JPS5840235Y2 - ロ−ルスクリ−ン装置 - Google Patents

ロ−ルスクリ−ン装置

Info

Publication number
JPS5840235Y2
JPS5840235Y2 JP6103479U JP6103479U JPS5840235Y2 JP S5840235 Y2 JPS5840235 Y2 JP S5840235Y2 JP 6103479 U JP6103479 U JP 6103479U JP 6103479 U JP6103479 U JP 6103479U JP S5840235 Y2 JPS5840235 Y2 JP S5840235Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
holder
coil spring
torsion coil
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6103479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55160494U (ja
Inventor
茂樹 福地
Original Assignee
メタコ企業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by メタコ企業株式会社 filed Critical メタコ企業株式会社
Priority to JP6103479U priority Critical patent/JPS5840235Y2/ja
Publication of JPS55160494U publication Critical patent/JPS55160494U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5840235Y2 publication Critical patent/JPS5840235Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロールスクリーン装置に係り、カーテン、ブ
ラインド、シャッター(軽量シャッター)、映写用スク
リーンその他のスクリーン等を、内蔵されているねじり
コイルバネに対しての、引出時におけるねじり弾撥力の
蓄積とその復原とによって、引出伸張、巻取収納を行な
うとき、回転支承部分におけるガタつき防止を図り、回
転安定性を向上させるようにしたロールスクリーン装置
に関するものである。
従来のこの種ロールスクリーン装置は、各種のスクリー
ン等それ自体が上下、すなわち縦方向に沿って張設され
、同時にその引出し、巻取りも窓枠の上部、天井等の上
位置に設置された巻取装置を始端としている。
特にその巻取りを自動化するため、スクリーン巻取筒内
にねじりコイルバネを内蔵させ、その一端は固定し、他
端はロールスクリーンの引出しに従動回転する回転筒(
ピロー)に連結しておいて、引出伸張時にはねじりコイ
ルバネにねじり弾撥力を蓄積させた状態で、適位置にて
停止させる。
かかる停止、更にはその解放運動は、クラッチ・ねじり
機構の保合および解放に対応するものであり、そのクラ
ッチ・ねじり機構の一例は、それ自身の自重によって、
冬クリーン等の引出、巻取時には回転運動に伴なう遠心
作用にて解放され、停止時には下方へ揺振落下するよう
回転筒体(ローチーター)に枢支した重力式係合爪を、
回転筒体が回転可能に外嵌された固定軸体(ステータ−
)に設けた歯部に噛み合わせるようにしたラチェット式
停止手段であり、他側は、固定軸体とこれに外嵌する回
転筒体との内外周面間に介在装填された重力ローラー、
重力ポール等を同じく遠心作用にて解放させ、停止時に
自重落下させて固定軸体、回転筒体間にくわえ込む転勤
式停止手段である。
いずれにしても、固定軸体に回転筒体を回転可能に外嵌
させ、固定軸体には前記ねしリコイルレノくネ一端を連
結固定し、回転筒体には巻取筒を結合しているが、固定
軸体の回転筒体に対する回転支承部分は充分に大きくな
く、そのためガタつし)たり、円滑な回転を阻害するこ
とがあった。
そこでこの考案は斜上の点に鑑み案出されたもので、そ
の目的は固定軸体(ステーター)の回転筒体(ローチー
ター)に対する回転支承部分長さを充分大きくできるよ
うにして、ガタつきを除去し回転安定性を向上させるこ
とにあり、更には組立分解の自在性を図ってメインテナ
ンスの容易性を得ることにある。
すなわち、この考案は、設置時に特定位置角で個持され
るステーターと、これに回転可能に外嵌されるローチー
ターとの内外周面間に介在装填させた重力ポールをくわ
え込むことによって、一端はステーターに連絡させ、他
端はスクリーン巻取筒に連絡させて内蔵されているねじ
りコイルノくネに対し、スクリーンの引出しに伴なし)
蓄積されたねじり弾撥力を適宜保持させ、また遠心作用
にて重力ポールを解放することに伴なう弾撥力の復原に
よってスクリーンを巻取るクラッチ・ねじり機構を備え
たロールスクリーン装置におl/)で、ステーターを固
持させる固持ピンとローチーターが外嵌され、これを回
転支承するステーターシャフトとを一体形成してステー
タ一本体と適宜一体化させ、前記ねじりコイルバネ一端
が連絡される略筒状のホルダーをステーターシャフトに
着脱自在に回転させることなく外嵌して戊り、前記ホル
ダーは、その前部から後部へ至るに伴なし)次第に内方
へ突出する傾斜状の滑動面と、ステーターシャフトに凹
設した凹所に係合、解放自在にしてホルダー周面に対し
直交する保合面とを有するストツノ々−をホルダーの直
径方向で揺振自在にしてホルダーに一体形成し、一方、
ホルダー外周面には、軸方向端面で外部と連通し、かつ
軸方向に沿ってν)る案内連通部と、円周方向に沿って
いる円周案内部を介して案内連通部に連続し、かつ軸方
向端面とは連通せずに軸方向に沿っている連結部とから
なる連結溝を切設し、この連結溝に、前記ねじりコイル
バネ端で内がわへ折曲形成させた連結折曲端を着脱自在
に挿通係合させたことを特徴とするものであり、以下図
面を参照してこの考案の誉施例を説明すると次の通りで
ある。
図において示される符号20は、カーテン、ブラインド
、シャッター(軽量シャッター)、映写用スフノーンそ
の他として使用される巻込式のスクリーン等Sが引出さ
れ或は巻取られるスクリーン巻取筒であり、スクリーン
等Sを縦方向に伸張するときは水平設置され、必要に応
じ横方向に伸張するときには垂直設置される。
そして、巻取筒20の一端には、スクリーン等Sの引出
時にねじり弾撥力が付与され、その蓄積を保持させた状
態で停止され、停止を解除させたときの復原力にてスク
リーン等Sを再び巻取るようにしたスプリング・シャフ
ト、すなわちクラッチ・ねじり機構100が内蔵されて
おり、またその他端には、ローラーエンド90が着脱自
在に固着されている。
クラッチ・ねじり機構100は、ステーター(固定軸体
)30、ローチーター(回転筒体)40、重力ポール5
0、ねじりコイルバネ60、ホルダー70、ピロー80
、更にはベアリングブツシュ55、そしてインナーコア
65、アウターコア75から成る。
このクラッチ・ねじり機構100におけるクラッチ部分
は、設置時に特定位置角で個定されるステータ−30に
、巻取筒20の一端開口部に内嵌されるローチーター4
0を、これら30.40の内外周面間に重力ポール50
を介在装填して回転自在に外嵌したもので、詳しくは、
ステータ−30軸体外周面に凹設した保合溝35と、ロ
ーチーター40内周面に凹設した遊動溝42とがローチ
ーター40の回転に伴ない間欠的な対向合致されるもの
とし、遊動溝42内にそれ自身の自重により係合溝35
がわへ落ち込むような重力ポール50を遊動自在に装填
すると共に、保合溝35はスクリーン等Sの巻取方向に
対向して形成させた噛合面35Bと、引出方向に対向し
て噛合面35 Bに連続形成させた解放案内面35Cと
を有し、遊動溝42は噛合面35 Bと協動して重力ポ
ール50を巻取方向に抗してくわえ込む噛合円弧面42
Bと、この噛合円弧面42 Bに連続して噛合円弧面
42 Bより外側に位置する待避円弧面42 Cとを有
し、ローチーター40回転時に使用される遠心力にて重
力ポール50を待避円弧面42Cに摺接させつつ遊転さ
せるような構造を有する。
このとき、図示例のように、係合溝35、遊動溝42に
、ステーター30或はローチーター40軸に沿って適当
な間隔で対向し、かつ軸に対し傾斜している傾斜面35
A、42Aを形成し、この傾斜面35A、42Aに沿っ
て重力ポール50が係合溝35がわへ落ち込むようにし
ておくことにより、巻取筒20の設置形態の如何を問わ
ず、例えば水平設置、垂直設置のいずれであっても、全
空間角に対しての性能を損うことなく自由に対応できる
利点が得られる。
そして、クラッチ・ねじり機構100におけるピロー8
0は、巻取軸20内の所定位置に内嵌され、このピロー
80と前記ホルダー70との間に自身の回転を可能とさ
せて装架したインナーコア65に外嵌するねじりコイル
バネ60の一端をステーター30に嵌合させたホルダー
70に、他端をピロー80にそれぞれ連結させて巻取筒
20に内蔵し、更にはねしりコイルバネ60に外嵌する
アウターコア75をステーター30、ピロー80間に装
架させた構造となっている。
巻取筒20は、ブラケット部材Bl、B2を介して支持
設置されるもので、設置時には、クラッチ・ねじり機構
100のステーター30は回転することなく、特定位置
角に保持されるよう、ステーター30に設けた断面矩形
状の固持ピン12にて一方のブラケット部材B1の固持
孔12にしっかりと固持され、ローラーエンド90はこ
れ90に設けた断面円形の軸ピン91にて回転自在に他
方のブラケット部材B2枢支孔15に枢支される。
今、スクリーン等Sを引出せば、巻取筒20が回転する
のに伴ないピロー80も従動回転し、これがねじりコイ
ルバネ60にねじり弾撥力を付与する。
このとき、スクリーン等Sの適速度での引出しは、遊動
溝42内に装填されている重力ポール50をその遠心作
用にて待避円弧面42 Cへ待避させるか、係合溝35
がわへ落ち込むとしても解放案内面35 Cに沿ってそ
の外へ突出させるから、ローチーター40は円滑に回転
される。
このようにスクリーン等Sを所定長さに引出した後、必
要があれば若干戻しなから噛合円弧面42 Bにて重力
ポール50を噛合面35 Bと協動して挾み込むように
し、重力ポール50がくわえ込まれることで、ねじり弾
撥力が蓄積されているねじりコイルバネ60の復原作用
に伴なうスクリーン等Sの巻取方向でのローチーター4
0の回転を阻止させる。
次いで、スクリーン等Sを若干引出すことに伴なうロー
チーター40の回転により待避円弧面42 Cが重力ポ
ール50を押し出しくわえ込みを解放させた状態でスク
リーン等Sを離すと、ねじりコイルバネ60の復原作用
によって回転系が加速され、一定速度以上に達した場合
にはクラッチを解放させた状態を維持するから、スクリ
ーン等Sは自動的に巻取られ、そのときの重力ポール5
0は遠心作用にて待避円弧面42 Cへ待避させられて
いるから円滑に巻取られる。
しかして、ブラケット部材B1へのステーター30の固
持は、前記係合溝35が外周面に凹設されたステータ一
本体33と適宜一体化されている一体形成の断面矩形の
固持ピン31.断面円形のステーターシャフト32にて
ブラケット部材B1の略矩形の固持孔12に嵌合固定さ
せる。
第1図乃至第4図においては固持ピン31.ステーター
シャフト32、ステータ一本体34を鍜造成はダイキャ
スティングにて一体成型されたもので、第7図及び第8
図においては固持ピン31.ステーターシャフト32を
鍜造成はダイキャスティングにて一体成型し、これに適
宜突設させた突部31 Aを介して合成樹脂製のステー
タ一本体34の成型時に抜脱、回動されることなく突出
状態で一体的に固着されたものである。
ステータ一本体34外径はステーターシャフト32のそ
れより大きく、ステータ一本体34自体は固持ピン31
がわに位置して略段部状に形成され、その外周面に適数
個、例えば2個の係合溝35が凹設されている。
このステーター30に回転自在に外嵌されるローチータ
ー40は、合成樹脂のインジェクション・ロールディン
グ或は亜鉛合金等によるダイキャスティング等によって
略筒状に形成され、略段部状部分を介してステータ一本
体33に外嵌する大径部分と、ステーターシャフト32
に外嵌する小径部分とを有し、前記保合溝35に間欠的
に対向合致するよう、好ましくは円周を等分する適数個
の前記遊動溝42が大径部分内周面に凹設されている。
ステーター30にローチーター40を外嵌させるとき、
遊動溝42内に重力ポール50の装填が可能となるよう
、遊動溝42はローチーター40の大径部分における開
口端面において外部と連通されており、係合溝35と対
向合致したとき、重力ポール50をいずれへも位置され
るよう遊転させるも外部へは突出しないようにしである
このローチーター40は、前記ねじりコイルバネ6〇一
端が連結されてステーターシャフト32に着脱自在に回
転させることなく外嵌したホルダー70によって、遊動
溝42を係合溝35に対向合致させるべき正位置に規制
される。
第1図乃至第4図においてはローチーター40の小径部
分における遊動溝42がわ内側にステータ−シャフト3
2外局面に周接する内フランジ部41を隆設すると共に
、ホルダー70一端の筒部外周面にローチーター40の
小径部分における末端内周面が周接され、ホルダー70
の周接部分近傍に外側へ隆設した外フランジ部71をロ
ーチーター40末端に当接させたものである。
第7図及び第8図においては外フランジがある断面路り
字形のベアリングブツシュ55をローチーター40の両
端内周がわに配置し、一方のベアリングブツシュ55は
ステータ一本体34、ステーターシャフト32に、他方
のベアリングブツシュ55はホルダー70一端、ステー
ターシャフト32にそれぞれ当接介在させたものである
いずれにしてもホルダー70によってローチーター40
を正位置に規制し、その回転を円滑なものとさせればよ
く、自身は他端が閉塞された略有底筒状となるも(第1
図乃至第6図参照)、他端が開口された略筒状となるも
(第7図及び第9図参照)差し支えなく、ただ後者の場
合はステーターシャフト32に対しホルダー70をガタ
つくことなく安定した外嵌状態とさせることができる。
ホルダー70とステーター30との嵌合は、ホルダー7
0の筒部分の一部にその直径方向に沿って弾撥的に揺振
すべく、ホルダー70と一体形成されたフック状のスト
ッパー72を、ステーターシャフト32に凹設した凹所
33に係合させることで行なわれる。
すなわち、ストッパー72は、ステーターシャフト32
面に摺接すべく、ホルダー70における前部のローチー
ター40がわ一端である開口がわから後部の他端へ至る
に伴ないホルダー70内方へ突出する如く次第に肉厚と
なるようにすることで形成された傾斜状の滑動面72A
と、凹所33内壁面に衝接すべく、ホルダー70周面に
対し直交する如くなっている保合面72 Bとを有する
もので、凹所33との係合後にあってホルダ−70外部
からの保合解放操作が行なえるよう配慮しである。
第1図乃至第4図においてはホルダー40の筒部奥部骨
の近傍に配して滑動面72Aを筒部内側面に連続させた
ものであり、第7図及び第8図においてはホルダー70
の筒部開口部分の近傍に配して保合面72 Bを筒部内
側面に連続させたものである。
かかるステーター30とホルダー70との嵌合に際し、
両者30.70間での相対的回転は好ましくなく、これ
を除去するためステータ−シャフト32外周面に嵌合固
定溝37を凹設し、ホルダ−70内周面にこれ37に嵌
合する嵌合固定条77を突設しておく。
そして、このホルダー70及びピロー80に、断面略矩
形に形成した前記ねじりコイルバネ60が両者70.8
0間で架装状態で連結されておす、シかもその容易な着
脱自在性を図るため、ねじりコイルバネ60両端に内が
わへ折曲形成させた連結折曲端61を、ホルダー70、
ピロー80にそれらの軸方向端面で外部と連通すべく切
設された連結溝73.83にそれぞれスライド式に連結
させる。
すなわち、軸方向端面で外部と連通し、かつ軸方向に沿
っている案内連通部73Aと、円周方向に沿っている円
周案内部73Aを介して案内連通部73Aに連続し、か
つ軸方向端面とは連通せずに軸方向に沿っている連結部
73Cとから平面略角1字形(第6図参照)、或はねじ
りコイルバネ60の巻き方向に制限されないよう、これ
を対称形にした中央部分が長い平面路E字形(第9図参
照)を呈するように形成される。
尚、前記インナーコア65は、合成樹脂もしくは金属に
て略筒状に形成され、ホルダー70他端に段部を介して
形成された嵌合軸74、ピロー80一端に同じく段部を
介して形成された嵌合軸84相互間に外嵌されて装架さ
れている。
このインナーコア65によって、これ65に外嵌された
ねじりコイルバネ60の必要以上のわじり弾撥力の付与
を規制し、ロック状態とすることでその保護を図ること
ができる。
また、アウターコア75は、インナーコア65と同効材
にて略筒状に形成され、ローチーター40、ピロー80
それぞれに形成した嵌合部45,85に嵌合されること
で、ねじりコイルバネ60を外嵌する如くステーター4
0、ピロー80間に配装されている。
このアウターコア75によって、ねじりコイルバネ60
自体の騒音防止、潤滑剤等の飛散防止、防錆の保証等に
役立たせ、クラッチ・ねじり機構100自身でのひとつ
の機構部品としての完結性をもたらしている。
かかるクラッチ・ねじり機構100は、前記巻取筒20
に内蔵されるものとしであるが、そのため、ローチータ
ー40、ピロー80それぞれの外周面が、巻取筒20内
周面と凹凸嵌合手段によって結合されるものとしである
すなわち、図示のように巻取筒20に凹設した断面略蟻
溝形の固定溝26内に係止させる剛性帯状係止板25に
よってスクリーン等Sの末端を固定させる場合は、固定
溝26に外嵌する嵌合溝46A、86Aが、或は接着剤
を介してスクリーン等Sの末端を貼着させる場合(図示
せず)は、巻取筒20内周面に適数本条設した嵌合突条
に嵌合する適数本の嵌合条46B、86Bが、ローチー
ター40、ピロー80それぞれの外周面に凹設形成され
る。
もとより、いずれの構造の巻取筒20でも嵌合可能なる
よう、嵌合溝46A、86A、嵌合条46B、86Bを
1個のローチーター40、ピロー80それぞれに併設形
成させることが好ましいのは勿論であり、またかかる凹
凸嵌合手段は、ローラーエンド90の外周面にも同様に
形成される。
この考案は斜上のように構成されており、ステーター3
0の固持ピン31にてブラケット部材B1に回転不能に
して固持させ、ローラーエンド90の軸ピン91にてブ
ラケット部材B2に回転可能に枢支させることにより巻
取筒20を設置するもので、スクリーン等Sを順次引き
出すことで巻取筒20、ローチーター40、ピロー80
を介してねじりコイルバネ60にねじり弾撥力を付与し
、適当長さで引き出された後に停止される位置に対応し
て、ステーター30、ローチーター40内外周面間で重
力ポール50をくわえ込み、ローチーター40の回転を
阻止してねじり弾撥力を蓄積させた状態でこれを保持す
る。
次いで、スクリーン等Sを若干引き出しローチーター4
0を逆転させ、重力ポール50のくわえ込みを解放させ
ることでローチーター40の回転を可能とさせ、ねじり
コイルバネ60の復原作用に伴ないスクリーン等Sを巻
取収納するものである。
このとき、ステーター30における固持ピン31はステ
ーターシャフト32と一体形成され、しかもステータ一
本体34と適宜一体化されているから、ステーター30
自身の固持状態は確実に維持され、これ30の外周面と
ローチーター40内周面との間に介在装填された重力ポ
ール50に対するくわえ込み、解放を、ローチーター4
0の回転に伴ない確実、安定して行なわせることができ
る。
しかもこれは、ステーターシャフト32にローチーター
40が外嵌され、これ40に回転支承するとき、ステー
ターシャフト32におけるローチーター40自体40の
回転支承部分の軸方向での距離を大きくすることがで゛
き、ステーターシャフト32、固持ピン31両者の一体
形成化と相俟って、ローチーター40回転時におけるガ
タつき、揺動を除去し、円滑なものとしてその性能を一
層向上させることができる。
更には、固持ピン31.ステータ−シャフト32自体は
剛性のある金属にて鍜造成はダイキャスティング成型と
することが可能であるから、極めて堅牢であり、ねじり
コイルバネ60のねじり弾撥力その他によっても歪形す
るおそれはなく、合成樹脂製のホルダー70の周接部分
、もしくはベアリングブツシュ55を介在させることに
より、ローチーター40の回転を一層円滑なものとする
また、ステーターシャフト32には、ねじりコイルバネ
6〇一端が連結されるホルダー70が着脱自在に回転さ
せることなく外嵌されているから、ねじりコイルバネ6
〇一端のステーター30への連絡は堅固であり、巻取筒
20回転に伴ないこの一端がともに回転することなく、
自身へのねじり弾撥力の付与、蓄積は確実に行なえると
共に、永年使用によるねじりコイルバネ60自体の疲労
、切断等に際しての交換、またこれを解体することで他
の部材の交換も簡易となり、その自在性によって保守点
検の容易性を担保している。
特に、略筒状のホルダー70は、その前部から後部へ至
るに伴ない次第に内方へ突出する傾斜状の滑動面72A
と、ステーターシャフト32に凹設した凹所33に係合
、解放自在にしてホルダー70周面に対し直交する係合
面72Bとを有するストッパー72をモルダー70の直
径方向で揺振自在にしてホルダー70に一体形成しであ
るから、このストッパー72の弾撥力を利用して、ステ
ーター30に対しホルダー70を着脱自在に結合させる
ことで、ステーター30とローチーター40との組立、
分解を極めて容易に行なうことができる。
すなわち、ローチーター40を外嵌させであるステータ
ー30のステータ−シャフト32端部にホルダー70の
前部がわを嵌合させながら押し込めば、滑動面72Aが
ステータ−シャフト32外局面に摺接してストッパー7
2が外方へ回避され、充分に押し込まれて凹所33へ至
ると原形に復原してその係合面72Bにて係合されるこ
とで、ローチーター40の抜脱は阻止されステーター3
0と回転可能な状態において正位置に確実に嵌合する。
また、それらの解体は、ストッパー72を外方へ強制的
に押し上げた後、ホルダー70を逆方向へ抜去すること
で、ローチーター40も自由に抜去できるから、簡単に
行なうことがで゛きる。
そして、このように、ステーター30、ローチーター4
0両者の嵌合組立を図ることで、希望する停止位置数の
選択に応じこれに一致する重力ポール50を装填すれば
、更には、スクリーン等Sの引出停止長さの間隔の調整
と変更とを自在に行なうことも可能である。
一方、ホルダ−70外周面に切設した連結溝73は、案
内連通部73A、円周案内部73B、連結部73Cから
なるから、ねじりコイルバネ60の連結折曲端61を、
案内連通部73Aに沿ってホルダー70の軸方向に、次
いで円周案内部73Bに沿って円周方向に、更に連結部
73Cに沿って案内連通部73Aにおけるのとは逆の軸
方向に夫々移行させることで、ねじりコイルバネ60を
ホルダー70に簡単、確実に連結させることができる。
しかも、この連結状態にあってのねじりコイルバネ60
は、ねじり弾撥力が付与された場合には縮小されるから
、たとえ、それが極めて強いねじり弾撥力であっても円
周案内部73Bがわに連結折曲端61が移行することは
全くないと共に、連結部73C奥端面でしっかりと係合
されるためにねじりコイルバネ60わホルダー70から
離反されることも皆無である。
以上説明したようにこの考案によれば、内蔵したねじり
コイルバネに対してのねじり弾撥力の蓄積とその復原に
よって、スクリーン等の引出伸張、巻取収納を行なうと
き、ステーターの確実な固持と、ステーターに回転可能
に外嵌したローチーターの安定した回転を図ることがで
き、ステーターローチーター内外周面間に介在装填した
重力ポールのくわえ込み、解放が確実となりその性能を
一層向上させると共に、分解自在性によって部品交換、
保守点検が容易である等の実用上極めて有益な効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は一部切
欠側面図、第2図は設置状態にあっての内部機構を表わ
し、第1図の2−2線における一部を省略した正面断面
図、第3図は第2図における3−3線断面図、第4図は
クラッチ・ねじり機構の分解正面断面図、第5図はその
ホルダーの平面図、第6図は同じく側面図、第7図乃至
第9図は他の実施例を示し、その第7図は内部機構を表
わし、第1図の2−2線における一部を省略した要部の
正面断面図、第8図はクラッチ・ねじり機構の分解正面
断面図、第9図はそのホルダーの平面図である。 S・・・・・・スクリーン等、B1・・・・・・ブラケ
ット部材、12・・・・・・固持孔、B2・・・・・・
ブラケット部材、15・・・・・・枢支孔、20・・・
・・・巻取筒、25・・・・・・係止板、26・・・・
・・固定溝、30・・・・・・ステーター、31・・・
・・・固持ピン、32・・・・・・ステーターシャフト
、33・・・・・・凹所、34・・・・・・ステータ一
本体、35・・・・・・係合溝、35A・・・・・・傾
斜面、35B・・・・・・噛合面、35C・・・・・・
解放案内面、37・・・・・・嵌合固定溝、40・・・
・・・ローチーター、41・・・・・・内フランジ部、
42・・・・・・遊動溝、42A・・・・・・傾斜面、
42B・・・・・・噛合円弧面、42C・・・・・・待
避円弧面、45・・・・・・嵌合部、46A・・・・・
・嵌合溝、46 B・・・・・・嵌合条、50・・・・
・・重力ポール、55・・・・・・ベアリングブツシュ
、60・・・・・・ねじりコイルバネ、61・・・・・
・連結折曲端、65・・・・・・インナーコア、70・
・・・・・ホルダー、71・・・・・・外フランジ部、
72・・・・・・ストッパー、72A・・・・・・滑動
面、72B・・・・・・係合面、73・・・・・・連結
溝、73A・・・・・・案内連通部、73B・・・・・
・円周案内部、73C・・・・・・連結部、74・・・
・・・嵌合軸、77・・・・・・嵌合固定条、75・・
・・・・アウターコア、80・・・・・・ピロー、83
・・・・・・連結溝、84・・・・・・嵌合軸、85・
・・・・・嵌合部、86A・・・・・・嵌合溝、86
B・・・・・・嵌合条、90・・・・・・ローラーエン
ド、91・・・・・・軸ピン、100・・・・・・クラ
ッチ・ねじり機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 設置時に特定位置角で固持されるステーターと、これに
    回転可能に外嵌されるローチーターとの内外周面間に介
    在装填させた重力ポールをくわえ込むことによって、一
    端はステーターに連絡させ、他端はスクリーン巻取筒に
    連絡させて内蔵されているねじりコイルバネに対し、ス
    クリーンの引出しに伴ない蓄積されたねじり弾撥力を適
    宜保持させ、また遠心作用にて重力ポール解放すること
    に伴なう弾撥力の復原によってスクリーンを巻取るクラ
    ッチ・ねじり機構を備えたロールスクリーン装置におい
    て、ステーターを固持させる固持ピンとローチーターが
    外嵌され、これを回転支承するステーターシャフトとを
    一体形成してステータ一本体と適宜一体化させ、前記ね
    じりコイルバネ一端が連結される略筒状のホルダーをス
    テーターシャフトに着脱自在に回転させることなく外嵌
    して成り、前記ホルダーは、その前部がら後部へ至るに
    伴ない次第に内方へ突出する傾斜状の滑動面と、ステー
    ターシャフトに凹設した凹所に保合、解放自在にしてホ
    ルダー周面に対し直交する保合面とを有するストッパー
    をホルダーの直径方向で揺振自在にしてホルダーに一体
    形成し、一方、ホルダー外周面には、軸方向端面で外部
    と連通し、がっ軸方向に沿っている案内連通部と、円周
    方向に沿っている円周案内部を介して案内連通部に連続
    し、かつ軸方向端面とは連通せずに軸方向に沿っている
    連結部とからなる連結溝を切設し、この連結溝に、前記
    ねじりコイルバネ端で内がわへ折曲形成させた連結折曲
    端を着脱自在に挿通係合させたことを特徴とするロール
    スクリーン装置。
JP6103479U 1979-05-08 1979-05-08 ロ−ルスクリ−ン装置 Expired JPS5840235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103479U JPS5840235Y2 (ja) 1979-05-08 1979-05-08 ロ−ルスクリ−ン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6103479U JPS5840235Y2 (ja) 1979-05-08 1979-05-08 ロ−ルスクリ−ン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55160494U JPS55160494U (ja) 1980-11-18
JPS5840235Y2 true JPS5840235Y2 (ja) 1983-09-09

Family

ID=29295000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6103479U Expired JPS5840235Y2 (ja) 1979-05-08 1979-05-08 ロ−ルスクリ−ン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5840235Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60170496U (ja) * 1984-04-03 1985-11-12 セイキ住工株式会社 巻取式スクリ−ンの制動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55160494U (ja) 1980-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6435252B2 (en) Control and suspension system for a covering for architectural openings
US6289964B1 (en) Control and suspension system for a covering for architectural openings
KR200478329Y1 (ko) 와인더
CN101589203B (zh) 用于卷式遮光窗帘的卷绕装置
US5975186A (en) Roller blinds mountings
MX2007000340A (es) Montaje de extremo para soportar un rodillo.
WO2016026033A1 (en) Pivot mount for roller shade
WO2006059840A1 (en) Electric roll screen machine
JPS5840235Y2 (ja) ロ−ルスクリ−ン装置
US4139044A (en) Ball cord lock
US10947780B2 (en) Stop structure for cordless roller shade
JP4707245B2 (ja) 巻取り式手動開閉装置
JP2005157158A (ja) スクリーン装置
KR101213635B1 (ko) 롤러 블라인드의 샤프트
JPS5841394B2 (ja) ロ−ルスクリ−ン装置におけるクラツチ・ねじり機構
AU743273B2 (en) Control and suspension system for a covering for architectural openings
JPS5824593B2 (ja) ロ−ルスクリ−ン装置におけるクラツチ・ねじり機構
JP2513011Y2 (ja) スクリ―ン巻取装置
JPS5840636B2 (ja) ロ−ルスクリ−ン装置におけるクラツチ・ねじり機構
CN215804291U (zh) 一种卷帘制头及无绳卷帘
JPS5824592B2 (ja) ロ−ルスクリ−ン装置におけるクラツチ・ねじり機構
JPS6324787Y2 (ja)
US6213655B1 (en) Camera with winding spindle expandable to rotationally drive film spool
JPS6239273Y2 (ja)
JPH0411120Y2 (ja)