JPS5840634Y2 - パネル固定装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテレビジョン受像機やラジオ受信機等の電子機
器における前面パネルの固定装置に関するもので、位置
決めを正しく行おうとするものである。

以下本考案の一実施例をテレビジョン受像機を例にとっ
て図面とともに説明する。

第１図にはエスカッション本体を示す。

また第２図にはエスカッション本体に嵌合して固定され
るパネルを示す。

前記エスカッション本体１は前面パネル２が嵌合する凹
部３を有し、この嵌合凹部３の上壁および下壁におのお
の突起４，５を一体に形成している。

さらに嵌合凹部３の底面には前記突起５との間に隙間を
残して突片６を一体に形成している。

一方、前記嵌合凹部３内に嵌合する前面パネル２には前
記突起４，５と嵌合する凹部７，８をおのおの設けてい
る。

前記パネル２のエスカッション本体１への取付けは、第
２図に示すようにパネル２を嵌合凹部３に嵌合せしめて
、突起４と凹部７．突起５と凹部８をそれぞれ嵌合させ
る。

これにより、パネル２のエスカッション本体１に対する
左右方向の位置決めがなされる。

またこのとき、パネル２の凹部８を設けた壁部が突起５
と突片６との間に挾持されることにより、パネル２の上
下方向の位置決めがなされる。

前記パネル２の下端部には、エスカッション本体１の格
子模様９に対して連続する格子模様１０が形成されてい
るが、本考案によれば突起５と突片６にてパネル２の上
下方向の位置決めをはかることにより、格子模様９，１
０間に自然な連続性を持たせることができる。

なお、パネル２には内面に一体にボス１１を設けており
、パネル２をエスカッション本体１に嵌合させた状態で
ボス１１をビス１２にて固定することにより、パネル２
の固定がはかれる。

また、上記実施例におけるエスカッション本体１の突起
４と、パネル２の凹部７は逆に形成してもよい。

以上説明したように本考案によれば、エスカッション本
体の嵌合凹部の上、下壁におのおの突起を設け、かつ前
記嵌合凹部に嵌合するパネルに前記突起とおのおの嵌合
する凹部を設けるとともに、一方の四部を形成したパネ
ルの一壁を突起との間に挟持する突片を設けることによ
り、エスカッション本体に対してパネルを左右方向、上
下方向に位置決めした状態で固定することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ａ、ｌ）は本考案の一実施例におけるパネル固定
装置のエスカッション側の全体斜視図、要部斜視図、第
２図ａ、ｂはパネルの全体斜視図、要部斜視図、第３図
は固定状態を示す断面図である。 １・・・・・・エスカッション本体、２・・・・・・パ
ネル、３・・・・・・嵌合凹部、４，５・・・・・・突
起、６・・・・・・突片、７，８・・・・・・凹部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. エスカッション本体にパネルが嵌合する凹部を設け、こ
   の嵌合凹部の相同する壁部におのおの突起を設けるとと
   もに、前記パネルに前記突起と嵌合する凹部を設け、か
   つこのパネルの凹部を設けた部分を前記突起との間に挾
   持する突片を前記エスカッション本体に設けてなるパネ
   ル固定装置。