JPS5840277Y2 - エンジンのタイミングマ−ク合せ装置 - Google Patents

エンジンのタイミングマ−ク合せ装置

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Publication number
JPS5840277Y2
JPS5840277Y2 JP14720078U JP14720078U JPS5840277Y2 JP S5840277 Y2 JPS5840277 Y2 JP S5840277Y2 JP 14720078 U JP14720078 U JP 14720078U JP 14720078 U JP14720078 U JP 14720078U JP S5840277 Y2 JPS5840277 Y2 JP S5840277Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing mark
flywheel
timing
circumferential surface
light source
Prior art date
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Expired
Application number
JP14720078U
Other languages
English (en)
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JPS5564435U (ja
Inventor
修二郎 佐野
則夫 竹田
Original Assignee
日野自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日野自動車株式会社 filed Critical 日野自動車株式会社
Priority to JP14720078U priority Critical patent/JPS5840277Y2/ja
Publication of JPS5564435U publication Critical patent/JPS5564435U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンのタイミングマーク合せ装置に関し、
その目的は、フライホイールに施されているピストン位
置の角度を表示するタイミングマークを正確に基準位置
に合せ、その視認測定を容易且つ高精度としたことであ
る。
ディーゼルエンジンにおいては燃料噴射タイミングを、
またガソリンエンジンにおいては点火時期をピストン位
置の上死点と対応して調整設定する。
このピストン位置の確認はフライホイールの円周面に施
されたタイミングマークが基準点に合致したことによっ
て行われている。
従来、一般のタイミングマーク合せは第1図A。
Bに示す構造のものが用いられていた。
すなわち、第1図Aにおいて1はフライホイール、2は
該フライホイール10円周面に施されたタイミングマー
クで、このタイミングマーク2を合せる基準点における
沖淀照準具としてフライホイールハウジング3に視き窓
を設け、この視き窓にV字溝4、又は第1図Bに示すよ
うに指針5を取付けたものである。
これら何れにおいても、タイミングマーク2はフライホ
イール10円周方向に対し直角な方向に刻設されており
、又V字溝4、又は指針5もタイミングマーク2と同方
向に設置されている。
一般に作業者の測定位置はエンジンに対して側方に立っ
て視認するのが常套である。
従って、V字溝4にしても指針5Kしても上方からの照
準合せをしてタイミングマーク2との合致点を確認する
ものであるが、照準視線合せの姿勢が容易ではなく、測
定誤差に継る不具合があった。
殊に近年の排気ガス対策において、エンジンの着火(点
火)時期の調整精度は高度に要求されているため、ピス
トン位置の角度測定、すなわちタイミング合せは正確、
綿密に行わなければならない。
本考案は上記従来の不具合を解消したもので、その特徴
とするところは、従来、人間が照準視線合せなしていた
ものを光源よりの影像照射によって行い、これを作業者
は通常の姿勢で確認するようにしたことである。
以下本考案の実施例を第2図以下第5図に、よって説明
する。
第2図は本考案の第1の実施例、第4図は第2の実施例
、第5図は第3の実施例であり順を追ってそれぞれの構
成並びに作用を説明する。
(,1
゜第2図において1はフライホイール、2はタイミング
マーク、3はフライホイールハウジングである。
このフライホイールハウジング3にタイミング合せ測定
基準位置を設ける。
すなわち、フライホイール1の直上に突出部10を設け
、その上面を直角度の基準面11を形成し、この基準面
11に水平方向位置の基準穴12を開設する。
6は投光器で、その内部には光源が設置されている。
そして、投光器60下面6aには集光筒7が突設され、
この集光筒7の先端にX又はタイミングマーク2と同方
向の1形状の影像作成部8が設げられている。
また、集光筒7の基部には基準穴12の開口部に設けら
れている水平方向位置の基準面となる係合段部に嵌合す
る鍔部9が形成されている。
上記の構成において、集光筒7を基準穴12に嵌挿し、
鍔部9を係合段部に当接させ、投光器60下面6aを基
準面11に当接することによりフライホイール10円周
面に対する直角度と水平方向位置とが精密に定められた
状態でセットされる。
そして、投光器6内の光源を発光することにより第3図
に示すように集光筒7からフライホイール10円周面V
cX又はl形成の影像8aが投射される。
この影像投射位置がタイミングマーク合せの基準位置で
あり、従来、人間が視線によって照準していたものに相
当する。
次に第4図においては、フライホイールホウジング3に
開設された視き窓3aにタイミングマーク2と平行な垂
直基準面18と、この垂直基準面18Vc対して直角な
水平基準面17を設け、水平基準面17には位置決めス
タット19を植設する。
13は投光器で、直角に屈折した基台14上に光源体1
5を固設し、この光源体15に直角方向に屈曲した所要
の厚さ寸法tのファイバースコープ16が取付げられ、
基台14の垂直部14bの筒内にファイバースコープ1
6が挿入されたものである。
この投光器130基台14の水平面14aを前記水平基
準面17に当接し、垂直部14bを垂直基準面18に当
接し、位置決めスタット19によって定位置に固設する
ものである。
第5図においては前記第4図の第2の実施例における投
光器の構成を設計変更したもので、13aはその投光器
である。
15aは光源体であり、光源からの光を所要の巾と厚さ
で射光するスリット20を有している。
このスリット20の直下には、スリット20から射光を
所定の厚さtに規定する二段の通光溝21.22が設け
られている。
この投光器13aも前記投光器13と同様に基台14を
垂直基準面18と水平基準面17とに当接し、位置決め
スタット19によって定位置に固設するものである。
上記第2及び第3の実施例の何れの場合においても光源
体IS、15aからの所定の厚さtの光帯がフライホイ
ール10円周面に投射される。
しかもその光帯の一側辺は垂直基準面18と同一の面に
沿っていて、光帯tを以ってタイミング合せの基準位置
となる。
よって、第1の実施例では影像8 a s第2及び第3
の実施例では所定厚さtの光帯にフライホイール10円
周面に施しであるタイミングマーク2が合致した点が所
定のタイミング合せ位置になるのである。
以上のように本考案はフライホイール円周面の1点にタ
イミング合せの基準となる影像を投射し、これにタイミ
ングマークを合致させてタイミング合せを行うようにし
たものであるから影像の投射は第1図に示す従来の場合
では照準器とタイミングマークとを人間の視線で結ぶ照
準線に相当し、これを光線に代行させるので測定に当っ
て作業員は従来のように無理な姿勢で視認することがな
く、作業員は影像とタイミングマークとの合致点を側方
から確認することで高精度に測定することができる利点
がある。
また周囲が暗(とも測定点は容易に視認できる利点も有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイミング合せ装置の斜視図、第2図は
本考案装置の第1実施例を示す斜視図、第3図はタイミ
ング合せ状態の説明図、第4図は本考案装置の第2実施
例を示す斜視図、第5図は同第3実施例を示す斜視図で
ある。 1・・・・・・フライホイール、2・・・・・・タイミ
ングマー久6・・・・・・投光器、11・・・・・・基
準面、12・・・・・・基準穴、8a・・・・・・影像
、13.13a・・・・・・投光器、14・・・・・・
基台、15.15a・・・・・・光源体、1′6・・・
・・・ファイバースコープ、17・・・・・・水平基準
面、18・・・・・垂直基準面、20・・・・・・スリ
ット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フライホイールの円周面にピストン位置の角度を表示す
    るタイミングマークを施したものにおいて、フライホイ
    ールの円周面直上の固定部分にタイミング合せ測定基準
    位置を設け、この基準位置に光源装置を取付け、光源装
    置よりタイミング基準影像を前記フライホイールの円周
    面に投射して成るエンジンのタイミングマーク合せ装置
JP14720078U 1978-10-27 1978-10-27 エンジンのタイミングマ−ク合せ装置 Expired JPS5840277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14720078U JPS5840277Y2 (ja) 1978-10-27 1978-10-27 エンジンのタイミングマ−ク合せ装置

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JP14720078U JPS5840277Y2 (ja) 1978-10-27 1978-10-27 エンジンのタイミングマ−ク合せ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5564435U JPS5564435U (ja) 1980-05-02
JPS5840277Y2 true JPS5840277Y2 (ja) 1983-09-10

Family

ID=29128435

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JP14720078U Expired JPS5840277Y2 (ja) 1978-10-27 1978-10-27 エンジンのタイミングマ−ク合せ装置

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