JPS5840879Y2 - 煙浄化灰皿 - Google Patents

煙浄化灰皿

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Publication number
JPS5840879Y2
JPS5840879Y2 JP18937681U JP18937681U JPS5840879Y2 JP S5840879 Y2 JPS5840879 Y2 JP S5840879Y2 JP 18937681 U JP18937681 U JP 18937681U JP 18937681 U JP18937681 U JP 18937681U JP S5840879 Y2 JPS5840879 Y2 JP S5840879Y2
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JP
Japan
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ashtray
smoke
conductive filter
utility
smoke purifying
Prior art date
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Expired
Application number
JP18937681U
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English (en)
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JPS5894396U (ja
Inventor
陽 加藤
信夫 岡林
正雄 松倉
幸夫 清水
英夫 富田
Original Assignee
日本たばこ産業株式会社
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Publication date
Application filed by 日本たばこ産業株式会社 filed Critical 日本たばこ産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は灰皿上に置いたたばこや灰皿内に捨てたたばこ
の吸殻から発生する煙を効率よく浄化するための灰皿に
関する。
従来、この種の目的に考案された灰皿として(玉例えば
実公昭48−5028号公報あるいは米国特許第411
9419号などがある。
しかし、これらの考案はいずれも煙を通常のフィルタ一
層を通過させたのちファンで吸引するに過ぎないので、
たばこの煙のように1μm以下の微小粒径をもついわゆ
るサブミクロン粒子を捕集するには十分でない欠点があ
る。
本考案は、以上のような欠点を解消し、はぼ完全に灰皿
から発生する煙を捕集し、室内等の環境を常に清浄な空
気によって保持し得る改良された灰皿を提供することを
目的としたものである。
すなわち、本考案は灰皿に隣接して放電線と該放電線に
併設した導電性フィルターと、該導電性フィルターに隣
接した吸引ファンと空気排出口とをそれぞれ具備した煙
浄化装置を設けたことを特徴とする煙浄化灰皿である。
次に本考案を添付の図面に示した実施例によって説明す
る。
第1図は本考案の一部を切欠した斜視図、第2図は本考
案の構成の説明図で、上縁にたばこ受1を一体に形成し
た灰皿2の上方に、放電線3(第1図では見えない)が
水平に張設され、放電線3の上方には適当な間隔を隔て
て導電性フィルター4が、放電線3と電気的に絶縁して
併設される。
放電線3は煙粒子を正又は負のいずれかに帯電せしめる
作用をなすもので、ピアノ線、銅線などの金属線からな
り、平行又は格子状に張設される。
又、導電性フィルター4は放電線3と反対の電荷に帯電
しうる電気伝導性のフィルターで、金属繊維、金属箔片
、炭素繊維、活性化炭素繊維又は導電性複合繊維などを
シート又はマット状に成型したものが使用される。
この内ではたばこ煙中のガス成分を吸着させる観点から
活性化炭素繊維の使用が特に好ましい。
又、活性化炭素繊維などのように金属以外の材料を使用
する場合は荷電分布を均一にしたり荷電速度を速めるた
め、60〜80メツシュ程度の金網5を導電性フィルタ
ー4に密着させて使用するとよい。
6は厚さ2〜3Nの多孔性ウレタンフオーム板、金属網
等の材料からなる分散板で、煙を放電線3に可及的均一
に分散させるために必要に応じて取り付けられる。
導電性フィルター4に隣接してその上方には小型モータ
ー7で駆動される吸引ファンdが設置される。
放電線3、導電性フィルター4、吸引ファン8などを含
む煙浄化装置9は、シガレット10の載置部に開口部が
設けられたケーシング11内にそれぞれ固定又は解体自
在に取り付けられる。
吸引ファン8の近傍のケーシングには排気口12が複数
個設けられる。
灰皿2の内部には、市販の乾電池又は充電式電池13及
び該電池電圧あるいは一般家庭用電源を約3.OOO〜
7,0OOVの直流に昇圧させるためのコンバーター1
4が収容され、コンバーターの端子は灰皿2を貫通する
導管15を通る配線16により放電線3及び導電性フィ
ルター4及び/又は金網5に接続される。
第2図において、本考案の煙浄化灰皿をスイッチ17を
押して作動させると、分散板6により比較的均一に分散
された煙粒子は、コンノく一ター14により、第2図に
例示の場合正に印加された高電圧(3,000〜7,0
OOV)により正に荷電される。
一方、導電性フィルター4は放電線3と反対の電荷に荷
電されているので、荷電された煙粒子はクローンカによ
って導電性フィルター4内にフィルター素材自体の物理
的捕集力と相まって、静電的に強固に捕集される。
導電性フィルター4の素材として例えば活性化炭素繊維
などのガス吸着性素材を用いるか)導電性フィルター内
にガス吸着剤をあらかじめ添着したものを使用すれば、
煙中の微粒子は勿論、ガス成分をも併せて吸着除去する
ことができる。
又、種々Q芳香剤を導電性フィルター内にあらかじめ添
着させておけば、さらに望普しい。
以上詳細に説明したように、本考案は導電性フィルター
を煙の捕集に使用したため、静電的捕集と物理的捕集と
の相乗的効果により、サブミクロン単位の微粒の煙をも
極めて効果的に除去することができるとともに、従来、
工場排気ガス中の粉じんの除去に使用されている電気集
塵機の印加電圧(例、tJf7,000〜15,000
V ) K比し低い電圧で高い捕集効率を得ることがで
きるので、卓上用灰皿としても安全な構造として製作す
ることが可能であるなど種々の利点を有する。
なお、第1図及び第2図の実施例では、煙浄化装置9が
灰皿2の上部に設けられている例を示したがち必ずしも
上部に限定する必要はなく、煙浄化装置9を灰皿2に隣
接して垂直に設けるなど適宜設計変更可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠斜視図、第2
図は本考案の説明図である。 1・・・・・・たばこ受け、2・・・・・・灰皿、3・
・・・・・放電線、4・・・・・・導電性フィルター、
5・・・・・・金網、6・・・・・・分散板、I・・・
・・・モーター 8・・・・・・吸引ファン、9・・・
・・・煙浄化装置、10・・・・・′・シガレット、1
1・・・・・・ケーシング、12・・・・・・排気口、
13・・・・・・電池、14・・・・・−コンバーター
、15・・・・・・導管、16・・・・・・配線、17
・・・・・−スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.灰皿に隣接して、放電線と該放電線に併設した導電
    性フィルターと、該導電性フィルターに隣接した吸引フ
    ァンと排気口とをそれぞれ具備した煙浄化装置を設けた
    ことを特徴とする煙浄化灰皿。 2、灰皿と放電線の中間に煙分散板を設けた実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の煙浄化灰皿。 3゜導電性フィルターに金網を密着させた実用新案登録
    請求の範囲第1項乃至第2項記載の煙浄化灰皿。 4、放電線及び導電性フィルター及び/又は、金網を正
    又は負に帯電させるコンバーターを灰皿内に収容した実
    用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項記載の煙浄化灰
    皿。 5、導電性フィルターが金属繊維、金属箔片、炭素繊維
    、活性化炭素繊維又は導電性複合繊維をシート又はマン
    ト状に底型したものである実用新案登録請求の範囲第1
    項乃至第4項記載の煙浄化灰皿。 6、導電性フィルター内に芳香押返び/又はガス吸着剤
    を含有させた実用新案登録請求の範囲第1項乃至第5項
    記載の煙浄化灰皿。 7、各部品をそれぞれ取りはずし自在に構成した実用新
    案登録請求の範囲第1項乃至第6項記載の煙浄化灰皿。
JP18937681U 1981-12-21 1981-12-21 煙浄化灰皿 Expired JPS5840879Y2 (ja)

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JP18937681U JPS5840879Y2 (ja) 1981-12-21 1981-12-21 煙浄化灰皿

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5894396U JPS5894396U (ja) 1983-06-27
JPS5840879Y2 true JPS5840879Y2 (ja) 1983-09-14

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ID=30103293

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