２５とピストン
ロッド１３の端部に取り付けられたブラケット２６とピ
ン２７とによりヒンジ結合され、ブツシュロッド２３は
下端部を支点として揺動するレバー２８に連結されてい
る。

そして、このガススプリング９はレバー２８を操作し、
ブツシュロッド２３をシリンダ１０の内部に向かって押
し込むと弁が開いてロック作用が解除され、ロック作用
を解除したうえで、シートバック５を任意の角度に調節
し、レバー２８を放すと、圧縮ばね２０の作用で弁が閉
じ、シートバック５を調節された任意の角度にロックし
うるように構成されている。

前記シートクッション２９は、第１図に示されるように
、シートバック５のアーム７０回転中心であるピン８よ
りも上部位置に取シ付けられたブラケット３０とシート
クッション２９の後端部側に取り付けられたブラケット
３１とピン３２とを介して前記アーム７にヒンジ結合さ
れ、またシートクッション２９の前端部側に設けられた
ガイドローラ３３を介して前記ガイドレール４に支持さ
れている。そして、前記シートクッション２９はシート
バック５を後方回りに回動させたとき、該シートバック
５のアーム７にけん引され、シートバック５に追従し、
ガイドレール４に沿って後方へ移動しうるようになって
いる。

前記フットレスト３４は、第１図に示されるように、後
端部側にガイドローラ３３を有し、該ガイドローラ３３
を介して前記ガイドレール４に支持され、該ガイドレー
ル４に沿って平行に移動しつるようになっている。

フットレスト３４の移動手段は、第１図、第２図に示さ
れるように、連結棒３６および作動リンク３８とを有し
ている。前記連結棒３６の一端部はピン３７によりシー
トバック５のアーム７の下端部に連結され、・他端部は
ピン３９を介して作動リンク３８のほぼ中間部に連結さ
れている。前記作動リック３８の一端部はピン４０によ
シ前脚部１の前側部分のほぼ中間部に枢支され、他端部
はフットレスト３４に取シ付けられたブラケット４１と
ビン４２とを介してフットレスト３４に連結されている
。このフットレスト３４の移動操作手段は、シートバッ
ク５を後方回シに傾倒させると、アーム７、連結棒３６
および作動リンク３８を通じてフットレスト３４をシー
トクッション２９の前端部に当接する位置から前方へ移
動させうるように構成されている。

前記アームレスト４３は、第１図に示されるように、前
端部はリンク４４によシ支持され、後端部はビン４７を
介してシートバック５に支持されている。前記リンク４
４の下端部はビン４５によりシートクッション２９の側
部に枢支され、上端部はビン４６を介してアームレスト
４３に連結されている。したがって、アームレス）４３
１ｄシートバツク５とシートクッション２９の移動に追
従しうるように連係されている。

前述実施例の座席構造は、次のように操作し、使用する
。

座席としての使用形態では、第１図に示されるように、
シートバック５が起立状態に維持され、またシートクッ
ション２９の前端部にフットレスト３４が当接されてい
てシートクッションの一部をなしておシ、アームレスト
４２はほぼ水平状態に保持されている。

前記座席としての使用形態から、ガススプリング９のブ
ツシュロッド２３に連結されたレバー２８を第１図にお
いて時計方向に揺動させ、ブツシュロッド２３を押すと
、ガススプリング９のピストン１２内の弁のボール１９
が押され、弁が開かれ、ガススプリング９のロック作用
が解除される。

前記ガススプリング９のロック作用を解除したうえでシ
ートバック５を後方回シ、すなわち第１図の矢印ａ方向
に傾倒させると、該シートバック５はアーム７を通して
ビン８を回転中心として回動しつつシニトパツク５とヘ
ッドレスト６とが一体に後方へ移動し、これに伴い、シ
ートバック５にビン３２０部分で連結されたシートクッ
ション２９がガイドレール４とガイドローラ３３との嵌
合を通じて第１図に矢印すで示されるように後方へ平行
移動する。これと同時に、フットレスト３４がアーム７
、連結棒３６、作動リンク３８の連動を通じて、第１図
に矢印Ｃで示されるようにガイドレール４とガイドロー
ラ３５との嵌合を介して前方へ平行移動する。また、ア
ームレスト４３はシートバック５とシートクッション２
９の移動に追従して移動する。

続いて、シートバック５をベッドとしての使用状態であ
るほぼ水平状態まで回動させると、シートバック５とヘ
ッドレスト６とシートクッション２９とが後方へ一定距
離ｌ、移動し、またフットレスト３４は前方へ一定距離
ｍ、移動する。

この状態で、ガススプリング９の操作用のレバー２８を
放すと、ガススプリング９の弁は圧縮ばね２０により閉
じ、ピストン１２がシリンダ１０内に固定され、ピスト
ン１２に接続されたピストンロッド１３とこれに連結さ
れたアーム７とを通じてシートバック５は前述のととく
ほぼ水平状態に調節された角度にロックされ、これによ
シ各移動部材が第４図に示されるベッドとしての使用形
態に固定され、前記レバー２８は原位置に戻される。

かかるベッドとしての使用形態においては、シートバッ
ク５とヘッドレスト６とシートクッション２９とは後方
へ一定距離ｌ、移動するとともにほぼ同一面にセットさ
れ、フットレスト３４は前方へ一定距離ｍ、平行移動す
る結果、大人でも身体を伸ばし、足を伸ばしてその足を
フットレスト３４上に載せて治療が受けられ、あるいは
休息をとシうる簡易ベッドとして使用することができる
。なお、このベッドとしての使用形態ではアームレスト
４３はガードとして機能する。

前述のベッドとしての使用形態から再び座席としての使
用形態に戻すときは、ガススプリング９の操作用のレバ
ー２８を第４図において時計方向に揺動させ、ガススプ
リング９のロック作用を解除させたうえでシートバック
５を引き起こすと、シートバック５はピン８を回転中心
として回動しつつ前方へ移動し、シートクッション２９
はシートバック５によシ押進されて前方へ移動し、フッ
トレスト３４はアーム７、連結棒３６、作動リンク３８
によシけん引されて後方へ移動し、アームレスト４３は
シートバック５とシートクッション２９に追従して移動
し、各移動部材は第１図に示される座席としての使用形
態に復帰する。

この状態で、ガススプリング９の操作用のレバー２８を
放すと、ガススプリング９のロック作用によシ−トツク
５がロックされ、その結果、各移動部材も位置固定され
る。

なお、ガススプリング９のロック作用によシ−トツク５
を第１図と第４図とに示される角度の中間の、任意の角
度に固定して使用することもできる。

また１本発明はヘッドレストやアームレストを備えてい
ないものにも適用できるし、シートバック５をロックす
る手段も図示のガススプリング９に限らず、シートバッ
ク５を調節された任意の角度に固定しうるものであれば
よく、フットレスト３４の移動操作手段も図示のシート
バック５のアーム７と連結棒３６と作動リンク３８とに
よるものに限らず、要はシートバック５を座席としての
使用形態からベッドとしての使用形態への傾倒時に、フ
ットレスト３４をシートクツ７ヨン２９の前端部に当接
した位置から前方へ一定距離、移動させうる機構であれ
ばよい。

以上が本発明に係る座席構造の一実施例であるが、かか
る構成によれば、シートバックを座席としての使用形態
からベッドとしての使用形態であるはぼ水平状態に回動
させたとき、シートバックとシートクッションとが後方
へ移動し、フットレストが前方に移動する結果、長さが
長いベッドを構成できるので、大人でも身体を伸ばし、
足を十分に伸ばしてその足を７ツトレスト上に載せて安
定感よく治療が受けられ、あるいは休息をと９うる効果
があり、したがって病院の看護人用、あるいは治療用、
さらには遠距離走行自動車用の座席兼用ベッドとして、
優れた効用を有する。

なお、上述においては本発明の一実施例を示したに留ま
シ、本発明の精神を脱することなしに、種々の変形、変
更をなしうろこと明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第１図は座席としての使用形態の縦断側面図、第
２図はシートツクツクのロック機構であるガススプリン
グと、フットレストの移動操作手段の連結棒との取付位
置を示す平面図、第３図はガ・ススプリングの原理説明
図、第４図はベッドとしての使用形態の縦断側面図であ
る。図中、１．２・・・前、後脚部、５・・・ジートノくツ
ク、６・・・ヘッドレスト、７・・・アーム、８・・・
シートバックの回転中心であるピン、９・・・ジートノ
（ツクのロック機構であるガススプリング、２９・・・
シートクッション、３４・・・フットレスト、３６・・
・フットレストの移動操作手段を構成する連結棒、３８
・・・同作動リンク、４３・・・アームレス　ト　。第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

シートクッションとリクライニング型のシートバンクと
を備える座席の、前記シートクッションの前端部側にフ
ットレストを配置し、前記シートバックを後方口シにほ
ぼ水平状態にまで回動させたとき、前記シートクッショ
ンとシートバックとが一連に後方へ移動し、フットレス
トは前方へ移動するように構成したことを特徴とする座
席構造。