JPS5842897A - 鋼管内面防方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鋼管の内面にシール材を密着させ、管内面が外
気と接触する事を防止する事により、長期間に亘り防錆
効果を維持する。

高圧ガス取締法の適用を受ける酸素配管の管内面は発火
、爆発等の事故を予防する為、ミルスケール、錆、油脂
分、その他の異物を除去し清浄度を保つ事が必要である
。又海外のプラント建設等に「費用される鋼管は長期間
の海上輸送の後、現地にて実際に使用される迄過酷な気
象条件下に晒さ第１、錆も発生するがままの状態である
。その為プラントの運転開始時には、管内の入念なりリ
ーニングが要求され、多大な費用が費やされている。

又輸出用鋼管は防錆の為に木枠梱包等の密閉式を採用し
ており、積載場所も余計にいる出鋼管１木当りに費やさ
れる防錆コストも可成り高価なものとなる。

この様な欠点を避ける為にコスト的に安価で重量的にも
軽く、防錆効果が高く使用時の防錆材除去が簡単である
というのが本発′明の基本をなす考えである。

次に実施例により、本発明を具体的に説明する実施例１ 第１図は鋼管内に発泡剤（例えば発泡ポリスチレン）を
管壁に圧着させて外気との接触を防止したものである。

圧着の方法例を次に説明する。

（１）　　離形剤を塗布した鋼管内に発泡ポリスチレン
剤を充填密封し、その中に加熱空気、スチーム等の熱源
を吹き込む事により約６０倍に発泡させ管内に充填する
。

（２）　　鋼管内に鋼管内径より若干小さ目の約４０倍
に発泡させた半発泡ポリスチレンを装填し加熱空気、ス
チーム等の熱源により加熱し、２次発泡させる。

実施例２゜ 塗布、乾燥させて被膜を形成する事により管壁と外気と
の接触−を防止したものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例１により鋼管内面にシール材を装着した
一部断面図である。 第２図は実施例２により鋼管内面に溶液を塗布乾燥させ
て被膜を形成した一部断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一時防錆の目的で鋼管の内面に発泡性物質を充填したり
   、溶液を塗布する事により固体被膜・を形成し、鋼管内
   面と外気とを遮断する事により錆の発生を長期間に亘り
   防止する方法。