JPS5840714Y2 - スピ−カシステム - Google Patents
スピ−カシステムInfo
- Publication number
- JPS5840714Y2 JPS5840714Y2 JP15491778U JP15491778U JPS5840714Y2 JP S5840714 Y2 JPS5840714 Y2 JP S5840714Y2 JP 15491778 U JP15491778 U JP 15491778U JP 15491778 U JP15491778 U JP 15491778U JP S5840714 Y2 JPS5840714 Y2 JP S5840714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- speaker system
- magnetic
- magnetic flux
- television receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はテレビジョン受像機の音声多重放送及びステ
レオ放送の受信のために使用して好適なスピーカシステ
ムに関する。
レオ放送の受信のために使用して好適なスピーカシステ
ムに関する。
近時、テレビジョン放送にあってはいわゆる音声多重放
送及びステレオ放送が行なわれているが、このうちステ
レオ放送の受信に際しては特にスピーカをテレビジョン
受像機のブラウン管の両側に設置するを可とする。
送及びステレオ放送が行なわれているが、このうちステ
レオ放送の受信に際しては特にスピーカをテレビジョン
受像機のブラウン管の両側に設置するを可とする。
即ち第１図に示すようにテレビジョン受像機の匣体１内
の正面より見てほぼ中央部に受像管２が配置され、この
間−匣体１内において受像機２の左右両側にスピーカシ
ステム３ａ及び３ｂが配置されるか、又は第２図に示す
ように受像機匣体１の両側に、夫々スピーカシステム３
ａ及び３ｂを収納したスピーカボックス４ａ及び４ｂが
近接して配置される。
の正面より見てほぼ中央部に受像管２が配置され、この
間−匣体１内において受像機２の左右両側にスピーカシ
ステム３ａ及び３ｂが配置されるか、又は第２図に示す
ように受像機匣体１の両側に、夫々スピーカシステム３
ａ及び３ｂを収納したスピーカボックス４ａ及び４ｂが
近接して配置される。
これによりテレビジョンを見乍らステレオ放送を聴取す
ることかで゛きる。
ることかで゛きる。
そしてこの場合のスピーカシステム３ａ及び３ｂとして
再生周波数帯域を互に異にする少くとも２個のスピーカ
ユニット例えば高域用スピーカユニット５と中域用スピ
ーカユニット６とをもって構成することができる。
再生周波数帯域を互に異にする少くとも２個のスピーカ
ユニット例えば高域用スピーカユニット５と中域用スピ
ーカユニット６とをもって構成することができる。
このようにスピーカシステム３ａ及び３ｂをテレビジョ
ン受像機の受像管２の近くに配置すると、スピーカユニ
ットに使用されている永久磁石よりの漏洩磁束が受像管
の電子ビームに悪影響を及ぼし、いわゆる電子ビームの
ミスランチ゛イングを生じる欠点がある。
ン受像機の受像管２の近くに配置すると、スピーカユニ
ットに使用されている永久磁石よりの漏洩磁束が受像管
の電子ビームに悪影響を及ぼし、いわゆる電子ビームの
ミスランチ゛イングを生じる欠点がある。
この為従来、テレビジョン受像機に使用されるスピーカ
ユニットは特にそれに使用されている永久磁石より磁束
が外部に漏洩しないように磁気シールドが施されている
が、このようにシールドを施すとそれ丈は高価となる欠
点がある。
ユニットは特にそれに使用されている永久磁石より磁束
が外部に漏洩しないように磁気シールドが施されている
が、このようにシールドを施すとそれ丈は高価となる欠
点がある。
この考案は、上述した欠点を簡単に解決したものであっ
て、以下第３図についてこの考案の実施例を説明する。
て、以下第３図についてこの考案の実施例を説明する。
尚同図はスピーカシステム３ａ又は３ｂの路線的な断面
図であり、上部スピーカユニット５が高域用、下部スピ
ーカユニット６が中域用であるものとする。
図であり、上部スピーカユニット５が高域用、下部スピ
ーカユニット６が中域用であるものとする。
図面において７ａ及び７ｂは夫々スピーカユニット５及
び６の環状の永久磁石、８ａ及び８ｂはポールピース、
９ａ及び９ｂは円板状磁気ヨーク、１０ａ及び１０ｂは
磁性材料をもって環状に形成された磁極である。
び６の環状の永久磁石、８ａ及び８ｂはポールピース、
９ａ及び９ｂは円板状磁気ヨーク、１０ａ及び１０ｂは
磁性材料をもって環状に形成された磁極である。
１１ ａ及び１１ ｂはコーン即ち振動板、１２ ａ及
び１２ｂはボイスコイル、１３ａ及び１３ｂはエツジ部
である。
び１２ｂはボイスコイル、１３ａ及び１３ｂはエツジ部
である。
尚スピーカユニットのフレーム及び゛夕゛イヤフラムは
夫々省略しである。
夫々省略しである。
１４はスピーカボックスであリ、これはテレビジョン受
像機匣体を兼用できる。
像機匣体を兼用できる。
この考案においては少くとも２個のスピーカユニット５
及び６の磁気回路φ８及びφ５の一部を構成する永久磁
石７ａと７ｂとの極性が互に逆となるように選んだもの
である。
及び６の磁気回路φ８及びφ５の一部を構成する永久磁
石７ａと７ｂとの極性が互に逆となるように選んだもの
である。
即ち一般的にはスピーカユニットは第５図に簡略化して
示すようにこれに使用している永久磁石７ａ及び７ｂは
、前方がＳ極、従って後方がＮ極となるように選ばれて
いる。
示すようにこれに使用している永久磁石７ａ及び７ｂは
、前方がＳ極、従って後方がＮ極となるように選ばれて
いる。
この考案においては第３図及び第４図に示すように、永
久磁石の極性が互に逆となるように構成するものである
から、例えば下部スピーカユニット６の永久磁石７ｂの
方向を通常のスピーカユニットとは逆方向にするもので
ある。
久磁石の極性が互に逆となるように構成するものである
から、例えば下部スピーカユニット６の永久磁石７ｂの
方向を通常のスピーカユニットとは逆方向にするもので
ある。
従来のスピーカシステム３ａ及び３ｂにあっては、第５
図に示すように２個のスピーカユニット５及び６の永久
磁石７ａ及び７ｂの極性が互に同一になるように選ばれ
ているので、これら２個の永久磁石７ａ及び７ｂよりの
漏洩磁束は、両磁石７ａ及び７ｂ間では互に反撥するこ
とになり、外方に向う磁束φがより多くなり、よってこ
のようなスピーカユニットを持つスピーカシステムを受
像管２の近くに配置することによって大きな影響を及ぼ
すことになる。
図に示すように２個のスピーカユニット５及び６の永久
磁石７ａ及び７ｂの極性が互に同一になるように選ばれ
ているので、これら２個の永久磁石７ａ及び７ｂよりの
漏洩磁束は、両磁石７ａ及び７ｂ間では互に反撥するこ
とになり、外方に向う磁束φがより多くなり、よってこ
のようなスピーカユニットを持つスピーカシステムを受
像管２の近くに配置することによって大きな影響を及ぼ
すことになる。
ところがこの考案によれば、第４図より明らかなように
、２個のスピーカ５及び６の夫々の磁石７ａ及び７ｂの
極性が互に逆になっているので、個々の磁石より生ずる
磁束φは、互に相手側の磁石に吸収されるような傾向と
なり、従って磁束φがスピーカシステムより外方へ漏洩
するのを大巾に抑圧することができる特徴を有する。
、２個のスピーカ５及び６の夫々の磁石７ａ及び７ｂの
極性が互に逆になっているので、個々の磁石より生ずる
磁束φは、互に相手側の磁石に吸収されるような傾向と
なり、従って磁束φがスピーカシステムより外方へ漏洩
するのを大巾に抑圧することができる特徴を有する。
又このように外方への磁束漏洩を自然的に抑えることが
できることからして、従来必要とされていた磁気シール
ドを全く必要としないか又は設けたとしても非常に簡単
なもので足りる等の効果を有する。
できることからして、従来必要とされていた磁気シール
ドを全く必要としないか又は設けたとしても非常に簡単
なもので足りる等の効果を有する。
しかも従来のスピーカユニットにおいて、その構造を全
く変更することなく、単にいずれか一方のスピーカユニ
ットの磁石の極性の方向を入れ換えるのみで足りるから
、このような構成を採ることにより、スピーカユニット
の構成を複雑化することもない。
く変更することなく、単にいずれか一方のスピーカユニ
ットの磁石の極性の方向を入れ換えるのみで足りるから
、このような構成を採ることにより、スピーカユニット
の構成を複雑化することもない。
尚第３図の実施例においては環状の磁石７ａ、７ｂを使
用したが、この部分を単なる磁気ヨークとし、ポールピ
ース８ａ及び８ｂを磁石とした構成の場合にも適用でき
ること明らかである。
用したが、この部分を単なる磁気ヨークとし、ポールピ
ース８ａ及び８ｂを磁石とした構成の場合にも適用でき
ること明らかである。
更に実施例では２個のスピーカユニット５及び６を使用
した場合について説明したが、３個又はそれ以上の個数
の場合でも同様に構成できる。
した場合について説明したが、３個又はそれ以上の個数
の場合でも同様に構成できる。
この場合は一方向の起磁力による漏洩磁束と、他方向の
漏洩磁束とがほぼ同一の大きさとなるような状態に、各
スピーカユニットの磁石の方向を選べばよい。
漏洩磁束とがほぼ同一の大きさとなるような状態に、各
スピーカユニットの磁石の方向を選べばよい。
第１図及び第２図はこの考案を説明する為のテレビジョ
ン受像機の一例を示す正面図、第３図はこの考案による
スピーカシステムの一例を示す路線的断面図、第４図は
その磁束の状態を示す路線的側面図、第５図は従来のス
ピーカシステムの磁束の状態を示す路線的側面図である
。 ５及び６は夫々スピーカユニット、７ａ及び７ｂは永久
磁石である。
ン受像機の一例を示す正面図、第３図はこの考案による
スピーカシステムの一例を示す路線的断面図、第４図は
その磁束の状態を示す路線的側面図、第５図は従来のス
ピーカシステムの磁束の状態を示す路線的側面図である
。 ５及び６は夫々スピーカユニット、７ａ及び７ｂは永久
磁石である。
Claims (1)
- テレビジョン受像機の受像管近くに配されるスピーカシ
ステムにおいて、再生周波数帯域を互いに異にする少な
くとも２個のスピーカユニットを有し、上記スピーカユ
ニットの磁気回路の一部を構成する永久磁石の極性を互
いに逆になし、上記磁気回路間で閉磁路を構成するよう
にしたことを特徴とするスピーカシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15491778U JPS5840714Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | スピ−カシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15491778U JPS5840714Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | スピ−カシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5572377U JPS5572377U (ja) | 1980-05-19 |
| JPS5840714Y2 true JPS5840714Y2 (ja) | 1983-09-13 |
Family
ID=29143465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15491778U Expired JPS5840714Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | スピ−カシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840714Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP15491778U patent/JPS5840714Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5572377U (ja) | 1980-05-19 |
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