JPS5842023B2 - 横断面形状の屈曲した金属を含む合成樹脂長尺体の製造方法 - Google Patents

横断面形状の屈曲した金属を含む合成樹脂長尺体の製造方法

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JPS5842023B2
JPS5842023B2 JP55106534A JP10653480A JPS5842023B2 JP S5842023 B2 JPS5842023 B2 JP S5842023B2 JP 55106534 A JP55106534 A JP 55106534A JP 10653480 A JP10653480 A JP 10653480A JP S5842023 B2 JPS5842023 B2 JP S5842023B2
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JP
Japan
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tape
synthetic resin
guide
metal tape
manufacturing
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JP55106534A
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JPS5731549A (en
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文夫 吉村
敏雄 藤川
昴 平松
史朗 堀内
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Sekisui Jushi Corp
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Sekisui Jushi Corp
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、横断面形状の屈曲した金属テープを含む合
成樹脂長尺体の製造方法に関するものである。
金属テープを含む合成樹脂長尺体は、既に知られている
この長尺体は、金属光沢を持ったテープの上を透明な合
成樹脂で覆った構造のものであるから、美麗であるため
、装飾用の縁取材として用いられる。
このものは、断面が一定の形状の長尺体であるから、押
出成形によって造るのに好都合な形状をしている。
従って、実際には、金属テープな押出機の口金内に導い
てこれを通過させつつ、金属テープの周りに合成樹脂を
押出被覆して、金属テープを含む合成樹脂長尺体が作ら
れている。
縁取材としては、色色な形状のものが要求される。
例えば、横断面かに形のものもあれば、コの字形のもの
もあり、またO形のものもある。
その上に、幅も大小さまざまである。
製造方法としては、口金は品物ごとに取変えるにしても
、その他の諸設備はなるべく同じものを同じ状態に置い
て作ることが望ましい。
ところが、金属テープの周りに合成樹脂な押出被覆する
ときには、同じ装置を同じ状態に置いたまま用いること
が困難である。
それは、金属テープを幅方向に屈曲することが困難だか
らである。
すなわち、押出被覆のためには、金属テープを口金内の
一定のところに導いてそこを通過させなげればならない
が、金属テープはプラスチックのテープと違って、幅方
向に屈曲させると、永久変形を生じ、波をうったり反り
を生じたりするので、テープの幅方向を正確に口金の押
出口に誘導して良好な製品を得ることが困難となるから
である。
さらに詳しく云えば、金属テープは口金へ入る前に断面
が所望の形状に屈曲されなげればならないし、また合成
樹脂との馴染みをよくするためには、表面洗浄又は接着
剤塗布などの表面処理をしなげればならない。
このためには、金属テープの処理工程として成る程度の
長い通路を必要とする。
このような長い通路を経て来た金属テープを幅方向に屈
曲させないで、押出機に付設された口金内に僅かな狂い
もなく導くことは容易でない。
しかも、金属テープと口金との位置関係は、得ようとす
る物品の形によって変えなげればならない。
だから、金属テープの表面処理工程の芯と押出被覆工程
の芯とは、得ようとする物品の形状が変わるたびごとに
、これを変えなげればならない。
従って、同じ装置を同じ状態に置いたままで、この種の
色々な物品を製造することが困難であり、従来方法では
上記2つの工程の芯合わせに苦労していた。
この発明者は、金属テープの処理工程の中では、接着剤
塗布などの表面処理に相当の長い通路が必要とされるこ
とに着目した。
また、この発明者は、金属テープの処理工程のうち、断
面を屈曲したのちは、テープの進行通路を変更すること
が困難なことに着目した。
そして、はじめに表面処理を行い、最後に断面屈曲を行
い、断面屈曲の直前にテープの進行方向を押出被覆工程
の位置に合わせるようにすることを思い着いた。
また、表面処理を行う間は、テープを幅方向に平坦な状
態に維持し、その後にテープの幅方向における進行方向
および位置を変更するようにした。
方向および位置の変更には、ガイドロールを少なくとも
2個設け、ガイドロールの軸を斜めにしてテープをガイ
ドロールにより斜めに折り返し、テープの進路をテープ
幅の方向にZ状に屈曲させることとした。
そして、ガイドロールの位置および軸方向の変更により
、テープの進路を自在に調節し、その先の工程の進路と
合わせるようにした。
こうして、この発明者は、上記従来方法の困難が解決で
きることを知った。
この発明は、このような知見に基づいてなされたもので
ある。
この発明は、金属テープを緊張状態に維持しつつ多数の
ロールに沿って進行させ、その間に賦形機に導いてテー
プの幅方向における形を変形させ、次いで押出機の口金
内に導いてテープを合成樹脂で被覆し、金属テープを含
んだ合成樹脂長尺体な製造する方法において、金属テー
プにまず接着剤を塗布し、その先に少なくとも2個の棒
状ガイドを置き、ガイド表面でテープを斜めに折り返し
、テープの幅方向における進路を2又はコの字状に変え
、ガイドの位置および軸方向を変化させ、あとのガイド
から賦形機に向かうテープの位置および方向を調節する
ようにしたことを特徴とする、横断面形状の屈曲した金
属テープを含む合成樹脂長尺体の製造方法に関するもの
である。
この発明方法を実施の一例について図面に基づき説明す
ると、つぎのとおりである。
第1図は、この発明方法の一実施態様を示した模型的な
立面図であり、第2図は同平面図である。
第3図は、第1図中の一部の拡大斜視図である。
第1図ないし第3図において、aは金属テープであり、
1は金属テープの展開台、2はアキュムレーター 3は
接着剤塗布器、4はショックアブソーバ−5は加熱炉、
6は第1ガイド、7は第2ガイド、8は賦形機、9は押
出機の口金、10は押出機、11はサイジング機、12
は水槽、13は引取機、14は切断機である。
第1図および第2図では、金属テープaが初めロール状
に巻回されているが、展開台1で展開されて、アキュム
レーターで平坦な状態に維持されてのち、接着剤塗布器
3で通常テープaの片面にだけ接着剤を塗布される。
アキュムレーター2は、展開台1において金属テープの
巻回体をつなぐとき、運転を止めないで連続的に製品を
得るために設けられたものである。
接着剤の塗布は、接着剤が塗布されたロール表面にテー
プaが接触することによってなされる。
ショックアブソーバ−4は、金属テープaの巻回体をつ
なぐとき、金属テープaがショックを受けて傷つくこと
を避けるために設けられたもので、ある。
金属テープaは、ショックアブソーバ−4を経て加熱炉
5に入り、ここで加熱され、接着剤は乾燥又は焼付けら
れる。
この間テープaは、幅方向には曲げられないで、専ら厚
み方向に屈曲される。
これまでの工程が、金属テープaの表面処理工程である
加熱炉5の先には、第1ガイド6と第2ガイド7とが設
けられている。
これらガイド6および7は、ロールで構成されている。
ガイド6および7の配置状態は、軸がテープaの平面と
平行であるが、テープaの進行方向に対して約45度に
傾いている。
従って、テープaが加熱炉5から第1ガイド6に沿って
半回転進むと、テープaは進行方向を約90度だけ変え
ることになる。
第2ガイド7は、テープaが進行方向を変えた先に位置
しており、矢張りその進行方向に対して軸を約45度傾
げている。
従って、テープaが第2ガイド7に沿って半回転進むと
、テープaはもとの進行方向と平行に向くことになる。
このとき、第2ガイド7の位置および軸方向を変えると
、第2ガイド7から先へ進むテープaの位置および進行
方向を希望通りに変えることができる。
従って、第2ガイド7の調節によって、賦形機8へ進む
テープの進行方向および軸方向の位置を容易に調節する
ことができる。
ガイド6および7は、その−例が第3図に示されている
第3図において、ガイド6および7は、それぞれ板61
および71上に軸受62および72によって回転可能に
取付けられている。
また板61および71は、それぞれ摺動板63および7
3上に軸着され、摺動板63および73上で回動可能と
なっている。
摺動板63および73は、台15上に設けられた溝16
に沿って移動可能となっている。
このため、第2ガイド7は、第1ガイド6に対して、そ
の位置を変えることもできるし、また軸の向く方向を変
えることもできる。
かくして、初め矢印Xの方向に進んでいたテープaを、
所望の位置で矢印Yの方向に進めることができる。
第2ガイド7から賦形機8に進行せしめられたテープa
は、かくして、賦形機8内の所望の位置に置かれ、賦形
機8内のロールにより、幅方向に屈曲されて、例えば横
断面がL字状又はコの字状に賦形される。
このように賦形されたテープaは、もはや大きく曲げる
ことができない。
従って、賦形機8におけるテープの通路は、口金9にお
けるテープの進路と正確に一致せしめられる。
この通路の一致は、賦形機8と口金9とが接近している
し、また賦形機80通路長および口金9の通路長が何れ
もさほど長くないので、容易にこれを行うことができる
その後は、口金9内で公知の方法により、屈曲されたテ
ープaの周りに合成樹脂を押出被覆する。
こうして押出被覆された成形体は、サイジング機11を
通って外形を整えられ、水槽12内で冷却され、引取機
13内でロールに挟んで引取られ、切断機14で所望の
長さに切断されて、所望の成形体となる。
この発明方法によれば、金属テープaが平坦な間に表面
処理をして、必要な表面に接着剤を塗布し、乾燥又は焼
付けをするから、接着剤をムラなく容易に且つ充分に塗
布することができ、さらに乾燥又は焼付けをすることが
できる。
接着剤を用いたために、金属テープと合成樹脂との接着
が強固で、両者の間で剥がれることがない。
また、接着剤を塗布したのちにガイドを設けて、これに
よりテープの幅方向の位置および進行方向を自在に調節
できるようにしたから、テープの表面処理工程がどんな
に長くても、この工程に関係なく、テープな賦形機の所
望の位置に確実に送ることができる。
その後は、賦形機と口金とが互いに近接しており、しか
もそれらの中におけるテープの通路長が短かいので、通
路の芯を合わせることが容易である。
かくして、この発明方法によれば、全体としてテープが
長い進路を通るけれども、テープの進路の芯合わせをす
ることが容易である。
従って、この発明方法によれば、幅方向に屈曲した金属
テープを正確に所定の位置に含んだ合成樹脂成形体を容
易に得ることができる。
図では、ガイドとしてロールを使用した例を示したが、
ガイドはロールでなくて棒であってもよい。
また、ロールおよび棒は、その表面に孔又はスリットを
多数設けて、その孔又はスリットから空気を噴出させ、
金属テープがガイド表面に沿って方向を変えるとき、ガ
イド表面に擦れて傷つくことを避けるようにするのが好
ましい。
ガイドに限らず、この発明方法において金属テープを誘
導するためのロールは、その表面に柔軟なゴム又はプラ
スチックを取付けたものを用いることが望ましい。
そのようにすると、ロールが金属テープの表面を傷つげ
ることが防がれるからである。
また、金属テープをロールで誘導するとき、ロールから
食み出すのを避けるために、テープの両縁にロール、棒
等を配置することが望ましい。
また、接着剤を塗布する前に、金属テープの油除去又は
表面洗浄の工程を設けてもよい。
この発明方法では、テープの幅方向における進路を2又
はコの字状に変えることを特徴としている。
この場合の2字状とは、直進して来たものが鋭角に折れ
曲がって向きを変える場合に限らず、直角又は鈍角をな
して折れ曲がる場合も含んでいる。
また、表面処理工程における進行方向と賦形機内の進行
方向とは、必ずしも平行に向く必要もなく、斜めになっ
ていてもよい。
表面処理工程の進行方向と賦形機内の進行方向とが逆に
なると、進路はコの字状に変わることになるが、この発
明方法はこのような場合も含んでいる。
この発明方法で用いることのできる金属テープとしては
、アル□ニウム、鉄、ステンレス、銅、真鍮等で作られ
た薄板又は箔から成るテープを使用することができる。
また、合成樹脂としては、各種の熱可塑性合成樹脂を用
いることができる。
そのうち、好適な樹脂は、ABS樹脂、硬質又は軟質の
塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、耐衝撃性スチレン
系樹脂、AAS樹脂、AES樹脂等である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明方法の一実施態様を示した立面図で
ある。 第2図は、同平面図である。第3図は、第1図および第
2図中の一部を拡大して示した斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属テープを緊張状態に維持しつつ多数のロールに
    沿って進行させ、その間に賦形機に導いてテープの幅方
    向における形を変化させ、次いで押出機の口金内に導い
    てテープを合成樹脂で被覆し、金属テープを含む合成樹
    脂長尺体を製造する方法において、金属テープにまず接
    着剤を塗布し、その先に少なくとも2個の棒状ガイドを
    置き、ガイド表面でテープを斜めに折り返し、テープの
    幅方向における進路を2又はコの字状に変え、ガイドの
    位置および軸方向を変化させることにより、ガイドから
    賦形機に向かうテープの位置および方向を調整するよう
    にしたことを特徴とする、横断面形状の屈曲した金属テ
    ープを含む合成樹脂長尺体の製造方法。
JP55106534A 1980-08-01 1980-08-01 横断面形状の屈曲した金属を含む合成樹脂長尺体の製造方法 Expired JPS5842023B2 (ja)

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