JPS583990Y2 - ポリエチレン被覆鋼管 - Google Patents
ポリエチレン被覆鋼管Info
- Publication number
- JPS583990Y2 JPS583990Y2 JP10633679U JP10633679U JPS583990Y2 JP S583990 Y2 JPS583990 Y2 JP S583990Y2 JP 10633679 U JP10633679 U JP 10633679U JP 10633679 U JP10633679 U JP 10633679U JP S583990 Y2 JPS583990 Y2 JP S583990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyethylene
- steel pipe
- coated steel
- coating layer
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
最近ケーブル保護用をばじめ、ガス又は石油導管の殆ん
どにポリエチレン被覆鋼管を使用するようになってきた
。
どにポリエチレン被覆鋼管を使用するようになってきた
。
これはポリエチレンが耐薬品性、耐水性、電気的特性等
に優れた特性を有しているからである。
に優れた特性を有しているからである。
ところが上記の目的で使用されるポリエチレン被覆鋼管
は口径が大きく重量を有するものが多い為、製造、輸送
中、布設作業などにおいてポリエチレン被覆層にピンホ
ール、外傷等を受ける事が多り、シかもポリエチレン被
覆層の傷は深部に進達してしｌうものも多い。
は口径が大きく重量を有するものが多い為、製造、輸送
中、布設作業などにおいてポリエチレン被覆層にピンホ
ール、外傷等を受ける事が多り、シかもポリエチレン被
覆層の傷は深部に進達してしｌうものも多い。
この外傷等は鋼管の早期腐食を引起すことから補修しな
ければならないが、ポリエチレンはｍ性である為他物質
との接着性が非常に悪く、外傷等の補修に際して困難が
伴なうものであった。
ければならないが、ポリエチレンはｍ性である為他物質
との接着性が非常に悪く、外傷等の補修に際して困難が
伴なうものであった。
このポリエチレンの接着性を向上させる方法として従来
各種化学的、物理的処理法が提案されているがこれらの
方法は一般に高い圧力と高温を必要としたり、薬品の使
用を必要としたりして工事現場等で簡便に行うには不可
能であった。
各種化学的、物理的処理法が提案されているがこれらの
方法は一般に高い圧力と高温を必要としたり、薬品の使
用を必要としたりして工事現場等で簡便に行うには不可
能であった。
本考案はこの様な問題点を着目しポリエチレン被覆鋼管
におけるポリエチレン被覆層の外傷、ピンホール等の補
修時及び鋼管相互の接続部分の防蝕保護のために該部分
に熱収縮性チューブによる強固な被覆層の形成などを容
易に行い得るよう改善したポリエチレン被覆鋼管を考案
したものである。
におけるポリエチレン被覆層の外傷、ピンホール等の補
修時及び鋼管相互の接続部分の防蝕保護のために該部分
に熱収縮性チューブによる強固な被覆層の形成などを容
易に行い得るよう改善したポリエチレン被覆鋼管を考案
したものである。
次に図面を参照しながら本考案の構成及び効果の説明を
行なう。
行なう。
本考案のポリエチレン被覆鋼管は鋼管１上にポリエチレ
ン被覆層２を設け、更にこのポリエチレン被覆層上に常
温で非粘着性の感熱性接着剤層３を設けた構造よりなる
もので、予めポリエチレン被覆層上に接着層が設けられ
ているが該接着層は常温で非接着性であるため該接着剤
層は塵埃などの付着によシその接着能が低下する事がな
い。
ン被覆層２を設け、更にこのポリエチレン被覆層上に常
温で非粘着性の感熱性接着剤層３を設けた構造よりなる
もので、予めポリエチレン被覆層上に接着層が設けられ
ているが該接着層は常温で非接着性であるため該接着剤
層は塵埃などの付着によシその接着能が低下する事がな
い。
また布設現場などにおいて前記ポリエチレン被覆層に外
傷などが発生しても該外傷個所に複修用部材をあてがい
単に該個所を加熱してやるだけで完全な補修ができ、ま
た管相互の接続の折にも当該接続個所に保護被覆材を挿
着し単に加熱するのみで強固な保護被覆層が形成出来る
など数々の実用的効果が得られるものである。
傷などが発生しても該外傷個所に複修用部材をあてがい
単に該個所を加熱してやるだけで完全な補修ができ、ま
た管相互の接続の折にも当該接続個所に保護被覆材を挿
着し単に加熱するのみで強固な保護被覆層が形成出来る
など数々の実用的効果が得られるものである。
本考案においてポリエチレン被覆層上に設ける感熱性の
該接着剤の主材料としては、アイオノマー、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物、変性ポリエチレン、熱可塑性ポリアミド、ポリ
ウレタン、エチレン−アクリレート共重合体、エチレン
−イソブチルアクリレート共重合体等ポリエチレンとの
接着性が良好なポリマーを基体としたものが望’ＩＬ＜
、４たポリエチレン被覆層の補修材料或いは鋼管相互の
接続部分の被覆に用いられる熱収縮性を有する或いは有
しないゴムまたはプラスチックチューブ、シートの内面
に用いられている接着剤と同一のものを用いるようにす
れば更に両者間の接着性が向上し好ましい。
該接着剤の主材料としては、アイオノマー、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物、変性ポリエチレン、熱可塑性ポリアミド、ポリ
ウレタン、エチレン−アクリレート共重合体、エチレン
−イソブチルアクリレート共重合体等ポリエチレンとの
接着性が良好なポリマーを基体としたものが望’ＩＬ＜
、４たポリエチレン被覆層の補修材料或いは鋼管相互の
接続部分の被覆に用いられる熱収縮性を有する或いは有
しないゴムまたはプラスチックチューブ、シートの内面
に用いられている接着剤と同一のものを用いるようにす
れば更に両者間の接着性が向上し好ましい。
又製造にあたっては鋼管とポリエチレン被覆層とは接着
性に乏しいので、この両者間に接着剤層を介在させポリ
エチレン被覆層と感熱性接着Ａｉｍを同時押出被覆して
やる方法を採用すれば各層が緊密に接着し一体化したポ
リエチレン抜機鋼管を得る事が出来るので好ましい。
性に乏しいので、この両者間に接着剤層を介在させポリ
エチレン被覆層と感熱性接着Ａｉｍを同時押出被覆して
やる方法を採用すれば各層が緊密に接着し一体化したポ
リエチレン抜機鋼管を得る事が出来るので好ましい。
本考案のポリエチレン被覆鋼管は上記の如く最外層に接
着剤層を有するが該層は常温で非粘着性であるため、運
搬等の取扱い作業中にも塵埃に汚染され接着性能が低下
することなく、工事現場等の作業条件の悪い場所に於て
も、製造中或いはその後の取扱い作業中において生じた
ピンホールその他の外傷などを容易にしかも確実に補修
を施す事が出来、鋼管相互の接続部分の被覆加工に際し
ても確実強固な被覆層の形成を施し得る事が出来るもの
である。
着剤層を有するが該層は常温で非粘着性であるため、運
搬等の取扱い作業中にも塵埃に汚染され接着性能が低下
することなく、工事現場等の作業条件の悪い場所に於て
も、製造中或いはその後の取扱い作業中において生じた
ピンホールその他の外傷などを容易にしかも確実に補修
を施す事が出来、鋼管相互の接続部分の被覆加工に際し
ても確実強固な被覆層の形成を施し得る事が出来るもの
である。
図は本考案のポリエチレン被覆鋼管の断面図である。
１・・−鋼管、２・・・ポリエチレン被覆層、３００．
感熱性接着剤層。
感熱性接着剤層。
Claims (1)
- 鋼管上に設けられたポリエチレン被覆層の上に、常温で
非粘着性の感熱性接着剤層をもうけたことを特徴とする
ポリエチレン被覆鋼管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10633679U JPS583990Y2 (ja) | 1979-08-01 | 1979-08-01 | ポリエチレン被覆鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10633679U JPS583990Y2 (ja) | 1979-08-01 | 1979-08-01 | ポリエチレン被覆鋼管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5623782U JPS5623782U (ja) | 1981-03-03 |
| JPS583990Y2 true JPS583990Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=29338978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10633679U Expired JPS583990Y2 (ja) | 1979-08-01 | 1979-08-01 | ポリエチレン被覆鋼管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583990Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-01 JP JP10633679U patent/JPS583990Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5623782U (ja) | 1981-03-03 |
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