JPS584263A - 蓄電池用固体電極の製造法 - Google Patents

蓄電池用固体電極の製造法

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JPS584263A
JPS584263A JP57094652A JP9465282A JPS584263A JP S584263 A JPS584263 A JP S584263A JP 57094652 A JP57094652 A JP 57094652A JP 9465282 A JP9465282 A JP 9465282A JP S584263 A JPS584263 A JP S584263A
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cadmium
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    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/14Electrodes for lead-acid accumulators
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    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般的にいって、本発明は改良蓄電池および改良蓄電池
をその構造の中に組入れた、蓄電池を含む装置に関する
。さらに詳細にいえば、本発明は蓄電池の電極を作ると
きに使用され、結晶性および多結晶性鉛超酸化物の混合
物である活性物質の製法に関する〇蓄電池の構造および
h用は周知である。−次電池でも二次電池でも電解質の
中に浸漬された導電性材料の2枚のプレートよりなる電
気化学的装置である。−次電池は電気ポテンシャルを生
じ、化学的エネルギーを電気的エネルギーに不可逆的に
変換するが、二次電池はその機能が可逆的であり、化学
的エネルギーを電気的エネルギーに、また反対に電気的
エネルギーを化学的エネルギーに変換することができる
。二次電池は一般に「蓄電池」と呼ばれることの方が多
い。
蓄電池が電気的エネルギーを供給するとき、電池は「放
電している」と呼ばれ、化学的エネルギーが電気的エネ
ルギーに変換している。また蓄電池に電気的エネルギー
を供給するとき、過程が反対になり、電池は「充電して
いる」と呼ばれる。
直列または並列に接続された2個以上の電池はバッテリ
ーを構成し、数個の蓄電池を接続することによって作ら
れるバッテリーは蓄電バッテリーとして知られている。
蓄電バッテリーには共通しで2種あり、そのひとつは鉛
−酸タイプのバッテリーあるいは簡単に鉛バッテリーで
あり、他はニッケルーアルカリタイプのバッテリーまた
はエジソンタイプのバッテリー、あるいは俗にアルカリ
バッテリーと呼ばれている。本発明が関するのは前者の
タイプのバッテリーである。
鉛−酸バッテリーの電池は鉛酸化物の陽極板とスポンジ
状鉛の陰極板よりなり、これらの極板は電解質としての
硫酸の希溶液中に浸漬される。各極板の活性材料は電気
がバッテリーに流れるとき化学的変化を受ける部分であ
る。この活性材料は純鉛または鉛合金たとえば鉛とアン
チモンとの合金のフレームまたはグリッドに支持されて
おり、このグリッドは活性材料を担持し、また電mv通
すという二重の機能を果している。本発明が特に関係す
るのは新しくて独得な改良活性材料である。
代表的な鉛−酸タイプのバッテリーにおける充電および
放電のサイクルは次の可逆反応によって表わすことがで
きる。
充電   放電 PbQ□+zH,so4+ Pbニ2PbSO,+ 2
H,9陽極板      陰極板 陽極板の活性材料はカッ色の多孔性酸化鉛であるのに対
して、陰極板上の活性材料は純粋な形の灰色の多孔性ス
ポンジ状鉛である。
市場で現在得られる鉛−酸バッテリーの性能に限度があ
り、これを改善しようとする種々のこころみおよび提案
が今までにされている。すなわちこれらのバッテリーの
充電および放電特性の向上、電流放電率の上昇およびバ
ッテリー中の単電池の内部抵抗の低下は、この分野の従
来技術の研究者がかなり注目していた多くの性質のうち
の一部にしかすぎない。単電池および単電池を組込んだ
装置の総合的な性能を向上させるために、一部の研究者
は電極に注目し、他の研究者は種々の電解質を提案して
いる。
米国特許第2,933,547号明細書は銀および亜鉛
電極およびこれらの電極間に介在する溶媒化カチオン交
換樹脂の固体膜よりなる固相単電池の複数個から作られ
たバッチリーラ記載している。
米国特許第3,468,719号明細書は、格子構造が
アルミニウムイオンと酸素イオンとの組合せおよび電場
の影響を受けて結晶格子に対して移動するナトリウムイ
オンよりなる多結晶性材料から作られた固相イオン伝導
体を記載している。この材料は、この特許明細書の実施
例3にさらに詳細に記載されているように、バッテリー
を構成するときの半電池セパレーターとして使用されて
いる。
米国特許第3,499,796号明細書はL対のカチオ
ン交換関係にあり、カチオン伝導性であるがエレクトロ
ン非電導性の結晶性物質によって分離されているエレク
トロン伝導性およびカチオン伝導性結晶性物質の間に介
在するセラミックサンドウィッチおよびこれを使用する
装置を記載している。
米国特許第3,709,820号明細書は、7.7.8
.8−テトラシアノキノジメタンのイオン結晶、芳香族
アミンおよびイオン結晶格子中に含浸された液体よりな
る結晶性電子供与−受体錯体である有機固体電解質を記
載している。この特許明細書に記載め電解質はコンデン
サーに使用1れ、その抵抗を低下させることができる。
米国特許第3.765,915号明細書はナトリウム一
イオウ形の電池またはバッテリーの構成に電解倫として
使用するためのβ−アルミナのポリ結晶性セラミックの
使用を記載している。
前述の特許明細書は、この分野で開発された研究および
活動を表わす非常に多くの特許明細書のうちの一部にす
ぎないが、鉛−酸バッテリーの基本的構造、およびこれ
を構成する単電池の基本構造は本質的にほとんど不変の
ままである。現在でも数十年以前と同様に、鉛−酸バッ
テリーは多孔性酸化鉛を陽極板の活性物質とし、多孔性
鉛81iJ!極板とし1希硫酸を電解質として選んだ複
数個、通常3〜6個の単電池を直列接続することによっ
て作られている。
従って本発明の目的はこの種の単電池から作られる改良
蓄電池および蓄電装置を得ることにある。
本発明の別の目的は、陽極における活性材料が結晶性お
よび多結晶性酸化鉛から製造される独得な材料である蓄
電バッテリーを得ることである。
本明細書では以下この種のバッテリーを従来の鉛−酸バ
ッテリーと区別するために、「鉛−結晶」バッテリーと
呼ぶことにする。
本発明のさらに別の目的は従来の鉛バッテリーに比較し
てすぐれた性能を有する新規で独得な鉛−結晶バッテリ
ーを得ることにある。
本発明のさらに別の目的は従来の鉛バッテリーよりも内
部抵抗が小さく、電位差(起電力)が大きな鉛−結晶バ
ッテリーを得ることにある。
本発明のさらに別の目的は高い充電および放電容量を示
し、従来の鉛バッテリーよりかなり高速で充電できる鉛
−結晶バッテリーを得ることにある。
本発明のさらに別の目的は鉛−酸バッテリーに比してか
なり低い硫酸塩化を示す鉛−結晶バッテリーを得ること
にある。
本発明のさらに別の目的は活性材料として結晶性および
多結晶性酸化鉛の製造法を得ることにある0 本発明のさらに別の目的は、鉛、鉛とアンチモンとの合
金、または非導電1性担体を導電性被膜で被覆された担
体板および担体板の表面に塗布された結晶形または多結
晶形の酸化鉛よりなる陽極板を得ることにある。
前述および本発明のその他の目的は、本明細書の一部を
なす添付図面に関連してなされた次の詳細説明から容易
に理解できるであろう。
本発明によれば、蓄電池の陽極上の活性物質が結晶性お
よび多結晶性鉛超酸化物(PbOz)の混合物である蓄
電池を得ることができる。すなわち、鉛、鉛とアンチモ
ンとの合金または適当な不活性非導電性物質を鉛または
鉛とアンチモンとの合金で被覆した担体板に鉛およびカ
ドミウムの混合物をまず一様な密着性層として沈着させ
るかあるいはその他の都合のよい方法で装着させる0鉛
およびカドミウムの混合物は担体板にホットスプレーイ
ング、いわゆる粉末や金法または電着法によって沈着さ
せることができ、これらの方法は以下の発明の詳細な説
明で述べることにする。
前述の如(、鉛およびカドミウムで被覆された担体板を
次に電解質として硫酸の希溶液および陰極としての役を
する鉛板または鉛シートを入れた容器に浸漬し、担体板
を次にある起電力源の正端子に接続し、鉛シートを起電
力源の負端子に接続する。これらの担体板および鉛シー
トに電流を通すと、鉛とカドミウムとの層中の鉛の酸化
が起り1結晶性または多結晶性の形の超酸化鉛となるが
、一方カドミウムは硫酸と反応して硫酸カドミウムとな
り、鉛のシート上にスポンジ状物として沈着する。次に
担体板を溶液から取出し、水で洗つ゛てきれいにし、乾
燥する。
次に前述の如くにして作った3枚の担体板を硫酸の希溶
液を入れた第二の容器中に浸漬し、中央の担体板をある
起電力源の正端子に接続し、一方他の2枚の担体板をそ
の起電力源の負熾子に接続する。電流が通ると、中央の
担体板は正荷電され、超酸化鉛は変化しないでそのまま
残るが、他の両側の担体板上の酸化鉛は鉛に還元され、
負荷電される。
数分後に起電力源を除去すると、電池内の起電力は2.
9vから約2.4vに低下し、その後実質的に一定して
このレベルに保たれる。このようにして電池は充電され
、後で放電するエネルギーをたくわえる。
このような単電池3個以上を直列に接続して本発明の鉛
−結晶バッテリーとすることができる。
本発明において予想外にも、蓄電池の性能は、電池に、
活性物質としてpbo、の形にした結晶性および多結晶
性酸化鉛を含む独得な陽極板を設けることによって著し
く向上させることができることがわかった。このために
このような単電池から作られる鉛−結晶バッテリーは従
来の鉛−酸バッテリーに比してすぐれた性能を示す。
次の説明で、特に蓄電池の構造およびこれらの単電池力
)ら作られるバッテリーに関して詳細に本発明を説明す
ることにするが、本明細書に述べた原理に基づいて構成
できる他の蓄電装置があり、これらはこの説明によって
理解され、この説明内に包括されると考えられるので、
この説明は本発明の範囲を限定するものと解釈してはな
らない。
本発明に従って構成された蓄電池が、従来型の蓄電池で
は今までに得られな力1つた性質を示し、従ってこのよ
うな単電池を直列に接続することによって得られる装置
たとえば、蓄電バッテリーが従来の鉛バッテリーに比較
してすぐれた性能を示すことがわかった。このような性
能向上には低内部抵抗、高活性、低硫酸塩化、充電およ
び放電性の向上、蓄電容量の増大、充電速度の増大およ
び単電池あたりの高起電力があるが、これらばかりでは
ない。
本発明の方法によって作られた独得な活性材は、鉛がそ
の最高の原子価の4を有し、低い原子価の2を有するP
bOと区別するために超酸化鉛と呼ばれることがある結
晶性および多結晶性酸化鉛(PbO,)を主成分とする
、本明細書で使用される多結晶性という用語は単結晶が
成長および発達の種々の段階にある超酸化鉛の単結晶の
集合物を意味する。従って本発明の活性材料はPbO,
の単結晶体および前述の多結晶性集合物の混合物である
本発明の実施態様のひとつにより、また特に第1図に関
して、純鉛(pb)または鉛とアンチモンとの合金(P
b−8b)から典型的に作られ、後述の如(Pb −C
d層で被覆された担体板lを容器3中の希硫酸(電解質
)に浸漬する。この態様で使用される担体板は鉛および
アンチモンの合金から作られた厚さ約0.2111の箔
とすると便利であるが、担体板の厚さは蓄電装置の特定
の構造および使用目的によって多少変えることができる
担体板lを硫酸溶液に浸漬する前に、鉛およびカドミウ
ムのホットメルトを、通常のスプレーガンまたはその他
の適当なスプレー装置によって箔の表面に吹きつけて、
箔の両面に鉛およびカドミウムの均一な密着性層を沈着
させる。還元性ガス、たとえば水系を、箔の表面にホッ
トメルトを吹付けるときに使用し、沈着層の厚さが両面
でそれぞれ約0.5111に達したら、吹付けを中断す
る。この厚さもまた蓄電装置の特定構造、所要抵抗およ
び使用用途によって多少変えることができる。一般に箔
の両面におけるPb−Cd層の厚さは約0.1〜2vi
m、好ましくは約0.5〜1.2,1M1最適には約l
Imに変化させることができる。
Pb−Cdメルトは太さ約lIImのカドミウム線を1
カドミウムに対する鉛の重量比がl:lとなるように電
気メッキまたはメッキによって鉛で被覆し、次に被覆線
をとかし、鉛およびカドミウムの融点よりは高いが、担
体板を製造する鉛およびアンチモンの特定合金をかなり
の程度に溶融させる温度より低い温度で前述の如く箔の
表面に溶融合金を吹付け、担体板の表面でPb−Cdの
焼結を起させる。
担体板lの表面に対するPb−Cd層の接着性を向上さ
せるために、担体板(箔)を最初に数分間サンドブラス
トしてその表面を粗面にし、焼結させるPb−Cd混合
物が箔の表面に十分に接着するようにすることもできる
。本明細書で変換可能に使用されている「箔」、「担体
板」および「コレクター板」という用語はこのpb−s
b担体板のことであることを理解しなければならない。
次に第1図にもどると、同図には、非導電性材料たとえ
ばガラス、プラスチック等から作られ、通常の鉛−酸型
の蓄電バッテリーに使用される硫酸とほとんど同一の比
重を有する希硫酸(電解質)を含有する容器3が示され
る。容器3にはまた、陰極として使用される鉛板または
鉛シート5を設ける。前述の如く作られたコレクター板
または担体板lは第1図に示すように電解質中に浸漬さ
れ、3vの起電力源7の正端子に接続させ、他方鉛シー
ト5は起電力源7の負端子に接続される。電解質に1枚
以上の担体板を浸漬し、起電力源に適当に接続すること
ができるが、説明を簡単にするために陽極板り枚だけを
製造する場合について本発明を説明することにする。
前述の如く回路を閉にするとき、担体板上のPb−Cd
層からのカドミウムは硫酸と反応して硫酸カドミウムと
なり、この硫酸カドミウムは鉛シード5上に多孔性海綿
状体となって沈着する0陰極の表面に水素ガスの気泡が
現われ、酸素は急速にまた連続的に鉛と化合して、結晶
性および多結品性体の形で超酸化鉛(PbOz)となる
。活性材の生成は数分間で終るので、担体板を取出して
きれいに洗い乾燥すると、本発明の鉛−結晶バッテリー
または単電池の構成に使用される準備が終る0超酸化鉛
の結晶性および多結晶性活性体は暗カフ色ないし、黒色
材料であって、硬質、均一できわめて多孔性であり、著
しく低い内部抵抗を有するO 活性体として結晶性および多結晶性超酸他船を有する担
体板を製造するときに、Pb−8b板が焼結されるPb
−Cdで被覆されていることが、この       □
活性体を形成するための必須条件である。従って、本発
明のこの実施態様で担体板上に焼結化また゛はホットス
プレーを行なっている間にPd −’Cd合金の生成を
避けることに注意しなければならない。
焼結体中にCdが存在することも、 CdがPbO。
の結晶および多結晶の生成を助成あるいは促進するので
必須条件である。さらに、カドミウムは容器3中の硫酸
と反応して硫酸カドミウムを形成し、この容器から除去
されるけれども、痕跡量のカドミウムがそれにもかかわ
らず活性体中に残留していること社注意しなければなら
ない。
本発明によって鉛−結晶単電池を構成するには、前述の
方法によって作った3枚の同じ担体板1a。
IbおよびIcを第2図に示すように容器9中に浸漬す
る。容器9の構造は鉛−酸バッテリーの電槽に類似して
おり、通常これらのバッテリーに使用される希硫酸を含
む。担体板1aおよび1cは導体11によって連結され
、導体13によって3Vの起電力源15、たとえばバッ
テリー、バッテリー充電装置等の負端子に接続され、一
方担体板 。
lbは導体17により起電力源15の正端子に接続され
る。このように回路を閉にすると、担体板laおよびl
c上のpbogは還元されてpbとななり、これらの担
体板は負に帯電されるが、一方担体板1b上のpbo、
は化学的に変化を受けない状態を続け、正に帯電されて
くる。従って鉛板は陰極としての作用をなし、超酸化鉛
板は陽極としての作用をする。
電池が完全に充電されてしまう数分後に、起電力源15
を除去すると、電池内の起電力は、2.9Vから約2.
4vに降下し、このレベルで実質的に一定に維持される
。これで電池に充電され1後で解放されるエネルギーを
貯蔵している。
前述の如くに製造された電池を他の電池とたとえば全部
で3個の単電池を直列に接続するとき、各単電池は並列
接続された数枚の担体板(通常17または19)8含み
、単電池の数および各単電池中の担体板の数によって5
1または57枚を含む鉛−結晶バッテリーが形成される
。しかしながら3個以上の単電池、たとえば6個等の電
池を場合によっては直列に接続することができる。
本発明の独得な特徴を組入れh鉛−結晶バッテリ!は鉛
−酸バッテリーに比較してすぐれた性能を示す。すなわ
ち内部抵抗が低いので、51または57枚の担体板より
なる鉛−結晶バッテリーは鉛−酸バッテリーよりも約1
0−15倍の電流を受けることができる。従って鉛−結
晶バッテリーは鉛−酸バッテリーよりも非常に高速で充
電することができる。同様に、鉛−結晶バッテリーは鉛
−酸バッテリーよりもかなりに加速された速度で電流を
供給することができるので、鉛−結晶バッテリーの放電
速度もかなり改善される。
第3図に、一本発明によって作った鉛−結晶単電池の放
電曲線を代表的な鉛−酸単電池の放電曲線と比較した。
第3図の実線は鉛−結晶単電池の放電曲線を、破線は鉛
−酸単電池の放電曲線を示す。
この両方の放電曲線を比較すると、最初の16分間の間
、すなわち放電サイクルの約80%の間、鉛−結晶単電
池の起電力は一定に保たれ、それから後に2.32Vか
ら約2.3vへ非常にわずかに降下するのに対して、鉛
−酸単電池の起電力は同一期間中着実に定率で低下し、
2.IVから約2.Ovへ低下することを示している。
この相違はこのような単電池を組合せたバッテリーで顕
著になり、鉛−結晶バッテリーは鉛−酸バッテリーより
もその起電力を高レベルに維持することができ、従って
すぐれた性能を表わすことを示している。
さらに本発明の鉛−結晶バッテリーは通常の鉛−酸バッ
テリーより約25〜30%高い容量を示す。さらに鉛−
結晶電池は鉛−酸電池に比較してはるかに完全な充電お
よび放電が可能で、後反応または自家充電を起すことが
なく、従って鉛−結晶バッテリーは匹敵する重量および
容積の鉛−酸バッテリーより大きな蓄電容量を示す。本
明細書に述べられた原理に従って製作された電池は鉛−
酸バッテリーを製作する通常の単蓄電池よりも約0、l
〜0.2v高い起電力を生じる。
前述の説明で、焼結化された鉛およびカドミウムはホッ
トスプレー法によってコレクター板の表面に塗布されて
コレクター板にPb−Cdの均一、密着性層を沈着させ
た。次にPb−8b担体版の表面にPb−Cdの層を沈
着させる別の2つの方法について述べることにする。
本発明の別の実施態様においては、粒径約100〜50
0ミクロンの軟かい鉛とカドミウムのl:lの混合物の
顆粒を適当な有機液体たとえばメタノールまたはエタノ
ールにとかしてペーストを作り、次にこのペーストを適
当なふるいによって担体板の表面に沈着させる。その後
メタノールを蒸発させ、担体板を乾燥させ、Pb−Cd
1約300〜400 ’Oの温度で約3秒間プレス中で
焼結化させる。この場合でも、焼結化の間の温度と圧力
とを注意して調節し、Pb−Cd合金の生成を防止しな
ければならない。
担体板上のPb−Cd層の厚さは適当な目のふるいを選
ぶことによって、また担体板の表面にペーストの適量を
均一に沈着させることによって調節することができる。
このようにして、約0.5 myx厚のPb−Cd層を
担体板の両側に沈着させることができる。
所要の厚さの被膜を沈着させた後で、担体板を、第り図
に関して萌述したように希硫酸と鉛板とを含む容器中に
浸漬し、この場合も同様にして担体板の表面に結晶性お
よび多結晶性超酸他船(PbO2)全形成させる。Pb
−Cd層からのカドミウムは硫酸と反応してcctsO
4の形で沈着されるので、これからカドミウムを回収し
て再使用することかでき、次に担体板を使用して第2図
に関して前述の如く鉛−結晶電池を構成するのに使用さ
れる。
本発明の別の実施態様ではホウフッ化物電解浴中で電気
メッキすることによって、担体板上に鉛およびカドミウ
ムの硬質ち密な合金を沈着させる。
すなわち陰極として鉛とアンチモンとの合金から作った
電極と、陽極として鉛とカドミウムとのl:1合金より
作った電極を次の組成を有するホウフッ化物浴に浸漬す
る。
ホウフッ化鉛[:Pb(BF4)2)   3.379
(119オンス) 金属鉛(Pb)  1.84ffP(65オンス)ホウ
フッ素酸(HBF4)   28.351(1,0オン
ス〕ホウ酸     226.89(8,0オンス)ホ
ウフッ化カドミウム(Cd(BF4))   921.
4g(32,5オンス) 金属カドミウム(Cd)   340.2.9(12,
0オンス)ホウフッ化アンモニウム  226.8.9
(8,0オンス)水        3.785J(1
ガロン)次に両電極85vの起電力源の正および負端子
に接続して1時間電解を行なうと、陰極の両面に厚さ約
0.1 gillのカドミウムと鉛との均一な層が沈着
する。次に起電力源を切断し、陰極を浴から取出し、水
でよく洗って乾燥する。
表面に結晶性および多結晶性超酸他船を有する3枚の担
体板を製造するために、この方法で作られた3枚の陰極
担体板を希硫酸電解質中に浸漬し、第1図について前述
した作業と同様に処理する。
次に生成する担体板を使用して、第2図について前述の
如く鉛−結晶単電池を構成するのに使用される。
前述の詳細な説明から明らかなように、本発明の鉛−結
晶バッテリーは鉛−酸バッテリーより著しくすぐれてい
る。前述の数稲の独得な特性のほかに、鉛−結晶バッテ
リーは匹敵する大きさおよび容量を有する鉛−酸バッテ
リーよりも通常約15〜30重量%軽量であり、匹敵す
る大きさおよび重量を有する鉛−酸バッテリーより約2
5〜30チ大きな容量を示す。その有意的に低い内部抵
抗および高活性のためにかなり短かい時間中に実質的に
多量の動力を引出すことができるので、急速加速を要す
る車幅、たとえば電気車輛および電車その他電気的な動
力源に特に有用である。
また本発明に従って作られた鉛−結晶バッテリーは硫酸
塩化をほとんど、あるいは全く示さない。
このことは、実際問題として、これらのバッテリーが起
電力0に近い点まで放電できることを意味している。こ
れに反して、鉛−酸バッテリーにおいて硫酸塩化はむし
ろ珍らしくない現象であり、従って、鉛−酸バッテリー
は起電力約1.5〜1.8V以上に放電することができ
ない。これ以上放電すると、活性材のペーストi保持す
る鉛格子中でほとんど不可逆的な硫酸塩化が起る0 本発明をある程度の特殊性について今まで説明し、例示
してきたが、前述の説明から自明であり、従って本発明
の精神および範囲に包括させる変更をある程度性ない得
ることもまた注意すべきである。
たとえばpb−sb担体板を使用する代りに、たとえば
ポリプロピレンまたはセルロース材料のような適当なプ
ラスチックから製作した不活性非導電性担体板を使用し
、その上に前述の如く、鉛または鉛とアンチモンとの混
合物を沈着させることもできる。このような担体板はP
b−8b担体板より重量がかなり小さく、従って生成す
るツク゛ノテリーも1様にかなり軽くなる。
またPb 妄Cdの重量比8に:五とした場合について
本発明を説明したが、この比を約30〜70重量%、好
ましくは約45〜55重量%に変化させることができる
が、最適の結果は両成分を約等重量比で使用するときに
得られる。混合物に鉛を多く、たとえば70重量−にす
ると、Pb−Cd層は軟かく、気孔が少なくなるのに対
して、カドミウム成分が多く、たとえば混合物の’IO
%Iこなると、生成するPb−Cd層はかたくなり多孔
性になる0Pb−Cd層の最適かたさおよび最適気孔車
番ま混合物がl:lの重量比であるときに得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による活性体、すなわち結晶性および多
結晶性酸化鉛の形成法を例示する説明図である。第2図
は陽極板および陰極板およびこれらの極板よりなる単電
池の形成を例示する別の説明図である。第3図は本発明
によって作った鉛−結晶電池の放電特性を従来の鉛−酸
型の電池の放電特性と比較する2種の曲線を示す。図中
lは担体板、3は容器、5は鉛シート、7は起電力源、
9は容器、15は起電力源である。 図面の浄書(内容)こ変更なし) 手  続  補  正  書 1.事件の表示 昭和57年特許願第94652号 2、発明の名称 蓄電池用固体導体の製造法 3、補正をする者 事件との関係  出願人 名 称  ソケラーゲン・エレクトロニクス・リミテッ
ド4、代理人 住 所  東京都千代田区永田町1丁目11番28号昭
和  年  月  日 6、補正の対象 明細書のタイプ浄書(内容に変更なし)、及び正式図面
(内番に東史馨り。 7、補正の内容 別紙のとおり

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ill  (al  鉛、鉛とアンチモンとの合金、ま
    たは鉛または鉛とアンチモンとの合金で被覆された不活
    性非導電性材料から作られた担体板に鉛およびカドミウ
    ムの均一な密着層を形成し、(bl  生成担体板を希
    硫酸および鉛板を含む容器中に浸漬し、 (cl  担体板をある起電力源の正端子に接続し、鉛
    板を該起電力源の負端子に接続し、担体板と鉛板との間
    に電流を通し、 (di  鉛−カドミウム層中のカドミウム8硫酸と反
    応させて硫酸カドミウムを作り、鉛板上に沈着させ、こ
    れと同時に鉛−カドミウム層中の鉛を酸化させ、鉛が最
    高の4Iil[iの状態にある結晶4および多結晶性超
    、化鉛。混合v、4作。 蓄電池用固体状導体の製造法。 (2)  工程(alにおいて、鉛およびカドミウムの
    均一密着層を、還元性雰囲気中で担体板の表面に鉛とカ
    ドミウムとのホットメルト混合物をスプレーシ、担体板
    の表面に鉛とカドミウムとの合金を船底することなくホ
    ットメルト混合物を焼結させることによって形成する特
    許請求の範囲第1υ項の固体状導体の製造法〇 (3)ホットメルト混合物が船釣30〜70重量−を含
    有する特許請求の範囲第(2)項記載の方法。 (4)  ホットメルト混合物が船釣45〜55重量%
    を含有する特許請求の範囲第(2]項記載の方法。 (5)ホットメルト混合物のカドミウムに対する鉛の重
    量比が約t:lである特許請求の範囲第(2)項記載の
    方法。 (6)工程(a)において鉛とカドミウムとの均−声着
    層を、還元性有機液体中で鉛およびカドミウムの比較的
    に希薄なペーストラ作り、担体板上にペーストを沈着さ
    せ、ペーストから溶媒を蒸発させることによって形成す
    る特許請求の範囲第(1]項記載の方法。 (7)還元性有機液体がメタノールである特許請求の範
    囲第部)項記載の方法。 (8)  還元性有機液体がエタノールである特許請求
    の範囲第(6)項記載の方法。 (9)  鉛とカドミウムとの層が鉛約30〜70重量
    %を含有する特許請求の範囲第(61項記載の方法。 叫 鉛とカドミウムとの層が鉛約45〜55重量%を含
    有する特許請求の範囲第(6)項記載の方法。 (111鉛とカドミウムとの層のカドミウムに対する鉛
    の重量比が約l:lである特許請求の範囲第(6)項記
    載の方法。 α21  鉛とカドミウムとの層が鉛約30〜70重量
    %を含有する特許請求の範囲第(7)項記載の方法。 0階 鉛とカドミウムとの層が鉛約45〜55重量%を
    含有する特許請求の範囲第(7)項記載の方法。 α41  鉛とカドミウムとの層のカドミウムに対する
    鉛の重量比が約titである特許請求の範囲第(71項
    記載ρ方法0 αω 鉛とカドミウムとの層が鉛約30〜70重量%を
    含有する特許請求の範囲第(81項記載の方法。 σ0 鉛とカドミウムとの層が鉛約45〜55重量%を
    含有する特許請求の範囲第t81項記載の方法。 t17)鉛とカドミウムとの層のカドミウムに対する鉛
    の重量比が約l:lである特許請求の範囲第(8)項記
    載の方法。 α81  工程(alにおいて、鉛とカドミウムとの均
    一密着層を、鉛およびアンチモンの合金より作った陰極
    および鉛およびカドミウムより作った陽極よりなる2つ
    の導体を、ホウフッ化鉛、金属鉛、ホウフッ酸、ホウ酸
    、ホウフッ化カドミウム、金属カドミウム、ホウフッ化
    アンモニ゛ウムおよび水を含有する電解浴中に浸漬し、
    該陰極および陽極をそれぞれある起電力源の負抱子およ
    び正端子に接続し、該電極に電流を通す電気メツキ法に
    よって、該担体板の表面に形成する特許請求の範囲第1
    項記載の固体状導体の製造法。 (11陽極が鉛約30〜70重量%を含有する特許請求
    の範囲第α印項記載の方法。 四 陽極が鉛約45〜55重量%を含有する特許請求の
    範囲第σ0項記載の方法。 Qυ 陽極のカドミウムに対する鉛の重量比が約I:l
    である特許請求の範囲第aa項記載の方法。
JP57094652A 1977-02-15 1982-06-02 蓄電池用固体電極の製造法 Granted JPS584263A (ja)

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US76890977A 1977-02-15 1977-02-15
US768909 1977-02-15
US781762 1977-03-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8943658B2 (en) 2008-09-29 2015-02-03 Uni-Charm Corporation Manufacturing apparatus and manufacturing method of tampon

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8943658B2 (en) 2008-09-29 2015-02-03 Uni-Charm Corporation Manufacturing apparatus and manufacturing method of tampon

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