JPS584179Y2 - 負荷時タップ切換器用点検装置 - Google Patents
負荷時タップ切換器用点検装置Info
- Publication number
- JPS584179Y2 JPS584179Y2 JP1977095077U JP9507777U JPS584179Y2 JP S584179 Y2 JPS584179 Y2 JP S584179Y2 JP 1977095077 U JP1977095077 U JP 1977095077U JP 9507777 U JP9507777 U JP 9507777U JP S584179 Y2 JPS584179 Y2 JP S584179Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap changer
- insert
- load tap
- lifting device
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は負荷時タップ切換器の切換開閉器挿入部を点
検する点検装置の改良に関する。
検する点検装置の改良に関する。
負荷時タップ切換器の切換開閉器はタップ切換により電
流の開閉を行なうようになっており、その開閉接点は摩
擦接触などにより消耗し、開閉機構部も激しい機械的振
動や衝撃を受け、切換開閉器は全体が汚れた絶縁油など
で汚損されるため、定期的な保守・点検が要求されてい
る。
流の開閉を行なうようになっており、その開閉接点は摩
擦接触などにより消耗し、開閉機構部も激しい機械的振
動や衝撃を受け、切換開閉器は全体が汚れた絶縁油など
で汚損されるため、定期的な保守・点検が要求されてい
る。
このことから、切換開閉器の挿入部(以下、インサート
という。
という。
)はタップ切換器内に着脱自在に組み込まれるようにな
っている。
っている。
従来の負荷時タップ切換器1は変圧器のタンク2内に収
納されており、この負荷時タップ切換器1内に切換開閉
器のインサート3が出し入れ自在に組み込まれている。
納されており、この負荷時タップ切換器1内に切換開閉
器のインサート3が出し入れ自在に組み込まれている。
また、変圧器タンク2の頂部には取付座4を予め固定し
ておき、この取付座4に懸吊フック5を有する回転式吊
上装置6が取付けられるようになっている。
ておき、この取付座4に懸吊フック5を有する回転式吊
上装置6が取付けられるようになっている。
しかして、吊上装置6の作動操作によりインサート3の
出し入れが行なわれる。
出し入れが行なわれる。
すなわち、インサート3の取出しは、吊上装置6の懸吊
フック5が収納状態のインサート3と掛合し、このイン
サートを実線で示す位置まで吊り上げた後、吊上装置6
を旋回せしめ、破線で示す地上に吊下ろすようになって
おり、インサート3の保守点検は地上で行なわれる。
フック5が収納状態のインサート3と掛合し、このイン
サートを実線で示す位置まで吊り上げた後、吊上装置6
を旋回せしめ、破線で示す地上に吊下ろすようになって
おり、インサート3の保守点検は地上で行なわれる。
インサート3の保守点検完了後、上記吊上装置6を逆操
作することによりインサート3を元の収納位置に納める
ようになっている。
作することによりインサート3を元の収納位置に納める
ようになっている。
しかしながら、インサート3を収納位置と地上の点検保
守位置との間を移動させる回転式吊上装置は旋回機構を
有し、たわみや変形が許されない関係上、堅固な強度部
材を必要とする。
守位置との間を移動させる回転式吊上装置は旋回機構を
有し、たわみや変形が許されない関係上、堅固な強度部
材を必要とする。
したがって、重量が過大となり変圧器タンク上での組立
分解作業に多大の労力と時間を必要とする。
分解作業に多大の労力と時間を必要とする。
また、インサートの保守点検作業時には作業員が変圧器
タンク上と地上との間を何回も昇降しなければならず作
業能率が低下する。
タンク上と地上との間を何回も昇降しなければならず作
業能率が低下する。
また、取付座4が設置されていない場合には、吊上装置
6を全く設置することができず、しかもこの取付座の設
置に大きな位置的制限を受ける。
6を全く設置することができず、しかもこの取付座の設
置に大きな位置的制限を受ける。
すなわち、取付座4はインサート3の収納位置と吊下ろ
し可能な地表面との中間に設置しなければならないとと
もに、吊上装置60回転半径内にコンサベータ、放圧管
、ブッシングなどの各種機器を設置することができず、
各種機器の変圧器タンク上への設置に大きな位置的制限
を受ける。
し可能な地表面との中間に設置しなければならないとと
もに、吊上装置60回転半径内にコンサベータ、放圧管
、ブッシングなどの各種機器を設置することができず、
各種機器の変圧器タンク上への設置に大きな位置的制限
を受ける。
さらに、各種機器の変圧器タンク上への配置が制限され
るため、各種の変圧器の大小に応じて回転半径がそれぞ
れ異なる吊上装置を数種類用意しなければならず、その
互換性が損なわれる欠点があった。
るため、各種の変圧器の大小に応じて回転半径がそれぞ
れ異なる吊上装置を数種類用意しなければならず、その
互換性が損なわれる欠点があった。
この考案は上述した点を考慮し、簡単かつ軽量の吊上装
置で切換開閉器の出し入れをスムーズに行なうことがで
きるとともに、変圧器タンク上に設けられる各種機器の
配置自由度を増大せしめ、さらに、吊上装置に互換性を
もたせた、負荷時タップ切換器用点検装置を提供するこ
とを目的とする。
置で切換開閉器の出し入れをスムーズに行なうことがで
きるとともに、変圧器タンク上に設けられる各種機器の
配置自由度を増大せしめ、さらに、吊上装置に互換性を
もたせた、負荷時タップ切換器用点検装置を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するために、この考案に係る負荷時タッ
プ切換器用点検装置は、負荷時タップ切換器の切換開閉
器を出し入れ自在に懸吊する吊上装置と、この吊上装置
によって取り出された切換開閉器り載置可能とする受は
台とを負荷時タップ切換器の開口部外周に設けるように
したものである。
プ切換器用点検装置は、負荷時タップ切換器の切換開閉
器を出し入れ自在に懸吊する吊上装置と、この吊上装置
によって取り出された切換開閉器り載置可能とする受は
台とを負荷時タップ切換器の開口部外周に設けるように
したものである。
以下、この考案の一実施例について第2図を参照して説
明する。
明する。
第2図はこの考案に基づく負荷時タップ切換器用点検装
置を示すものである。
置を示すものである。
図中符号10は変圧器のタンク本体であって、このタン
ク本体10内には絶縁油が充填せしめられる一方、この
タンク本体10には負荷時タップ切換器11が組み込ま
れている。
ク本体10内には絶縁油が充填せしめられる一方、この
タンク本体10には負荷時タップ切換器11が組み込ま
れている。
負荷時タップ切換器11には穴部が形成され、この穴部
には切換開閉器の挿入部(インサート)12が出し入れ
自在に収納されている。
には切換開閉器の挿入部(インサート)12が出し入れ
自在に収納されている。
また、負荷時タップ切換器11における穴部の開口部外
周には頭部11Aが配設され、この頭部11Aは頂部に
取付面を有し、この取付面に吊上装置13がボルト等の
取付装置14により着脱自在に取付けられている。
周には頭部11Aが配設され、この頭部11Aは頂部に
取付面を有し、この取付面に吊上装置13がボルト等の
取付装置14により着脱自在に取付けられている。
この吊上装置13は懸吊フック15を有し、この懸吊フ
ック15は巻上げローラ16により昇降自在に吊設され
ている。
ック15は巻上げローラ16により昇降自在に吊設され
ている。
また、前記頭部11Aの取付面には受は台17がボルト
18等により着脱可能に取付けられている。
18等により着脱可能に取付けられている。
この受は台17は吊上装置13によって吊上げられた切
換開閉器のインサート12を載置し、このインサート1
2を受は台17上に形成された保守点検位置まで移動し
得るようになっている。
換開閉器のインサート12を載置し、このインサート1
2を受は台17上に形成された保守点検位置まで移動し
得るようになっている。
しかして、切換開閉器のインサートの出し入れは次の操
作手順によって行なわれる。
作手順によって行なわれる。
まず、負荷時タップ切換器11の頭部カバー(図示せず
)を開き、この頭部11Aの取付面に吊上装置13を固
定する。
)を開き、この頭部11Aの取付面に吊上装置13を固
定する。
次に、吊上装置13の懸吊フック15を下動せしめてこ
れを切換開閉器のインサート12と掛合させる。
れを切換開閉器のインサート12と掛合させる。
その後巻上ローラ−16を駆動せしめてインサート12
を実線位置まで吊上げる。
を実線位置まで吊上げる。
このインサート12の吊上状態時に受は台17を前記頭
部11Aの取付面に固定する。
部11Aの取付面に固定する。
その後、上記受は台17上にインサート12を吊り下ろ
す。
す。
しかして、受は台17上に載置されたインサート12は
必要に応じて受は台上の保守点検位置に移送せしめられ
、この位置で保守作業具により保守点検作業が行なわれ
る。
必要に応じて受は台上の保守点検位置に移送せしめられ
、この位置で保守作業具により保守点検作業が行なわれ
る。
保守点検作業が完了したインサート12は、吊上装置1
3の吊上中心位置に戻されて懸吊フック15に掛合され
、吊上げられる。
3の吊上中心位置に戻されて懸吊フック15に掛合され
、吊上げられる。
この吊上状態に保持されているとき、受は台17を頭部
11Aから取外す。
11Aから取外す。
その後、インサート12を吊り下ろして負荷時タップ切
換器11内の収納位置に納め、懸吊フック15とインサ
ート12との掛合を解除する。
換器11内の収納位置に納め、懸吊フック15とインサ
ート12との掛合を解除する。
解放された懸吊フック15は巻き上げローラ16によっ
て上動し、吊上状態に収納せしめられた後、吊上装置1
3は取外され、頭部11Aにカバーが被着される。
て上動し、吊上状態に収納せしめられた後、吊上装置1
3は取外され、頭部11Aにカバーが被着される。
これにより、インサートの点検保守のための作業が完了
する。
する。
この場合、タップ切換器の頭部に形成される取付面はカ
バーを取外すことにより取付座として形成されるから、
頭部のカバー締付フランジを吊上装置取付用としてその
まま活用することができ、便利である。
バーを取外すことにより取付座として形成されるから、
頭部のカバー締付フランジを吊上装置取付用としてその
まま活用することができ、便利である。
なお、この考案の変形例として、負荷時タップ切換器の
頭部ケースと変圧器タンクとの間にアダプタを設け、こ
のアダプタを負荷時タップ切換器の頭部の一部として利
用し、吊上装置と受は台との取付面(取付座)としても
よい。
頭部ケースと変圧器タンクとの間にアダプタを設け、こ
のアダプタを負荷時タップ切換器の頭部の一部として利
用し、吊上装置と受は台との取付面(取付座)としても
よい。
また、受は台として負荷時タップ切換器の頭部カバーを
利用するようにしてもよい。
利用するようにしてもよい。
以上に述べたように、この考案に係る負荷時タップ切換
器用点検装置においては、吊上装置と、吊上装置により
吊り上げられた切換開閉器を載置可能とする受は台とを
負荷時タップ切換器の開口部外周に設けたから、吊上装
置は切換開閉器を昇降せしめるだけでよく、従来のよう
に旋回させる機構が不要となり、構造が簡単かつ軽量と
なって取扱いが容易となり、安価に製造できる。
器用点検装置においては、吊上装置と、吊上装置により
吊り上げられた切換開閉器を載置可能とする受は台とを
負荷時タップ切換器の開口部外周に設けたから、吊上装
置は切換開閉器を昇降せしめるだけでよく、従来のよう
に旋回させる機構が不要となり、構造が簡単かつ軽量と
なって取扱いが容易となり、安価に製造できる。
また、切換開閉器の保守点検作業を受は台上で行なうこ
とができるため、保守作業員の作業能率を向上せしめる
ことができる。
とができるため、保守作業員の作業能率を向上せしめる
ことができる。
さらに、吊上装置は切換開閉器を昇降せしめるだけでよ
いから、この吊上装置を他の変圧器に適用することがで
き、完全な互換性が得られるとともに、変圧器タンク上
に設置される各種機器の配置に制限を与えることがない
等の効果を奏する。
いから、この吊上装置を他の変圧器に適用することがで
き、完全な互換性が得られるとともに、変圧器タンク上
に設置される各種機器の配置に制限を与えることがない
等の効果を奏する。
第1図は従来の負荷時タップ切換器用点検装置を示す正
面図、第2図はこの考案に係る負荷時タップ切換器用点
検装置の実施例を示す断面図である。 各図において同一符号は同一または相当部分を示し、1
0は変圧器のタンク本体、11は負荷時タップ切換器、
IIAは頭部、12は切換開閉器の挿入部、13は吊上
装置、15は懸吊フック、17は受は台である。
面図、第2図はこの考案に係る負荷時タップ切換器用点
検装置の実施例を示す断面図である。 各図において同一符号は同一または相当部分を示し、1
0は変圧器のタンク本体、11は負荷時タップ切換器、
IIAは頭部、12は切換開閉器の挿入部、13は吊上
装置、15は懸吊フック、17は受は台である。
Claims (1)
- 負荷時タップ切換器の切換開閉器を出し入れ自在に懸吊
する吊上装置と、この吊上装置によって取り出された切
換開閉器を載置可能とする受は台とを負荷時タップ切換
器の開口部外囲に設けたことを特徴とする負荷時タップ
切換器用点検装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977095077U JPS584179Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 負荷時タップ切換器用点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977095077U JPS584179Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 負荷時タップ切換器用点検装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5422123U JPS5422123U (ja) | 1979-02-14 |
JPS584179Y2 true JPS584179Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=29027684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977095077U Expired JPS584179Y2 (ja) | 1977-07-15 | 1977-07-15 | 負荷時タップ切換器用点検装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584179Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017101849A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | ダイキン工業株式会社 | 製氷装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52153813U (ja) * | 1976-05-19 | 1977-11-22 |
-
1977
- 1977-07-15 JP JP1977095077U patent/JPS584179Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017101849A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | ダイキン工業株式会社 | 製氷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5422123U (ja) | 1979-02-14 |
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