JPS583958Y2 - スタ−リングエンジン用ピストン装置 - Google Patents

スタ−リングエンジン用ピストン装置

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Publication number
JPS583958Y2
JPS583958Y2 JP1977134208U JP13420877U JPS583958Y2 JP S583958 Y2 JPS583958 Y2 JP S583958Y2 JP 1977134208 U JP1977134208 U JP 1977134208U JP 13420877 U JP13420877 U JP 13420877U JP S583958 Y2 JPS583958 Y2 JP S583958Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
stirling engine
seal ring
divided
piston device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977134208U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5461171U (ja
Inventor
岡田方大
原道興
五嶋照夫
菅原英祐
Original Assignee
日本ピストンリング株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ピストンリング株式会社 filed Critical 日本ピストンリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スターリングエンジン用のピストン装置の
改良に関する。
従来のスターリングエンジン弔のピストンは、シール部
の構成上軸方向に比較的長大となりそのため構造が大き
くなり重量も増加せざるを得なかった。
その構造は、第1図に示すように、ピストン1′の作動
室及びクランク室に最も近い位置、即ち端部に設けられ
る、四弗化エチレン樹脂やカーボン材による断面時り字
型のエンドレスのシールリング3′とこれらシールリン
グ3憫に設けられる四弗化エチレン樹脂、ポリイミド系
の合成樹脂やカーボン材からなる合口を持った数個から
なるシールリング2から形成されている。
そこで、これらシールリングを設置するために、ピスト
ンを3分割の1’a 11’b 11’cとして構成す
る必要があった。
そこで3分割した、上側と下側の分割部1′a。
1’cば、強度上の必要から軸方向に延長することとな
り、その結果ピストンの軸方向長さが増大し、それに従
い重量、も増加せざるを得なかった。
オた、ピストンを3分割して形成しなければならないた
めに製作上の手間が掛り製作コストを多く要した。
本考案は、上記従来のものの欠点を、簡易なシーリング
の配列により解決したスターリングエンジン用ピストン
装置を得ることを目的とする。
本考案のスターリングエンジン弔ピストン1ば、2つの
分割された作動室側ピストン1a及びクランク室側ピス
トン1bを備え、それぞれの側部に環状の断面が矩形状
のシールリング2を数個それぞれの側部の壁に設けた溝
2a内周囲に嵌入する。
そして、2つの分割ピストン1 a t 1 bの接合
部分に、四弗化エチレン樹脂、あるいはポリイミド樹脂
等の合成樹脂、昔たはカーボン製の断面略T型のエンド
レスのシールリング3を嵌装する。
図では、突部3aが先端に行くに従い・・の字状(Y字
型に近い)に用いているが、これは、ピストン1が往復
動する時にシリンダ壁面との接触性、追従性が、全面と
の接触ではなく先端の突部3aだけとの接触に依るため
、良好となるからである。
勿論シールリング3は、図示のものではなく断面がT字
型そのものであってもよい。
昔た、シールリング3が嵌装される環状溝4は、シール
リング3の、突部3aが収容されるll4bと、基部が
収容される溝4aの2つが分割ピストン1 a 、1
bにそれぞれ形成される。
図示の場合、一方の分割ピストン1aに、溝4aと4b
が形成されているが、この関係を他の分割ピストン1b
側に施して転換してもよい。
このように構成すれば、組立てる際には、下側の分割ピ
ストン1bに、シールリング3を嵌着した上側の分割ピ
ストン1aを載置してボルト(図示せず)で唯固着すれ
ば組立ては簡単である。
以上述べたように、本考案のスターリングエンジン用ピ
ストン装置は、T字型又は略T字型のシールリングを2
つの分割ピストンの接合部に、及び断面が矩形状のもの
を前記シールリングの両側のピストン壁に嵌装したため
に、従来のもののシール装置と比べて同んの遜色もない
ばかりでなぐシール性もT字又は略T字型のシールリン
グの開発で、そのシリンダー壁面への接触性の良さのた
め、一段と優れており、かつ端部のシールリング3’、
3’のための分割ケーシングも必要ないので(分割ケー
シング1a、1bで挟着した為)その分軸方向の長さを
短縮することができ、重量も軽減することができる。
更に、製作上の手間が著しく省くことができ製造コスト
を下げることが可能すなる等幾多の優れた効果む得るこ
とが期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のスターリングエンジン用のピストン1
′を、第2図は、本考案のピストン1を示す。 1 、1’・・・・・・スターリングエンジン用ピスト
ン、2・・・・・・シールリング、3′・・・・・衛面
略り字型のシールリング、1’a 、 l’b 、1’
c・・・・・・分割ピストン、2a、4・・・・・・溝
、3・・・・・・断面略T字型のシールリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スターリングエンジン用のピストン装置において、ピス
    トンを軸方向に分割した2つの分割ピストンより構成し
    、それぞれの分割ピストン部の側壁には、合い口を有し
    断面矩形状のシールリングを複数個嵌装し、かつ前記2
    つの分割ピストンの接合部分に断面がT字型又は略T字
    型のエンドレスシールリングを嵌装したことを特徴とす
    るスターリングエンジン用ピストン装置。
JP1977134208U 1977-10-07 1977-10-07 スタ−リングエンジン用ピストン装置 Expired JPS583958Y2 (ja)

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JP1977134208U JPS583958Y2 (ja) 1977-10-07 1977-10-07 スタ−リングエンジン用ピストン装置

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JPS5461171U JPS5461171U (ja) 1979-04-27
JPS583958Y2 true JPS583958Y2 (ja) 1983-01-24

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