JPS583970Y2 - 積層ベロ−ズ - Google Patents
積層ベロ−ズInfo
- Publication number
- JPS583970Y2 JPS583970Y2 JP1978019773U JP1977378U JPS583970Y2 JP S583970 Y2 JPS583970 Y2 JP S583970Y2 JP 1978019773 U JP1978019773 U JP 1978019773U JP 1977378 U JP1977378 U JP 1977378U JP S583970 Y2 JPS583970 Y2 JP S583970Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bellows
- laminated
- annular
- side plate
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は積層型のベローズに関するもので、特に圧力の
方向が内外両向きに有効になる積層ベローズである。
方向が内外両向きに有効になる積層ベローズである。
従来この種の二重ベローズは第１図に示すごとく二重に
重層した環状薄板ａ、ｂの外周および内周を相隣接する
つぎの環状薄板す、ａと交互に溶接するとともに使用圧
力の方向によってベローズの内側寸たは外側に該当する
一方の環状薄板に通気孔Ｃが穿設されている。
重層した環状薄板ａ、ｂの外周および内周を相隣接する
つぎの環状薄板す、ａと交互に溶接するとともに使用圧
力の方向によってベローズの内側寸たは外側に該当する
一方の環状薄板に通気孔Ｃが穿設されている。
すなわち環状薄板に穿設された通気孔Ｃのない方向から
の正圧力下においてこの種のベローズは正常に作用する
ものであり、たとえば逆向きの圧力がかかると二重ベロ
ーズの効果を得ることができない欠点を有するものであ
った。
の正圧力下においてこの種のベローズは正常に作用する
ものであり、たとえば逆向きの圧力がかかると二重ベロ
ーズの効果を得ることができない欠点を有するものであ
った。
本考案は上記欠点に鑑み、正逆圧両方に使用できる積層
ベローズを提供することを目的とするもので内圧または
外圧の作用によりそれぞれ同様のベローズ効果を呈する
ものである。
ベローズを提供することを目的とするもので内圧または
外圧の作用によりそれぞれ同様のベローズ効果を呈する
ものである。
つぎに本考案積層ベローズの一実施例を第２図ないし第
４図にしたがって説明すると、べＵ−ズの各積層板１は
環状の薄板からなる隔板２と該隔板２と同形の両側板３
，４にて構成され、各側板３．４には１個または複数個
の適宜大きさの通気孔５が穿設され、側板３隔板２側板
３の順に三層にして重積し内周縁６釦よび外周縁Ｔを溶
接し一体化してなる。
４図にしたがって説明すると、べＵ−ズの各積層板１は
環状の薄板からなる隔板２と該隔板２と同形の両側板３
，４にて構成され、各側板３．４には１個または複数個
の適宜大きさの通気孔５が穿設され、側板３隔板２側板
３の順に三層にして重積し内周縁６釦よび外周縁Ｔを溶
接し一体化してなる。
上記各積層板１は相隣接する他の積層板１と内周縁６お
よび外周縁Ｔを交互に溶接して気密的なダイアフラムを
得るものである。
よび外周縁Ｔを交互に溶接して気密的なダイアフラムを
得るものである。
上記構成になるダイアフラムは内圧または外圧を受は通
常の二重ダイアフラムと同様の効果を得るものである。
常の二重ダイアフラムと同様の効果を得るものである。
すなわち内置が外圧より高い場合には第３図に示すごと
く内部圧力を生ずる流体は内側の側板３の通気孔５を経
て隔板２を押圧し、該隔板２を介して外側の側板４を押
圧するようになり、この場合ベローズは隔板２と側板４
からなる二重べＵ−ズと同様の効果を得る。
く内部圧力を生ずる流体は内側の側板３の通気孔５を経
て隔板２を押圧し、該隔板２を介して外側の側板４を押
圧するようになり、この場合ベローズは隔板２と側板４
からなる二重べＵ−ズと同様の効果を得る。
つぎに内圧が外圧より低い場合には第４図に示すごとく
外側の側板４の通気孔５を経て流体が隔板２と該側板４
間に侵入し、流体は隔板２と内側の側板３を押圧するよ
うになり、隔板２と側板４からなる二重ベローズと同様
の効果を得る。
外側の側板４の通気孔５を経て流体が隔板２と該側板４
間に侵入し、流体は隔板２と内側の側板３を押圧するよ
うになり、隔板２と側板４からなる二重ベローズと同様
の効果を得る。
上述のごとく本考案積層ベローズは各積層板１が隔板２
と該隔板２を挾む通気孔５を有する２枚の側板３，４か
ら構成されているためベローズの内方向からの圧力、ま
たは外方向からの圧力に対しそれぞれ高圧力になる側の
側板を除く他の側板と隔板の二重ベローズの作用をなし
、内外圧に対し常時同様のベローズ効果を得ることがで
きる。
と該隔板２を挾む通気孔５を有する２枚の側板３，４か
ら構成されているためベローズの内方向からの圧力、ま
たは外方向からの圧力に対しそれぞれ高圧力になる側の
側板を除く他の側板と隔板の二重ベローズの作用をなし
、内外圧に対し常時同様のベローズ効果を得ることがで
きる。
また本考案積層ベローズはベローズが薄板の積層により
構成され、各環状板が薄く構成されるため変形し易く順
応性が高い等の特徴を有するもので、本考案の実用的効
果は極めて高いものとなる。
構成され、各環状板が薄く構成されるため変形し易く順
応性が高い等の特徴を有するもので、本考案の実用的効
果は極めて高いものとなる。
図面は本考案積層ベローズの一実施例を示すもので、第
１図は従来の二重ベローズを示す要部断面図、第２図は
本考案積層ベローズの要部断面図、第３図、第４図はそ
れぞれ作動時の同要部断面図である。 １・・・積層板、２・・・隔板、３，４・・（ＵＵ板、
５・・傭気孔、６・・・内周縁、Ｔ・・・外周縁。
１図は従来の二重ベローズを示す要部断面図、第２図は
本考案積層ベローズの要部断面図、第３図、第４図はそ
れぞれ作動時の同要部断面図である。 １・・・積層板、２・・・隔板、３，４・・（ＵＵ板、
５・・傭気孔、６・・・内周縁、Ｔ・・・外周縁。
Claims (1)
- 環状の薄板からなる隔板２０両側に、環状を呈して少な
くとも１個の通気孔５を穿たれた側板３゜４を添えてな
る環状積層板１が多数組み重ね合され、各環状積層板が
、内周縁を一方の側板側に隣り合せる環状積層板の内周
１碌と気密接着されるとともに、外周縁を他方の側板側
に隣り合せる環状積層板の外周縁と気密接着されてなる
積層ベローズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978019773U JPS583970Y2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | 積層ベロ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978019773U JPS583970Y2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | 積層ベロ−ズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54124851U JPS54124851U (ja) | 1979-08-31 |
| JPS583970Y2 true JPS583970Y2 (ja) | 1983-01-24 |
Family
ID=28849510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978019773U Expired JPS583970Y2 (ja) | 1978-02-20 | 1978-02-20 | 積層ベロ−ズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583970Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-20 JP JP1978019773U patent/JPS583970Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54124851U (ja) | 1979-08-31 |
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