JPS5839795A - 黄銅めつき方法 - Google Patents
黄銅めつき方法Info
- Publication number
- JPS5839795A JPS5839795A JP13879881A JP13879881A JPS5839795A JP S5839795 A JPS5839795 A JP S5839795A JP 13879881 A JP13879881 A JP 13879881A JP 13879881 A JP13879881 A JP 13879881A JP S5839795 A JPS5839795 A JP S5839795A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- plating layer
- zinc
- copper
- brass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chemically Coating (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、被めっき物に耐食性及び装飾性を与える黄
銅めっきに関するものである。近年機器の耐用年数の増
加及びよ)厳し2い使用環境等に工り、又一方生活水準
の向上により、従来よシ耐食性及び装飾性の高い黄銅め
っきが要求されて来ている。従来この種の黄銅めっき方
法は、被めっき物に銅と亜鉛を同時にめっきし。
銅めっきに関するものである。近年機器の耐用年数の増
加及びよ)厳し2い使用環境等に工り、又一方生活水準
の向上により、従来よシ耐食性及び装飾性の高い黄銅め
っきが要求されて来ている。従来この種の黄銅めっき方
法は、被めっき物に銅と亜鉛を同時にめっきし。
黄銅めっき層を形成させる方法であった。
この従来の黄銅めっき層忙ついて第1図〜第3図を用い
て簡単に説明する。第1@はめっきされた状態を示す図
であり1図において(1)はめっきされた状態の被めっ
き物である。第2図は第1図のAA断面を示す図であり
0図において(2)は被めっき物、(3)は上記被めっ
き物(2)の上に形成された黄銅めっき層、 (4)、
(5)及び(6)t;jこの黄銅めっき層(3)に生
じたピンホール、微小なすき間及び不純物である。第3
図は第2図の゛黄銅めっき層(3)における銅と亜鉛の
成分比率を示す図であり、縦軸は被めっき物(2)の表
面Bからの距離、横軸は成分比率、(7)及び(8)は
銅及び亜鉛の成分比率を示す線、02は黄銅めっき表面
C1の位置を示すものである。このような黄銅めっき方
法においては第2図に示すように黄銅めっき層(3)の
中にピンホール(4)、微小なすき間(5)。
て簡単に説明する。第1@はめっきされた状態を示す図
であり1図において(1)はめっきされた状態の被めっ
き物である。第2図は第1図のAA断面を示す図であり
0図において(2)は被めっき物、(3)は上記被めっ
き物(2)の上に形成された黄銅めっき層、 (4)、
(5)及び(6)t;jこの黄銅めっき層(3)に生
じたピンホール、微小なすき間及び不純物である。第3
図は第2図の゛黄銅めっき層(3)における銅と亜鉛の
成分比率を示す図であり、縦軸は被めっき物(2)の表
面Bからの距離、横軸は成分比率、(7)及び(8)は
銅及び亜鉛の成分比率を示す線、02は黄銅めっき表面
C1の位置を示すものである。このような黄銅めっき方
法においては第2図に示すように黄銅めっき層(3)の
中にピンホール(4)、微小なすき間(5)。
めっき液の添加物等の不純物(6)等の欠陥が生じこれ
等は耐食性を低下させる要因となりている。又黄銅めっ
きの成分の比率が、第3図に示す如く一様であるため、
同じ品物で金色から銀色又はくすんだ色に至る色の変化
を与えた)、模様を作ることが出来ない。この発明はこ
のような点を改善するため表されたもので、ち密で耐食
性が高く0表面の色あいに変化を持たせることの出来る
装置性の高い黄銅めっき方法を提供するものであって、
以下第4図〜第8図を用いて、この発明の実施例を順に
工程を追って詳しく説明する。まず第4図は銅及び亜鉛
めっき後の断面図であり9図に示す如く、被めっき物(
2)の上に銅めっき層(9)を薄く形成し1次にその上
に亜鉛めっき層(至)を厚く形成する。次に前記のめっ
きを行ったものを180℃で3時間程度の加熱をする。
等は耐食性を低下させる要因となりている。又黄銅めっ
きの成分の比率が、第3図に示す如く一様であるため、
同じ品物で金色から銀色又はくすんだ色に至る色の変化
を与えた)、模様を作ることが出来ない。この発明はこ
のような点を改善するため表されたもので、ち密で耐食
性が高く0表面の色あいに変化を持たせることの出来る
装置性の高い黄銅めっき方法を提供するものであって、
以下第4図〜第8図を用いて、この発明の実施例を順に
工程を追って詳しく説明する。まず第4図は銅及び亜鉛
めっき後の断面図であり9図に示す如く、被めっき物(
2)の上に銅めっき層(9)を薄く形成し1次にその上
に亜鉛めっき層(至)を厚く形成する。次に前記のめっ
きを行ったものを180℃で3時間程度の加熱をする。
第5図は加熱後のものの断面図であり0図に示す如く、
この加熱により第4図に示す銅めりき層(9)と亜鉛め
っき層a0が拡散して黄銅めっき層(3)が形成される
。この拡散と同時にめっき層中の不純物(6)は、拡散
により形成された黄銅めっき層(3)の外へ移動し、不
純物層(ロ)が形成され、又ピンホール(4)、微小な
すき間(5)は拡散により、黄銅めっき層(3)の中か
らは消滅して行くため、拡散により形成された黄銅めっ
き層(3)は、ち密で不純物のほとんどない状態となる
。この状態のめっき層における銅と亜鉛の成分比率を第
6図に示す。図において第3図と同様縦軸は被めっき物
(2)の表面Bからの距離、横軸は成分比率、(7)及
び(8)は銅及び亜鉛の成分比率を示す線、C2は亜鉛
めっきαOの表面C1の位置である。又D2は黄銅めっ
き層(3)と不純物濃縮層(ロ)の境D1の位置、BZ
d銅めっき層(9)と黄銅めっき層(3)の境E1の位
置である。この図に示す如く、黄銅めっき層(3)の成
分比率は、下部の銅対亜鉛が100対0の成分から上部
の銅対亜鉛が0対100の成分まで連続的に変化した状
態になる。次に第5図に示す加熱したものをショットピ
ーニング、ワイヤープラン、酸洗い等により、拡散せず
に残った亜鉛層αO及び不純物濃縮層(ロ)を取シ除く
。この工程は不純物濃縮層(ロ)の密着性が非常に弱く
、この層がら容易に剥離することができる。最後に黄銅
めっき層(3)の表面を仕上げ、第7図のような状態に
する。このようにすればち密で不純物のほとんどない、
耐食性の良い黄銅めっき層が得られるこの状態のめっき
層における銅と亜鉛の成分比率を第8図に示す。図にお
いて第3図と同様縦軸は被めっき物(2)の表面からの
距離、横軸は成分比率、(7)及び(8)は銅及び亜鉛
の成分比率を示す線である。またF2は仕上げを行った
黄銅めっきの表面F1の位置である。さらに第7図に示
、す如く黄銅めっき(3)の表面の仕上量を変え、黄銅
めっき表面F1における成分比率を変えれば0表面の色
を金色から調色又はくすんだ色に至る色の変化を与える
ことができる。以上のように、この発明による黄銅めっ
き方法は、ち密で成分比率の変化した黄銅めっき層を作
るととに工って被めっき物の耐食性及び装飾性を高める
ことが出来る利点がある。なお以上は黄銅めっきの耐食
性及び装飾性を高める場合について説明したが、この発
明は、鋼に黄銅メッキをする場合等においては密着性を
高める副次的な効果もある。
この加熱により第4図に示す銅めりき層(9)と亜鉛め
っき層a0が拡散して黄銅めっき層(3)が形成される
。この拡散と同時にめっき層中の不純物(6)は、拡散
により形成された黄銅めっき層(3)の外へ移動し、不
純物層(ロ)が形成され、又ピンホール(4)、微小な
すき間(5)は拡散により、黄銅めっき層(3)の中か
らは消滅して行くため、拡散により形成された黄銅めっ
き層(3)は、ち密で不純物のほとんどない状態となる
。この状態のめっき層における銅と亜鉛の成分比率を第
6図に示す。図において第3図と同様縦軸は被めっき物
(2)の表面Bからの距離、横軸は成分比率、(7)及
び(8)は銅及び亜鉛の成分比率を示す線、C2は亜鉛
めっきαOの表面C1の位置である。又D2は黄銅めっ
き層(3)と不純物濃縮層(ロ)の境D1の位置、BZ
d銅めっき層(9)と黄銅めっき層(3)の境E1の位
置である。この図に示す如く、黄銅めっき層(3)の成
分比率は、下部の銅対亜鉛が100対0の成分から上部
の銅対亜鉛が0対100の成分まで連続的に変化した状
態になる。次に第5図に示す加熱したものをショットピ
ーニング、ワイヤープラン、酸洗い等により、拡散せず
に残った亜鉛層αO及び不純物濃縮層(ロ)を取シ除く
。この工程は不純物濃縮層(ロ)の密着性が非常に弱く
、この層がら容易に剥離することができる。最後に黄銅
めっき層(3)の表面を仕上げ、第7図のような状態に
する。このようにすればち密で不純物のほとんどない、
耐食性の良い黄銅めっき層が得られるこの状態のめっき
層における銅と亜鉛の成分比率を第8図に示す。図にお
いて第3図と同様縦軸は被めっき物(2)の表面からの
距離、横軸は成分比率、(7)及び(8)は銅及び亜鉛
の成分比率を示す線である。またF2は仕上げを行った
黄銅めっきの表面F1の位置である。さらに第7図に示
、す如く黄銅めっき(3)の表面の仕上量を変え、黄銅
めっき表面F1における成分比率を変えれば0表面の色
を金色から調色又はくすんだ色に至る色の変化を与える
ことができる。以上のように、この発明による黄銅めっ
き方法は、ち密で成分比率の変化した黄銅めっき層を作
るととに工って被めっき物の耐食性及び装飾性を高める
ことが出来る利点がある。なお以上は黄銅めっきの耐食
性及び装飾性を高める場合について説明したが、この発
明は、鋼に黄銅メッキをする場合等においては密着性を
高める副次的な効果もある。
第1図はめつき物の外観を示す概略図、第2図、第3図
は従来の黄銅めっき層の断面図及びその成分比率を示す
図、第4図〜第8図は′この発明による黄銅めっき方法
を説明するためのめっき層の断面図及びその成分比率を
示す図であり、(1)はめっきされた状態の被めっき物
、(2)は被めっき物、(3)は黄銅めっき層、 (4
)Fiピンホール、 (51Fi微小なすき間、(6)
は不純物、(7)及び(8)は銅及び亜鉛の比率を示す
線、(9)は銅めっき層、αυは亜鉛めっき層、Ql)
は不純物濃縮層、B。 01、Dl、11及びFlは各めっき層の境又は表面で
あり、02.F2.F2及びF2は成分比率を示す図に
水含れる各めっき層の境の位置である。なお図中同一あ
るいは相当部分には同一符号を付して示しである。 代理人 葛 野 信 − @1図 −或介婢 −″′シ 第41!I 第5図 第7図 −5(
は従来の黄銅めっき層の断面図及びその成分比率を示す
図、第4図〜第8図は′この発明による黄銅めっき方法
を説明するためのめっき層の断面図及びその成分比率を
示す図であり、(1)はめっきされた状態の被めっき物
、(2)は被めっき物、(3)は黄銅めっき層、 (4
)Fiピンホール、 (51Fi微小なすき間、(6)
は不純物、(7)及び(8)は銅及び亜鉛の比率を示す
線、(9)は銅めっき層、αυは亜鉛めっき層、Ql)
は不純物濃縮層、B。 01、Dl、11及びFlは各めっき層の境又は表面で
あり、02.F2.F2及びF2は成分比率を示す図に
水含れる各めっき層の境の位置である。なお図中同一あ
るいは相当部分には同一符号を付して示しである。 代理人 葛 野 信 − @1図 −或介婢 −″′シ 第41!I 第5図 第7図 −5(
Claims (1)
- 被めっき物に耐食性及び装飾性を与える黄銅めっきにお
いて、被めっき物に銅及び亜鉛の順に別々にめっきし、
その後所定の温度で加熱することによシ銅と亜鉛を拡散
させ、黄銅めっ−き層を形成することを特徴とする黄銅
めっき方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13879881A JPS5839795A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 黄銅めつき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13879881A JPS5839795A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 黄銅めつき方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839795A true JPS5839795A (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=15230471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13879881A Pending JPS5839795A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 黄銅めつき方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839795A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61172690A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 熱交換器フイン材とその製造法 |
JPS63127096A (ja) * | 1987-10-08 | 1988-05-30 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 自動車用熱交換器,自動車用熱交換器のフィン材料,自動車用熱交換器の製造方法および自動車用熱交換器のフィン材料の製造方法 |
JP2013049921A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Rohm & Haas Electronic Materials Llc | シアン化物非含有ホワイトブロンズの接着促進 |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13879881A patent/JPS5839795A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61172690A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 熱交換器フイン材とその製造法 |
JPS63127096A (ja) * | 1987-10-08 | 1988-05-30 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 自動車用熱交換器,自動車用熱交換器のフィン材料,自動車用熱交換器の製造方法および自動車用熱交換器のフィン材料の製造方法 |
JP2013049921A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Rohm & Haas Electronic Materials Llc | シアン化物非含有ホワイトブロンズの接着促進 |
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