JPS5841222Y2 - スリ−ブバルブを備えた減勢装置 - Google Patents

スリ−ブバルブを備えた減勢装置

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Publication number
JPS5841222Y2
JPS5841222Y2 JP7091181U JP7091181U JPS5841222Y2 JP S5841222 Y2 JPS5841222 Y2 JP S5841222Y2 JP 7091181 U JP7091181 U JP 7091181U JP 7091181 U JP7091181 U JP 7091181U JP S5841222 Y2 JPS5841222 Y2 JP S5841222Y2
Authority
JP
Japan
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energy
valve
fixed
sleeve
sleeve valve
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Expired
Application number
JP7091181U
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English (en)
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JPS57184135U (ja
Inventor
明 西野
雅彦 片山
Original Assignee
株式会社 丸島水門製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ダム貯水池、調整池等のかんがい用定常放
流、余剰水放流などに用いる流量調節可能なスリーブバ
ルブを備えた減勢装置に関する。
一般に、高水頭の圧力水を放流するにさいし、調節が容
易で減勢効果の大きなスリーブバルブが使用され、通常
は減勢池または槽内に据付けられる。
この減勢池は、水平断面形状が正方形をなすコンクリー
ト構造であり、この池底中央にスリーブバルブのコーン
が据付けられ、バルブ開口の上方に位置して四隅にコー
ナフィレットが取付けられている。
そして、スリーブバルブから流出した水は、非対称流れ
となり、かつコーナフィレットの作用によって減勢せら
れる。
ところが、従来のこの種装置では、まだ減勢効果に十分
満足しがたいところがあり、そのうえ、コンクリート型
枠の作成が不可欠で、さらに、コーナフィレットの取付
が面倒であるなどの問題がある。
この考案は、上述のような問題を解決すべくなされたも
ので、以下に実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図面において、1は減勢槽で鋼材により円筒状に形成さ
れ、底板すなわちベースプレート2には中央バルフ゛固
定ベース3が固着されている。
この減勢槽1は、所定の設置場所において岩盤掘削によ
り形成された立入内に定置し、基礎ボルト4によって固
定すると共に放流管5の端部フランジ5Aを側面に固着
した接続フランジ6に接続した後、減勢槽1と立入との
間にコンクリート7を充填して固定せられる。
したがって、減勢槽1がコンクリート型枠の役目をなし
、別途に型枠を製作し、組立て、分解・撤去作業が全く
不要となる。
また、減勢槽1白下部壁面には、ベースプレート2から
所定の高さに位置して環状のバッフルプレート8が固着
され、かつバッフルプレートト8の内周端縁には下方に
伸びる所定長さのバッフルリング9が固着されている。
さらに、放流管5には、フランジ6を介して減勢槽1内
の曲管10が接続されている。
そして、この曲管10の下端には導水管11が接続され
ると共に導水管11下端にコーン形スリーブバルブ12
が接続されている。
13は減勢槽1の越流堰、14は放水路、15はスリー
ブバルブ開閉駆動装置、16はグレーチングである。
スリーブバルブ開閉駆動装置15には、曲管10上に脚
17を介して支持されたロッドガイド18に案内されて
昇降するバルブ開閉操作ロッド19の上端が連結されて
いる。
この操作ロッド19の下端には、ハンガーブラケット2
0が取付けられ、該ブラケット20の両端にそれぞれス
リーブ吊ロッド21の上端が調節可能に取付けられてい
る。
また、スリーブ吊ロッド21は、曲管10および導水管
11に固着された案内部材22により支持案内されてい
る。
さらに、前記ロッドガイド18および導水管11はタイ
ロッド23.24により減勢槽1に支持されている。
前記コーン形スリーブバルブ12は、第3図に示されて
いるように、管状のバルブ本体12A、バルブスリーブ
12B、整流兼補強助板12Cおよびコーン12Dとか
らなっており、スリーブ12Bの放出端とコーン12D
との間に放流開口12Eが形成されている。
整流兼補強助板12Cは、導水管11の下端に接続した
バルブ本体゛12A放出下部内に互に90°間隔で沖心
からそれぞれ放射状に配設され、助板12C下部はそれ
ぞれバルブ本体12Aの下端からさらに下方に突出せら
れて中央から下外方に傾斜せられ、下部中央に位置決め
ピン25が固着されると共に上端中央衝合部には略球状
の整流体26が固着されている。
さらに、助板12Cの下部傾斜面は、コーン12Dの傾
斜面と同じ傾斜角度とせられ、コーン12Dの上端中央
に設けた位置決め孔27に前記ピン25を嵌入させ、両
傾斜面を接触させて固着しである。
なお、バルブ本体12Aの放出端とコーン12Dの傾斜
面との間隔は、減勢効果を高めかつ振動等の問題を生起
せしめないように設計されている。
また、助板12Cの下部外端面はバルブ本体12Aの外
周面と一致するようにせられ、バルブ本体12Aの下部
外周に嵌着されたライナー28と面一のライナー29が
固着されている。
コーン12Dの下部円筒部30は、ライナー28の外径
と等しくせられ、前記バルブ固定ベース3の環状凹部3
1にボルト32により固定されている位置決め固定リン
グ33内に嵌め入れられて位置決めされ、かつ固定され
ている。
この位置決め固定リング33の上面はコーン12Dの傾
斜面と同じ角度の傾斜面とせられ、シール部材34が埋
設されており、前記バルブスリーブ12Bの下端が該シ
ール部材34に押圧され止水せられるようになっている
バルブスリーブ12Bの上端部は膨径せられ、ライナー
28との間にグランドパツキン35が嵌入され、かつパ
ツキン押え36によって押圧されている。
また、スリーブ12B上端には、ロッド取付フランジ3
7が固着され、前記スリーブ吊ロッド21の下端ねじ部
21 Bがこのフランジ37のボルト孔38に挿通され
、ナツト39により固定されている。
40はバルブ固定ベース3のアンカーボルト、41はバ
ルブ固定ベース3に設けられたモルタル注入孔、42は
その蓋である。
なお、前記バッフルプレート8の取付高さ、内周端直径
およびバッフルリング9の長さは、水圧、スリーブバル
ブ本体12Aの直径、放出開口面積等によって、より減
勢効果が大きく、シがも振動が生起せず、静かな上昇水
流が得られるように選定されるべきであること勿論であ
る。
さらに、減勢槽1の直径および高さは、水圧および放流
管5、導水管11の内径等により、最小直径で有効な減
勢効果が得られるように決定される。
この考案にかかる減勢装置によれば、上流がらの圧力水
は、放流管5、曲管10、導水管11を経てスノーブバ
ルブ本体12A内に流れ、整流体26、助板12Cによ
り整流され、バルブスリーブ12Bの下端とコーン12
Dの間の開口12Eが流出し、減勢槽1内子部でバッフ
ルプレート8およびバッフルリング9の影響で流出水が
第1、第3図に示すように垂直面内で環状に流動して減
勢された後、バルブ本体12Aとバッフルリング9の間
を上昇して静かな流れとなり、越流堰13を越えて放水
路14へと流出せられる。
この考案にががるスリーブバルブを備えた減勢装置は、
上述のように、減勢槽が鋼製円筒体から構成されると共
にバッフルプレートおよびバッフルリングが配設されて
いるので、極めて有効な減勢効果を発揮せしめ、製作が
容易であると共に槽そのものが埋設されるのでコンクリ
ート型枠が不要となり、したがって型枠の製作・組立据
付・分解撤去作業がなくそのうえ減勢槽形成のための岩
盤掘削量を大幅に減少させることができ、さらに、槽内
での取付作業においても従来のようにコンクリート製減
勢池内へのタイロッド、コーナフィレットなどの取付作
業に比べて極めて簡単に行なうことができ、さらに、現
場据付けにおいても、減勢槽内のスリーブバルブ等の取
付けを工場において仮組立して調整して・おけば、現場
ではほとんど問題なく簡単かつ短工期で設置することが
できるなど多での卓越した効果を奏する。
なお、本考案における減勢槽1には、その内壁または外
壁さらには両壁に補強リブを固着することができ、また
、必要に応じてバッフルプレートおよびバッフルリング
にも補強リブを取付けて剛性を高め、振動防止等を図り
うろこと当然である。
さらに、スリーブバルブ12の構成は、本実施例に限定
されるものではないこと勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は一部縦
断正面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
1図のB−B縦断側面拡大図である。 1・・・・・・減勢槽、2・・・・・・ベースプレート
、8・・・・・・バッフルプレート、9・・・・・・バ
ッフルリング、11・・・・・・導水管、12・・・・
・・スリーブバルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心軸線が鉛直となるように立設された円筒形の減勢槽
    1のベースプレート2に導水管11に接続されたスリー
    ブバルブ12の下端が中央に位置して取付けられ、減勢
    槽1の下部内周面にはベースプレート2から所定の高さ
    に位置して環状バッフルプレート8が固着されると共に
    このバッフルプレート8の内周端縁には下方に伸びるバ
    ッフルリング9が固着せられてなるスリーブバルブを備
    えた減勢装置。
JP7091181U 1981-05-16 1981-05-16 スリ−ブバルブを備えた減勢装置 Expired JPS5841222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7091181U JPS5841222Y2 (ja) 1981-05-16 1981-05-16 スリ−ブバルブを備えた減勢装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7091181U JPS5841222Y2 (ja) 1981-05-16 1981-05-16 スリ−ブバルブを備えた減勢装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57184135U JPS57184135U (ja) 1982-11-22
JPS5841222Y2 true JPS5841222Y2 (ja) 1983-09-17

Family

ID=29866717

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JP7091181U Expired JPS5841222Y2 (ja) 1981-05-16 1981-05-16 スリ−ブバルブを備えた減勢装置

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