JPS5842407A - 化粧合板の製造方法 - Google Patents
化粧合板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5842407A JPS5842407A JP13979381A JP13979381A JPS5842407A JP S5842407 A JPS5842407 A JP S5842407A JP 13979381 A JP13979381 A JP 13979381A JP 13979381 A JP13979381 A JP 13979381A JP S5842407 A JPS5842407 A JP S5842407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- veneer
- decorative
- impregnated
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finished Plywoods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧単板の素材感を損なわずにその強度を高め
た化粧合板の製造方法に間する。
た化粧合板の製造方法に間する。
従来の強度を高めた化粧合板の製造方法としては、熱硬
化性樹脂寸たは熱硬化性樹脂をスライスされた化粧単板
(通常、厚さ0.5−0.7sm)に減圧下で含浸させ
た後、該単板を基材に接着剤を塗布し、貼着あるいは熱
圧着するものである。樹脂を含浸した。化粧単板は硬度
が高まシ、又膨張・収縮に起因するクラックを防ぐこと
ができるなどの利点を有する反面、樹脂を単板金体に一
様に含浸しているため、該単板が本来有している素材感
を失ってしまう。換言すれば木l」の白味、赤味が消え
てしまうこととなる。このことハ特に化粧単板として檜
などの白色化粧単板を使用したときに顕著である。一方
これら化粧単板の素材感を失わないようにするためには
、その強化を犠牲として樹脂の含浸率を低めたり、ある
いけ前記白色化粧単板などの場合には、全く強化を行わ
ずに単板に透明な塗料を塗布するのみであった。そのた
め表面強度が不十分となり、単板の表面に1yi’l単
に傷がついたり単板にクラックが入り易いという欠点を
生じていた。。
化性樹脂寸たは熱硬化性樹脂をスライスされた化粧単板
(通常、厚さ0.5−0.7sm)に減圧下で含浸させ
た後、該単板を基材に接着剤を塗布し、貼着あるいは熱
圧着するものである。樹脂を含浸した。化粧単板は硬度
が高まシ、又膨張・収縮に起因するクラックを防ぐこと
ができるなどの利点を有する反面、樹脂を単板金体に一
様に含浸しているため、該単板が本来有している素材感
を失ってしまう。換言すれば木l」の白味、赤味が消え
てしまうこととなる。このことハ特に化粧単板として檜
などの白色化粧単板を使用したときに顕著である。一方
これら化粧単板の素材感を失わないようにするためには
、その強化を犠牲として樹脂の含浸率を低めたり、ある
いけ前記白色化粧単板などの場合には、全く強化を行わ
ずに単板に透明な塗料を塗布するのみであった。そのた
め表面強度が不十分となり、単板の表面に1yi’l単
に傷がついたり単板にクラックが入り易いという欠点を
生じていた。。
本発明は化粧単板の素材感を損わずにその強度全品める
ことを目的とするものでろって、その要旨とするところ
は、基材と化粧単板とを接着剤を介して貼着する一方、
硬化すると透明になる樹脂を、含浸された該樹脂と一体
に透明層を形成するシートに含浸させ、該シートを前記
化粧単板に被覆し熱圧接着することを特徴とする特 以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
ことを目的とするものでろって、その要旨とするところ
は、基材と化粧単板とを接着剤を介して貼着する一方、
硬化すると透明になる樹脂を、含浸された該樹脂と一体
に透明層を形成するシートに含浸させ、該シートを前記
化粧単板に被覆し熱圧接着することを特徴とする特 以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
まず基材の化粧単板と接着すべき面に接着剤を塗布し、
基材と化粧単板を貼着する。一方、樹脂と一体に透明層
を形成するシート、例えばレーヨン製不織布、テトロン
製不織布に硬化すると透明になる樹脂を含浸させる。次
に樹脂を含浸したシートをそのま捷、つまシ湿った状態
のまま前記化粧単板上に被せ熱圧接着を行う。このよう
な熱圧接着によp樹脂を含浸したシートはしだいに硬化
1.樹脂と一体となって透明化して化粧単板上に透明な
強化層を形成する。本発明方法によれば従前のように化
粧単板に樹脂が含浸して素材感を失うことがないため、
木目の白味、赤味が消えてしまうことがない。また化粧
単板上に形成される層は透明であるためその素材感を減
することはない。更に該層は硬化した樹脂と一体と々つ
だシートであるため簡単に傷が付くなどということもな
く、−また核層によって化粧単板は強化されているので
基材の膨張拳収縮によるクラックの発生を防止すること
もできる。上記硬化すると透明に々る樹脂として、例え
ば熱可塑性樹脂のスチレン、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸2エチルヘキシル、メタクリル酸メチルアクリロニ
ドリン等の重合1」ユモノマー、あるいけ熱硬化性樹脂
の不飽オIJポリエステル樹脂、メラミン樹脂、フタル
酸シアル樹脂が3うZ〕。向上)1+:: 41)l脂
と一体化して透明層を形成するシートに上記レーヨン製
不織布、テトロン製不織布に限るものではなく、樹脂の
透明化を妨げずに樹脂と一体に透明層を形成するもので
あれば良い。又熱圧接着の条件も通常の温度・圧力の条
件で良い。
基材と化粧単板を貼着する。一方、樹脂と一体に透明層
を形成するシート、例えばレーヨン製不織布、テトロン
製不織布に硬化すると透明になる樹脂を含浸させる。次
に樹脂を含浸したシートをそのま捷、つまシ湿った状態
のまま前記化粧単板上に被せ熱圧接着を行う。このよう
な熱圧接着によp樹脂を含浸したシートはしだいに硬化
1.樹脂と一体となって透明化して化粧単板上に透明な
強化層を形成する。本発明方法によれば従前のように化
粧単板に樹脂が含浸して素材感を失うことがないため、
木目の白味、赤味が消えてしまうことがない。また化粧
単板上に形成される層は透明であるためその素材感を減
することはない。更に該層は硬化した樹脂と一体と々つ
だシートであるため簡単に傷が付くなどということもな
く、−また核層によって化粧単板は強化されているので
基材の膨張拳収縮によるクラックの発生を防止すること
もできる。上記硬化すると透明に々る樹脂として、例え
ば熱可塑性樹脂のスチレン、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸2エチルヘキシル、メタクリル酸メチルアクリロニ
ドリン等の重合1」ユモノマー、あるいけ熱硬化性樹脂
の不飽オIJポリエステル樹脂、メラミン樹脂、フタル
酸シアル樹脂が3うZ〕。向上)1+:: 41)l脂
と一体化して透明層を形成するシートに上記レーヨン製
不織布、テトロン製不織布に限るものではなく、樹脂の
透明化を妨げずに樹脂と一体に透明層を形成するもので
あれば良い。又熱圧接着の条件も通常の温度・圧力の条
件で良い。
次に実施例及び比較例を示す。
実施例
酢酸ビニールエマルション系接51J 剤ヲ150 ’
/Qの割合でラワン合板(基材)に塗布し、0.5m厚
にスライスされた檜単板(白色化粧単板)を重ね合わせ
貼着する。次にサイメル325(メラミン樹脂、三井東
圧製)100重量部にCatalyst4040(硬化
剤、三井東圧製)5重量部を添加した樹脂液を本実施例
でシートとして用いるバイロン≠260(不織布、ダイ
ニックKK製)に含浸させ、含浸率250俤に調製した
。該樹脂を含浸したiJ?イロン1給260を前記檜単
板上に被せ、120℃、 5 KgAdlの条件で10
分間熱圧接着を行った。得られた化粧合板は檜の素材感
を失しなうこともなく更に単板−にには透明な強化層が
形成されていた。該化粧合板の表面硬度はNo936パ
一コール硬度で82であシ、該表面は十分に強化されて
いた。更に昭和47年農林省告示第1650号に規定す
る寒熱繰返しB試験を行ったところ80℃2時間、−2
0℃2時間の処理を2回繰り返しても全くクラックを発
生せず、耐クラツク性にも優れていた。
/Qの割合でラワン合板(基材)に塗布し、0.5m厚
にスライスされた檜単板(白色化粧単板)を重ね合わせ
貼着する。次にサイメル325(メラミン樹脂、三井東
圧製)100重量部にCatalyst4040(硬化
剤、三井東圧製)5重量部を添加した樹脂液を本実施例
でシートとして用いるバイロン≠260(不織布、ダイ
ニックKK製)に含浸させ、含浸率250俤に調製した
。該樹脂を含浸したiJ?イロン1給260を前記檜単
板上に被せ、120℃、 5 KgAdlの条件で10
分間熱圧接着を行った。得られた化粧合板は檜の素材感
を失しなうこともなく更に単板−にには透明な強化層が
形成されていた。該化粧合板の表面硬度はNo936パ
一コール硬度で82であシ、該表面は十分に強化されて
いた。更に昭和47年農林省告示第1650号に規定す
る寒熱繰返しB試験を行ったところ80℃2時間、−2
0℃2時間の処理を2回繰り返しても全くクラックを発
生せず、耐クラツク性にも優れていた。
比較例1
酢酸ビニールエマルション系’A M 剤ヲ150 ’
Xriの割合でラワン合板に塗布し、0.5叫にスライ
スされた檜単板を重ね合わせ貼着する。得られた化粧合
板のNo936パ一コール硬度は24であシ軽く爪で押
しても傷が付き、また寒熱繰返しB試験では1回処理し
たのみで多量のクラックを発生するなど、強度が不十分
であった。
Xriの割合でラワン合板に塗布し、0.5叫にスライ
スされた檜単板を重ね合わせ貼着する。得られた化粧合
板のNo936パ一コール硬度は24であシ軽く爪で押
しても傷が付き、また寒熱繰返しB試験では1回処理し
たのみで多量のクラックを発生するなど、強度が不十分
であった。
比較例2
実施例で使用した樹脂液を0.5咽厚の檜単板に5wn
Hf/の減圧下で4時間含浸させた。この含浸率はウェ
ット状態で約170%であり、該樹脂が硬化した後に、
サイメル325.100重量部にCatal)’5t4
040 、10M量部、二酸化チタンR−780(石原
産業製)5M量部を添加した接着剤を寒村上に150
f/l♂の割合で均一に塗布し、檜単板を重ね合わせ1
20℃。
Hf/の減圧下で4時間含浸させた。この含浸率はウェ
ット状態で約170%であり、該樹脂が硬化した後に、
サイメル325.100重量部にCatal)’5t4
040 、10M量部、二酸化チタンR−780(石原
産業製)5M量部を添加した接着剤を寒村上に150
f/l♂の割合で均一に塗布し、檜単板を重ね合わせ1
20℃。
(i KV′cJの条件で10分間熱圧接着を行った。
得られた化粧合板は檜単板に樹脂が含浸されているため
白味の程度は本来の檜単板と変わらないものの赤味が消
えてし捷い檜のもつ素材感が変化し意匠性に劣るもので
あった。
白味の程度は本来の檜単板と変わらないものの赤味が消
えてし捷い檜のもつ素材感が変化し意匠性に劣るもので
あった。
以上、実施例に基づいて具体的に説明してきたように本
発明方法によれば、化粧単板の素材感を損わずにその強
度を高めた化粧合板が製造できる。
発明方法によれば、化粧単板の素材感を損わずにその強
度を高めた化粧合板が製造できる。
特許出願人
山陽国策/4’ルン0株式会社
代 理 人
弁理士 光 石 士 部(他1名)
45−
Claims (1)
- 基材と化粧単板とを接着剤を介して貼着する一方、硬化
すると透明になる樹脂を、含浸された該樹脂と一体に透
明層を形成するシートに含浸させ、該シートを前記化粧
単板に被覆し熱圧接着することを特徴とする化粧合板の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13979381A JPS5842407A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 化粧合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13979381A JPS5842407A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 化粧合板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842407A true JPS5842407A (ja) | 1983-03-11 |
Family
ID=15253551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13979381A Pending JPS5842407A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 化粧合板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05147111A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-06-15 | Daito Mokko Kk | 装飾板の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159914A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-12 | Dantani Plywood Co | Preparation of veneer pasted smoothly planed board |
JPS5653073A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-12 | Dantani Plywood Co | Manufacture of veneer pasted smoothly planed board |
-
1981
- 1981-09-07 JP JP13979381A patent/JPS5842407A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55159914A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-12 | Dantani Plywood Co | Preparation of veneer pasted smoothly planed board |
JPS5653073A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-12 | Dantani Plywood Co | Manufacture of veneer pasted smoothly planed board |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05147111A (ja) * | 1991-06-24 | 1993-06-15 | Daito Mokko Kk | 装飾板の製造方法 |
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