JPS5842756B2 - ２ ツノタバコヒンシユカラタバコレンゾクタイオケイセイスルタメノホウホウ オヨビ ソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は形成された連続体に２つの煙草品種が小部分ず
つ相接して配列されるように、２つの煙草品種から煙草
連続体を形成するための方法に関するものである。

また本発明に、第一の煙草品種の流れのための供給装置
、第二の煙草品種の配合弁のための供給装置、２つの煙
草品種を受領し、煙草連続体を形成するための連続体コ
ンベヤおよび第一の品種の過剰煙草を取去るための除去
装置を有し、形成された連続体に２つの煙草品種が小部
分ずつ相接して配列されるように２つの煙草品種から煙
草連続体を形成するための装置に関する。

数種の煙草から喫煙品たとえばシガレット、シガリロス
またはシガーを製造することは、既に幾たびも提案され
ている。

すなわちシガレットの吸口を低ニコチン煙草品種または
煙草代用物で満たすごとが提案された。

たとえば別種の煙草品種を喫煙者が一諸に喫煙すること
を避けるために、喫煙品中のその位置を正確に定めるこ
とができるように、この品種においては品物の軸沿い方
向の煙草品種間の劃定かできるだけ鮮明かつ正確でなけ
ればならない。

ところが経済的に、すなわち高い性能で上記の品物を製
造しうる方法と機械は今まで知られていない。

品物の縦軸方向に斜面で重なり合う２つの煙草品種より
なる喫煙品を製造する機械が公知であるに過ぎない。

この種の機械はドイツ公開公報第２２５９８１４号に示
されている。

この機械では第一の煙草品種よりなる煙草連続体から■
字形に連続体の一部を除去し、続いてこうして形成され
た空隙を第二の煙草品種で埋めるのである。

こうして連続体の縦軸で見て、煙草品種は連続的に互い
に入り合って移行する。

しかし所望の喫煙品の製造のための条件は、過剰煙草を
再使用することができるように、煙草品種が喫煙品の中
で混り合わないし、また製造時に、たとえば形成された
煙草連続体の均等化、すなわち過剰煙草の除去の際にも
混り合わないことで′ある。

本発明の根底にあるのは、２つの煙草品種から喫煙品を
経済的に製造し、その際２つの煙草品種が喫煙品の中で
あまり重なり合わないようにし、また品物の製造時、特
に煙草連続体の均等化と過剰煙草の排除の際に２つの煙
草品種を分離して置く問題である。

この問題の解決は本発明によれば次の通りである。

すなわち連続体形成帯で連続的に供給される第一の煙草
品種の流れと供給される第二の煙草品種の配合分を一体
化して煙草連続体を作り、その際２つの煙草品種を小部
分ずつ重ね合せて積層し、その上でこれらの小部分にお
いて過剰をなす第一の煙草品種を煙草連続体から取去る
のである。

冒頭に挙げた公知の方法との相違は、工程の順序が異な
ることである。

にも拘らず２つの方法が外見上位ているに過ぎないこと
は、別様の工程順序で得られる結果を見れば明らかであ
る。

２つの煙草品種を小部分ずつ重ね合せて積層することに
よって、この小部分において残余の連続体高さを必然的
に超過する第一の煙草品種を続いて切除しさえすればよ
く、こうして２つの煙草品種が比較的鮮明に互に劃定さ
れた煙草連続体を得る。

この結果は公知の方法を以てしては、実施機械を改良し
ても、高い連続体速度では得られないのである。

前述のように、第一の煙草品種は当該の小部分で連続体
の高さを超過しなければならない。

第一の煙草品種を第二の煙草品種の配合分の上に積層す
るか、または第二の煙草品種の配合分を第一の煙草品種
よりなる連続体の上に積層し、その上で第二の煙草品種
が第一の煙草品種の場所を占めるように、当該の連続体
部分で２つの煙草品種を煙草連続体に対して軸交叉方向
に変位させることによって、上記のことがたやすく達成
される。

本発明は特に吸口に他の、たとえば低ニコチン煙草品種
を詰める喫煙品の製造のために考えられたものである。

そこで本発明の別の特徴によれば、煙草連続体が被覆の
後に個々の喫煙品に切断される煙草連続体の場所に、第
二の煙草品種の配合物を入れる。

好ましくは必ず２本のシガレットに足りる第二の煙草品
種の配合分を連続体に入れ、続いてこの連続体を上記配
合分の中央で切断する。

その結果、第二の煙草品種の配合分は製造される喫煙品
の２倍長に相当する間隔で煙草連続体に入れる。

特に上述の方法の実施に適する、冒頭に挙げた装置は、
第一の供給装置および第二の供給装置が煙草連続体の運
動に関して除去装置の上手で連続体コンベヤに配置され
ていることを特徴とする。

煙草連続体はその製造の後、凹凸があり、平滑化しなけ
ればならず、それは過剰煙草の切除によって行なわれる
から、除去装置は煙草連続体の平滑化のための均等化装
置であるのが適当である。

連続体の構成のために装置に２つの型式がある。

方では第二の供給装置を第一の供給装置に前置すること
ができ、その際連続体コンベヤと接触する側面と相対す
る連続体側面に除去装置を配属する。

また、第二の供給装置を第一の供給装置に対して後置す
ることができ、その際連続体コンベヤに対して連続体を
連続体コンベヤと相対する側面で受領するコンベヤを後
置し、除去装置を連続体の相対する側面で上記コンベヤ
に配属する。

第一の供給装置として循環する流れコンベヤを使用する
のが効果的である。

所定の、すなわち主駆動装置に対してリズムを定めた転
送は、第二の供給装置によって保証される。

第二の供給装置は煙草配合外の受容部を備えた回転コン
ベヤとして構成され、煙草連続体を個々の喫煙品に分断
するための切断装置と同期して駆動することができる。

その場合、第二のコンベヤの受容部は、製造される喫煙
品の２倍長に相当する間隔を有する。

実施例を示す図面にもとづいて本発明を詳述する。

次に第１図のシガレット連続製造機を簡単に説明する。

煙草連続体２の構成のために分配装置１から刻み煙草が
煙草ベルト４の形の連続体コンベヤ上の煙草通路３にシ
ャワー状に撒布される。

煙草ベルト４は穴あけした通路底部５（第２図参照）の
上を滑り、該底部の下には通路支持体として吸気箱６が
配設されている。

均等化装置７の形の除去装置が煙草ベルト４上の煙草連
続体２の過剰を除去する。

転送コンベヤ９は均等化された煙草連続体の煙草ベルト
４から、同期して導かれるシガレット巻紙テープ１１上
への転送を促す、巻紙テープ１１はリール１２から引出
され、印刷装置１３に通され、従動型ベルト１４の上に
置かれる。

型ベルト１４は煙草連続体とシガレット巻紙テープ１１
を型１６に通して送り、この型１６の中でシガレット巻
紙テープ１１はなお一方の縁が起立するようにして、煙
草連続体の回りに折曲げられる。

糊付装置１７がこの縁に糊付けし、接合板１８が接合部
を乾燥する。

こうして形成されたシガレット連続体１９は刃物装置２
１の形の切断装置によって個別シガレットに切断され、
該個別シガレットは加速シリンダ２２によって送出しシ
リンダ２３に押込まれる。

第２図で明らかなように、煙草通路３の上方に第一の煙
草品種のための第一の供給装置２６と第二の煙草品種の
ための第二の供給装置２７が配設されている。

その場合煙草ベルト４の運動方向（矢印２８）に見て、
第二の供給装置２７は第一の供給装置２６に前置されて
おり、他方では両者は均等化装置７に前置されている。

均等化装置７は煙草ベルト４と接触する側面と相対する
煙草連続体２の側面に配属されている。

第一の供給装置２６は、ベルト車２９の回りに案内され
るフリースベルト３１の形の、それ自体公知のフリース
コンベヤである。

フリースベルト３１に載って煙草の流れ３２が連続製造
機の分配装置から煙草通路３へと連続的に送給される。

フリースベルトの吐出端の下に定速で駆動されるブラシ
シリンダ３３が設けてあり、所定の速度で煙草を煙草ベ
ルト４または既にそこに撒布されている煙草の上に投射
する。

この種の装置はそれ自体公知であり、たとえばドイツ公
開公報第２，２０３，４５４号に示され、記載されてい
る。

第二の供給装置２７は主として受容部３６を備えた吸気
軸３４の形の回転コンベヤよりなる。

受容部３６は吸気軸３４の運動路の一部に沿ってその内
部にある負圧室３３と孔３７を介して連絡する。

吸気軸３４の送出し区域３９で、孔３７は排気室４１と
連絡する。

排気室４１は受容部３６の中にある煙草配合外４２の排
出を促すために、僅かな負圧を加えることかでさる。

吸気軸３４の上方には、ベルト車４３の回りに案内され
るフリースベルト４４の形の別のフリースコンベヤが設
けてあり、これに載って第二の品種の小さな煙草の流れ
４７が連続製造機の分配装置から吸気軸３４へ連続的に
送給される。

回転するブラシシリンダ４６が過剰煙草を受容部３６か
ら除去するから、受容部３６に常に等量の煙草配合外４
２が納められて搬出される。

吸気軸３４は煙草ベルト４と同期して駆動され、他方煙
草ベルト４は主駆動装置により連続製造機の刃物装置２
１と同期して駆動される。

本発明を判りやすく示すために、受容部３６、煙草配合
外４２および煙草連続体２の高さは他の寸法と比較して
誇張して大きく図示しである。

実際には吸気軸３４の受容部３６が製造されるシガレッ
トの２倍の長さに相当する間隔を有するのが実情である
。

受容部３６自体、従って煙草配合外４２は製造されるシ
ガレットの直径のおよそ２倍に相当する長さと、均等化
の後の煙草連続体の厚みにほぼ相当する高さを有する。

第２図による装置の機能は次の通りである。

フリースベルト３１に載って第一の品種の煙草の流れ３
２が回転ブラシシリンダ３３へ、そこから煙草通路３へ
連続的に送給される一方、フリースベルト４４に載って
第二の品種の煙草の流れ４７が吸気軸３４に送給される
。

吸気軸３４の孔３７を経て負圧室３８に流れる空気の作
用で第二の品種の煙草は受容部３６に吸引され、受容部
３６は充填されたままブラシシリンダ４６を通過する。

ブラシシリンダ４６は過剰煙草を払い除けるから、各受
容部３６には所定の煙草配合外４２が送出し区域３９に
送給される。

ここで孔３７が排気されるから、煙草配合外４２は穴あ
けした通路底部５を経て吸気室６に流れる空気の作用で
煙草ベルト４に転送される。

次に第一の品種の煙草の流れ３２の煙草連続体２が上記
の煙草ベルト４の上に撒布され、その際煙草連続体２は
煙草配合外４２の上にも撒布され、連続体はここで相応
の高さを有する。

均等化装置７によって煙草連続体２が均等化され、その
際煙草配合外４２の区域ではその上にある第一の品種の
煙草が除去される。

次にこうして小部分ずつ異なる煙草品種よりなる煙草連
続体２は、既に第１図にもとづいて述べたように、公知
の方法で再加工される。

第３図は第１図と第２図の連続製造機と連続体形成帯の
変型を部分図で示す。

ここで第１図および第２図の部分と一致する部分は同じ
参照番号に１００を加えたものを付し、改めて詳述しな
い。

第１図と第２図の構成と違って煙草通路３は連続体コン
ベヤ１０９および型１１６の午前に同じ高さに配設され
ているのではなく、これらの装置の下側に配設されてい
る。

煙草連続体１０２はいわゆる型車１４９の形の後置のコ
ンベヤによって、高さの差を橋渡しする。

型車１４９は外周にＵ字形の、かつ底部に穴あけした溝
を具備し、この溝に送給路の区域で吸気が加えられる。

煙草連続体１０２は型車１４９によって受領され、型車
１４９に配属された均等化装置１０７のかたわらを通過
して転送コンベヤ１０９に送給される。

転送コンベヤ１０９は吸気が加えられ、煙草連続体１０
２を型車１４９の溝から持上げて出し、同期して送られ
るシガレット巻紙テープ１１１の上に置く。

ここからは連続製造機は第１図のものと同様である。

第１図および第２図の構成とのもう一つの相違は、煙草
ベルト１０４の送給方向（矢印１２８）に関して供給装
置１２６と１２７が入れ違いになっていること、すなわ
ち第二の供給装置が第一の供給装置１２６に後置されて
いることである。

その結果、煙草配合外１４２は吸気輪１３４から既に第
一の煙草品種で形成された煙草連続体１０２の上に置か
れる。

型車１４９への煙草連続体１０２の転送の際に煙草配合
外１４２は当該連続体部分の第一の煙草品種を煙草連続
体に対して軸支さ方向に変位させるから、この部分の第
二の品種の煙草配合外１４２は第一の煙草品種の場所を
占め、この部分の第一の煙草品種は型車１４９の溝から
突出するから、均等化装置１０７によって取去ることが
できる。

本発明の利点は、比較的小型の補助装置をもちいて今日
慣用の高性能連続製造機で、小部分ずつ異なる煙草品種
よりなる喫煙品を製造することができることである。

特に厳密に定めた区域たとえば喫煙品の吸口に別の、た
とえば低ニコチン煙草品種または煙草代用物を具備せし
めることができる。

この場合、喫煙品の縦方向の煙草品種相互の比較的鮮明
な劃定か、この別種の煙草品種が万一喫煙者によって一
諸に喫煙されないための十分な保証を与えるのである。

本発明の実施の態様は下記の通りである。

（１）第一の煙草品種を第二の煙草品種の配合分の上に
積層し、この連続体部分の第一の煙草品種が連続体の高
さを超えて突出するようにする特許請求の範囲１記載に
よる方法。

（２）第二の煙草品種の配合分を第一の煙草品種よりな
る連続体の上に積層し、その上で当該連続体部分で２つ
の煙草品種を煙草連続体に対して軸交叉方向に変位させ
、第二の煙草品種が第一の煙草品種の場所を占め、第一
の煙草品種が連続体の高さを超えて突出するようにする
特許請求の範囲１記載による方法。

（３）煙草連続体が被覆の後に個別の喫煙品に切断され
る煙草連続体の場所に、第二の煙草品種の配合物を入れ
る上記各項による方法。

（４）製造される喫煙品の２倍長に相当する相互間隔で
、第二の煙草品種の配合物を煙草連続体に入れる上記各
項による方法。

（５）除去装置が煙草連続体２．１０２の均等化装置７
，１０７である特許請求の範囲２記載による装置。

（６）第二の供給装置２７が第一の供給装置２６に前置
され、かつ連続体コンベヤ４と接触する側面と相対する
連続体側面に除去装置７が配属されている特許請求の範
囲２記載および（または）上記第（５）による装置。

（７）第二の供給装置１２７が第一の供給装置１２６に
後置され、連続体１０２を連続体コンベヤ１０４と相対
する側面で受領するコンベヤ１４９が連続体コンベヤ１
０４に後置され、かつ連続体１０２の相対する側面の除
去装置１０７が上記コンベヤ１０４に配属されている特
許請求の範囲２記載および（または）上記第（５）項に
よる装置。

（８）第一の供給装置２６，１２６が循環するフリース
コンベヤ３Ｌ１３１である上記各項による装置。

（９）第二の供給装置２７，１２７が煙草配合弁４２．
１４２の受容部を備えた回転コンベヤ３４．１３４であ
る上記各項による装置。

００）第二の供給装置２７，１２７が煙草連続体を個別
の喫煙品に分断するための切断装置２１と同期して駆動
される上記各項による装置。

０１）第二のコンベヤ２７，１２７の受容部３６゜１３
６が製造される喫煙品の２倍長に相当する相互間隔を有
する上記各項による装置。

【図面の簡単な説明】

第１図はシガレット連続製造機の概略図、第２図は第１
図のシガレット連続製造機の連続体形成帯の拡大断面図
、第３図はシガレット連続製造機および連続体形成帯の
変型の断面図である。 ２．１０２・・・・・・煙草連続体、４，１０４・・・
・・・連続体コンベヤ、７，１０７・・・・・・過剰煙
草除去装置、２６．１２６・・・・・・第一の供給装置
、２７，１２７・・・・・・第二の供給装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １２つの異なる煙草品種の中、第二の品種の煙草を供給
   し、引続き第一の品種の煙草を供給し、区分毎に並べた
   煙草連続体を形成する方法において、煙草連続体用の煙
   草送りベルト４の送出し区域３９に相互に分離した第二
   品種の煙草配合外４２を供給し、更にこの部分を煙草通
   路３に影響なく導いてその中で連続的な第一品種の煙草
   を煙草ベルト上に影響のない部分として注ぎ、上記のよ
   うに作成した第一の品種と第二の品種を組み合わせた煙
   草より成る煙草連続体２の高さを上記第一品種の煙草の
   領域内で揃えることを特徴とする煙草連続体の製造方法
   。 ２２つの異なる煙草品種を区分して相互に並べておき、
   第二品種の煙草用送りコンベヤと第一品種の煙草用のコ
   ンベヤとを持つ煙草連続体を形成する装置において、連
   続体送出し区域３９中の煙草連続体用の煙草送りベルト
   ４に煙草の相互に分離した煙草配合弁４２用の第二品種
   の煙草供給装置２７を別の煙草通路３に影響を与えない
   様に設け、その中で第二品種の煙草の部分上に第一品種
   の煙草のフリース、ベルトの連続シャワーを送る供給装
   置２６の煙草送りベルトを設け、更に連続体製造通路の
   下流に第一品種と第二品種の煙草を組み合わせた煙草連
   続体２として煙草連続体を第一品種の領域内に高さを揃
   える均等化装置７を設けることを特徴とする煙草連続体
   の製造装置。