JPS5840745A - カラ−陰極線管 - Google Patents
カラ−陰極線管Info
- Publication number
- JPS5840745A JPS5840745A JP13901081A JP13901081A JPS5840745A JP S5840745 A JPS5840745 A JP S5840745A JP 13901081 A JP13901081 A JP 13901081A JP 13901081 A JP13901081 A JP 13901081A JP S5840745 A JPS5840745 A JP S5840745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphor
- selection electrode
- color selection
- color
- ray tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
- H01J29/076—Shadow masks for colour television tubes characterised by the shape or distribution of beam-passing apertures
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカラー螢光面とその内側に配された色選別電極
を具備したカラー陰極線管の改良に関し、特に、その色
選別電極が、所定の配列をもって設けられた多数の電子
ビーム通過用スロットを有した、いわゆる、スロット形
シャドウマスクとされたカラー陰極線管の改良に関する
ものである。
を具備したカラー陰極線管の改良に関し、特に、その色
選別電極が、所定の配列をもって設けられた多数の電子
ビーム通過用スロットを有した、いわゆる、スロット形
シャドウマスクとされたカラー陰極線管の改良に関する
ものである。
複数のスリットの各々が所定の間隔で配された複数のブ
リッジ部で架橋されて形成される多数の電子ビーム通過
用スロットを有し、全体として、円柱体または球体の外
形曲面の一部をなす如くの曲面をもって形成された、ス
ロット形シャドウマスクと称される色選別電極を備えた
カラー陰極線管が提案されている。斯かるカラー陰極線
管の色選別電極は、その−例が図面の第1図に示される
如くであり、第1図を参照して述べるに、多数の電子ビ
ーム通過用スロッ)/がブリッジ部2で互いに分離され
て、所定の縦方向列をもって配列されている有孔領域3
と、との有孔領域3の周囲に配された、スロットを有さ
ない周辺領域すとがらなっている。そして、これら有孔
領域3と周辺領域すとの間の境界は、縦方向の境界部蒼
も横方向の境界部6も、一般に、円弧もしくは他の2次
曲線等の曲線で形成されているが、有孔領域3内の各境
界部S及び乙の近傍のスロットlの配置状況によっては
、カラー陰極線管に組み込まれた場合に、螢光面上の有
効画面領域の境界線に凹凸を生ずる等の不都合を生ずる
ことになる。このため、左右の縦方向の境界部夕に関し
ては、既に、この例の如く、有孔領域3内の縦方向スロ
ット列のうちの左右の最外側列をなすスロット/を、こ
の縦方向の境界部りの曲線に沿って湾曲して配列するよ
うにして、カラー陰極線管に組み込まれた場合に、電子
ビームを受けて発光する螢光面上の有効画面領域の左右
の縦方向の境界線を滑らかにして、画面を観測者にとっ
て見易いものとすることが提案されている。しかしなが
ら、上下の横方向の境界部乙に関しては、第1図に示さ
れた色選別電極の一部分を拡大して示す第2図に明瞭に
示される如く、各縦方向スロット列をなすスロッ)/の
うちの横方向の境界部乙に臨むもの、即ち、上下の、巷
端スロットの縦方向の長さが著しく不揃いに々っており
、カラー陰極線管に組み込まれた場合に1、この著しい
不揃いに起因して、電子ビームを受けて発光する螢光面
上の有効画面領域の上下の横方向の境界部に凹凸が生じ
、画面の品位が著しく低下せしめられていた。
リッジ部で架橋されて形成される多数の電子ビーム通過
用スロットを有し、全体として、円柱体または球体の外
形曲面の一部をなす如くの曲面をもって形成された、ス
ロット形シャドウマスクと称される色選別電極を備えた
カラー陰極線管が提案されている。斯かるカラー陰極線
管の色選別電極は、その−例が図面の第1図に示される
如くであり、第1図を参照して述べるに、多数の電子ビ
ーム通過用スロッ)/がブリッジ部2で互いに分離され
て、所定の縦方向列をもって配列されている有孔領域3
と、との有孔領域3の周囲に配された、スロットを有さ
ない周辺領域すとがらなっている。そして、これら有孔
領域3と周辺領域すとの間の境界は、縦方向の境界部蒼
も横方向の境界部6も、一般に、円弧もしくは他の2次
曲線等の曲線で形成されているが、有孔領域3内の各境
界部S及び乙の近傍のスロットlの配置状況によっては
、カラー陰極線管に組み込まれた場合に、螢光面上の有
効画面領域の境界線に凹凸を生ずる等の不都合を生ずる
ことになる。このため、左右の縦方向の境界部夕に関し
ては、既に、この例の如く、有孔領域3内の縦方向スロ
ット列のうちの左右の最外側列をなすスロット/を、こ
の縦方向の境界部りの曲線に沿って湾曲して配列するよ
うにして、カラー陰極線管に組み込まれた場合に、電子
ビームを受けて発光する螢光面上の有効画面領域の左右
の縦方向の境界線を滑らかにして、画面を観測者にとっ
て見易いものとすることが提案されている。しかしなが
ら、上下の横方向の境界部乙に関しては、第1図に示さ
れた色選別電極の一部分を拡大して示す第2図に明瞭に
示される如く、各縦方向スロット列をなすスロッ)/の
うちの横方向の境界部乙に臨むもの、即ち、上下の、巷
端スロットの縦方向の長さが著しく不揃いに々っており
、カラー陰極線管に組み込まれた場合に1、この著しい
不揃いに起因して、電子ビームを受けて発光する螢光面
上の有効画面領域の上下の横方向の境界部に凹凸が生じ
、画面の品位が著しく低下せしめられていた。
斯くの如く、螢光面上の有効画面領域の上下の横方向の
境界線に凹凸が生ずる直接的理由は次の2つである。
境界線に凹凸が生ずる直接的理由は次の2つである。
(1)1色選別電極の有孔領域3内のスロット/は、色
選別電極を構成する金属板にエツチング処理を施して形
成されるが、上下の最端スロットが形成されるべき箇所
の縦方向の長さが、例えば、金属板の板厚より小となる
程短い部分が生ずると、その部分では充分々エツチング
処理がされず貫通した孔が形成されない状態となる。こ
の部分は上述の上下の最端スロットの縦方向の長さの著
しい不揃いが最も顕著に現われる部分となシ、カラー陰
極線管内では電子ビームが遮断されて螢光面上に到達で
きなくなって、有効画面領域が欠けることになり、有効
画面領域の横方向の境界線の凹部となる。
選別電極を構成する金属板にエツチング処理を施して形
成されるが、上下の最端スロットが形成されるべき箇所
の縦方向の長さが、例えば、金属板の板厚より小となる
程短い部分が生ずると、その部分では充分々エツチング
処理がされず貫通した孔が形成されない状態となる。こ
の部分は上述の上下の最端スロットの縦方向の長さの著
しい不揃いが最も顕著に現われる部分となシ、カラー陰
極線管内では電子ビームが遮断されて螢光面上に到達で
きなくなって、有効画面領域が欠けることになり、有効
画面領域の横方向の境界線の凹部となる。
(2)、カラー陰極線管の螢光面形成過程に於ける螢光
体の焼付は工程は、感光樹脂等が混入された螢光体が塗
布された螢光面を、色選別電極のスロットtを通した紫
外線等の光で露光して行われるが、上述の如くの縦方向
の長さが不揃いな上下の最端スロットのうち縦方向の長
さが所定値に達していないものがあると、その最端スロ
ットを通った光は螢光体を焼き付けるには光量不足なも
のとなって螢光体の焼付けがなされない。その結果、螢
光面上のその最端スロットに対応する部分の螢光体が脱
落してしまい、有効画面領域の欠落が生ずることになっ
て、有効画面領域の横方向の境界線の凹部となる。
体の焼付は工程は、感光樹脂等が混入された螢光体が塗
布された螢光面を、色選別電極のスロットtを通した紫
外線等の光で露光して行われるが、上述の如くの縦方向
の長さが不揃いな上下の最端スロットのうち縦方向の長
さが所定値に達していないものがあると、その最端スロ
ットを通った光は螢光体を焼き付けるには光量不足なも
のとなって螢光体の焼付けがなされない。その結果、螢
光面上のその最端スロットに対応する部分の螢光体が脱
落してしまい、有効画面領域の欠落が生ずることになっ
て、有効画面領域の横方向の境界線の凹部となる。
斯かる直接的理由を考慮すると、螢光面上の有端スロッ
トの縦方向の長さを所定値以上にすればよいことになる
。但し、この最端スロットの縦方向の長さは、他の部分
のスロットとの調和や色選□別電極としての機械的強度
等の面から、上限が課せられるであろうことは予測され
るところである。
トの縦方向の長さを所定値以上にすればよいことになる
。但し、この最端スロットの縦方向の長さは、他の部分
のスロットとの調和や色選□別電極としての機械的強度
等の面から、上限が課せられるであろうことは予測され
るところである。
本発明は、斯かる観点から上述の上下の最端スロットの
縦方向の長さに対する適正な下限値及び上限値を求め、
各上下の最端スロットの縦方向の長さが、これら下限値
と上限値との間の範囲の値に選定された有孔領域を有し
た色選別電極を具備するカラー、陰極線管を提供するも
のである。以下、図面の第3図、第V図及び第S図を参
照して本発明について述べる。
縦方向の長さに対する適正な下限値及び上限値を求め、
各上下の最端スロットの縦方向の長さが、これら下限値
と上限値との間の範囲の値に選定された有孔領域を有し
た色選別電極を具備するカラー、陰極線管を提供するも
のである。以下、図面の第3図、第V図及び第S図を参
照して本発明について述べる。
第3図は本発明によるカラー陰極線管に用いられる色選
別電極の一例の一部分を拡大して示す、。
別電極の一例の一部分を拡大して示す、。
第3図に於いて、第2図に示される各部に対応する部分
には第2図と共通の番号を付して示し、/は電子ビーム
通過用スロット、コはブリッジ部、3は有孔領域、りは
周辺領域、Sは縦方向の境界部及び乙は横方向の境界部
である。ここで、有孔:領域3に設けられた多数のスロ
ツ)/は複数のス′リットの各々が所定の間隔で配され
た複数のプリツジ部2で架橋されて形成されており、こ
れは第2図に示されるものと同様である1、そして、こ
の本発明に係る色選別電極に於いては、有孔領域3内の
各縦方向スロット列を々すスロット/のうちの、有孔領
域3と周辺領域lとの間の上下の横方向の境界部乙に臨
むもの、即ち、上下の最端スロツ)/e (第3図では
上のもののみが示されている。)の縦方向の長さWが所
定の下限値α及び上限値βの範囲内の値に選定されてい
る。即ち、α≦W≦βの関係が成立している。
には第2図と共通の番号を付して示し、/は電子ビーム
通過用スロット、コはブリッジ部、3は有孔領域、りは
周辺領域、Sは縦方向の境界部及び乙は横方向の境界部
である。ここで、有孔:領域3に設けられた多数のスロ
ツ)/は複数のス′リットの各々が所定の間隔で配され
た複数のプリツジ部2で架橋されて形成されており、こ
れは第2図に示されるものと同様である1、そして、こ
の本発明に係る色選別電極に於いては、有孔領域3内の
各縦方向スロット列を々すスロット/のうちの、有孔領
域3と周辺領域lとの間の上下の横方向の境界部乙に臨
むもの、即ち、上下の最端スロツ)/e (第3図では
上のもののみが示されている。)の縦方向の長さWが所
定の下限値α及び上限値βの範囲内の値に選定されてい
る。即ち、α≦W≦βの関係が成立している。
ここで下限値αは、本発明によるカラー陰極線管の螢光
面形成過程に於いて行われる、螢光体の焼付けのための
、色選別電極のスロッ)/を通った光による螢光面の露
光の際、各最端スロット/eを通った光′も螢光体が焼
き付けられるに足る光敬と々るための下限の長さとして
求められる。
面形成過程に於いて行われる、螢光体の焼付けのための
、色選別電極のスロッ)/を通った光による螢光面の露
光の際、各最端スロット/eを通った光′も螢光体が焼
き付けられるに足る光敬と々るための下限の長さとして
求められる。
この螢光体の焼付けのだめの螢光面の露光の際に於ける
螢光面、色選別電極及び露光光源の位置関係は第す図に
示される如くである。同図に於いて、2は陰極線管の管
軸方向を示し、Yは縦方向を示す。そして、SCは螢光
面であり、GRは色選別電極であり、また、LSは露光
光源であって長さ2Y、を有している。P′は螢光面S
Cの中央であり、Sは露光光源LSの中心である。さら
に、Aは最端スロツ)/eの中心を示し、PはSとAを
結ぶ直線が螢光面SCに到達する点である。
螢光面、色選別電極及び露光光源の位置関係は第す図に
示される如くである。同図に於いて、2は陰極線管の管
軸方向を示し、Yは縦方向を示す。そして、SCは螢光
面であり、GRは色選別電極であり、また、LSは露光
光源であって長さ2Y、を有している。P′は螢光面S
Cの中央であり、Sは露光光源LSの中心である。さら
に、Aは最端スロツ)/eの中心を示し、PはSとAを
結ぶ直線が螢光面SCに到達する点である。
斯かる状況に於いて、色選別電極GRの最端スロツ)/
eを通った露光光源LSからの光により、螢光面SC上
の螢光体の焼付けが適正になされているときの露光状態
は、第S図Aに示される如くとなる。同図に於いては、
最端スロッ)/eを通った光の螢光面SC上に於ける光
強度分布が縦軸に光強度Qをとって示されておシ、また
、螢光面SC上の2点間p、−p、が露光部分であり、
同じく2点間p2−p2が露光部分中の本影部(ここで
は光強度が最大となる部分)である。このとき、螢光面
SC上の螢光体は、最端スロットleの縦方向の長さW
にPS/AS (PS及びnは、夫々、PからSまでの
距離及びAからSまでの距離を示す。以下、他の符号に
ついても同様とする。)で表わされる螢光面SC上を乗
じた長さ、即ち、螢光面SC上の2点間P3−P3に亘
って焼付けがなされる。ここで、螢光体の焼付けがなさ
れる螢光面上の光強度の下限、即ち、点P3に於ける光
強度をhとし、本影部p2−p2の光強度をh′とする
と、 この第s図Aに示される露光状態に於いて、最端スロツ
)/eの縦方向の長さWを小としていくと、螢光面SC
上の本影部P、2−p2が左・右に拡がるとともに、そ
のときの本影部P2−P2の光強度h′が小となってい
く。このとき、螢光面SC上の螢光体の焼付けがなされ
る最低限の条件は、螢光面SC上の露光部分P/−P/
に於ける光強度が最大となる部分である本影部P2−P
2の光強度h′が、螢光体の焼付けがなされる螢光面上
の光強度の下限りに一致すること、即ち、h′=hとな
ることであり、この場合の露光状態は第5図Bに示され
る如くとなる。このh’−hとなるときのWが、螢光体
の焼付けがなされるに必要となる最端スロツ)/eの縦
方向の長さの下限値αとなる。そこで、上述の(1)式
を用いてαを求めると、 こで、1はPからAまでの距離、即ち、色選別電極GR
と螢光面SCとの間隔であり、PSはPからSまでの距
離、即ち、露光光源LSの中心と、螢光面SCとの間隔
である。
eを通った露光光源LSからの光により、螢光面SC上
の螢光体の焼付けが適正になされているときの露光状態
は、第S図Aに示される如くとなる。同図に於いては、
最端スロッ)/eを通った光の螢光面SC上に於ける光
強度分布が縦軸に光強度Qをとって示されておシ、また
、螢光面SC上の2点間p、−p、が露光部分であり、
同じく2点間p2−p2が露光部分中の本影部(ここで
は光強度が最大となる部分)である。このとき、螢光面
SC上の螢光体は、最端スロットleの縦方向の長さW
にPS/AS (PS及びnは、夫々、PからSまでの
距離及びAからSまでの距離を示す。以下、他の符号に
ついても同様とする。)で表わされる螢光面SC上を乗
じた長さ、即ち、螢光面SC上の2点間P3−P3に亘
って焼付けがなされる。ここで、螢光体の焼付けがなさ
れる螢光面上の光強度の下限、即ち、点P3に於ける光
強度をhとし、本影部p2−p2の光強度をh′とする
と、 この第s図Aに示される露光状態に於いて、最端スロツ
)/eの縦方向の長さWを小としていくと、螢光面SC
上の本影部P、2−p2が左・右に拡がるとともに、そ
のときの本影部P2−P2の光強度h′が小となってい
く。このとき、螢光面SC上の螢光体の焼付けがなされ
る最低限の条件は、螢光面SC上の露光部分P/−P/
に於ける光強度が最大となる部分である本影部P2−P
2の光強度h′が、螢光体の焼付けがなされる螢光面上
の光強度の下限りに一致すること、即ち、h′=hとな
ることであり、この場合の露光状態は第5図Bに示され
る如くとなる。このh’−hとなるときのWが、螢光体
の焼付けがなされるに必要となる最端スロツ)/eの縦
方向の長さの下限値αとなる。そこで、上述の(1)式
を用いてαを求めると、 こで、1はPからAまでの距離、即ち、色選別電極GR
と螢光面SCとの間隔であり、PSはPからSまでの距
離、即ち、露光光源LSの中心と、螢光面SCとの間隔
である。
次にWの上限値βは、色選別電極の必要な機械的強度の
維持の観点から求めることができる。前述の如く、色選
別電極は、通常、円柱体−または球体の外形曲面の一部
をなす如くの曲面をなすが、この曲面を保持するため所
定の機械的強度を必要とする。そして、斯かる機械的強
度を維持するべく、有孔領域3に於けるスロツ)/のう
ち最端スロツ)/eを除く他のものの縦方向の長さb(
第3図)が所定の値に定められている。Wは大なるほど
螢光体の焼付は不良による脱落を防ぐには効集的である
が、bに比して大に々り逼ぎると、有孔領域3の機械的
強度の調和が崩れ、色選別電極が局部的変形を生じて、
上述の曲面を保持できなくなってしまう。本出願人は、
種々の実験の結果、Wがbのコ倍以下であれば、色選別
電極は局部的変形を生ずることなく正しい曲面を保持す
ることを解明した。即ち、β=2bを得たのである。
維持の観点から求めることができる。前述の如く、色選
別電極は、通常、円柱体−または球体の外形曲面の一部
をなす如くの曲面をなすが、この曲面を保持するため所
定の機械的強度を必要とする。そして、斯かる機械的強
度を維持するべく、有孔領域3に於けるスロツ)/のう
ち最端スロツ)/eを除く他のものの縦方向の長さb(
第3図)が所定の値に定められている。Wは大なるほど
螢光体の焼付は不良による脱落を防ぐには効集的である
が、bに比して大に々り逼ぎると、有孔領域3の機械的
強度の調和が崩れ、色選別電極が局部的変形を生じて、
上述の曲面を保持できなくなってしまう。本出願人は、
種々の実験の結果、Wがbのコ倍以下であれば、色選別
電極は局部的変形を生ずることなく正しい曲面を保持す
ることを解明した。即ち、β=2bを得たのである。
以上の如く、Wの下限値α及び上限値βは、夫A
々、α=Y8・−;及びβ=2bであり、本発明S
に係る色選別電極に於ける最端スロットteの縦「1
方向の長さWは、Ys−tコ≦W≦2bに選定さS
れているのである。
本発明によるカラー陰極線管の実際の例について具体的
数値の一例を述べるに、20インチ型の例に関しては、
PAキ/ 2rrvn、 p S−: 2(12皿、b
キ0.6mmであり、また、Ys=灯面である。従f] って、Y8・−;中o、q夕冊、2b中1.卸■となる
S ので、略々、0.リタI≦W≦/ 、 2mmとなる。
数値の一例を述べるに、20インチ型の例に関しては、
PAキ/ 2rrvn、 p S−: 2(12皿、b
キ0.6mmであり、また、Ys=灯面である。従f] って、Y8・−;中o、q夕冊、2b中1.卸■となる
S ので、略々、0.リタI≦W≦/ 、 2mmとなる。
なお、色選別電極を構成する金属板の板厚は、一般に、
0./−0,2mm程度であり、上述の具体例に通常、
色選別電極を構成する金属板の板厚より大となる。従っ
て、本発明に係る色選別電極にあっては、エツチング処
理によるスロット形成に於いて、最端スロットの部分も
充分なエツチング処理がなされ得る。
0./−0,2mm程度であり、上述の具体例に通常、
色選別電極を構成する金属板の板厚より大となる。従っ
て、本発明に係る色選別電極にあっては、エツチング処
理によるスロット形成に於いて、最端スロットの部分も
充分なエツチング処理がなされ得る。
以上説明した如く、本発明によれば、カラー陰極線管の
螢光面上に得られる有効画面領域の左右の縦方向の境界
線のみならず、その上下の横方向の境界線をも凹凸のな
い滑らかな曲線とすることができ°、観測者にとって見
易い、質の優れた画面を得ることができる。
螢光面上に得られる有効画面領域の左右の縦方向の境界
線のみならず、その上下の横方向の境界線をも凹凸のな
い滑らかな曲線とすることができ°、観測者にとって見
易い、質の優れた画面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカラー陰極線管の色選別電極を示す平面
図、第2図は第1図に示される色選別電極の部分拡大平
面図、第3図は本発明によるカラー陰極線管の色選別電
極の一部分を示す部分拡大平面図、第9図及び第5図は
本発明によるカラー陰1iUiJ管の螢光面の露光状態
を説明するだめの図である。 図中、lはスロット、/eは最端スロット、コはブリッ
ジ部、3は有孔領域、lは周辺領域、Sは縦方向の境界
部、6は横方向の境界部、SCは螢光面、GRは色選別
電極、LSは露光光源である。 第2図 第3園
図、第2図は第1図に示される色選別電極の部分拡大平
面図、第3図は本発明によるカラー陰極線管の色選別電
極の一部分を示す部分拡大平面図、第9図及び第5図は
本発明によるカラー陰1iUiJ管の螢光面の露光状態
を説明するだめの図である。 図中、lはスロット、/eは最端スロット、コはブリッ
ジ部、3は有孔領域、lは周辺領域、Sは縦方向の境界
部、6は横方向の境界部、SCは螢光面、GRは色選別
電極、LSは露光光源である。 第2図 第3園
Claims (1)
- 螢光面と、複数のスリットの各々が所定の間隔で配され
た複数のブリッジ部で架橋されて形成される多数のスロ
ットが設けられた有孔領域と、該有孔領域の周囲に配さ
れた周辺領域とを有して、上記螢光面の内側に配設され
た色選別電極とを具備し、上記色選別電極に於いて、上
記スロットのうち上記有孔領域と上記周辺領域との間の
横方向に延びる境界部に臨むものの縦方向の長さWが、
面の形成時の露光光源の長さの半分、PAは上記色選別
電極と上記螢光面との間隔、Rは上記露光光源の中心と
上記螢光面との間隔、bは上記スロットのうち上記境界
部に臨むものを除く他のものの縦方向の長さ)、の関係
を満足するよう選定されたことを特徴とするカラー陰極
線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13901081A JPS5840745A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | カラ−陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13901081A JPS5840745A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | カラ−陰極線管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840745A true JPS5840745A (ja) | 1983-03-09 |
Family
ID=15235365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13901081A Pending JPS5840745A (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | カラ−陰極線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840745A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814735A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | 忠見 佳彦 | 内装材の製造方法 |
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1981
- 1981-09-02 JP JP13901081A patent/JPS5840745A/ja active Pending
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