JPS5842040Y2 - スプレ−ガン - Google Patents

スプレ−ガン

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JPS5842040Y2
JPS5842040Y2 JP11300576U JP11300576U JPS5842040Y2 JP S5842040 Y2 JPS5842040 Y2 JP S5842040Y2 JP 11300576 U JP11300576 U JP 11300576U JP 11300576 U JP11300576 U JP 11300576U JP S5842040 Y2 JPS5842040 Y2 JP S5842040Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
needle
spray gun
flow path
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP11300576U
Other languages
English (en)
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JPS5331059U (ja
Inventor
要 加藤
清 高木
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP11300576U priority Critical patent/JPS5842040Y2/ja
Publication of JPS5331059U publication Critical patent/JPS5331059U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスプレーガンに関するものであり、さらに詳し
く述べるならば2液性塗料のスプレーガンに関するもの
である。
2液性塗料のスプレー塗装において、2液温合によって
粘度上昇がある場合、特に2液が硬化反応を伴う場合は
、予め2液を混合してスプレーガン内に移送する型式の
スプレーガンや、スプレーガン内で溶液を混合する型式
のスプレーガンは、霧化性能の低下を免れ得ない。
このような欠点を解消し得る特殊な構造をもつスプレー
ガンとして西独のりヤード、チツペル社からerzet
2 Kなる商品名で三重管構造のスプレーガンが市販
されている。
このスプレーガンではガンの中心から硬化剤が、その周
りから同心円状に塗料が、さらに塗料の外側から霧化用
空気が噴霧されている。
このスプレーガンの欠点は中心から吹出される硬化剤の
噴出流量を調節するのが困難であり、したがって被塗物
に到着した塗料に適切な粘度が与えられないことである
また、塗装が終了した後にガンの中心に溜まっていた硬
化剤が流れ出て、被塗物を汚染したりする。
本考案は係る欠点を解消するものであって、塗料及び増
粘溶剤からなる群の流体の一方を流すための第1管体、
この流体の他方を流す環状空間を形成するために第1管
体を囲んで同心円状に位置する第2管体、第2管体を囲
んで同心円状に形成された前記流体の霧化用空気を流す
環状空間、及びこの環状空間を閉じるキャップを含んで
なり、第1管体の流路は少なくともその一部の区間にお
いて先細りになっており、調節自在に前進後退し得るニ
ードルが第1管体内を伸びており、且つ前進位置にある
該ニードルの先端部が前記先細り部と当接して外気への
流路を遮断することを特徴とする。
以下、本考案の具体例を図面に基いて説明する。
図面はスプレーガンの要部を示す断面図であって、スプ
レーガン本体1の軸方向を前進後退し霧化すべき流体の
噴出孔を開閉する第1管体3が設けられている。
この第1管体3は径の細い先端部3C1以下に説明され
る塗料を吐出する第2管体2と接するテーパ部3d、中
央部3e、及びフランジ部3fから構成される。
この第1管体3はスプレーガン本体1に摺動可能に接触
している。
第1管体3のフランジ部3fは空気導入孔15と導通し
たチャンバー19内に位置しており、その内壁面と摺動
自在に接触している。
フランジ部3fの背面にはスプリング10が接しており
第1管体3に前進力を与えている。
フランジ部3fの前面にはテーパが形成されており、こ
のために、チャンバー19内が常圧になってフランジ部
が極限まで前進した時でもフランジ部の前面には圧縮空
気が導入される間隙が残されている。
この間隙から導入された圧縮空気はスプリング10の圧
力に抗して第1管体3を後退させる。
第1管体3の壁面に開孔3aが形成されており、この開
孔は図示の状態ではスプレーガン本体1に形成された透
孔13と導通している。
この透孔13は増粘溶剤の導入孔として使用され、図示
されていない増粘溶剤導入ホースが取付けられる。
したがって増粘溶剤は第1管体3の内部に入り、その噴
出孔3bより噴出される。
増粘溶剤の入口となる開孔3aの位置は、第1管体3が
後退した時、該入口3aと透孔13が遮断されるような
位置に定められている。
第1管体3との間に環状間隙を規定するニードル4がス
プレーガンの中心軸に沿って配置されている。
このニードルは、先端部4a、本体部4b、基体部4C
及びフランジ部4dから構成されている。
ニードル本体部4bと第1管体3の間に増粘溶剤が流れ
る環状空間が形成される。
ニードル4が前進した時この環状空間は先端部4aによ
って外気から遮断される。
基体部4Cは第1管体3と摺動自在に接触している。
ニードルのフランジ部4dは空気導入孔16と導通した
チャンバー20内に位置しており、その内壁面に摺動自
在に接触している。
フランジ部4dの背面にはスプリング11が接しており
ニードル4に前進力を与えている。
フランジ部4dの前面にはテーパが形成されており、こ
の機能は第1管体3のフランジ部について先に述べたと
ころと同じである。
スプレーガン本体1の背面からボルト9が貫通してニー
ドルのフランジ部4dに当接している。
ボルト9を調節することによりニードル4の軸方向位置
が調節される。
第1管体3の先端部はスプレーガン本体1の内部で表出
されており、この表出部を同軸状に取囲むように第2管
体2が配置されている。
両管体2と3の間に形成される環状空間は第1管体2の
前進後退によって外気に対して遮断されたり導通された
りする。
この環状空間は塗料導入孔となる入口12と導通してい
る。
入口12には図示されていない塗料導入ホースが接続さ
れる。
スプレーガン本体1の先端にカップリング6が固定され
、カップリング6によって空気吹出孔を具えたキャップ
5が固定されている。
キャップ5の空気吹出孔に圧縮空気を送り込むために、
図示されていない空気供給ホースが取付けられる導入孔
14がスプレーガン本体1に形成されている。
この導入孔14は流路21と導通しており、流路21か
ら霧化用空気流路22が分岐している。
霧化用空気流路22は第2管体2の周囲にセパレータ7
によって画定されている環状空間23に導通している。
そしてこの環状空間23は第2管体2のフランジ部に形
成された複数個の通路2aと導通し、さらにキャップ5
と第2管体2の間に形成された環状空間に導通する。
キャップ5にはa及びbとして上下2段に且つ前面から
見ると放射状に霧化用空気噴出孔5a、5bが形成され
ている。
さて、圧縮空気のうち一部は上述の如く霧化用空気とし
て使用され、残りは流路21を通り抜けてスプレーパタ
ーン調節用に使用される。
流路21の末端に、調整ボルト8の末端が位置しており
、ボルト8の調整によって空気流路が開かれたり絞られ
たりする。
流路21はセパレータ7の通路7aに導通している。
セパレータ7はパターン調整用空気と霧化用空気を分離
している。
パターン調整用空気はキャップ5とカップリング6の間
の環状空間から空気吹出孔5c(上半分に2個、下半分
に2個形成される)に送られ吹出される。
なお、パターン調整霧化用圧縮空気は通常、摺動部材駆
動用圧縮空気とは別の供給源から供給される。
ニードル4駆動用と第1管体3駆動用の圧縮空気供給源
は共通でも別でもよい。
これらの圧縮空気の圧力は通常6kg/cnnM度であ
る。
第1管体3とニードル4の前進後退は同調していること
もあり独立していることもある。
すべての環状空間が外気に対して開放された状態で、第
1管体3とニードル4が独立して変位可能であると、塗
料と増粘溶剤の割合を連続的に調節できる。
本考案に係るスプレーガンにおいて第1管体3及びニー
ドル4が先に述べた如き構成を有するために独立変位は
容易に実現される。
すなわち、それぞれの空気流路はソレノイド弁などの公
知の流量制御機構を設ければ良い。
通常、塗料は増粘溶剤よりも圧倒的に多いため塗料が透
孔12がらまた増粘溶剤が透孔13から導入されている
が、これらの比率が接近した場合は塗料が透孔13から
また増粘溶剤が透(L12から導入されることもある。
以上の説明から理解されるように、本考案では前進後退
なニードル4が、第1管体3の中心に沿って伸びている
ため、塗装終了後に増粘溶剤が流れ落ちることはない。
また増粘溶剤の供給量が連続的に且つ簡単に調節される
増粘溶剤による増粘効果は、その種類、塗料の温度など
によって著しく変化するので、本考案によってその供給
量を調節する効果は大きい。
本考案の態様によると、ニードル4の末端部に調節可能
なボルト9が当接しており、増粘剤流路が最も解放され
た時の流路断面積がボルト9によって調節される。
したがって、増粘溶剤が必要以上に流出することが避け
られる。
本考案の他の態様によると、ニードル4の前進後退は空
気圧とスプリング圧のバランスによって行われ、ニード
ルの一部、例えば末端、にフランジ部4dが設けられ、
フランジ部の前面又は背面にはテーパが形成されている
この場合は増粘溶剤の流出量は正確に制御される。
またテーパの形成によって、複雑な空気流路によらずニ
ードルを始動させることができる。
本考案の好ましい態様によると、ニードル4と同様に増
粘溶剤供給管となる第1管体も空気圧とスプリング圧の
バランスによって前進後退する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一具体例に係るスプレーガンの縦断面図
である。 1・・・・・・スプレーガン本体、2・・・・・・第2
管体、3・・・・・・第1管体、4・・・・・・ニード
ル、5・・・・・・キャップ、6・・・・・・カップリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塗料及び増粘溶剤からなる群の流体の一方を流すための
    第1管体3、前記流体の他方を流す環状空間を形成する
    ために第1管体3を囲んで同心円状に位置する第2管体
    2、第2管体2を囲んで同心円状に形成された前記流体
    の霧化用空気を流す環状空間、及びこの環状空間を閉じ
    るキャップ5を含んでなり、前記第1管体3の流路は少
    なくともその一部の区間において先細りなっており、調
    節自在に前進後退し得るニードル4が前記第1管体内3
    を伸びており、且つ前進位置にある該二ドル4の先端部
    が前記先細り部と当接して外気への流路を遮断すること
    を特徴とするスプレーガン。
JP11300576U 1976-08-25 1976-08-25 スプレ−ガン Expired JPS5842040Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11300576U JPS5842040Y2 (ja) 1976-08-25 1976-08-25 スプレ−ガン

Applications Claiming Priority (1)

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JP11300576U JPS5842040Y2 (ja) 1976-08-25 1976-08-25 スプレ−ガン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5331059U JPS5331059U (ja) 1978-03-17
JPS5842040Y2 true JPS5842040Y2 (ja) 1983-09-22

Family

ID=28722719

Family Applications (1)

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JP11300576U Expired JPS5842040Y2 (ja) 1976-08-25 1976-08-25 スプレ−ガン

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JP (1) JPS5842040Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010008009A1 (ja) * 2008-07-15 2010-01-21 ランズバーグ・インダストリー株式会社 ニードルが移動可能なスプレー装置
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US10605292B2 (en) 2009-05-06 2020-03-31 Dürr Systems Ag Coating agent device and coating device

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Publication number Publication date
JPS5331059U (ja) 1978-03-17

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