JPS5841522A

JPS5841522A - 立体循環式洗浄機

Info

Publication number: JPS5841522A
Application number: JP13839081A
Authority: JP
Inventors: 長宗　重一
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-09-04
Filing date: 1981-09-04
Publication date: 1983-03-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、大きなスペースを必要とすることなく、食器
等を完全に洗浄することを可能とした立体循環式洗浄機
に関する。

現在、学校給食等における食器洗浄には、洗浄可能区間
が２ｍ程度の洗浄機が多く採用されているが、洗浄区間
が短いため、洗浄が不十分に終わることが多い。

十分に洗浄するためには、長い洗浄区間を有する洗浄機
を採用すればよいが、この場合には、洗浄機自体が大型
化し、設置スペースが大きくなり、収容能力上の問題が
生ずる。

本発明は、食器等の搬送体として、螺旋状に走行しうる
コンベアを採用することにより、設置スペースを大きく
することなく、洗浄可能区間を増加させ、かつ必要に応
じて、洗浄のみならず、乾燥をも可能とした立体循環式
洗浄機に関するもので、以下、添付図面に示す実施例に
基いて説明する。

（１）は、平面視横長円状をなす洗浄機の外箱で、該外
箱（１）の前面は、下部を残して、後方に凹入（１ａ）
され、該凹入部（１ａ）の下端は、全長に亘って切欠か
れ、開口部（２）が形成されている。

（３）は、外箱（１）の周壁（１ｂ）の内面間に内設さ
れた長円板で、該長円板（３）の左右の両生内部の中心
には、１対の円孔（６ａ）が穿設されている。

（４）は、上端が外箱（１）の天板（１Ｃ）に軸支され
、下端が前記円孔（ろａ）を貫通し、その先端に傘歯車
（５）が固着された左右１対の回転軸で、該回転軸（４
）の天板（１Ｃ）と長円板（３）の間には、等間隔をも
って、同一径を有する所便数のギア（６）が嵌着さｔて
いる。

（力は、外箱（１）の底板（１ｄ）上に載置された左右
１対のモーターで、該モーター（７）（でより、減速器
（８）と傘歯車（９Ｈ５１を介して、左右の回転軸（４
）が上面視右回りに回転されるようにしである。

（１０）は、第４図に明示するように、左右両端におい
て、互いに逆向きに螺旋状に旋回されたコンベアで、左
右の上端同士及び下端同士及び下端同士は連結されて、
無端状となっている。

該コンベア（１０）は、第５図及び第６図に示すように
、方形をなす上片（１１ａ）と下片（１１１：ｌ）のう
ち、隣接する上片（１１ａ）及び下片（１１ｂ）同士を
ノ」１径のシャフト（１１Ｃ）で連結してなる無端状の
チェーン圓の各上片（１１ａ）上に、該チェーン圓と直
交する小径の角柱状の金属棒（１２）の中央部を固着し
て形成されている。

上記形状と構造を有するコンベア（１０）は、外箱（１
）内の左右両側部における前記各ギア（６）にチェーン
（印が係合されることにより、外箱（１）内に収容され
ている。

α３）は、左方の回転軸（４）のやや右方の、天板（１
Ｃ）と長円板（３）の間に垂設された隔壁で、該隔壁０
３）の後部上方には、コンベア（１０）が通過するため
の通孔（１４Ｉが穿設されている。

０５）は、周壁（１ｂ）の左方の下部内面と、隔壁（＋
３）の下部左面に、それぞれ、コンベア（１０）の螺旋
部に向かうよう配設された洗剤溶液噴射器で、ノズル（
１５ａ）から洗剤溶液をコンベア００）上に噴射するよ
うにしである。

（１６）は、周壁（１ｂ）の左方の上部内面、隔壁（１
３）の上部左面及び天板（１Ｃ）の左方の下面に、それ
ぞれコンベア００）の螺旋部に向かうように配設された
清水噴射器で、ノズル（１６ａ）から清水をコンベア（
１０）上［噴射するようにしである。

０７）は、周壁（１ｂ）の右方内面と、天板（１Ｃ）の
右方下面とに、それぞれコンベア（１０）方向に向かう
ように配設された熱風噴射器で、ノズル（１７ａ）から
熱風をコンベア上に噴射するようにしである。

なお、（＋８）は、長円板（３）の隔壁（１３）よシ左
方の適所に設けられた排水口である。

上述構成の本実施例の装置では、隔壁０３）の左方にお
いて、食器等の洗浄が、また隔壁（１３）の右方におい
て食器等の乾燥が行なわれる。

第１図に示すように、使用済の食器ａ９を開口部（２）
を走行するコンベア００）上に導くと、コンベアθＯ）
により左方に搬送され、コンベア（１０）の左方の螺旋
部に達する。

すると、食器は、ノズル（１５ａ）から洗剤溶液を噴射
されつつ、旋回して位置が上昇する。なお、この場合、
ブラシによる洗浄を併用するようにしてもよい。

螺旋部の中間に達すると、洗剤溶液のかわりに、ノズル
（１６ａ）から清水が噴射され、食器が通孔（１４１に
達するまでの間に、洗剤とともに食器表面の汚れが完全
に除去される。

食器が通孔（１４）を通過すると、ノズル（１７ａ）か
ら熱風が噴射され、食器が右方の螺旋部に達し、また螺
旋部を下降する間に、食器表面の清水が除去され、洗浄
及び乾燥が完了した食器（１９’）を、第１図想像線で
示す通り、コンベア（ＩＱ）ｌから取り出すことができ
る。

このように、本発明では、コンベア（１■の一部を螺旋
状とし、洗浄可能区間を従来の洗浄機の数倍と々るよう
にしであるため、食器等の洗浄を完全に行なわせること
が可能となるだけでなく、上記実施例のように食器等の
乾燥を行なうことも可能である。

中華料理店や高級ホテルなどで、高価な食器類を使用す
る際には、皿等を拭く際に落として破損するおそれが大
きいが、本実施例装置によれば、従来の洗浄機の場合と
同じ設置面積で乾燥をも行なうことができ、好都合であ
る。

しかし、本発明装置は、必ずしも乾燥工程を含むもので
はなく、隔壁０３）の左方で洗剤溶液の噴射を、また隔
壁（１３）の右方で清水の噴射をする等、洗浄用として
のみ使用することも可能である。

また、上記実施例では、コンベア（１０）の螺旋段数を
４段としたが、２段、６段もしくは５段以上とすること
も当然可能であり、これにより、所望の洗浄能力を得る
ことができる。

また、上記実施例では、コンベア（１０）の螺旋部を２
カ所としたが、４カ所、あるいは６カ所とすることもで
き、これによシ洗浄能力は、数段向上する。

また、コンベア（１０）の構造も、上記実施例のものに
限定されるものではなく、各種のスパイラルコンベアを
使用することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は、
第１図のｎ−ｎ線断断面図、第３図は、第２図のＩＩＩ
　−ＩＩＩ線縦線面断面図４図は、本発明に使用するコ
ンベアの一例を示す概略図、第５図は、第４図のｖ−ｖ線矢親図、第６図は、第５図のＶｌ−Ｖｌｌ線断断面図ある。（１）　　外箱　　　　　　（１ａ）凹入部（１ｂ）周
壁　　　　　　（１Ｃ）天板（１ｄ）底板　　　　　　
（２）開口部（３）長円板　　　　　（３ａ）円孔（４）回転軸　　　　　　（５）傘歯車（６）ギア　　
　　　　　（カ　モーター（８）減速器　　　　　　（
９）傘歯車００）コンベア　　　　　０１）チェーン（
１１ａ）　上片（１１１））下片

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一部が螺旋状に旋回され、適宜の動力で走行させ
られる無端状のコンベアを、一部が開口し、内部に適宜
の流体噴射器を配設した洗浄機の外箱に、各噴射器がコ
ンベアに向かうよう収容したことを特徴とする立体循環
式洗浄機。
（２）流体噴射器が、洗剤溶液噴射器と、清水噴射器と
熱風噴射器であることを特徴とする特許請求の範囲第（
１）項に記載の立体循環式洗浄機。