JPS5841444Y2 - 船舶の音測センサ保持装置 - Google Patents
船舶の音測センサ保持装置Info
- Publication number
- JPS5841444Y2 JPS5841444Y2 JP2713981U JP2713981U JPS5841444Y2 JP S5841444 Y2 JPS5841444 Y2 JP S5841444Y2 JP 2713981 U JP2713981 U JP 2713981U JP 2713981 U JP2713981 U JP 2713981U JP S5841444 Y2 JPS5841444 Y2 JP S5841444Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- arm
- holding device
- sensor holding
- rotary actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、取扱いが容易で且つ種々の障害を防止し得る
ようにした船舶の音訓センサ保持装置に関する。
ようにした船舶の音訓センサ保持装置に関する。
港湾及び沿岸海域の深浅測量を超音波測深機により行う
場合で、1回の測深幅を広くする必要のある場合には、
複数の送受波器を設ける必要がある。
場合で、1回の測深幅を広くする必要のある場合には、
複数の送受波器を設ける必要がある。
そのため、従来は第1図に示すごとく、双胴船a船底の
穴部及び舷側部の台座す並に双胴部の台座Cに、油圧又
は電気式の昇降装置により昇降し得るようにした金側セ
ンサたる音波送受波器dを設けるか、あるいは、第2図
に示すごとく、幅広の船舶a′船底の複数の穴部及び舷
側部の台座b′に、第1図に示すものと同様、油圧又は
電気式の昇降装置により昇降し得るようにした音波送受
波器dを設け、第1図及び第2図に示すものの何れにあ
っても、測深に際しては、音波送受波器dを水中に突出
させて測定を行っていた。
穴部及び舷側部の台座す並に双胴部の台座Cに、油圧又
は電気式の昇降装置により昇降し得るようにした金側セ
ンサたる音波送受波器dを設けるか、あるいは、第2図
に示すごとく、幅広の船舶a′船底の複数の穴部及び舷
側部の台座b′に、第1図に示すものと同様、油圧又は
電気式の昇降装置により昇降し得るようにした音波送受
波器dを設け、第1図及び第2図に示すものの何れにあ
っても、測深に際しては、音波送受波器dを水中に突出
させて測定を行っていた。
しかし、前述の何れの方式にあっても、舷側に設けた送
受波器が操船や係船の際に障害となり、又、この部分が
波浪の損傷を受けやすい等の問題点があった。
受波器が操船や係船の際に障害となり、又、この部分が
波浪の損傷を受けやすい等の問題点があった。
本考案は、従来手段の有する前述の欠点を除去すること
を目的としてなしたもので、上下方向に旋回自在なアー
ム先端に、水中に没入し得る翼を取付け、該翼の長手方
向に所要の間隔て金側センサを設けたことを特徴とする
ものである。
を目的としてなしたもので、上下方向に旋回自在なアー
ム先端に、水中に没入し得る翼を取付け、該翼の長手方
向に所要の間隔て金側センサを設けたことを特徴とする
ものである。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第3図に示すごとく、音訓センサ保持装置1は船舶Sの
中心線lを基準に左右対称に配置され、その詳細は第4
図〜第12図に示されている。
中心線lを基準に左右対称に配置され、その詳細は第4
図〜第12図に示されている。
すなわち、船舶甲板2上の舷側外板側所要位置に軸線が
船舶進行方向と平行な方向に延びる油圧ロータリーアク
チュエータ3を配設し、該油圧ロータリーアクチュエー
タ3の出力軸に船舶S幅方向に揺動自在なアーム4を固
着し、該アーム4の中途部を舷側外板5に沿って延び得
るようL字状に折曲げ、アーム4の舷側外板5に沿って
延びる部分の長さを略船底に達する長さとし、アーム4
の水中に挿入されない部分の断面形状を第6図に示すご
とく矩形状にすると共に水中に挿入される部分の断面形
状を、船舶Sが推進する際の抵抗が小さくなるよう、長
軸が船舶S進行方向と平行な方向に延びる小判状にし、
アーム4折曲げ部から最も離れた該アーム端部に、軸線
が前記油圧ロータリーアクチュエータ3と平行な油圧ロ
ータリーアクチュエータ6を装着すると共にアーム端部
に対して二叉状になるようクッションラバー8付きのブ
ラケット7を固着する。
船舶進行方向と平行な方向に延びる油圧ロータリーアク
チュエータ3を配設し、該油圧ロータリーアクチュエー
タ3の出力軸に船舶S幅方向に揺動自在なアーム4を固
着し、該アーム4の中途部を舷側外板5に沿って延び得
るようL字状に折曲げ、アーム4の舷側外板5に沿って
延びる部分の長さを略船底に達する長さとし、アーム4
の水中に挿入されない部分の断面形状を第6図に示すご
とく矩形状にすると共に水中に挿入される部分の断面形
状を、船舶Sが推進する際の抵抗が小さくなるよう、長
軸が船舶S進行方向と平行な方向に延びる小判状にし、
アーム4折曲げ部から最も離れた該アーム端部に、軸線
が前記油圧ロータリーアクチュエータ3と平行な油圧ロ
ータリーアクチュエータ6を装着すると共にアーム端部
に対して二叉状になるようクッションラバー8付きのブ
ラケット7を固着する。
前記油圧ロータリーアクチュエータ6の出力軸に揺動自
在な翼9の中途部を固着し、船舶Sが推進する際の抵抗
が小さくなるよう、該翼9の断面形状を、油圧ロータリ
ーアクチュエータ6の出力軸側は、第9図に示すごとく
、長軸が船舶S進行方向と平行に延びる卵形状にして該
卵形状頂部を船舶S進行方向に向けると共に先端側は第
10図に示すごとく、長軸が油圧ロータリーアクチュエ
ータ6出力軸側の部分の長軸と平行な小判形状にし、翼
9長手方向に沿い適宜の間隔で、翼9が水平状態になっ
た場合には水底に向くよう、音訓センサたる音波送受波
器10を複数組配設し、翼9の船底側端部にクッション
ラバー12を有するストッパ11を取付ける。
在な翼9の中途部を固着し、船舶Sが推進する際の抵抗
が小さくなるよう、該翼9の断面形状を、油圧ロータリ
ーアクチュエータ6の出力軸側は、第9図に示すごとく
、長軸が船舶S進行方向と平行に延びる卵形状にして該
卵形状頂部を船舶S進行方向に向けると共に先端側は第
10図に示すごとく、長軸が油圧ロータリーアクチュエ
ータ6出力軸側の部分の長軸と平行な小判形状にし、翼
9長手方向に沿い適宜の間隔で、翼9が水平状態になっ
た場合には水底に向くよう、音訓センサたる音波送受波
器10を複数組配設し、翼9の船底側端部にクッション
ラバー12を有するストッパ11を取付ける。
なお、図中13はアーム4を固着した油圧ロータノーア
クチュエータ3の出力軸を支持する軸受、14は油圧ロ
ータリーアクチュエータ3へ圧油を送るホース、15は
音波送受波器10に接続されたケーブル、16は舷側外
板5に固着されたストッパ、17は格納台を示す。
クチュエータ3の出力軸を支持する軸受、14は油圧ロ
ータリーアクチュエータ3へ圧油を送るホース、15は
音波送受波器10に接続されたケーブル、16は舷側外
板5に固着されたストッパ、17は格納台を示す。
次に本考案の作用について説明する。
超音波測深を行う場合には、第12図に示すように格納
状態にしであるアーム4と格納台17との保合を解き、
油圧ロータリーアクチュエータ6を駆動し、翼9を第1
2図においてクッションラバー8に当るまで反時計方向
に旋回させて二点鎖線に示す位置に位置させ、油圧ロー
タリーアクチュエータ3を駆動してアーム4を時計方向
に旋回させ、第4図に示すごとく翼9を水中に没入せし
めると共に音波送受波器10を水底に向けて位置させ、
船舶Sを前進させて音波送受波器10により測深を行う
。
状態にしであるアーム4と格納台17との保合を解き、
油圧ロータリーアクチュエータ6を駆動し、翼9を第1
2図においてクッションラバー8に当るまで反時計方向
に旋回させて二点鎖線に示す位置に位置させ、油圧ロー
タリーアクチュエータ3を駆動してアーム4を時計方向
に旋回させ、第4図に示すごとく翼9を水中に没入せし
めると共に音波送受波器10を水底に向けて位置させ、
船舶Sを前進させて音波送受波器10により測深を行う
。
測深の際には、油圧ロータリーアクチュエータ3内の油
をアーム4が舷側外板5側へ回転しようとする方向へ加
圧状態にしておくことにより、アーム4をストッパ16
へ押付け、又、翼9船底側先端のストッパ11を船底外
板へ押付ける。
をアーム4が舷側外板5側へ回転しようとする方向へ加
圧状態にしておくことにより、アーム4をストッパ16
へ押付け、又、翼9船底側先端のストッパ11を船底外
板へ押付ける。
このようにすることにより、アーム4及び翼9の振動が
防止され、音波送受波器10の情報入力の障害となるノ
イズ発生が防止される。
防止され、音波送受波器10の情報入力の障害となるノ
イズ発生が防止される。
測深が終了したら、アーム4及び翼9を前記とは逆方向
に回転させ、アーム4を格納台17と係合させることに
より、第12図において実線で示すごとく格納する。
に回転させ、アーム4を格納台17と係合させることに
より、第12図において実線で示すごとく格納する。
なお、本考案の実施例においては、アーム及び翼の旋回
を油圧ロータリーアクチュエータにより行う場合につい
て説明したが、これを電動アクチュエータや手動で行う
ようにしてもよいこと、翼は旋回させずアームに対して
略T字状の状態で固定させてもよいこと、アームのスト
ッパは舷側外板側に設けずアームに設けてもよいこと、
金側センサ保持装置の配置は船舶を中心として左右対称
の場合について説明しているが左右対称でなくともよい
こと、アームは船舶進行方向に対して直角方向に延びず
斜め状態であってもよいこと、アーム形状はL字形に限
るものではないこと、その他本考案の要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更を加え得ること等は勿論である。
を油圧ロータリーアクチュエータにより行う場合につい
て説明したが、これを電動アクチュエータや手動で行う
ようにしてもよいこと、翼は旋回させずアームに対して
略T字状の状態で固定させてもよいこと、アームのスト
ッパは舷側外板側に設けずアームに設けてもよいこと、
金側センサ保持装置の配置は船舶を中心として左右対称
の場合について説明しているが左右対称でなくともよい
こと、アームは船舶進行方向に対して直角方向に延びず
斜め状態であってもよいこと、アーム形状はL字形に限
るものではないこと、その他本考案の要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更を加え得ること等は勿論である。
本考案の船舶の金側センサ保持装置は、前述のごとき構
成であるから、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得
る。
成であるから、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得
る。
(I)アーム格納時、舷側付近に装備しているものがな
いので、操船や係船作業の障害とならない。
いので、操船や係船作業の障害とならない。
(II)又、上記理由により、波浪による損傷を受けに
くい。
くい。
(III)音波送受波器の保守、点検を容易に行うこと
ができる。
ができる。
(IV)アームを格納しておけばアームや翼による推進
抵抗が全くない。
抵抗が全くない。
第1図及び第2図は従来の音訓センサの取付は方の説明
図、第3図は本考案の船舶の金側センサ保持装置の全体
配置図、第4図は本考案の船舶の金側センサ保持装置の
測深状態を示す詳細説明図、第5図は第4図の■−■方
向矢視図、第6図は第5図のVI−VIX方向矢視図第
7図は第5図のVllV11方向矢視図、第8図は第4
図の■−■方向矢視図、第9図は第8図のに−に方向矢
視図、第10図は第8図のX−X方向矢視図、第11図
は第4図のM−X方向矢視図、第12図は本考案の船舶
の金側センサ保持装置の格納状態を示す詳細説明図であ
る。 図中 1は金側センサ保持装置、3は油圧ロータリーア
クチュエータ、4はアーム、6は油圧ロータリーアクチ
ュエータ、9は翼、10は音波送受波器、17は格納台
を示す。
図、第3図は本考案の船舶の金側センサ保持装置の全体
配置図、第4図は本考案の船舶の金側センサ保持装置の
測深状態を示す詳細説明図、第5図は第4図の■−■方
向矢視図、第6図は第5図のVI−VIX方向矢視図第
7図は第5図のVllV11方向矢視図、第8図は第4
図の■−■方向矢視図、第9図は第8図のに−に方向矢
視図、第10図は第8図のX−X方向矢視図、第11図
は第4図のM−X方向矢視図、第12図は本考案の船舶
の金側センサ保持装置の格納状態を示す詳細説明図であ
る。 図中 1は金側センサ保持装置、3は油圧ロータリーア
クチュエータ、4はアーム、6は油圧ロータリーアクチ
ュエータ、9は翼、10は音波送受波器、17は格納台
を示す。
Claims (1)
- 上下方向に旋回自在なアームの先端に、水中に没入し得
る翼を取付け、該翼の長手方向に所要の間隔て金側セン
サを設けたことを特徴とする船舶の音訓センサ保持装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2713981U JPS5841444Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | 船舶の音測センサ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2713981U JPS5841444Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | 船舶の音測センサ保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57141196U JPS57141196U (ja) | 1982-09-04 |
JPS5841444Y2 true JPS5841444Y2 (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=29824866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2713981U Expired JPS5841444Y2 (ja) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | 船舶の音測センサ保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841444Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017165136A (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-21 | 三井造船株式会社 | 船舶および船舶における音響データ取得方法 |
-
1981
- 1981-02-27 JP JP2713981U patent/JPS5841444Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57141196U (ja) | 1982-09-04 |
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