JPS5839598B2 - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JPS5839598B2
JPS5839598B2 JP56035525A JP3552581A JPS5839598B2 JP S5839598 B2 JPS5839598 B2 JP S5839598B2 JP 56035525 A JP56035525 A JP 56035525A JP 3552581 A JP3552581 A JP 3552581A JP S5839598 B2 JPS5839598 B2 JP S5839598B2
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JP
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flow rate
containing gas
organic matter
supply flow
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忠生 藤本
忠昭 河杉
威俊 間「どころ」
明夫 鳥山
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ポンプにより活性汚泥と廃水(以下、混合
液と称す)を循環させるとともに酸素含有ガスを廃水中
に供給するような態様で、廃水を処理する水処理装置に
関する。
特に、この発明は廃水に含まれる有機物負荷量に応じて
供給すべき酸素含有ガスを自動的に調整しうる水処理装
置に関する。
一般に、水処理装置は、活性汚泥を含む汚水に酸素含有
ガスを溶解させて、廃水に含まれる有機物中の炭素を炭
酸ガスに変化させて無害化して大気へ放出する。
したがって、汚水に含まれる有機物が多いと、当然供給
すべき酸素または酸素含有ガスも増える。
活性汚泥に含まれる微生物が、十分に水中に溶けた酸素
を利用して、廃水に含まれる炭素を炭酸ガスにする。
したがって、水処理装置の課題として、先ず酸素含有ガ
スを効率的に水中に溶解させる必要がある。
ところが、曝気槽の深さが浅い(たとえば4m)場合、
水に吹き込んだ空気または酸素含有ガスは10秒ぐらい
で上へあがってくるので、酸素と水とが接触する時間が
極めて短かく、したがって水中に溶ける酸素の量も少な
い。
その結果、汚水に含まれる有機物が多いと、それを分解
するのに十分な酸素含有ガスを供給することができない
一方、水に溶解する酸素含有ガスの量は、圧力に比例し
て増加するということが、ヘンリの法則により知られる
ところである。
そこで、圧力を増大するために、曝気槽の深さを非常に
深くすることが考えられ、現実に100mぐらいの深井
戸タイプの水処理装置が利用されている。
さらに、廃水への酸素含有ガスの溶解度を高めるために
、廃水中に吹き込まれる気泡の径を小さくすれば、酸素
含有気泡と水との接触面積が増加するので溶解度が高く
なる。
たとえば100mの深井戸タイプの曝気槽では、圧力が
通常の浅い曝気槽の10倍になるので、11倍の酸素含
有ガスが溶解することになる。
加えて、酸素含有ガス、たとえば空気を供給汚水に吹き
つげて供給するので、乱流効果により、酸素気泡が非常
に小さくなる。
たとえば、1m/秒の流速で水を下降させている場合に
、乱流効果が生じて気泡が極めて微細になる。
気泡が微細化するとともに、廃水と気泡との接触時間が
より長くなり、したがって酸素含有ガスの溶解度がより
高くなる。
すなわち、水への酸素含有ガスの溶解度を上昇させるた
めには、圧力を高くすることと、水中に入る気泡の径を
小さくし、かつ廃水と気泡との接触時間を長くすればよ
いことが知られている。
本願出願人が出願前に調査した先行技術によれば、たと
えば、1969年11月4日にOwenE、Brook
s他に与えられたアメリカ合衆国特許番号第34.76
366号は、混合液下降径路としての内管と混合液上昇
径路としての外管とを有し、上昇流路からポンプにより
水を下降流路へ循環する、そのようなケミカルリアクタ
の気液接触装置を開示している。
処理すべき液に対してはガスが絶えず供給されている。
また、1974年4月16日にR1chard E 、
5peeceに与えられたアメリカ合衆国特許第38
04255号もまた基本的には、上記アメリカ合衆国特
許第3476366号に記憶されるような、ポンプを用
いて水を循環させるとともに、水にガスを吹き込む装置
を開示しており、かつ廃水処理を主たる対象としている
しかしながら、これらのUS特許はいずれも、共給すべ
きガスの量を、処理すべき水の負荷量に応じて可変にす
るということは何ら教示も示唆もしていない。
他方、J AWWA (Jnurnal Arneri
canWater Works As5ociatio
n ) January 1971第63巻、ページ6
ないし9に記載される、RlE、 5peece著によ
るrHYPOLIMNIONAERATIONJという
題の論文においては、ダムにおける深層のエアレーショ
ンを目的とした装置が開示されている。
この装置は、ポンプによる水の循環方式と、酸素の溶解
度の上昇を目的とした深井戸方式とを併用している。
しかしながら、この装置においても、供給すべき酸素含
有ガスの量が深層の有機物負荷状態に応じて可変にされ
ていない。
以上のように、先行技術においては水中に酸素含有ガス
を吹き込むとともにポンプにより水を循環させる技術が
開示されるが、汚水の負荷、もしくは汚濁量の負荷(す
なわち水量×有機物濃度)の変動に対する酸素含有ガス
を可変にすることは従来何ら考慮されていなかった。
したがって、有機物負荷が過剰な場合、必要な酸素含有
ガス流量が不足し、他方、有機物負荷が少ない場合は酸
素含有ガスが過剰になる。
前者の場合は有機物の分解が不充分となり、後者の場合
には過曝気現象を引き起こして固液分離が困難・となり
、いずれも好ましくない現象を生じる。
従来は、一般的にポンプによる揚水流量および酸素含有
ガスの供給流量は、その水処理装置の最大処理負荷を基
準にして一定流量に予め設定されていた。
したがって、汚濁負荷にかかわらず必要以上の酸素含有
ガスの供給が行われていたので、ガス供給のための動力
費が高くついて不経済であるのみならず、汚濁負荷が大
幅に低下した状態が長期にわたれば、酸素ガスの溶存量
が過剰になって活性汚泥が自己消化し、上述したごとく
運転の継続が不能になるか、もしくは次の正常運転の再
開にトラブルを招くことがある。
この発明の水処理装置は、深さ方向にのびるように配置
され廃水を下降させる下降流路と、前記下降流路に隣接
して深さ方向にのびるように配置され前記下降流路を介
して供給される前記廃水を上昇させる上昇流路と、前記
上昇流路から前記下降流路へ前記廃水を循環させるため
の循環手段とを含む。
前記下降流路には酸素含有ガスを供給するためのガス供
給手段が設けられて、下降流路に供給される廃水内に酸
素含有ガスを吹き込む。
処理されるべき廃水に含まれる有機物負荷に相関する情
報が取り出される。
取り出された有機物負荷相関情報に応答して、前記酸素
含有ガスの供給流量が制御されて、それによって有機物
負荷に適した酸素含有ガスの供給流量が供給される。
好ましい実施例では、有機物負荷相関情報を取り出すた
めに、前記上昇流路から出てくる排ガスに含まれる炭酸
ガスの濃度を検出する手段が設けられる。
前記有機物負荷相関情報は前記炭酸ガス濃度を表わす情
報である。
また、有機物負荷相関情報を取り出すために、前記上昇
流路から出てくる排ガスに含まれる酸素ガスの濃度を検
出する手段が設けられてもよい。
この場合、有機物負荷相関情報は前記酸素ガスの濃度を
あられす情報である。
さらに好ましい実施例では、前記循環手段により揚水さ
れて下降流路へ循環される混合液の流量はあらかじめ定
められる量に設定される。
そして、供給している酸素含有ガスの流量が、前記あら
かじめ定める循環流量に対応する酸素含有ガスの流量を
越えたかどうかが判定される。
前記あらかじめ定められるポンプ循環流量に対応する酸
素含有ガス流量を越えた場合、前記循環手段のあらかじ
め定める流量を越える循環流量になるように前記循環手
段が制御される。
さらに他の好ましい実施例によれば、被処理水または廃
水に含まれる有機物負荷量が直接検出される。
この検出出力に応答して、有機物負荷量をそれに対応す
る必要な酸素供給流量との間のあらかじめ定められた関
数関係に従って、必要な酸素供給流量が演算される。
前記関数関係はあらかじめ記憶手段に記憶されている。
前記ガス供給流量制御手段は制御サイクルごとに、前制
御サイクル時の酸素含有ガス供給流量と前記相関情報域
り出し手段から取り出した情報とを比較して酸素含有ガ
ス供給流量を制御する。
それゆえに、この発明の主たる目的は、廃水の汚濁量の
負荷の変動に応じて供給すべき酸素含有ガスの流量を制
御しうる水処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、廃水の汚濁量の負荷の変動に応
じて供給すべき酸素含有ガスの流量を制御できるととも
に、あらかじめ定められた循環混合液流量に対応する酸
素含有ガスの流量を越えたときにそれを判定して前記あ
らかじめ定められる循環混合液流量を増加しうる水処理
装置を提供することである。
この発明のこれらおよび他の目的、特徴、局面および利
点は、添付図面とともに行なう以下の詳細な説明からよ
りいっそう明らかとなろう。
第1図はこの発明の基礎となる水処理装置の機械的な構
成およびこの発明の特徴の制御構成を概略的に示す。
この水処理装置は、ポンプ循環システムを用いた深井戸
タイプの廃水処理装置であるこの形式の水処理装置は、
基本的には、深さ方向に沿って配置され、供給された混
合液の下降流路Aを形式する内部管2と、深さ方向に沿
って前記内部管2を包囲するように配置されて上昇流路
Bを形式する外部管4とを含みそれらの管はいずれも地
中深く、たとえば地中100mに埋設される。
前記内部管2と前記外部管4とはその底部において連通
する。
前記外部管4は、前記外部管の横方向の大きさよりも大
きい幅を有するタンクまたは槽6に、その上部において
連結されている。
内部管2はこのタンク6を貫通してタンク上方まで延び
る。
前記タンク6の底部には可変容量型ポンプ8が連結され
、このポンプ8を介して前記内部管2から戒る下降流路
Aへ至る流路Cが形式される。
これによって、上昇流路Bを介して上昇した混合液が前
記町変容量型ポンプ8によって揚水されて、流路Cを介
して下降流路Aへ循環される。
他方、前記内部管2またはタンク60入口には同じく、
都市下水などの被処理水、すなわち廃水の供給管10が
連結される。
廃水が供給管10を介して内部管2またはタンク6へ供
給される。
内部管2と外部管4との間を活性汚染を含む廃水が流れ
る場合、抵抗および2個の管間の気泡の保持量の相違に
よりヘッド差があるため、たとえば下降流路Aと上昇流
路Bとの間には0.5〜7mものレベル差が形式されて
いるので、下降流路Aに供給された都市下水などの廃水
は、下降流路Aおよび上昇流路Bを介して循環される。
要すれば、可変容量型ポンプ8によって下降流路Aへの
揚水流量を変更することによって前記ヘッド差の調節に
基づき混合液の循環速度を変更することができる。
これについては後でより詳細に説明する。
さらに、前記下降流路Aの上部側には、ノズル12が設
けられる。
このノズル12には、酸素含有ガスの給気流路14を介
して可変容量型ブロア16に連結される。
この可変容量型ブロア16の駆動により、酸素含有ガス
が給気流路14およびノズル12を介して汚水中に供給
される。
供給された酸素含有ガスは混合液中に溶解され、汚水中
に含まれる有機物中の炭素を炭酸ガスに変化させる。
先に説明したように、この実施例の水処理装置は下降流
路Aと上昇流路Bとの間に0.5〜7mものレベル差が
設けられた100mもの水深を有する深井戸タイプの水
処理装置であるため、内部管2および外部管4の底部の
圧力は極めて高く、したがって汚水中に供給された酸素
含有ガスがよく溶解され、かつまたブロア16およびノ
ズル12を通じて酸素含有ガスが吹き込まれるとともに
、ポンプ8によって循環される混合液の流量により、乱
流が生じ、そのため汚水中に供給されたガスの気泡が極
めて微細になる。
したがって、水との接触時間も長くなり、酸素が極めて
よく水に溶ける。
上記タンク6に隣接して、固液分離装置18が設けられ
、それにより活性汚泥と浄水とに分離される。
浄水はそのまま後処理装置20へ給送され、他方、活性
汚泥は、汚泥かきよせ器33によって汚泥ピット34に
かきよせられる。
そして返送用ポンプ22を介して返送管24を介して下
降流路Aへ供給されるとともに、余剰汚泥は余剰汚泥後
処理装置26へ給送される。
この発明の特徴は、処理されるべき汚水の有機物負荷量
に応じてブロア16を介して汚水中に供給される酸素含
有ガス流量を変化させる点にある。
その目的で、有機物負荷量を検出するための手段28と
、この検出手段28の検出出力に応答して、検出した有
機物負荷量に適した酸素含有ガス供給流量を演算するた
めの制御機構100とが設けられる。
制御機構100は、予め定められたプログラムに基づき
、必要な酸素含有ガス供給流量を演算し、その演算した
値に基つき、可変容量型ブロア16に設けられた流量制
御機構16Aを制御するとともに、町変容量型ポンプ8
に設げられた揚水流量変更機構8aにも制御信号を与え
る。
本願発明の特徴である有機物負荷量検出手段28、と制
御機構100間の説明は以下に詳細に説明する。
第2図はこの発明の特徴をなす制御態様の基本原理を説
明するためのグラフである。
一般的に、有機物負荷量Xと必要な酸素含有ガス供給流
量Aとの関係は直線関係にあることが知られている。
すなわち、 A=ax の関係が成立する。
ここにおいて、aは水処理装置によって予め定められた
定数であり、上記関数は予め設定される。
ゆえに、ある有機物付加量をX。
とすれば、上記関係から、必要な酸素含有ガス供給流量
A。
がaXo どなる。理論的には、上記関数に従って正確
にその必要な酸素含有ガス供給量が求められるが、現実
には、供給する酸素供給流量はある幅をもって制御され
るので、それに対応させるために、通常必要な酸素含有
ガス供給流量にはある許容範囲が定められている。
理想的な値からの許容範囲をCとすれば、図示のように
、全体的な許容範囲は、A=axの直線をはさんでそれ
ぞれA = a x + cとA−aX−cの2本の直
線の間になる。
したがって、処理されるべき汚水に含まれる有機物負荷
を正確に検出しさえすれば、きめ細かく必要な酸素供給
流量を制御することが可能である。
有機物負荷量を直接検出するために、たとえば、紫外線
フィルタを透過した光の変化によって測定できる。
そして、上記第2図に示されたA−aXの関数を予め記
憶しておき、上記紫外線フィルタを用いて得られる光量
によりモニタされて測定された有機物負荷量にしたがっ
て必要な酸素含有ガス供給流量が演算もしくは読み出さ
れることができる。
第3図は上述した第2図の基本原理を実現するためのフ
ローダイアグラムである。
このフローダイアグラムを通じて、この発明の基本原理
をより詳細に説明する。
この説明に先立ち、まず、可変容量型ブロア16(第1
図)により現在供給されている酸素含有ガス供給流量を
APとする。
この酸素供給流量APは前サイクルにおいて演算により
決定された量である。
もちろん、この現在酸素含有ガス供給流量APは、ブロ
ア16から直接供給されている供給流量を実測した値で
もよい。
このような情況を想定した上で以下に詳細に説明する。
(1) 酸素含有ガス供給流量が多すぎる場合 まず、ステップS1において、処理されるべき汚水に含
まれる有機物負荷量が紫外線フィルタによって測定され
る。
その測定値をX。とする。
次に、ステップS2において、予めメモリ、たとえばリ
ードオンリメモリに記憶されたAaxの関数から、必要
な酸素含有ガス供給流量Aoが演算される。
次にステップS3で、現在の酸素含有ガス供給流量を記
憶する記憶装置に記憶された供給流量AP (この量は
、前述したように、通常、記サイクルにおいて決定され
た流量であってもよ(、又は現に供給している酸素含有
ガス供給量を直接検出して一時記憶された量でもよい)
が読み出される。
そして、ステップS4において現在供給している酸素含
有流量APから、ステップS2において決定された必要
な酸素含有ガス供給流量A。
を減算した値が許容範囲Cよりも大きいかどうかが判断
される。
今、現在の酸素供給流量が多すぎる場合を想定している
ので(Ap Ao )はCよりも大きいので、プロ
グラムは次のステップS5へ進。
ステップS5では、可変容量ブロア16を介して供給す
る酸素含有ガスの供給流量なlランク下げる。
酸素含有ガス供給流量を1ランク下げた後、次のステッ
プS6において現在酸素含有ガス供給流量記憶装置に記
憶された情報をクリアして、ステップS5において決定
された新たな酸素含有ガス流量をAPとして記憶する。
このようにして、供給すべき必要な酸素含有ガス流量は
酸素含有ガス流量の1制御サイクルが行われる。
現在供給して(・る酸素含有ガス流量が対応する適当な
範囲内に入るまで上記制御サイクルが繰り返される。
このサイクルが繰り返されるごとに、現在の酸素含有ガ
ス供給流量APが小さくなっていくので、あるサイクル
の段階において、ステップS4において(Ap Ao
)がCよりも小さくなる。
応じて、プログラムは今度はステップS7へ進む。
ステップS7では、ステップS4とは逆に(Ao A
p )の値がCよりも大きいかどうかが判定される。
現在の酸素含有ガス供給流量が第2図に示される許容範
囲内にあれば、(Ao Ap)はCよりも小さい。
したがってステップS7の判断はNoとなり、次のサイ
クルのスタートへ進む。
このようにして、測定した有機物負荷量に対応する適正
な酸素含有ガス供給量になるように制御される。
(2)現在の酸素含有ガス供給流量が少なすぎる場ム ロ 上記(1)において想定した場合と同じように、プログ
ラムはステップS1からステップS4までは同じように
進む。
しかし、ステップS4においては、この例の場合現在供
給している酸素含有ガス供給流量が少なすぎる場合を想
定しているので、(AP−Ao )はCよりも小さくな
るその結果、プログラムは次のステップS7へ進む。
ステップS7では、ステップS4とは逆に(Ao−AP
)がCよりも大きいか否かが判断される。
現在供給している酸素含有ガス流量が少ないので、その
判断はYESである。
したがって、ステップS8において1.可変容量ブロア
16を介して供給している酸素含有ガスの供給流量を1
ランク上げる。
そして、次のステップS9において前述したステップS
6と同じ動作が行われる。
すなわち、現在の酸素含有ガス供給流量を記憶する記憶
手段にストアされた情報をクリアして、新たに決定され
た情報APがストアされる。
このようにして、1制御サイクルが行われる。
そして、この制御サイクルが繰り返されるごとに、酸素
含有ガス供給流量がその都度1ランクずつ上げられてい
るので、現在酸素含有ガス供給流量APが上昇する。
その結果、ある制御サイクルのステップS7の段階にお
いて、(Ao−AP)がCより小さくなる。
これは現在の酸素含有ガス供給流量が、第2図の許容範
囲内になるように制御されたことを意味する。
(3)現在供給している酸素含有ガス供給流量が、ちょ
うど測定した有機物負荷量に対応する必要な酸素含有ガ
ス供給流量A。
の許容範囲内にある場合は、前述した(1)および(2
)の場合の説明から明らかなように、ステップS1 、
S2 、S3゜S4およびS7のルーチンを進むサイク
ルが繰り返される。
以上のような第3図のフローダイアグラムにより、第2
図に示した有機物負荷量とそれに対応する必要な酸素含
有ガス供給流量への制御態様が理解されよう。
このようなこの発明の基本的構成によれば、たとえば有
機物負荷量が非常に小さく、究極的にはゼロになった場
合、応じて、必要な酸素含有ガス供給流量もゼロとなり
、ブロアの駆動を停止させることもできる。
第2図および第3図を参照して説明した上述の基本的構
成では、可変容量型ポンプ8を介して下降流路Aへ循環
させる混合液流量を予め定められる大きな流量Wになる
ように設定した。
換言すれば、上述の説明では、下降流路へ供給する酸素
含有ガスの流量と、ポンプを介して循環させる流量との
関係を特に考慮する必要のないように、循環流量を大き
な値Wに設定した。
しかしながら、一般的には供給すべき酸素含有ガス流量
Aと、循環流量Wとの関係は、気液比(A/WまたはA
/(A十W))が0.2、より好ましくは0.16より
も小さくする必要がある。
なぜならば、この値よりも気液比が大きくなれば、クロ
ラギング現象が生じ、安定した気液2相流が得られない
からである。
そこで、前記気液比を考慮して、必要な酸素含有ガス供
給流量に応じて、循環流量を段階的に制御することも考
えられる。
そこで、再度、第2図を参照して、循環流量の制御に関
する原理を説明する。
まず初期循環流量をWlとし、A/(A+W1)=0.
16になるような酸素含有ガス供給流量Aまでの範囲を
前記初期循環流量W1に設定する。
そし、てA/A+W1が0.16を超えると、循環すべ
き流量を1ランク上げてW2に設定する。
この循環流量のWlからW2への変更は、可変容量ポン
プ8を直接制御して可変してもよく、またはポンプ8を
複数個設けており、必要な酸素含有ガス供給流量の変化
に応じて、段階的に複数個の可変容量ポンプの各々を順
次駆動するように制御してもよい。
以上のようにして、気液比を予め考慮して、その気液比
を制御サイクルごとに演算して、循環流量を段階的に増
減することができる。
第4図は、第2図を参照して説明した酸素含有ガス流量
および循環流量の両方を制御する制御態様を説明するた
めのフローダイアグラムである。
基本的には、第3図で説明した必要な空気または酸素含
有ガス供給流量を決定するステップS1ないしS9まで
は同じである。
(1)測定した有機物負荷量X。
に対して、現在、過剰な酸素含有ガス流量Aa(第2図
)が供給されていた場合を想定する。
この場合は、それまでの制御にしたがって、供給されて
いる循環流量はW3であることが第2図かられかる。
このような条件のときに、いかに酸素含有ガス供給流量
が減少させるとともに循環流量を減少させるかについて
第4図を参照して説明する。
現に供給されている酸素含有ガス流量が過多の場合であ
るので、上記第3図の説明の(1)の場合の説明にした
がって、ステップS1からステップS6までのプログラ
ムが順次行われる。
そして、ステップS6の後、今度はステップS11にお
いて現在供給している循環流量を記憶した記憶装置から
、その記憶した現在循環流量Wが読み出される。
今の例の場合WはW3である。
次にステップS12においてA/(A十W)が演算され
、その演算された値が0.06よりも小さいかどうかが
判定される。
今の例の場合、Wは上述したようにW3であるが、Aは
、すでにステップS6においてA(1から1ランク下げ
られてA (1o となっている。
そして、その1ランク下げられた値Aao に対しては
Aao/(Aao+W3)は0.06よりも小さい。
したがって、プログラムはステップ812からステップ
S13へ進むことになる。
そして、ステップ313において、循環流量Wが1ラン
ク下げられて流量がWlとなる。
そして、ステップS14において記憶装置にストアされ
ていた前の循環流量W3がクリアされて新たに決定され
た循環流量W2がその記憶装置にストアされる。
このようにして、循環流量が1ランク下げられ新しい情
報が記憶された後、再びステップS11およびS12へ
進み同じ操作がくり返される。
この場合はステップS12においては、今度はWはWl
の値であり、Aは上述したAaoであることに留意され
たい。
その結果、Aao/ A (A ao +W 2 )は
0.06よりも大きくなるので、ステップ812はNO
となり、1制御サイクルが終了する。
このようにして、まず供給すべき酸素含有ガス流量が1
ランク下げられた後、その下げられた酸素含有ガス流量
に対応する循環流量が設定される。
次の制御サイクルで、酸素含有ガス供給流量がさらに1
ランク下げられれば、応じてそれに対応する循環流量が
決定されるのは上述したフローを繰り返すことによって
容易に達成される。
(2)次に、現在供給している酸素含有ガス供給流量が
、有機物負荷量X。
に対して必要な供給酸素含有ガス流量の許容範囲よりも
少ない量Aβである場合を想定する。
この場合は、上述した第3図の動作の(2)の制御サイ
クル、すなわちステップS1.S2゜S3.S4.S7
.S8およびS9までのステップが行われる。
そして、ステップS9の後、前述したステップ811と
同じ要領で、記憶装置にストアされた現在の循環流量W
が読み出される。
第2図かられかるように、現在の循環流量はWlである
そして、ステップ316において、A/(A十W)が演
算され、その演算された値が0.16よりも小さいかど
うかが判定される。
Aは上述のステップS8において酸素含有ガス供給流量
が1ランクアツプされ、その結果、必要な許容範囲内の
値Aβ0になっているものとする。
したがって、A/(A+W)Aβ。
/(Aβo+W1)となる。この値は、この第2図の位
置関係からも明らかなように、0.16よりも高い値で
ある。
したがって、プログラムはステップ816かも817へ
進む。
ステップS17では、循環流量Wが1ランクアツプされ
る。
すなわち循環流量がWlになるように制御される。
そして、ステップ318において、記憶装置にストアさ
れていた前の循環流量W1がクリアされて、新たに循環
流量W2がストアされる。
その後ステップS15およびS16で同じ操作が繰り返
され、A/(A+W)が0.16よりも小さくなっては
じめて、1制御サイクルが終了する。
なお、いうまでもなく、有機物負荷量X。
に対して、現在供給している酸素含有ガス供給流量が適
正な許容範囲内にある場合には、ステップS1.S2.
S3.S4およびS7を経由して1制御サイクルが終了
することは明らかであろう。
第5図はこの発明の他の実施例の基本原理を説明するた
めのグラフである。
第2図の実施例の場合は、有機物負荷量を直接測定して
それに対応する必要な酸素含有ガス供給流量を直接演算
して求めていたのに対し、第5図の実施例では、有機物
負荷量を直接測定せず、間接的に有機物負荷量に相関す
る。
上記流路Bを介して排出される排ガスの酸素ガス濃度ま
たは炭酸ガス濃度(以下、便宜上酸素ガス濃度の例につ
いて説明する)を測定し、それを有機物負荷に相関する
情報として取り出して必要な酸素含有ガス供給流量を求
める。
その目的で、第1図では、有機物負荷量検出手段28は
、酸素ガス分析計である。
そして、タンク6の上部は、上昇流路から排出されるガ
スを密閉するように蓋30が設けられる。
この蓋30に管32を介して、タンク6の上方に排出さ
れた排ガスが大気へ排出されるとともに、その一部が酸
素ガス分析計28へ与えられる。
このようにして、酸素ガス分析計28は上昇流路Bを介
して排出された排ガスに含まれる酸素ガスの濃度を測定
する。
排ガスに含まれる炭酸ガスを測定する場合は、酸素ガス
分析計28に代わって炭酸ガス分析計が用いられるのは
いうまでもない。
第5図のグラフも基本的には第2図のグラフと同じよう
に、縦軸に必要な酸素含有ガス供給流量横軸に有機物負
荷量をそれぞれ取っている。
そして、有機物負荷に対する必要な酸素含有ガス供給流
量の関数として、直線L1の関数関係が成立する。
しかし、この実施例では、直接有機物負荷量を測定する
わけではなく、そのパラメータとなるのは排ガスに含ま
れる酸素ガス濃度である。
排ガスに含まれる酸素ガス濃度の変化は原点を中心にし
た回転方向にとられる。
直線L2は排ガスに含まれる酸素ガス濃度の最大許容値
、たとえば排ガス中の酸素が15%もある場合を示し、
直換L3は排ガスに含まれる酸素ガス濃度の最小許容値
、たとえば排ガスに含まれる酸素が5%しかない場合を
示す。
そして直線L2とA3で囲まれた斜線の領域に、有機物
負荷に対する必要な酸素含有ガス供給流量が存在するよ
うに制御する。
より詳細に説明すると、まず前提として今供給されてい
る酸素含有ガス供給流量をA1とする。
そしてそのときの状態において上昇流路を介して排出さ
れるガス中に含まれる酸素ガス濃度が測定される。
そのときの排ガス中に含まれる酸素ガス濃度が最小許容
量よりもさらに小さな値にあるとする。
その排ガスに含まれる酸素ガス濃度の最小許容値よりも
小さな値に対する直線をA5とすれば、酸素含有ガス供
給流量A1を表わす横軸に平行な線と、前記直線L5と
の交点Aが、現在の酸素含有ガス供給流量と有機物負荷
量との関係を表わす点である。
第5図に示すように、この点Aは、許容範囲からはずれ
ているので、酸素含有ガス供給流量をA1からA2まで
lランク上昇させて、点A。
の許容範囲内まで上昇させる必要がある。
循環流量の関係については、第2図において説明した考
え方と同じである。
今の例の場合、酸素含有ガス供給流量を1ランク上げて
も循環流量W2の範囲内であるので、循環流量の制御は
必要ではない。
ところが、もしも現在の酸素含有ガス供給流量がA2で
あるとし、そのときの排ガスに含まれる酸素ガス濃度が
最小許容値以下であり、たとえば直線L5で表わされる
排ガス中の酸素ガス濃度とすれば、現在の酸素含有ガス
供給流量と有機物負荷とを表わす状態は点Bで表わされ
る。
この場合も、前述した点Aの場合と同じ要領で、酸素含
有ガス供給流量をA2からA3まで1ランク上昇させる
必要がある。
しかしながら、このときはさらに酸素含有ガス供給流量
の増大に伴って、気液比の一定関係がくずれるため、循
環流量もW2からW3に1ランク上昇させる必要がある
ということが第5図から見られる。
次に、有機物負荷量と酸素含有ガス供給流量の関係にお
いて、現在の状態が酸素含有ガス供給流量が過多の場合
を想定する。
酸素含有ガス供給流量が過多の場合は、応じて上昇流路
を介して排出されるガスに含まれる酸素ガス濃度も、予
め定められる最大許容値、たとえば15%、よりも多く
なる。
いま、供給している酸素含有ガス流量をA3とし、その
ときの排ガスに含まれる酸素ガス濃度がたとえば直線L
4に表わされる量にあれば、現在の酸素含有ガス供給流
量と有機物負荷との状態は、酸素含有ガス供給流量A3
を表わす横軸に平行な線と直線L4との交点Cであられ
される。
したがって、この場合は、酸素含有ガス供給流量をます
A3からA2まで1ランク下げ、それによって許容範囲
にある点C6まで下げる必要がある。
このとき、合わせて循環流量もW3からW2まで下げな
げればならない。
点りの場合は、酸素含有ガス供給流量を1ランク下げる
に留まり、循環流量はそのまま維持すればよいことが理
解されよう。
第6図は第5図で説明した基本原理を実現するためのフ
ローダイアグラムの一実施例を示す。
理解を容易にするために、第5図に示した値および記号
を用いて具体例として説明する。
(1)現在の状態が点Aにある場合: このときは、前述したように、必要な制御は酸素含有ガ
ス供給流量を1ランクアツプすることである。
まず、ステップS31において、排ガスに含まれた酸素
ガス濃度が測定される。
ステップS32において、その測定された排ガスに含ま
れた酸素ガス濃度を02として記憶装置に一時的にスト
アする。
そして、ステップ833において、その測定された値0
2と、予め記憶装置に記憶されている許容最大濃度02
MAXとの差が演算されて、その演算された値が正か負
かが判断される。
第5図から明らかなように、点Aは、最小許容ラインL
3よりもさらに小さなラインL5上にあるので、上記差
は当然負となる。
したがって、プログラムは次のステップS34へ進む。
ステップS34では、今度はステップS31で測定した
酸素ガス濃度02と、許容最小濃度02MINとの差が
演算され、その差が正か負かが判定される。
排ガス02濃度は、上述したL5」二にあるので、やは
り、上記差もまた負である。
したがって、プログラムはステップS35へ進む。
ステップ835で酸素含有ガス流量が1ランク上げられ
、A1からA2になる。
ステップS36では、現在の酸素含有ガス供給流量を記
憶する記憶装置に記憶された現在酸素含有ガス供給流量
、この場合A1がクリアされて、新たにA2が記憶され
る。
その後、ステップS37において、現在の循環流量Wが
読み出される。
現在の循環流量は、第5図から明らかなようにW2であ
る。
次のステップ338において、A/(A+W)が演算さ
れて、その演算された値が0,16よりも小さL・かど
うかが判断される。
今の例の場合、A/(A+W) −A2/(A2+W2
)であり、それは第5図からも明らかなように0.1
6よりも小さい。
したがってプログラムはステップ338から次の制御サ
イクルのためステップS31へ戻る。
このようにして1制御サイクルにおち・て、点Aが許容
範囲内にある点A。
になるように制御される。
(2)現在の状態が点Bにある場合: この場合は、酸素含有ガス供給流量を1ランク上げると
ともに、循環流量も1ランク上げる必要がある。
酸素含有ガス供給流量を1ランク上げるまでの操作は、
上述した(1)の場合と同じようにステップS31から
ステップ338までを進むことによって行なわれる。
ステップ838で行われる演算A/(A+W)は、この
例の場合、A3/(A3+W2)である。
この値は、明らかに0516よりも大きくなっているの
で、ステップ838の判断はNOとなる。
したがって、プログラムはステップ339へ進み、ステ
ップS39において循環流量を1ランク上げて、W2か
らW3にする。
その後、ステップS40において、記憶装置に記憶され
ていたそれまでの循環流量W、今の例の場合W2がクリ
アされて、新たに設定された循環流量W3が記憶装置に
ストアされる。
しかる後、再びステップS37へ戻って現在のWが読み
出される。
現在のWは、直前のステップS40においてW2からW
3に更新されているので、今回読み出された循環流量W
はW3となる。
そして、ステップ338において、今度はA/(A+W
)A3/(A3+W3)となるので、当然その子直は0
.16よりも小さくなるので、その判断はYESとなる
このようにして酸素含有ガス供給流量とそれに必要な循
環流量とが制御された。
(3)現在の状態が点Cにある場合: この場合は、現在供給している酸素含有ガス流量が多す
ぎる場合である。
ステップS31゜S32およびS33までのステップは
上記(1)で示した場合と同じである。
ステップS33において、(0202MAX)は今度正
になる。
なぜならば、排ガスに含まれる酸素ガスの測定値02は
、02MAXを表わす直線L2 よりもさらに大きな値
を示す直線L4上にあるからである。
したがって、プログラムはステップS33から341へ
進む。
そして、ステップS41において、現在の酸素含有ガス
供給流量A3かも1ランク下げられてA2にされる。
ステップS42では、記憶装置にストアされていたそれ
までの酸素含有ガス供給流量A3がクリアされて、新た
に設定された供給流量A2が記憶手段にストアされる。
そして、ステップ343において、現在の循環流量Wが
読み出される。
現在の循環流量は、今の例の場合、W3である。
そして、ステップS44において、A、/(A+W)が
演算されるが、今の例の範囲は、A/(A+W)A2/
(A2+W3)であり、これが0.06よりも小さいか
どうかが判断される。
循環流量はW3のままであるのに対し、酸素含有ガス供
給量はA3からA2にダウンしているので、その演算し
た値は当然0.06よりも小さくなる。
したがって、プログラムは次のステップS45へ進み、
ステップS45において循環流量Wが1ランク下げられ
てW3からW2に降下する。
そして、ステップ346において、記憶装置にストアさ
れていたそれまでの循環流量W3がクリアされて、新た
に設定された循環流量W2が記憶装置にストアされる。
しかる後、ステップS43へ戻って、再び記憶手段から
現在の循環流量が読み出される。
ステップ346において、新たに設定した循環流量W2
が記憶されているので、今回読み出される循環流量Wは
W2である。
したがって、次のステップS44では、A/(A+W)
はA2/(A2+W2)となり、この値は当然0.06
よりも大きな値であるので、ステップS44の判断はN
Oとなる。
このようにして、必要な酸素含有ガス供給流量が1ラン
ク下げられるとともに循環流量も1ランク下げられた。
(4)現在の状態が点りにある場合: この場合は、上載3)と同じようにステップS31 、
S32.S33.S41.S42゜S43およびS44
までが行われる。
そして、ステップS44では、A/(A+W)はA3/
(A3+W3)となるので、その演算値は当然0.06
よりも大きい値となるため、ステップS44の判断はN
Oとなる。
このようにして、この例の場合は単に酸素含有ガス供給
流量をlランク下げるに留まる。
(5)現在の状態が点E1にある場合: この例の場合は、排ガスに含まれる酸素ガス濃度の検出
値が極めて低い場合、したがって酸素含有ガス供給流量
を単に1ランクの上昇させるだけでは追随できない場合
を示す。
基本的には、上載1)および(2)のステップを繰り返
すだけであることは容易に理解されよう。
まず、点E1からE2への上昇のときは、上記(2)の
場合の動作に従って、酸素含有ガス供給流量を1ランク
上げるとともに循環流量も1ランク上げられる。
そして次の制御サイクルにおいて、点E2からE3へ上
昇され、このときは、上述した(1)の動作に従い酸素
含有ガス供給流量の1ランクの上昇のみが行われる。
続いて、点E3からE4への移行もまた、上述の(1)
の動作が行われる。
このようにして、3回の制御サイクルが繰り返された結
果有機物負荷に対する必要な酸素含有ガス供給流量およ
び循環流量が決定される。
第6図の実施例では、排ガスに含まれる酸素ガス濃度を
検出し、その酸素ガス濃度を基準にして必要な酸素含有
ガス供給流量および循環流量を制御していくシーケンス
を示したが、前述したように、排ガスに含まれる炭酸ガ
ス濃度を検出して、それに基づき必要な酸素含有ガス供
給流量および循環流量を制御することもできる。
この場合、ステップS31で、酸素ガス濃度の測定に代
わって、炭酸ガス濃度を測定することになり、したがっ
てステップS32ではCO2が記憶されることになる。
そして、ステップS33では(CO2−CO2MIN)
〈0の判断が行われる。
かつステップS34では(CO,−CO2MAX)>0
の判定が行われる。
いうまでもなく、CO2MINおよびCO2MAXは、
それぞれ許容最小濃度および許容最大濃度を示す。
排気ガスに含まれる酸素ガス濃度と炭酸ガス濃度とは相
互に反比例するため、炭酸ガス濃度を測定する場合は、
第6図におけるステップ333と834との関係が逆に
なっていることが理解されよう。
第7図はこの発明の制御部分のハードウェア構成を示す
ブロック図である。
基本的には、制御部は、中央処理装置110と、予め定
められたプログラム、たとえば第3図、第4図および第
6図のようなプログラムを記憶する第1のリードオンリ
メモリ120と、有機物負荷量の、測定値から必要な酸
素含有ガス供給流量を演算するために予め設定された第
2図のような関数を記憶する第2のリードオンリメモリ
130と、検出もしくは測定されたデータを記憶するた
めのランダムアクセスメモリ140と入出力ポート15
0とを含む。
有機物負荷量に相関する情報を検出するための検出装置
200から検出された情報、たとえば排ガス中の炭酸ガ
ス濃度情報、または排ガス中の酸素ガス濃度または有機
物負荷量情報;供給している酸素含有ガス流量を検出す
る検出装置210から検出された現在供給している酸素
含有ガス流量情報;ならびにポンプにより上昇流路から
下降流路へ循環される混合液の循環流量を検出する手段
220から検出された現在循環している流量情報が、そ
れぞれ、リードオンリメモリ120および130、ラン
ダムアクセスメモリ140および入出力ポート150と
通信するため、入出力インタフェイス160およびデー
タバス170を介して転送される。
また、中央処理装置110とリードオンリメモリ120
および130、ランダムアクセスメモリ140および入
出力ポート150との間には制御バス180およびアド
レスバス190が設げられている。
より詳細に説明すれは、ランダムアクセスメモリ140
は転送されるデータのための記憶装置として用いられる
たとえば、排ガス中の酸素ガス濃度が検出された場合は
、その検出された酸素ガス濃度情報が入出力インクフェ
イス160、入出力ポート150およびデータバス17
0を介してランダムアクセスメモリ140ヘスドアされ
る。
また、中央処理装置110はIJ−ドオンリメモリ12
0にストアされたプログラムにしたがって一連の処理動
作を行う。
リードオンリメモリ120にストアされたプログラムに
したがって中央処理装置110で行われた演算により新
たに設定された酸素含有ガス供給流量および循環流量は
データバス170を介してランダムアクセスメモリ14
0ヘスドアされるとともに、データバス170および入
出力ポート150、入出力インタフェイス160を介し
て酸素含有ガス供給流量制御装置230および循環流量
制御装置240へ与えられる。
なお、たとえば第4図のプログラムにおいて、現在の酸
素含有ガス流量や現在の循環流量を用いるステップが見
られるが、これらの情報は、酸素含有ガス流量検出手段
210や循環流量検出手段220から与えられて、ラン
ダムアクセスメモリにストアされた情報を用いることが
できるが、通常、酸素含有ガス供給流量や循環流量は、
前制御サイクルにおいて決定された酸素含有ガス供給流
量および循環流量であるのが通常であるので、前制御サ
イクルにおいて決定された酸素含有ガス供給流量および
循環流量をランダムアクセスメモリ140にストアして
、このストアされた情報を読み出すようにすることもで
きる。
第8図はこの発明の水処理装置における酸素含有ガス供
給手段の変形例を示すため全体構成の概略図である。
前に説明したように、被処理水中への酸素含有ガスの溶
解を良好に行えるようにするためには、供給すべき酸素
含有ガスの水中の気泡をできるだけ微細にするのがよい
第8図の実施例はそのような気泡を微細にするための改
良を含む。
基本的構成は第1図に示されるものと同様である。
したがって、第1図に示した参照数字により表わされる
エレメントと同一または類似の部分には同一の参照数字
を付す。
第8図の変形例では、ノズル12のはき出し口12aの
下部近くに、スクリュー50が被処理水に下降方向への
推進流を起こさせる状態で、回転駆動自在に設けられて
いる。
ノズル12から供給された酸素含有ガス等の気泡が、前
記スクリュー50により強制的に攪拌されて微細化され
るとともに下向循環流が発生されてうまく下降流動され
る。
第9図および第10図は第8図の強制攪拌部分の他の変
形例を示す。
この変形例によれば、駆動回転自在に中空シャフト60
が設けられ、この中空シャフト60の下端にはその中空
シャフトの径、よりも大きい径を有する有底筒状体61
が連結される。
筒状体610周方向には所定間隔を隔てスクリュ羽根6
2が設けられる。
この羽根62のそれぞれの回転方向下手側に近接して位
置決めされるはき出し口12aが設けられる。
酸素含有ガスを供給する供給管14と前記中空シャフト
60とはロークリジヨイント63によって連通ずるよう
連結されている。
したがって、圧縮機16から供給管14を介して供給さ
れた酸素含有ガスはロータリジヨイント63および中空
シャフト60を介してノズル12のはき出し口12aへ
至る。
はき出し口12aを介してはき出されたガスは、その回
転方向下手側に位置決めされたスクリュ羽根62により
微細化気泡にされる。
このような構成によれば、酸素含有ガスを供給する際に
、スクリュ羽根12の回転に伴い、減圧雰囲気が得られ
るので、はき出し口12aのそれぞれに対しての被処理
水からの水圧が低減されることができしたがってそのガ
ス供給圧力、すなわち圧縮機16の動力をより小さく干
ることができる。
被処理水中への酸素含有ガス等の水中での気泡を微細化
するために、前述のように、スクリュ50やスクリュ羽
62等に必らず、各種の構造変形が可能であるのは当業
者であれば容易に理解されよう。
このよう”に、第8図ないし第10図に示される実施例
によれば、被処理水中に供給された酸素含有ガスの気泡
が微細化されるので、それらの供給ガスの浮力を減少す
ることができ、したがって圧縮機等において、そのガス
供給のための動力を小さくして被処理水とともに良好に
下降流動させることができる。
加えて、気泡が微小なため、酸素含有ガスを良好に加圧
溶解させることができる。
さらに、供給ガスの浮上を抑制できるので下降流動に伴
い、下降流路Aの上端側内周面近くに発生付着する気泡
の成長を供給ガスによって助長することが防止される。
したがって、気泡が空気溜に成長してそれが破裂するこ
とにより生じる被処理水の漏れ等のトラブルの発生も抑
制することができる。
以上説明した実施例は例示であり他の変形が可能である
たとえば、排ガスに含まれる酸素ガスの含有率を検出す
るために、ガス分析によりその酸素ガスの含有率を検出
することもできる。
また可変容量型フロアまたは圧縮機16から給気流路1
4を介して被処理水中に供給される酸素含有ガスの流量
は、制御機構100において演算された値を利用してい
るが、給気流路14から直接供給流量を実測することも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基礎となる水処理装置の機構的な構
成およびこの発明の特徴の制御構成を概略的に示す。 第2図はこの発明の詳細な説明するための必要な酸素含
有ガス供給流量と有機物負荷量との関係を示すグラフで
ある。 第3図は有機物負荷の変動に従って供給すべき酸素含有
ガスの流量を決定する制御動作を説明するためのフロー
ダイヤグラムである。 第4図は有機物負荷の変動に応じて供給すべき酸素含有
ガスの流量および循環流量を制御する動作を説明するた
めのフローダイヤグラムである。 第5図はこの発明の他の実施例の原理を説明するための
グラフである。 第6図は第5図に示された原理に基づく制御動作を説明
するためのフローダイヤグラムである。 第7図はこの発明の制御部分のハードウェア構成を示す
。 第8図は、この発明の水処理装置における酸素含有ガス
供給手段の変形例を示すための全体的構成の概略図であ
る。 第9図は、第8図の酸素含有ガス供給手段の攪拌部分の
要部の断面図である。 第10図は第9図の■−IX線の断面図である。 図において、Aは下降流路、Bは上昇流路、2は内部管
、4は外部管、8は可変容量型ポンプ、16は可変容量
型フロア、100は制御機構、110は中央処理装置、
120および130はリードオンリメモリ、140はラ
ンダムアクセスメモリ、150は入出力ポート、200
は有機物負荷相関情報検出装置、210は酸素含有ガス
流量検出装置、220は循環流量検出装置、230は酸
素含有ガス供給流量制御装置、240は循環流量制御装
置を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機物を含有する廃水を処理するための水処理装置
    であって、 深さ方向に延びるように配置され、前記廃水と活性汚泥
    とから戒る混合液を下降させるための下降流路と、 前記下降流路の外側に隣接して深さ方向に延びるように
    配置され、前記下降流路を介して供給される前記混合液
    を上昇させるための上昇流路と、前記上昇流路から前記
    下降流路へ混合液を揚水して循環させる循環手段と、 前記下降流路に酸素含有ガスを供給するための酸素含有
    ガス供給手段と、 前記上昇流路又は下降流路に作動的に設けられ、前記供
    給された廃水に含まれる有機物負荷に相関する情報を取
    り出す有機物負荷相関情報取出し手段と、 前記有機物負荷相関情報取出し手段からの情報に応答し
    て、前記酸素含有ガス供給手段の供給流量を制御する手
    段とを備えた、水処理装置。 2 前記有機物負荷相関情報取出し手段は、廃水に含ま
    れる有機物負荷量を直接検出する有機物負荷量検出手段
    を含み、 前記有機物負荷相関情報は前記有機物負荷量を表わす情
    報である、特許請求の範囲第1項記載の水処理装置。 3 前記有機物負荷量検出手段は紫外線フィルタである
    、特許請求の範囲第2項記載の水処理装置。 4 前記酸素含有ガス供給流量制御手段は、廃水に含ま
    れる有機物負荷量とそれに対応する必要な酸素含有ガス
    供給流量との間の予め定められた関数関係を記憶する第
    1の記憶手段と、前記有機物負荷量検出手段からの検出
    出力に応答して前記第1の記憶手段に記憶された関数関
    係から、前記検出出力に対応する酸素含有ガス供給流量
    情報を導出する手段と、 前記酸素含有ガス供給手段が現在供給している供給流量
    を検出する手段と、 前記酸素含有ガス供給流量情報導出手段から導出された
    供給流量情報と、前記供給流量検出手段により検出され
    た現在供給流量情報とを比較する手段と、 前記比較手段出力に応答して、前記酸素含有ガス供給手
    段からの供給流量を、所定の許容供給流量範囲になるよ
    うに制御する手段とを含む、特許請求の範囲第2項記載
    の水処理装置。 5 前記有機物負荷相関情報取出し手段は、前記上昇流
    路から出てくる排ガスに含まれる炭酸ガス濃度を検出す
    る炭酸ガス濃度検出手段を含み、前記有機物負荷相関情
    報が前記炭酸ガス濃度を表わす情報である、特許請求の
    範囲第1項記載の水処理装置。 6 前記酸素含有ガス供給流量制御手段は、前記炭酸ガ
    ス濃度検出手段により検出された炭酸ガス濃度が、予め
    定められた、前記排ガス中に含まれる許容しうる最大値
    と最小値との間にあるかどうかを判定する手段と、 前記判定手段出力に応答して、前記酸素含有ガス供給手
    段からの供給流量を所定の許容供給量範囲になるように
    制御する制御手段とを含む、特許請求の範囲第5項記載
    の水処理装置。 7 前記有機物負荷相関情報取出し手段は、前記上昇流
    路から出てくる排ガスに含まれる酸素ガス濃度を検出す
    る酸素ガス濃度検出手段を含み、前記有機物負荷相関情
    報が前記酸素ガス濃度を表わす情報である、特許請求の
    範囲第1項記載の水処理装置。 8 前記酸素含有ガス供給流量制御手段は、前記酸素ガ
    ス濃度検出手段により検出された酸素ガス濃度が、予め
    定められた、前記排ガス中に含まれる許容しうる最大値
    と最小値との間にあるかどうかを判定する手段と、 前記判定手段出力に応答して、前記酸素含有ガス供給手
    段からの供給流量を所定の許容供給流量範囲になるよう
    に制御する制御手段とを含む、特許請求の範囲第7項記
    載の水処理装置。 9 前記酸素含有ガス供給手段は酸素含有ガス供給路を
    有し、その供給路の出口近くに、水中の気泡を微細化す
    るための気泡微細化手段を含む、特許請求の範囲第1項
    記載の水処理装置。 10 前記気泡微細化手段は、前記供給路と兼用され
    ている、特許請求の範囲第9項記載の水処理装置。 11 前記気泡微細化手段は、前記供給路と独立して
    設けられている、特許請求の範囲第9項記載の水処理装
    置。 12 有機物を含有する廃水を処理するための水処理
    装置であって、 深さ方向に延びるように配置され、前記廃水と活性汚泥
    とから威る混合液を下降させるための下降流路と、 前記下降流路の外側に隣接して深さ方向に延びるように
    配置され、前記下降流路を介して供給される前記混合液
    を上昇させるための上昇流路と、前記上昇流路から前記
    下降流路へ混合液を揚水して循環させる循環手段と、 前記下降流路に酸素含有ガスを供給するための酸素含有
    ガス供給手段と、 前記上昇流路又は下降流路に作動的に設けられ、前記供
    給された廃水に含まれる有機物負荷に相関する情報を取
    り出す有機物負荷相関情報取出し手段と、 前記有機物負荷相関情報取出し手段からの情報に応答し
    て、前記酸素含有ガス供給手段の供給流量を制御する手
    段とを備え、 前記循環手段により循環される循環流量は予め定める量
    に設定され、 前記酸素含有ガス供給手段から供給される供給流量が、
    前記予め定める循環水量に対応する所定の酸素含有ガス
    流量を越えたことを判定する判定手段と、 前記判定手段出力に応答して、前記循環手段の予め定め
    る循環流量を越える循環流量を供給するように前記循環
    手段を制御する手段とをさらに備えた、水処理装置。 13 前記判定手段は、前記酸素含有ガス供給手段か
    ら下降流路へ供給されてし・る酸素含有ガスの供給流量
    を直接測定することにより所定量を越えたことを特徴す
    る特許請求の範囲第12項記載の水処理装置。 14 前記判定手段は、 前記予め定める循環流量に対応する所定の酸素含有ガス
    を表わす基準値情報を記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された基準値情報と、前記酸
    素含有ガス供給流量制御手段から導出された所要の酸素
    含有ガス供給流量情報とを比較する手段とを含む、特許
    請求の範囲第12項記載の水処理装置。 15 前記有機物負荷相関情報取出し手段は、廃水に
    含まれる有機物負荷量を直接検出する有機物負荷量検出
    手段を含み、 前記有機物負荷相関情報は前記有機物負荷量を表わす情
    報である、特許請求の範囲第12項記載の水処理装置。 16 前記有機物負荷量検出手段は紫外線フィルタで
    ある、特許請求の範囲第15項記載の水処理装置。 17 前記酸素含有ガス供給流量制御手段は、廃水に
    含まれる有機物負荷量とそれに対応する必要な酸素含有
    ガス供給流量との間の予め定められた関数関係を記憶す
    る第1の記憶手段と、前記有機物負荷量検出手段からの
    検出出力に応答して前記第1の記憶手段に記憶された関
    数関係から、前記検出出力に対応する酸素含有ガス供給
    流量情報を導出する手段と、 前記酸素含有ガス供給手段が現在供給している供給流量
    を検出する手段と、 前記酸素含有ガス供給流量情報導出手段から導出された
    供給流量情報と、前記供給流量検出手段により検出され
    た現在供給流量情報とを比較する手段と、 前記比較手段出力に応答して、前記酸素含有ガス供給手
    段からの供給流量を、所定の許容供給流量範囲になるよ
    うに制御する手段とを含む、特許請求の範囲第15項記
    載の水処理装置。
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