JPS5839149B2 - ペプチド誘導体 - Google Patents

ペプチド誘導体

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JPS5839149B2
JPS5839149B2 JP51067001A JP6700176A JPS5839149B2 JP S5839149 B2 JPS5839149 B2 JP S5839149B2 JP 51067001 A JP51067001 A JP 51067001A JP 6700176 A JP6700176 A JP 6700176A JP S5839149 B2 JPS5839149 B2 JP S5839149B2
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JP
Japan
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phenylalanyl
histidyl
solution
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semicarbazone
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JP51067001A
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JPS52151166A (en
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章 伊藤
義彦 馬藤
大能 堀越
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なレニン阻害作用物質に関し、に詳しくは
式 (式中、R1はメチル基、エチル基、ベンジル基、アダ
マンチル基またはベンジルオキシ基を示し、XはL−フ
ェニルアラニル基、L−プロリル−L−フェニルアラニ
ル基またはL−ヒスチジル−L−フロリルーL−フェニ
ルアラニル基ヲ示シ、L−HisはL−ヒスチジル基を
示し、R2はiso −プロピル基、フェニル基または
3−インドリル基を示す。
CはL配位を示す。)を有するペプチド* 誘導体に関する。
前記一般式(I)を有する化合物は酵素レニンに対して
優れた阻害作用を有し、レニンに基く高血圧を低下させ
、レニン−アンジオテンシン系による高血圧症の診断お
よび治療に有用である。
前記一般式(I)を有する本発明の化合物は、常法によ
って製造することができる。
例えばカルボニル試薬で保護されたC−末端アルデヒド
基を有する化合物より常法によって保護基を除去し、ア
ルデヒドを再生することによって得ることができる。
これを化学式で表示すると次の通りである。
ものと同意義を示し、2は温和な条件でカルボニルに変
換しうるカルボニルの保護基を示す。
)カルボニルの保護としてはセミカルバゾン、オキシム
等通常のカルボニル保護基があげられるがセミカルバゾ
ンが特に好適である。
カルボニル保護基の除去法は通常の方法で酸例えば塩酸
のような鉱酸、酢酸、・・ロゲン酢酸のような有機酸と
アルデヒド化合物例えばホルマリン、アセトアルデヒド
、多糖類とを前記一般式(Inを有する化合と適当な溶
剤中で接触させることによって得ることができる。
反応は通常室温で行なわれるが、それ以上またはそれ以
下でも進行する。
反応は通常数分乃至数時間である。
反応終了後目的化合物は常法によって反応混合物から採
取される。
例えばそのま〜カラムクロマトグラフィーに付すること
によって得ることもできる。
或いは反応混合物を中和し適当な溶剤で抽出物をカラム
クロマトグラフィーに付して目的化合物を得ることもで
きる。
前記一般式(II)を有する化合物は各アミノ酸および
アミノアルデヒド(保護された)成分よりペプチド合成
法における常法例えばアジド法、活性エステル法、混合
酸無水物法、カルボジイミド法等によって製造すること
ができる。
以下に本発明の化合物の合成例を実施例とし、またその
化合物の酵素阻害作用試験方法および試験例をあげて本
発明を具体的に説明するが本発明はこれによって限定さ
れるものではない。
実施例記載中Rf1およびRf2はシリカゲルを使用し
た薄層クロマトグラフィーの展開溶剤として前者はクロ
ロホルム−メタノール(5:1)混合溶剤、後者はn−
ブタノール−酢酸−水(4: 1:1)混合溶剤を使用
したときのRf値を示す。
実施例 I N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニル
−L−ヒスチジル−L−ロイシナ−ルミ、N−ベンジル
オキシカルボニル−L−フェニルアラニル−L−ヒスチ
ジンヒドラジド4.!lヲジメチルホルムアミド40T
Llに溶解し、3.4規定乾燥塩化水素/ジオキサン1
4.7mlを加え一50℃に冷却する。
これに1so−アミルナイトライド16rrLlを加え
た後混合物の温度を一20℃にする。
ヒドラジドが消失したことを確認した後混合物の温度を
一50℃に下げトリエチルアミン7、□rulを加えて
中和し、N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニル
アラニル−L −ヒスチジン アジド溶液を調整する。
別に、N−ベンジルオキシカルボニル−L −ロイシナ
ール セミカルバゾン3.11をメタノール100m1
と酢酸37711との混合液に溶かし、5%パラジウム
−炭素0.5fを使用して室温で4時間接触還元する。
触媒を沢去し、r液を減圧で濃縮する。
残留物をジメチルホルムアミド20rnlに溶かし、ト
リエチルアミン1.4wLlを加えL−ロイシナール
セミカルバゾン溶液を調整する。
先のアジド冷溶液に上記セミカルバゾン溶液を温和し、
4℃で一夜攪拌した後溶液より溶剤を減圧で留去し、残
留物に水を加えるとゼラチン状の物質が析出する。
これをr取し、メタノール5mlに溶かし、セファデツ
クスLH−20(商品名)のカラム(3,3φ×67c
rrL)に吸着させ、同じ溶剤で溶出を行なう。
パウリ試薬および2・4−ジニトロフェニルヒドラジン
で呈色する分画を集めて減圧下溶剤を留去し、残渣にエ
ーテルを加えるとN−ベンジルオキシカルボニル−L−
フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナール
セミカルバゾン5.6fが不定形状に得られる。
融点134〜139℃、〔α〕廿−22,40(C=1
.23、エタノール)。
Rft = 0.70゜ 元素分析値 C3oH3805N8・2H20計算値
C,57,49;H,6,76;N、17.88゜ 実測値 C,57,75;H,6,61;N117.4
3゜ b、N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラ
ニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナール セミカルバ
ゾン148■をメタノール5rulに溶かし、1規定塩
酸’2.5 mlと37%ホルマリン溶液0.61m1
を加え室温で2時間攪拌する。
反応液を粉末状炭酸水素ナトリウムで中和した後n−ブ
タノールで抽出し、減圧で抽出液を留去する。
残留物をメタノールに溶かし、セファデックスLH−2
0を使用したカラムクロマトグラフィー(1,5φ×9
0CrIL)に吸着させ同じ溶剤で溶出させ、薄層クロ
マトグラフィーで確認し、目的化合物の存在する分画を
集め溶剤を減圧下に留去し、残留物にエーテルを加える
と目的化合物96■が白色粉末状に得られる。
融点101〜104℃、〔09寸−40,1°(C0,
82、エタノール)。
R41= 0.73 。元素分析値 C29N35 o
5N5・1/2H20計算値 C,64,19;H,6
,69;N、12.91゜ 実測値 C,63,91;H,6,68;N、12.8
6゜ 実施例 2 N−アセチル−L−70リルーL−フェニルアラニ/L
/ −L−ヒスチジル−L−ロイシナ−ルミ、N−ベン
ジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニル−L−ヒ
スチジル−L−ロインナール セミカルバゾン1.11
をメタノール50就と酢酸1 rulとの混合溶液に溶
かし、5%パラジウム−炭素0.3yを使用し室温で6
時間接触還元する。
触媒を戸去し、r液より減圧下に溶剤全留去するとL−
フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナール
セミカルバゾン酢酸塩が定量的に得られる。
これをジメチルホルムアミド30m1に溶かし、水冷下
にトリエチルアミン0.28m1を加え、更にN−アセ
チル−L−70’J 7 1’(−ヒドロキシスクシン
イミドエステル508■を加え、室温で攪拌する。
薄層クロマトグラフィーで原料セミカルバゾンの消失を
確認した後反応混合物より減圧で溶剤を留去する。
残渣をメタノールに溶かし、アンバーライトIRC,−
50(商品名、H十型)のカラム(2,9φ×36.5
CrrL)に吸着させ、メタノール200m1を流した
後1%酢酸含有メタノールで溶出する。
溶離液中パウリ試薬および2・4−ジニトロフェニルヒ
ドラジンで呈色する区分を集め、溶剤を減圧で留去する
残渣をセファデックスLH−20を使用したカラムクロ
マトグラフィー(3,3φ×66CrrL、展開溶剤メ
タノール)で精製するとN−アセチル−L−プロリル−
L−フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナ
ール セミカルバゾン420■が得られる。
融点145〜151℃、〔α〕V−48,1°(C=1
.24、酢酸)。
Rf1=0.54゜元素分析値 C29H4105N9
・1/2CH3C02H計算値 C,57,58;H
,6,93;N、 20.15゜ 実測値 C,57,20;H,7,23;N、19.9
5゜ b、実施例1−bにおいてN−ベンジルオキシカルボニ
ル−L−フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイ
シナール セミカルバゾンを使用する代りにN−アセチ
ル−L−ゾロリルーL−フェニルアラニル−L−ヒスチ
ジル−L−ロイシナール セミカルバゾン100TLl
を使用し、実施例i−bと同様に反応を行ない処理する
とN−アセチル−L−フロリルーL−フェニルアラニル
−L−ヒスチジル−L−ロイシナール57mgが得られ
る。
融点121〜124℃。〔α〕賃−52.7°(C=0
.97、エタノール)。
Rfl = 0.64゜ 元素分析値 C28N38 o5N6 ” N20計算
値 C,60,41;H,7,24;N、 15.1
0゜ 実測値 C,60,60;H,7,36;N、 14.
63゜ 実施例 3 N−7’ロピオニルーL−プロリル−L−フェニルアラ
ニル−L ヒスチジル−L−ロイシナ−ルミ、実施例2
− aにおいてN−アセチル−L−プロリン N′−ヒ
ドロキシスクシンイミドエステルを使用する代りにN−
グロピオニルーL−プロリンN′−ヒドロキシスクシン
イミドエステルを使用し、実施例2− aと同様に反応
を行ない処理するとN−フロピオニル−L−プロリル−
L−フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナ
ール セミカルバゾンが得られる。
融点138〜143℃、〔α)’4−45.1°(C=
1.25、酢酸)。
R41= 0.57 。
元素分析値 Cso H+5ObN9・1 /2CH3CO2H−1
/2H20計算値 C157,39;H,7,15;N
、 19.43゜ 実測値 C157,75;H17,53;N、19.9
3゜ b、上記aによって得られた化合物を実施例1−す法と
同様な方法で脱セミカルバゾン反応に付するとN−プロ
ピオニル−L−プロリル−L −フェニルアラニル−L
−ヒスチジル−L−ロイシナールが得られる。
融点118〜120℃、〔α)g−54,2°(C=1
.11、エタノール)CRft= 0.65 。
元素分析値 C29H4005N6 ・3/ 2 H2
0。
計算値 C,60,08;H17,48;N、 14.
50゜ 実測値 C,60,36;H,7,33;N、 14.
28゜ 実施例 4 N−アダマンタンカルボニル−L −フロリルーL−フ
ェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナール a、N−ベンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラ
ニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナール セミカルバ
ゾン5911f1gをメタノール30m1および酢酸0
.5 rnlの混合溶液に溶かし、5%パラジウム−炭
素0.31を用いて室温で4時間接触還元する。
触媒を沢去し、r液を減圧で濃縮し乾固する。
残渣をジメチルホルムアミド15m1に溶かし、水冷下
にトリエチルアミン0.14m1およびN−アダマンタ
ンカルボニル−L−プロリン N′−ヒドロキシスクシ
ンイミドエステル375mgを加える。
室温で4時間攪拌した後反応混合物より減圧で溶剤を留
去する。
残渣をアンバーライトIRC−50(H+型)のカラム
(2,3φX24cm)、次いでセファデックスLH−
200カラム(3,3φx66crfL)を使用し、展
開溶剤としてメタノールを使用するクロマトグラフィー
によって精製するとN−アダマンタンカルボニル−L−
7”ロリルーL −フェニルアラニル−L−ヒスチジル
−L−ロイシナール セミカルバゾン359■が得られ
る。
融点165〜169℃、〔α〕萱−56.00(C=1
.12、酢酸)。
R41= o、 57 。元素分析値 C38H53o
5N9・H20計算値 C,62,19;H,7,55
;N、 17.18゜ 実測値 C,61,87;H,7,64;N、 17
.14゜ b、上記aによって得られた化合物を実施例1−す法と
同様な方法で脱セミカルバゾン反応に付するとN−アダ
マンタンカルボニル−L−プロリル−L−フェニルアラ
ニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナール85■が得ら
れる。
融点137〜142℃、〔α〕贅−27.00(C=1
.07、エタノール)。
Rf1= o、 65 。元素分析値 C37H500
5Na ・3 / 2 H20計算値 C,64,79
;H,7,79;N、12.26゜ 実測値 C,64,12;H,7,76;N、12.2
3゜ 実施例 5 N−ベンジルオキシカルボニル−L7’ロリルーL−フ
ェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナール N−ベンジルオキシカルボニル−L −7’ロリル−L
−フェニルアラニル−L−ヒスチジンヒドラジド2.1
9f?をジメチルホルムアミド30TLlに溶かし、3
.4規定乾燥塩化水素/ジオキサン5.88m1を加え
一50℃に冷却する。
これに1so−アミルナイトライ)0.64m1を加え
た後混合物の温度を一20℃にする。
ヒドラジドが消失したことを確認した後混合物の温度を
一50℃に下げトリエチルアミン2.8 TLlを加え
て中和し、N−ベンジルオキシカルボニル−L −フロ
リルーL−フェニルアラニ/L/ −L−ヒスチジン
アジド溶液を調整する。
別に、N−ベンジルオキシカルボニル−L−ロインナー
ル セミカルバゾン1.21をメタノール50m1と酢
酸0.6wt1との混合液に溶かし、5%パラジウム−
炭素0.3?を使用して室温で3時間接触還元する。
触媒をP去し、沢液を減圧で濃縮する。
残留物をジメチルホルムアミド30rIllに溶かし、
トリエチルアミン0.7 mlを加えL−ロイシナール
セミカルバゾン溶液を調整する。
先のアジド冷溶液に上記セミカルバゾン溶液を消却し、
4℃で一夜攪拌した後溶液より溶剤を減圧で留去する。
残渣をクロロホルム−メタノール(7:1)混合液4m
lに溶かし、シリカゲル551を使用したカラム(3,
7φX16m)に吸着させ、同溶剤で溶出する。
パウリ試薬および2・4−ジニトロフェニルヒドラジン
で呈色する分画を集め、減圧で溶剤を留去し残渣にエー
テルを加えるとN−ベンジルオキシカルボニル−L−プ
ロリル−L−フェニルアラニル−L−ヒス−y−シ/L
/L−ロイシナール−セミカルバゾン2.35Pが白色
粉末状に得られる。
融点101〜103℃。〔α〕甘せ25.5°(C=1
.16、酢酸)。
Rf1=0.64゜ この化合物のセミカルバゾンの脱離は次のようにして行
なう。
n−ブタノール400TLl、酢酸100TLl、四塩
化炭素100rILlおよび水500TLlをよく振り
混ぜた後静置し、上下2相に分離したものを、5%酢酸
で洗ったセファデツクスG−25(商品名)のカラム(
2,9φX85C111)の上におき、静かに展開する
下層部分がカラムより流出し、更に上層が流出し始めた
ところで展開を止める。
前工程で得られたセミカルバゾン240rIT9をn−
ブタノール−酢酸−四塩化炭素−水(4:1:1:5)
の上層57711に溶かし、前記前処理済のセファデッ
クスカラムに吸着させ、同一溶剤で展開する。
溶離液を薄層クロマトグラフィーにかげて目的化合物の
存在を確認し、その分画を集めて減圧で溶剤を留去し、
残渣にエーテルを加えると目的化合物135■が白色粉
末状に得られる。
融点122〜125℃、〔α〕甘せ56.1°(C−1
,23、エタノール)。
Rf、−0,72。元素分析値 C34H4206H6
・H20計算値 C,62,94;H16,84;N、
12.96゜実測値 C,63,22;H,6,86
;N、13.13゜実施例 6 N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリル−L−フ
ェニルアラニル−L−ヒスチジル−Lフェニルアラニナ
ール 実施例5においてN−ベンジルオキシカルボニル−L−
ロイシナール セミカルバゾンを使用すル代りKN−ベ
ンジルオキシカルボニル−L−フェニルアラニナール
セミカルバゾンの同モルを使用する以外は実施例5と同
様に反応を行ない反応後の処理をするとN−ペンジルオ
キシカルボニ# −I、 −7’ロリルーL−フェニル
アラニル−Lヒスチジル−L−フェニルアラニナールカ
得うレる。
融点104〜106℃、〔α〕背−56.00(C=0
.90、エタノール)。
R4、= 0.75 。元素分析値 C37H4o 0
6 H6・1 / 2 H20計算値 C,65,95
;H,6,14;N、12.47゜実測値 C165,
77;H,6,24;N、12.78゜実施例 7 N−ベンジルオキシカルボニル−L −フロリルーL−
フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−トリプトファ
ナール 実施例5においてN−ベンジルオキシカルボニル−L−
ロイシナール セミ力ルバゾンヲ使用スる代りにN−ベ
ンジルオキ7カルボニルーL −トリプトファナール
セミカルバゾンの同モルを使用する以外は実施例5と同
様に反応を行ない反応後の処理をするとN−ベンジルオ
キシカルボニル−L −7”ロリルーL−フェニルアラ
ニル−L−ヒスチジル−L−)リプトファナールが得ら
れる。
融点118〜121℃、〔α)2D2−48.7°(C
=1.30.エタノール)。
Rft= 0.56 。元素分析値 C3QH41o6
N9・H20計算[直 C,64,90;H16,00
;N、 13.58゜実測値 C164,98;H,6
,23;N、 13.05゜実施例 8 Nα−ベンジルオキシカルボニル−L−ヒスチジル−L
−プロリル−L−フェニルアラニル−L−ヒスチジル−
L−ロイシナール 実施例5においてN−ベンジルオキシカルボニル−L−
7’ロリルーL−フェニルアラニル−L −ヒスチジン
ヒドラジドを使用する代りにNα−ベンジルオキシカル
ボニル−L−ヒスチジル−L−プロリル−L−フェニル
アラニル−L−ヒスチジンヒドラジドの同モルを使用す
る以外は実施例5と同様に反応を行ない反応後の処理を
するとNα−ベンジルオキシカルボニル−L−ヒスチジ
ル−L−7’ロリルーL−フェニルアラニル−L−ヒス
チジル−L−ロイシナールが得られる。
融点131〜135℃、〔α〕甘せ47.1°(C=0
.94、エタノール)。
Rf2= 0.45゜元素分析値 C4oH4,07N
9・CH3CO2H計算値 C,60,93;H,6,
45;N、 15.23゜実測値 C160,97;H
,6,73;N、 14.93゜実施例 9 Nα−フェニルアセチル−L−ヒスチジル−L7’01
JルーL〜フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロ
イシナール Nct−フェニルアセチル−L−ヒスチジンヒドラジド
334m9をジメチルホルムアミド10m1および3.
4規定乾燥塩化水素/ジオキサン1.82m1の混合溶
液に溶かし、−50℃に冷却する。
これに1so−アミルナイトライ)0.2mlを加えた
後混合物の温度を一20℃にする。
ヒドラジドが消失したことを確認した後混合物の温度を
一50℃に下げトリエチルアミン0.87m1を加えて
中和し、Nα−フェニルアセチル−L−ヒスチジン ア
ジド溶液を調整する。
別に、N−ベンジルオキシカルボニル−L−7’ロリル
ーL−フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシ
ナール セミカルバゾン0.8fをメタノール20m1
と酢酸21rllとの混合液に溶かし、5%パラジウム
−炭素0.1zを使用して室温で4時間接触還元する。
触媒を沢去し、を液を減圧で濃縮する。
残留物をジメチルホルムアミド5mlに溶かし、トリエ
チルアミン0.08 rrtlを加えてL−プロリル−
L−フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシナ
ール セミカルバゾンの溶液を調整する。
先のアジド冷溶液に上記セミカルバゾン溶液を消却し、
4℃で一夜攪拌した後溶液より減圧で溶剤を留去し真空
で乾固する。
残渣に酢酸エチルを加えて可溶性の不純物を除くと、N
(i−フェニルアセチル−L−ヒスチジル−L−7”ロ
リルーL −フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−
ロイシナールセミカルバゾンが得られる。
このセミカルバゾンを実施例5に示した方法で脱セミカ
ルバゾン反応に付すると目的化合物70■が得られる。
融点112〜119℃、〔09課43.7°(C=0.
90、エタノール)、 Rf2=0.46゜ 元素分析値 C4oH4,06N、・CH3CO2H・
2H20計算値 C,59,49;H,6,78;N、
14.87゜実測値 C159,81;H,7,17;
N、14.75゜試験例 1 抗レニン試験(in vitro) 試験管(1,7φX13cm)に基質液(後記1)20
ml、阻害剤液(後記2)0.2ml、緩衝液(後記3
)1.6mjおよび酵素液(後記4)0.2mlを加え
、40℃で90分間振と5する。
反応混合物を凍結乾燥し、残渣を0.2規定クエン酸緩
衝液(pH2,2)に溶かし、スルホン酸型イオン交換
樹脂クロモビーズ(商品名、テクニコン社)を充填した
カラム(0,6φX20(ニア71)に吸着させ、0.
2規定クエン酸緩衝液(pH3,8)で展開しく外温7
0℃、溶出速度55 ml/ hr 、)、L−ロイシ
ル−L−バリル−L−fロジルーL−セリンを分離定量
する。
阻害剤液の代りにエタノールo、2mlを使用する以外
は全く同様の操作を行なって得られた値を0%、また酵
素液の代りに水0.2mlを使用する以外は全く同様の
操作を行なって得られた値を100%として各阻害剤の
阻害度(%)を示したのが第1表である。
■、基質液:L−ヒスチジルーL−グロリルーL−フェ
ニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロイシル−L−ロ
イシル−L−バリル−L−チロジ/1/ −L−セリン
30rn&を0.01規定塩酸5nlに溶かし、緩衝液
で50TLlに稀釈した後不溶物をp去し、r液を基質
液とする。
2、阻害剤液二本発明の化合物6即をエタノール0.5
mlに溶解させ阻害剤液とする。
3、緩衝液:0.1M炭酸水素アンモニウム溶液に炭酸
ガスを吸収させてpH7,5に調整したものを緩衝液と
する。
4、 酵素液:レニンにュトリショナル・バイオケミ
カルズ・コーポレーション製)2■を水1縦に溶かした
溶液を酵素液とする。
試験例 2 血圧降下試験 生後10〜15週、体重250〜300rのウィスター
系雄ラットをベンドパルビクールの腹腔的投与により麻
酔し、頚動脈を介して血圧計に接iする。
他方頚静脈に通したカニユーレよりレニン生理食塩水溶
液を0.5単位注入する。
2分後に約20%の血圧上昇が見られる。
この時点でレニン阻害剤液(後記) 0.5 m9/k
g体重の割合で前記カニユーレより注入し、以後時間を
追って1分毎に血圧の降下塵を記録する。
対照として阻害剤を含まない溶解液のみを投与し、同様
に記録する。
阻害剤としてN−ベンジルオキシカルボニル〜L−フロ
リルーL−フェニルアラニル−L−ヒスチジル−L−ロ
イシナールを使用した例を第1図として示す。
縦軸には前値を100%としたときの血圧上昇率(%)
(5匹の平均値)をとり、横軸にはレニン投与後の時間
(分)をとる。
実線はレニン投与後2分を経てから阻害剤液を投与した
場合であり、破線は阻害剤液の代りに生理食塩水を投与
した場合である。
図から明らかな如く阻害剤を使用した場合には一旦上昇
した血圧は対照に比して速かに平常に降下する。
レニン阻害剤液二本発明の化合物1.0■をジメチルス
ルホキサイド0.4 mlに溶解し、更に0,02規定
酢酸/生理食塩水L6mlを加えて阻害剤液とする。
1図面の簡単な説明 第1図はレニンの投与によるラットの血圧上昇と合成阻
害剤投与による血圧下降効果を示したものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 (式中、R1はメチル基、エチル基、ベンジル基、アダ
    マンチル基またはベンジルオキシ基を示し、XはL−フ
    ェニルアラニル基、L−プロリル−L−フェニルアラニ
    ル基またはL−ヒスチジル−L−70リルーL−フェニ
    ルアラニル基ヲ示シ、L−HisはL−ヒスチジル基を
    示し、R2はiso −プロピル基、フェニル基または
    3−インドリル基を示す。 CはL配位を示す。)を有するペプチド* 誘導体。
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