JPS5839821B2 - Pgf型化合物の製法 - Google Patents

Pgf型化合物の製法

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JPS5839821B2
JPS5839821B2 JP57110901A JP11090182A JPS5839821B2 JP S5839821 B2 JPS5839821 B2 JP S5839821B2 JP 57110901 A JP57110901 A JP 57110901A JP 11090182 A JP11090182 A JP 11090182A JP S5839821 B2 JPS5839821 B2 JP S5839821B2
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JP
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pgf2α
ethyl acetate
ester
residue
silica gel
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ウオルター・モロゾウイツチ
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプロスタグランジンF2α(PGF2α)、の
新規置換フェニルおよびナフチルエステル類、それらの
ラセミ型、およびそれらの製法1こ関する。
PGF2αは次式で表わされる。
PGF2 aの系統的な名称は7−(3α、5α−ジヒ
ドロキシ−2β−((3S)−3−ヒドロキシ−トラン
ス−1−オクテニル〕−1α−シクロペンチル)−シス
−5−ヘプテン酸である。
PGF″2αは種々の薬理学および医学目的に対し、例
えば人間を含めた妊娠動物の分娩誘発と妊娠中絶、人間
を含めた妊娠および非妊娠動物の月経調節、および胃液
分泌の減少と調節に有用であることが知られている。
上に引用したベルクストローム等を参照。
ラセミ体PGF2αについては、例えばイー・ニス−コ
リー(E、S、Corey)他、J、 Am、 Che
m、 Soc、、91巻5675頁(1969年)を参
照。
上の化合物類のエステル類は知られでいる。
この場合カルボキシル基の水素原子はヒドロカルビル又
は置換ヒドロカルビル基によって置換される。
これらの中1こはPGF2αのメチルエステル(ビサム
エルソン、J、Biol−Chem、238巻、322
9頁(1963年))、ラセミ体PGF2αのメチルエ
ステル(イー、ジエー、コリー他、J −Am、Che
m−8o c 、 91巻5675頁(1969年))
、15−メチル−PGF2αのメチルエステル(イー、
ダブリュー、ヤンキー他、J 、Am、Chem、So
c 、 94巻3651頁(1972年)、PGF2α
の、フェニル、アルキルフェニル、および1−ナフチル
エステル類(英国特許明細書第1040544号、ダル
ウェフト。
ファームドック第22599号を参照)、およびPGF
2αのα−ナフチルエステル(ベルギー特許第7751
06号、ダルウエント、ファームドッグ第33705T
を参照)がある。
プロスタグランジンPGF2αおよびそれらのラセミ型
の新規エステル誘導体を提供すること即ち置換フェノー
ル類から誘導されるエステル類を提供することが本発明
の一つの目的である。
自由に流動する結晶型のエステルを提供することが更に
一つの目的である。
これらのエステルをつくる新規方法を提供することが更
に一つの目的である。
いまのべたエステル類は、次の一般式で表わされる化合
物類を包含する。
ここでZはすぐ下に定義されている置換フェニル基であ
り、YはHOHである。
すなわちP GF2 aおよびその式とその鏡慮1こよ
って表わされるラセミ化合物、のエステル類である。
Zは次式によって表わされる。
され、本明細書においては式XI−AのPGF2αエス
テルとして同定されるのが好都合である。
ラセミ化合物は接頭語の「ラセミ体」又はrdAJで表
示される。
接頭語がない時には、意図は光学活性化合物を指すこと
1こある。
本発明の新規な弐M光学活性プロスタグランジン類似体
および対応するラセミ化合物は、各々、PGF2αに対
して記載された同じ目的に対して有用であり、これらの
目的に対して、経口、舌下、口腔内、直腸内、膣内、子
宮内、又は局所投与を含めてこの技術1こ知られた同じ
方法で使われる。
多くの応用で、ある特定されたフェノール類から得られ
るこれらの新規プロスタグランジンエステル類は、対応
する既知のプロスタグランジン化合物類より利屯をもっ
ている。
このようにこれらの置換フェニルエステル類は、著しい
貯蔵寿命と熱安定性をもった驚くほど安定な化合物類で
ある。
これらのプロスタグランジン類の酸型とは対称的に、こ
れらのエステル類は水分除去又はエピマー化によっても
、酸を触媒とした分解を受けない。
このためこれらの化合物類は固体、液体、又は溶液型で
改良された安定性をもつ。
経口投与においては、これらのエステルは対応する遊離
酸又は低級アルキルエステル類より驚くほど大きな効力
を示した。
但しそれが生物学的活性期間が長いためか、脂質親和性
と吸収が改良されたためかは確かでない。
これらのエステル類は水と体液への溶解度が低く、従っ
て投与位置により長期間とどまるという利点も与える。
これら置換フェニルエステル類の多くのものの、特に著
しい利点は、概して90−180℃の範囲の適度に高い
融点の、自由に流動する結晶型で得られることである。
この形は取扱いの容易さと投与、および精製のため特に
望ましい。
これらの結晶は非常に安定である。
この性質は、化合物がその効力を失わず、分解生成物で
汚染されないため有利である。
これらの結晶性エステル類は、PGF2αを精製する手
段をも提供する。
これらはまずこれらのエステル類の一つに転化されて純
粋になるまで再結晶せしめられ、次いで遊離酸としで回
収される。
遊離酸を回収する一つの方法は、エステルを例えばリパ
ーゼによって酵素的に加水分解させることである。
ドイツ特許第2242792号、ダルウエント・ファー
ムドック第23047Uを参照。
安定性、生物学活性期間、脂質親和性、溶解度、および
結晶性の最適組合せを得るには、弐Mの範囲内のある化
合物が好ましい。
一つの好ましいことは、Zを以下のいずれか1こ限定す
ることである。
もう一つの好ましいことは、 の1こ限定することである。
Zを更に以下のも もう一つの好ましいことは、 限定することである。
Zを以下のものに もう一つの好ましいことは、 限定することである。
Zを以下のものに ある〕 特1こ好ましいものは、自由に流動する結晶型のこれら
の化合物類、例えば以下のものである。
PGF2αのP−アセトアミドフェニルエステル、PG
F2αのP−ベンズアミドフェニルエステル、PGF2
αのP−ニレイドフェニルエステル、PGF2αのP−
(3−フェニルニレイド)フェニルエステル、 PGF2αの4−ビ゛フエニ刃ルエステル、PGF2α
のP−トリチルフェニルエステル、PGF2αのP−(
2−アセトアミド−2−カルバモイルエチル)フェニル
エステル、 PGF2αのP−(2−ベンズアミド−2−カルバモイ
ルエチル)フェニルエステル、 PGF2αのα−セミカルバシノーP−)リルエステル
、 PGF2αのP−アセチルフェニルエステル、PGF2
αのP−ベンゾイルフェニルエステル、PGF2αのP
−カルバモイルフェニルエステル、PGF2αのp−(
メトキシカルボニル)フェニルエステル、 Zがエステル基A−Pで定義される場合の、弐Mに包含
されるPGF2αは、以下に説明され実施例1こ述べで
あるような反応と手順によってつくられる。
匣宜上、上のプロスタグランジン又はプロスタグランジ
ン類似体をrPG化合物1と呼ぶことにする。
「フェノール」という用語は、フェノール類の一般的な
意味1こ使われでいる。
生成物の収率と純度1こついでは異なるが、これらのエ
ステル類をつくるのに種々の方法が利用できる。
このように、ある方法(こよっては、PG化合物を第三
級アミン塩1こ転化し、ピバロイルハライドと反応させ
ると酸塩化物混合物を生じ、次1ここれをフェノールと
反応させる。
その代わりとして、ピバロイルハライドの代わりに、塩
化P−トルエンスルホニルのような、アルキル又はフェ
ニルスルホニルハライドが使われる。
例としてベルギー特許第775106号と第77629
4号、(ダルウエント・ファームドック第33705T
と39011T号)を参照。
また別の方法は、カップリング剤のジシクロへキシルカ
ルボジイミドを使うものである。
フイーザー(Fieser)他「有機合成試薬」231
〜236頁、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ社、ニ
ューヨーク(1967年)を参照。
溶媒としでピリジン中のジシクロへキシルカルボジイミ
ド2〜10モル当量の存在下に、PGG合物をフェノー
ルの1〜10モル当量と接触させる。
しかしこれらのエステル類の製造1こ好ましい新規方法
は、(1)第三級アミンの存在下1こPGG合物および
クロロホルメートエステル、例えばイソブチルクロロホ
ルメートと混合無水物をつくり、かつ(2)無水物を適
当なフェノール又はナフトールと反応させることからな
る。
光学活性PG化化合物心対する混合無水物は、次式で表
わされる。
式中り、A、およびYは上と同じ定義をもつ。
無水物は、反応速度が妥当に早く、しかも副咋用が最少
限となるように、−40°ないし+60℃、好ましくは
一10°ないし+10℃の範囲の温度で容易1こ形成さ
れる。
イソブチルクロロホルメート、試薬を過剰量で、例えば
PGG合物のモル当り1.2モル当量ないし4.0まで
を使うのが好ましい。
反応を溶媒中で行なうのが好ましく、この目的にはアセ
トンが好ましいが、アセトニトリル、ジクロロメタン、
およびクロロホルムのような比較的極性でないその他の
溶媒も使われる。
反応は第三級アミン例えばトリエチルアミンの存在下1
こ行なわれ、−緒に形成されるアミン塩酸塩は通常結晶
となるが、次段階のため1こ除去する必要はない。
無欠物は普通1こは単離されないが、溶液中で好ましく
はピリジンのような第三級アミンの存在下にフェノール
と直接に反応させる。
フェノールは、混合無水物全部が確実(こエステルに転
化されるように、当量又は過剰量で使用するのが好まし
い。
過剰のフェノールは、本明細書中に記載の方法、又はこ
の技術に知られた方法、例えば結晶化1こよって、生成
物から分離される。
第三級アミンはエステル化1ことって塩基性触媒である
ばかりでなく、匣利な溶媒でもある。
この目的1こ有用な第三級アミンのその他の例は、N−
メチルモルホリン、トリエチルアミン、ジイソプロピル
エチルアミン、およびジメチルアニリンを包含する。
これらは使用されるが2−メチルピリジンとキノリンは
反応が遅くなる。
2,6−シンチルピリジンのような高度に立体障害され
たアミンは、反応が遅いために有用でない。
無水物との反応は室温(約20ないし30℃)で順調1
こ進み、慣用の方法で薄層クロマトグラフィ(TLC)
によって追跡され、普通には1〜4時間以内に終了する
ことがわかった。
反応混合物をこの技術に知られた次の方法によって仕上
げていくと、エステルを生じ、生成物を例えばシリカゲ
ルクロマトグラフィによって精製する。
溶媒中におけるエステルの飽和溶液を冷却又は蒸発させ
るか、またはジエチルエーテル、ヘキサン、ないし水の
ような混ざる非溶媒を加えることによって、固体のエス
テル類は酢酸エチル、テトラヒドロフラン、メタノール
およびアセトンを含めた種々の溶媒から結晶化によって
、自由流動性結晶型に転化される。
次に結晶を慣用の技術、例えばろ過又は遠心分離1こよ
って集め、少量の溶媒で洗い、減圧下に乾燥する。
これらを暖い窒素又はアルゴン流の中で、又は約75℃
に暖めることによって乾燥してもよい。
結晶は通常、多くの応用に十分なほど純粋であるが、各
再結晶後1こ改良された純度1こ到達するため1こ、同
じ一般技術によって再結晶しでよい0 本発明は以下の実施例によって更に十分に理解されよう
温度はすべて、せつ氏の度数である。
本明細書で使われるシリカゲルクロマトグラフィは、シ
リカゲルを詰めたカラム上でのクロマトグラフィ、溶離
、フラクションの収集、および薄層クロマトグラフィ(
TLC)によって、所望の生成物を含有するが出発材料
と不純物を含まないことが示されたフラクションを一緒
にすることを含めでいる。
本明細書中のTLCは薄層クロマトグラフィのことであ
る。
調製例 I P−ベンズアミドフェノール ピリジン200m1中のP−ヒドロキシアニリン2(B
i’の溶液を無水安息香酸20gで処理する。
約25℃で4時間後、混合物を減圧下に濃縮し、残留物
を熱したメタノール200−中に取上げ、氷300m1
で再沈殿させる。
生成物を熱したアセトニトリルから白色結晶として再結
晶させる。
8.5g、融点218.0〜218.5℃。
調製例 2 P−(P−アセトアミドヘンズアミド)フエ/−ル テトラヒト0フ9フ250 ミド安息香酸12.5gの溶液をトリエチルアミン11
、1mlで処理する。
次に混合物をイソブチルクロロホルメート10.41r
Llで処理し、約25℃で5分後、乾燥ピリジン801
1Ll中のP−アミノフェノール13.3gで処理する
40分後、粗生成物は水21の添加1こよって得られる
生成物は熱したメタノール500WLlから、水300
m1で希釈すること1こより、白色結晶として再結晶さ
れる。
5、9g、融点275.0〜277、0℃。
実施例 l PGF2αのP−アセトアミドフェニルエステル(式X
I−A) アセトン20m1中のPGF2α0. 5 3 5 g
とトリエチルアミン0.2541rllの溶液を一10
℃でイソブチルクロロホルメート0.238dlこよっ
て処理すると、トリエチルアミン塩酸塩が沈殿する。
5分後、混合物をピリジン5r/Ll中のP−アセトア
ミドフェノール0.342gによって約25℃で3時間
処理する。
溶媒を減圧下に除去し、残留物をアセトニトリル中に取
上げ、再び濃縮する。
粗残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかけ、酢酸エ
チル−メタノール90:10によって溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる冷却する
と固体の残留物は表題化合物0.285gであり、Rf
値0.6(酢酸エチル−メタノール90:10によるシ
リカゲル上のTLC)を有しでいる。
これを酢酸エチル−ヘキサンから、白い自由流動性結晶
として再結晶させる。
融点11−4〜iis.s℃。
実施例 2 PGF2αのP−ベンズアミドフェニルエステル(弐X
I−B) 実施例1の手順1こ従うが、PGF2α0. 5 3
5 9、トリエチルアミン0.254m7、イソブチル
クロロホルメート0. 2 3 8m11およびP−ベ
ンズアミドフェノール0.481g(調製例1)を使用
して、粗残留物が得られる。
この残留物をシリカゲルとクロマトグラフィ1こかけ、
酢酸エチルとこれに続いて酢酸エチル−メタノール(9
5:5)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮1こよって得られる残留物
0. 2 2 0 gを、ヘキサンで希釈した酢酸エチ
ル−メタノール(100:5)から、表題化合物の白い
自由流動結晶として結晶化する。
融点139、8〜143.8℃。
Rf値0.8(酢酸エチル−メタノール(95:5)I
Cよるシリカゲル上のTLC)を有している。
実施例 3 PGF2αのP−ニレイドフェニルエステル(弐XI−
E) 実施例1の手順に従うが、PGF2α 0. 7 3
8 g、トリエチルアミン0.306mJ,インブチル
クロロホルメート0. 2 8 8 ml,およびP−
ヒドロキシフェニルユリア0.330gを使用して、粗
残留物が得られる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかけ、酢酸
エチル−アセトン(4:1)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.4889を、ヘキサン半量で希釈したアセトンから表
題化合物の白い自由流動性結晶として結晶化する。
融点133.8〜135.0℃でRf値0.5(酢酸エ
チル−アセトン(4:1)によるシリカゲル上のTLC
)を有しでいる。
実施例 4 PGF2αのP−(3−フェニルニレイド)フェニルエ
ステル(弐XI−F) 実施例1の手順に従うが、PGF2αの0.738g、
トリエチルアミン0. 3 4 7ml,インブチルク
ロロホルメート0.326m11およびP−ヒドロキシ
−1、3−ジフェニルユリア0.705gを使用しで、
粗残留物が得られる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかけ、酢酸
エチル−アセトン(7:3)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.475gを熱い酢酸エチルから、表題化合物の白し相
由流動性結晶として結晶化する。
融点145.0〜147.3℃、Rf値0.42(酢酸
エチル−アセトン7:3によるシリカゲル上のTLC)
を有している。
実施例 5 PGF2αのP−ビフェニリルエステル(弐XI−G) 実施例1の手順に従うが、PGF2α0.535.!l
i’、トリエチルアミン0.254d1イソブチルクロ
ロホルメート0.238m1.およびP−フェニルフェ
ノール0.385gを使用しで、粗製残留物が得られる
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかけ、酢酸
エチルとこれに続いてアセトニトリルで溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮1こよって得られる残留物
0.270gを、同容量のへキサンで希釈された酢酸エ
チルから、表題化合物の白い自由流動性結晶として結晶
化する。
融点114.3〜116.8°CでRf値0.25(酢
酸エチルによるシリカゲル上のTLC)を有しでいる。
実施例 6 PGF2αのP−トリチルフェニルエステル(式) 実施例1の手順1こ従うが、PGF2α0.738g、
トリエチルアミン0.291mJ、イソブチルクロロホ
ルメート0.275m1.およびP−トリチルフェノー
ル0.840gを使用して粗残留物が得られる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィ1こかけ、酢
酸エチル−水(99:1)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
、576 gを:ヘキサン5容量で希釈したアセトンか
ら、表題化合物の白(7咄由流動性結晶として結晶化さ
せる。
融点123.8〜129.0℃、Rf値0.5(酢酸エ
チル1こよるシリカゲル上のTLC)を有している。
実施例 7 PGF2αのP−(2−アセトアミド−2−カルバモイ
ルエチル)フェニルエステル(弐Xl−1)実施例1の
手順に従うが、PGF2α0.738g、トリエチルア
ミン0.306m1.インブチルクロロホルメート0.
288m1.およびN−アセチル−Lチロシンアミド0
.488gを使用して、粗製残留物が得られる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィ1こかけ、酢
酸エチル−メタノール−水(90:10:1)と酢酸エ
チル−メタノール−水(80:20:1)で次々に溶離
する。
主フラクションを再びクロマトグラフィにかけ、酢酸エ
チル−メタノール(4:1)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.242gを、1.5容量のヘキサンで希釈したアセト
ンから、表題化合物の白い自由流動性結晶として結晶化
する。
融点109.8〜113.8゜(105,0°で軟化す
る)、Rf値0.5(酢酸エチル−メタノール(4:1
)によるシリカゲル上のTLC)を有している。
実施例 8 PGF2αのP−(2−ベンズアミド−2−カルバモイ
ルエチル)フェニルエステル(式XI−J)実施例1の
手順に従うが、PGF2α O,738g、トリエチル
アミン0.3061nl、イソブチルクロロホルメート
0.288 rulおよびN−ベンゾイル−L−チロシ
ンアミド0.625.9を使用しで、粗残留物が得られ
る。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかけ、酢酸
エチル−テトラヒドロフラン−水(60:40:1)で
溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.459gを熱いアセトニトリルから、表題化合物の自
由流動性結晶として結晶化する。
融点1425〜144.3℃、Rf値0.5(酢酸エチ
ル−テトラヒドロフラン(3: 2)lこよるシリカゲ
ル上のTLC)を有しでいる。
実施例 9 PGF2αのα−セミカルバシノーP−t−リルエステ
ル(式X1−K) 実施例1の手順に従うが、PGF2α0.535.?1
)リエチルアミン0.254 m11 イソブチルクロ
ロホルメート0.238ml、およびP−ヒドロキシベ
ンズアルデヒドセミカルバゾン0.405gを使用しで
、粗残留物が得られる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィ1こかけ、酢
酸エチル−メタノール(9:1)と酢酸エチル−メタノ
ール(8:2)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.215gを、酢酸エチル−ヘキサン(1:1)から、
表題化合物の白い自由流動性結晶として結晶化する。
融点110.8〜113.3℃、Rf値0.4(酢酸エ
チル−メタノール(9:1)lこよるシリカゲル上のT
LC)を有しでいる。
実施例 (10) PGF2αのP−アセチルフェニルエステル(弐XI−
L) 実施例1の手順に従うが、PGF2α0.738g、ト
リエチルアミン0.306 m11イソブチルクロロホ
ルメート0.288rJ!1およびP−ヒドロキシアセ
トフェノン0.299 flを使用しで、粗残留物が得
られる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかけ、酢酸
エチル−水(99:1)とこれに続いて酢酸エチル−ア
セトニトリル(i:i)によって溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮1こよって得られる残留物
0.589gを、同容のヘキサンで希釈した酢酸エチル
から表題化合物の白い自由流動性結晶として結晶化させ
る。
融点85.3〜86.5℃でRf値0.4(酢酸エチル
−アセトニトリル(4:1)+こよるシリカゲル上のT
LC)を有しでいる。
実施例 Jυ PGF2αのP−ペンソイルフェニルエステル(弐X[
−M) 実施例1の手順1こ従うが、PGF2α0.738 g
、トリエチルアミン0.291ml、インブチルクロロ
ホルメート0.27517111およびP−ヒドロキシ
ベンゾフェノン0.594gを使用して、粗残留物が得
られる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィ1こかけ、酢
酸エチル−水(99:1)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.492gを、三容量のヘキサンで希釈した酢酸エチル
から、表題化合物の白い自由流動性結晶として結晶化す
る。
融点738〜75.8℃、Rf値0.5(酢酸エチルに
よるシリカゲル上のTLC)を有している。
実施例02) PGF2αのP−カルバモイルフェニルエステル(弐X
I−N) 実施例1の手順に従うが、PGF2α0.738g、ト
リエチルアミン0.347m11イソブチルクロロホル
メートo、 326 TL4およびP−ヒドロキシベン
ズアミド0.433gを使用しで、粗残留物が得られる
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィ1こかけ、酢
酸エチル−アセトン(3ニア)で溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.455gを、同容のアセトニトリルで希釈されたアセ
トンから、表題化合物の白い自由流動性結晶として結晶
化する。
融点129.5〜130.8℃、Rf値0.32(酢酸
エチル−アセトン(3ニア)によるシリカゲル上のTL
C)を有している。
実施例03) PGF2αのP−(メトキシカルボニル)フェニルエス
テル(弐XI−P) 実施例1の手順に従うが、PGF2α0.738g、ト
リエチルアミン0.347m1.インブチルクロロホル
メート0.326mA’、およびメチルアーヒドロキシ
ベンゾエート0.474gを使用して、粗残留物が得ら
れる。
この残留物をシリカゲルクロマトグラフィにかけ、酢酸
エチル−水(99:1)とこれに続いて酢酸エチル−ア
セトン−水(69:30:1)lこよって溶離する。
選ばれたフラクションの濃縮によって得られる残留物0
.678gを、同容のヘキサンで希釈した酢酸エチルか
ら、表題化合物の白(/申出流動性結晶として結晶化す
る。
融点80.3〜82.0℃でRf値0.3(酢酸エチル
1こよるシリカゲル上のTLC)を有している。
実施例1〜13の手順に従うが、PG化合物のラセミ型
を使用しで、ラセミ体PG化合物の対応するエステル類
が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 はH′OHである〕の光学活性化合物、又はこの式とそ
    の鏡像とのラセミ化合物から、第三級アミンの存在下に
    クロロホルメートエステルトノ反応によって混合無水物
    を形成させ、かつ 2 無水物を対応するフェノールと反応させることから
    なる、 〔式中A1およびYは上1こ定義されたとおりであり、
    またZは 性化合物、又はこの式とその鏡像とのラセミ化合物の製
    法。
JP57110901A 1973-11-23 1982-06-29 Pgf型化合物の製法 Expired JPS5839821B2 (ja)

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