JPS5841603Y2 - 燈篭 - Google Patents

燈篭

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JPS5841603Y2
JPS5841603Y2 JP19076281U JP19076281U JPS5841603Y2 JP S5841603 Y2 JPS5841603 Y2 JP S5841603Y2 JP 19076281 U JP19076281 U JP 19076281U JP 19076281 U JP19076281 U JP 19076281U JP S5841603 Y2 JPS5841603 Y2 JP S5841603Y2
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candle
container
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saucer
holding
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JP19076281U
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久雄 小西
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、墓の側方等に設置されるローソクの炎を燈火
する燈籠に関するものである。
従来より、この種の燈籠として、墓等において地上に設
置した5製の燈籠本体の上部に燈火部を形成し、該燈火
部内にローソク取付針を有する受皿からなるローソク立
て具を配置し、該ローソク立て具に点火したローソクを
立てることにより、明をつけるようにしたものは知られ
ている。
ところが、このような燈籠では、燈火部内でローソクが
燃焼して、該燈火部内の温度が著しく上昇するため、ロ
ーソク自体がその熱により軟質化して曲り、ローソクの
炎が燈火部内壁面に接触して消えることがあり、また燈
火部の側面に格子、円、三日月形等の外部に連通ずる窓
があり、強風によって瞬時にして消えるという問題があ
る。
さらに、ローソクから垂れ下がるろう滴等によって燈火
部が汚染され、容易に掃除することができず、しかも、
上記燈火部は燈籠本体とともに墓石と同様の材質で形成
され、がつその構造が複雑であるので、製造に手数がか
かり、高価なものとなるという問題があった。
一方、上述のようなローソクの軟質化による曲りを防止
する手段として、例えば実公昭34−1368号公報等
に開示されているように、ローソク立て具の受皿にロー
ソクを略直立状態に保持する螺旋状の保持金具を立設固
定して、該保持金具により熱によるローソクの曲り変形
を防止するようにしたものが提案実施されている。
しかし、このものでは、ローソクを受皿に立てる場合、
保持金具の上方から該保持金具内を介して立てなければ
ならないため、上記保持金具の高さとの関係で長さの異
なるローソクに対し兼用して使用することができないと
いう欠点がある。
すなわち、上記保持金具の高さを長いローソクに合わせ
て設定すると、短いローソクを該保持金具内に挿入する
とき、該ローソク下端が皿受のローソク取付針に届かず
にローソクを確実に立てることができず、一方、上記保
持金具の高さを短いローソクに合わせて設定すると、長
いローソクを受皿に立てたとき、該ローソク上部が上記
保持金具上端よりかなり上方に突出するので、該保持金
具のローソク保持機能が充分に発揮されないという欠点
があり、燈籠用のローソク立て具として直ちには採用し
難いものであった。
そこで、本考案はかかる諸点に鑑みてなされたもので、
上述の如く構造の複雑な燈火部の代りに上面に開口部を
有する透明ないし半透明の筒状容器を設け、該筒状容器
内にローソク立て具を上記開口部を介して取出し可能に
挿通配置するとともに、該ローソク立て具を、中心にロ
ーソク取付針を有し上記容器底部に配置される受皿と、
該受皿周辺部の仮想円周上に等間隔でもって上方に立設
され各上端部が容器の開口部より上方に突出する複数本
の支柱と、上下端部にそれぞれ−1−記支柱に上下方向
に摺動自在に外嵌する円環部を有するとともに、中間部
に上記円環部より小径でローソクを略直立状態に保持す
る螺旋部を有する保持金具と、上記各支柱の上端部に上
記容器の開口部と所定の間隙をもって対向して取付けら
れた放熱板と該放熱板にその表面を覆うように取付けら
れた傘とでもって構成するようにすることにより、ロー
ソクを立てるときには長いローソクに合わせて高さを高
く設定された保持金具を上方に摺動せしめて直接受皿に
ローソクを立て得るようにして、長短いずれのローソク
の立て操作をも容易に行うことができるとともに、長短
いずれのローソクに対しても熱によるローソクの曲り変
形を防止でき、容器内と外部とは開口部以外は完全に遮
断されてローソクの炎が強風によって消えることがなく
、またローソクから垂れ下ったろう滴は下部の受皿に完
全に収容されて完全に燃焼するので、垂れたローソクの
ろう滴等の掃除の手間が省略され、しかも安価に製作し
得るようにした新規なる簡易型の燈籠を提供せんとする
ものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図および第2図は本考案に係る燈籠Aを示し、1は
地面2上に設置された固定台であって、該固定台1は石
または陶器等の適宜材質からなる。
該固定台1の上部は上端面中央に凹部3を有する円筒形
状されているとともに、該固定台1の上部外周面には上
記凹部3に貫通する複数個の嵌入孔4.4.・・・・・
・が外周上に等間隔でもって穿設され、該各嵌入孔4に
は、中心にネジ孔5を有するネジ金具6が嵌入固着され
ている。
また、7は上面に開口部7aを有する透明ないし半透明
の耐熱ガラス製等の筒状容器であって、該筒状容器7は
、上記固定台1の凹部3底部上に載置され、かつ上記各
ネジ金具6のネジ孔5に螺合されたボルト8の先端面を
上記容器7外面に当接せしめることによって固定されて
いる。
さらに、上記筒状容器7内にはローソク9を立てるため
のローソク立て具10が上記開口部7aを介して取出し
可能に挿入配置されている。
尚、11は筒状容器7外周面を覆う合成樹脂型等からな
るカバ一体であって、従来の5製の燈籠の如き外観を得
るように表面処理され、かつ内部(筒状容器7内のロー
ソク9の明)がみえるように適宜透視窓が開設されてい
る。
そして、上記ローソク立て具10は、上記容器7底部に
配置される椀形状の受皿12を有し、該受皿12の中心
にはローソク取付針13が植設されているとともに、該
受皿12周辺部には上下方向に延びる複数本(図では3
本)の例えば金属製の支柱14゜14.14が仮想円周
上に等間隔でもって立設されている。
該各支社14,14.14の下端部は、受皿12を貫通
して下方に突出し、それぞれの下端には合成樹脂型のキ
ャップ15,15.15が嵌着されて容器7底部に当接
し、上記受皿12を支持する支脚として機能している。
一方、上記各支柱14,14.14の上部はそれぞれ外
方に若干拡がりながら上方に延び、その上端部は上記容
器7の開口部7aより上方に突出している。
上記支柱14.14.14には金属線材からなる保持金
具16が上下方向に摺動自在に装着されており、該保持
金具16は、その上下端部にそれぞれ支柱14.14.
14に上下方向に摺動自在に外嵌するリング状の円環部
16 a 、16 aを有するとともに、該上下の円環
部16 a 、16 aをつなぐ中間部には上記円環部
16 a 、16 aより小径でローソク9を略直立状
態に保持するコイル状の螺旋部16 bを有している。
該螺旋部16bの径および高さは通常燈籠の燈火用とし
て使用される最大寸法のローソクを挿通できる寸法に設
定されている。
また、上記各支柱14,14.14の上端部にはステン
レス鋼等の金属からなる伏皿形状の放熱板17が凹面側
を上記容器7の開口部7aに対向せしめてかつ該開口部
7aと若干の間隙Sをもって覆うが如く取付けられてお
り、該放熱板17の凹面と開口部7aとの間の間隙Sは
、容器7の開口部7aがらの換気性並びに外部からの風
雨が開口部7aから侵入することによるローソク9の消
炎防止を考慮して約15〜3Q mmに設定されている
また、上記放熱板17の中心には後述のスタッドボルト
20が挿通可能な挿通孔18が穿設されている。
さらに、19は石または陶器等からなる傘であって、該
傘19の内面側中央部には下方に突出するスタッドボル
ト20が植設され、該スタッドボルト20を上記放熱板
17の挿通孔18に挿通せしめて蝶形ナツト21と螺合
締結することによって、上記傘19が放熱板17を所定
の間隙をもって覆うように取付けられており、該傘19
の外周縁は上下方向に対し上記筒状容器7の開口部7a
とほぼ同一位置にまで延びている。
また、該傘19の頂部には突部19aが一体に突設され
、ローソク立て具10の取出し時のつまみの役目をして
いる。
加えて、22は筒状容器7の開口部7aに取外し可能に
嵌着される固定キャップであって、該固定キャップ22
の中央部には通気口23が開設されているとともに、該
固定キャップ22周辺部には支柱14.14.14がそ
れぞれ挿通する3個の挿通孔24゜24.24が仮想円
周上に等間隔でもって穿設されており、各挿通孔24の
内端側で各支柱14を外方へ押圧保持して開口部7aに
嵌合することにより、上記ローソク立て具10を筒状容
器7内にガタつきや接触を生ずることなく定着し得るよ
うに構成されている。
次に、上記実施例の作用について説明するに、燈籠Aに
燈火すべくローソク9を点火する場合には、先ず、固定
キャップ22を容器7の開口部7aから取外した後、例
えば傘19の突部19 a等を持ってローソク立て具1
0全体を筒状容器7から取出す。
しかる後、第3図に示すように、ローソク立て具10の
保持金具16を支柱14,14.14上を上方に移動さ
せ、その状態でローソク9を、該保持金具16の下端側
円環部16 aから螺旋部16 b内へその上部を挿入
して受皿12のローソク取付針13上方に真直状に位置
せしめた後、該ローソク9下面の央部空洞部を上記ロー
ソク取付針13に嵌合せしめることにより受皿12に略
直立状に立てる。
この場合、ローソク立て具10へのローソク9の挿入立
設操作は、適宜寸法(長さ)のローソクであれば保持金
具16を上方移動させなくとも挿入立設が可能であるが
、短いローソクでは保持金具16の螺旋部16 bに挿
入した後でもその下端が受皿12のローソク取付針13
に届かず、また長いローソクでは傘等が邪魔になって該
螺合部16bへの挿入が困難である。
これに対し、本考案では、保持金具16を上方移動させ
ることによって、短いローソクは勿論のこと、長いロー
ソク9にあっても、該ローソク9上部を保持金具16の
螺旋部16bに挿入するとき受皿12が上記傘19に較
べてがなり小径であるので、該ローソク9下部が受皿1
2に邪魔されずに容易に挿入でき、受皿12に容易に立
てることができる。
しかして、上記保持金具16を、支柱14,14.14
上を該保持金具16の下端側円環部16 aが受皿12
に当接する元の位置にまで下方に移動させた後、上記ロ
ーソク9に火をつける。
あるいは、短いローソクの場合にはローソクに火をつけ
た後、保持金具16を下方に移動させる。
。その後、上記ローソク立て具10全体を持って受皿1
2側から筒状容器7の開口部7aを介して該容器7内に
挿入し、受皿12底部(支柱14の下端)が容器7底部
に当接した位置で上記固定キャップ22を開口部7aに
嵌合することにより、ローソク立て具10が容器7に対
して定置され、そのことによって燈籠Aに明をつけるこ
とができる。
したがって、叙述のような手順に従うことによって長短
いずtしのローソク9をも簡単にかつ確実にローソク立
て具10の受皿12に立て、燈籠Aに明をつけることが
でき、ローソク9の立て操作並びに燈籠Aの点火操作を
容易に行うことができる。
また、上記ローソク9の燃焼に伴って筒状容器7内の温
度が上昇し、それによってローソク9が軟質化した場合
でも、該ローソク9は保持金具16の螺旋部16bによ
り略直立状態に保持されているので、ローソク9が曲っ
てその炎が」二記容器7内壁面に接触するのを防止する
ことができ、燃焼途中におけるローソク9の消炎を確実
に防止することができる。
しかも、ローソクつのろう滴は、該ローソク9側面に沿
って垂れ下がり、受皿12に完全に収容されるので、筒
状容器7内がろう滴によって汚染されることはなく、該
容器7内の掃除に要する手間を省くことができる。
さらに、上記容器7内と外部とは、該容器7上面の開口
部7a以外は完全に遮断されているので、ローソク9の
炎が強風等によって消えることがない。
しかも、上記容器7開ロ部7aの上方には該開口部7a
に対向して換性性を考慮した間隙Sでもって放熱板17
が設けられているため、ローソク9の燃焼は良好に行わ
れるとともに、その燃焼熱は放熱板17を介してスムー
ズに放熱されるので」二記ローソク9の消炎防止をより
一層確実に行うことができる。
その上、上記傘19は放熱板17に所定の間隙をもって
取付けられているため、ローソク9の燃焼による熱は上
記放熱板17に遮られて傘19に直接伝達されることが
ないので、燃焼途中でローソク9の炎を消すような場合
でも、傘]9が熱されすぎてローソク立て具10を手で
持ち上げることができないといったことはなく、筒状容
器7内からの取出し操作に支障を与えることはない。
しかも、上記金属製の放熱板17は傘19によって覆わ
れているので、該放熱板17が外部に露出することはな
く、外観の向上を図ることができる。
加えて、上記本考案に係る燈籠Aは、構造が簡単であり
、しかも廉価な材料で構成されているので、従来の石燈
籠の如き製造手数□を要さず量産化が可能で、安価に提
供することができる。
以上説明したように、本考案の燈籠によれば、長短いず
れのローソクをもローソク立て具の受皿に簡単にかつ確
実に立てることができ、また熱によるローソクの曲り変
形および強風によるローソクの消炎を防止することがで
きるので、燈籠の点火および消炎操作を容易に行うこと
ができるとともに、燃焼途中におけるローソクの自然消
炎を確実に防止することができ、しがも、外観に優れが
つ安価に製造できる等の利点を有する簡易型の燈籠を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1図は燈籠
の全体構造を示す一部切開側面図、第2図は第1図の要
部縦断面図、第3図はローソク立て具の受皿にローソク
を立てる状態を示した側面図である。 7・・・・・・筒状容器、7a・・・・・・開口部、1
0・・・・・・ローソク立て具、12・・・・・・受皿
、13・・・・・・ローソク取付針、14・・・・・・
支柱、16・・・・・・保持金具、16 a・・・・・
・円環部、16b・・・・・・螺旋部、17・・・・・
・放熱板、19・・・・・・傘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に開口部を有する透明ないし半透明の筒状容器と、
    該筒状容器内に上記開口部を介して取出し可能に挿入配
    置されるローソク立て具とを備え、該ローソク立て具は
    、中心にローソク取付針を有し上記容器底部に配置され
    る受皿と、該受皿周辺部の仮想円周上に等間隔でもって
    上方に立設され各上端部が容器の開口部より上方に突出
    する複数本の支柱と、上下端部にそれぞれ上記支柱に上
    下方向に摺動自在に外嵌する円環部を有するとともに、
    中間部に上記円環部より小径でローソクを略直立状態に
    保持する螺旋部を有する保持金具と、上記各支柱の上端
    部に上記容器の開口部と所定の間隙をもって対向して取
    付けられた放熱板と、該放熱板にその表面を覆うように
    取付けられた傘とからなることを特徴とする燈籠。
JP19076281U 1981-12-21 1981-12-21 燈篭 Expired JPS5841603Y2 (ja)

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JPS5895505U JPS5895505U (ja) 1983-06-29
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